平成ガメラは実際に怪獣が現れた場合の社会の動向って
シミュレーター的な評価は高いけど人間ドラマとはちょっと違うかな
登場人物個人にスポット当てた3は賛否両論だし

大破壊の中で主人公周辺の人間関係が修復されていくってのはテンプレとは言わず王道ストーリーというんだ
パニック映画の定石だ

人間側のドラマが評価されてヒットした作品

スレ画の映画は怪獣がプロレスやってる足元でウロチョロしないで欲しいって思った

山場でもキーキーうるさい元嫁や娘を観にお金払ってるわけじゃないのよね

>人間側のドラマが評価されてヒットした作品
これも政府によるゴジラ対策てとこだけにスポット当てて成り立ってる作品だからね
これダウンタウンの松本も言ってたけどシンゴジラはゴジラのドキュメンタリー映画なんだよね

狙いは間違ってない
そういうのが、臨場感があってよい
より怪獣に恐怖する

>人間側のドラマが評価されてヒットした作品
これとかも人間側のドラマが「怪獣の脅威にいかに立ち向かうか」て所に集中していて良かった。
>スレ画の映画は怪獣がプロレスやってる足元でウロチョロしないで欲しいって思った
アニゴジもそうだけど登場人物に同情出来なきゃ人間ドラマて余計にしかならんからな..

>登場人物個人にスポット当てた3は賛否両論だし

低評価なのは解るんだが、ワイそのシーンだけはすごく好きなんだ・・・

中学男子が片想いの娘守るのに巨大怪獣に対峙するって、それこそ厨の痛い妄想みたいなシチュなんだが、
平成ガメラの世界観でこういうシーンを入ったのがすごく印象的なの

まあ、コミカライズみたいな活躍までされたら困るんだけどさ

人間ドラマのつまらん怪獣映画はスペクタクルシーンも冷めた目で見ちゃう派

ドラマ仕立てにするより生活している背景を見せるだけで充分
というかそれ以上やると破綻しがち

ゴジラKOMは
エマもマディソン親子が演技力高い役者さんだから持ち腐れ感がもったいないよね
特にマディソン役のミリーなんて向こうでは今かなり人気高いからもっと見せ場増やしてもよかったかなと思った

ギドラに向かって叫ぶシーンとかは、まさにミリーのために作られたシーンだなって思うんだけど

ぶっちゃけストーリーに一切関心がないので２時間怪獣の殴り合いPVだけ流してくれればそれでいい
よくできたドラマが見たければ最初からそれ見るし
「怪獣」というわかりやすい見どころがもうある以上、人間ドラマという余計な要素に
必要以上に労力かけないでほしい
そういう意味でスレ画は監督が「ほれ、お前らが望んだドラマ要素だ満足したか？」
とでも言いたげな上層部への当てつけみたいなのが感じられて好印象

上手いなと思ったのが東京SOS
中條家の人々がモスラとメカゴジラという
水と油みたいな怪獣を繋ぎ合わせる役目になってて
人間と怪獣の両方のストーリーが綺麗に噛み合っていた
中條義人と特生自衛隊隊員との関係性に関しても
描写は最低限に抑えつつちゃんとツボを押さえたシナリオで
「怪獣映画における人間ドラマ」という点ではかなり理想的なのではないかなあと

見も蓋もないこと言うと
怪獣映画とかアクションものみたいなスペクタクル映画のドラマ部分に注目してるのは
それこそオタクくらいじゃないかなって。

一番初めのキングコングやゴジラにしろジュラシックパークにしろ、
巨大な生き物や怪物が動き回るシーンが客の度肝を抜いたんであって
特にゴジラは人間ドラマ部分を評価する声が増えだしたのは後になってのことだよね
当時はそこがノイズになってるという評価もあったし

>人間側のドラマが評価されてヒットした作品

シン・ゴジに人間ドラマってあったかな…
対策会議でのあれこれはドラマじゃないと思うけど

竹之内との路線対立や石原さとみとの愚痴り合いも
ドラマとは言い難いような

特撮映画では御座いませんが、怪獣映画としては理想の人間ドラマが描かれている様に思います。
最愛の何かに執着し、結果としてその何かとは最もかけ離れた怪獣を産み出しちゃう悲劇としての。
シン・ゴジラがツイスターの様な「追っかけドキュメンタリーモノ」と、フラバラやビオランテ(？)の様な「この子は悪くないのにモノ」のジャンルなら、人間ドラマを描き易そう。

人間は怪獣やそれによって起こる事態に過不足なく対処なり反応なりすれば十分
怪獣抜きでも成立するような人間同士のドラマはよっぽど良いアイディアでなければいらないと思う

ゴジラとキングコングという日米二大怪獣に
負けない存在感の多胡部長

初代って一応宝田明演じる尾形が主人公のはずなのに
芹沢や山根博士に美味しい所持ってかれすぎてイマイチぱっとしなかった印象

ドラマに拘りすぎると怪獣が舞台装置でしか無くなるので
企画としては通しにくくなるわな

>初代って一応宝田明演じる尾形が主人公のはずなのに

ぶっちゃけ、最後に芹沢博士をゴジラのいる海に
運ぶだけの役割しかないもんね
主役ならもうちょっとストーリィ上の役目もらっても
よかったのに。でも海で異変に直面するくらいが限界か

>人間ドラマは亀裂が入った家族が
>修復されるいつものハリウッドテンプレだったし

それでも母親を死なせ、目の前で父を殺したムートーに
特別の恨みを持たず、淡々と職務をこなすギャレゴジの
主人公よりはまだ理解できたかなぁ

ディザスター映画と同じでパニックや極限状態の雰囲気をきちんと演出してどんな策で危機を回避するか興味を惹かれるやりとりがあった上でその合間にこの人達仲良いのかな？みたいな登場人物の関係をさりげなく描写してる様なのは好き

感情を剥き出しにしてくれないとキャラの心情が理解できないというのは単なる読解力の欠如かと

個人的にはファイナルウォーズの
人間ドラマパートはアクションあり
M塩基の謎(ってほどでもないけど)の
サスペンスありで楽しめた。
最後は子供が架け橋となりゴジラと和解までは
行かないけどちょっと歩み寄れたって感じの
展開も好き。

>最後は子供が架け橋となりゴジラと和解までは行かないけどちょっと歩み寄れたって感じの展開も好き。
良いですよね
人類とゴジラが歩み寄れるのは同族絡みというお約束をシリーズの締めくくりに持ってくる采配

GFWの人間パートは怪獣パートとの尺のバランスは悪いけど人間も怪獣もアクションしまくり宝田明も銃を撃つってのは作品コンセプトとしっかり合致してて嫌いではない

>宝田明も銃を撃つってのは作品コンセプトとしっかり合致してて嫌いではない
そこが個人的に1番疑問だわ・・
室田さんの役って日本人初の国連事務総長だよね？
銃撃ってた時に周りのオドロキに「昔ちょっと・・」
いや何やってたんだよ・・両手持ちで銃撃つ機会なんて軍人でもないよ・・

>No.2470311

マジレスするとメタギャグで楽屋オチだから

「これでも昔は百発百中と呼ばれた男だ」
昔の主演作にちなんだネタなので…

ウルトラは初代マンで明確な主役ヒーローを出して、次作セブンを経て帰りマン辺りからヒーローに変身する人間とそれを取り巻く人々をメインにした作品になったけど
それでもコアなファンというか昭和１期信者は今でも人間じゃなくて怪獣をメインにしろとほざいてるからなぁ…
ウルトラは他のヒーローモノとは訳が違うというのか？

>怪獣映画で人間側のドラマが評価されてる作品ってあまりない気がするんだが怪獣って巨大な存在が等身大の人間と絡めづらいからドラマ部分が浮いた感じになってしまうとかの理由だろうか
やっぱ本格的な実写での怪獣映画が日本であんま作られなくなった理由の一つがそのせいかもな(ヒーロー映画ならヒーローに変身する人間とその仲間達がメインだからまだしも怪獣映画はあくまで怪獣が主役で人間側は狂言回しにしないと駄目らしいし)…

>GFWの人間パートは怪獣パートとの尺のバランスは悪いけど人間も怪獣もアクションしまくり宝田明も銃を撃つってのは作品コンセプトとしっかり合致してて嫌いではない
まぁあえて言うなら当時のゴジラシリーズ最終作でやるような方向性じゃなかったのは事実だな…