輪投げ大会やパン教室…ジャパンライフ、高齢客誘う手口 その2
何度も打つが、「クロサギ」の詐欺師、御木本が「詐欺に大切なのはだますことでなく信用させることだ」と言ったように、詐欺投資がいかにすばらしいかというだましに力を入れるより、その会社が信頼できると思わせることの方が大事なのだ。親しみを感じさせる楽しい催しをたくさん開催して、そこでは投資の話などしない。目的は「信用させる」ことだ。きれいなパンフレットをつくっていかに儲かるか数字を並べても、なかなか、だませない。その数字より、それを勧める会社がそして担当者が信用できるかどうかがだませるかどうかを左右する。詐欺師が詐欺師に見えたらだませるはずない。詐欺師こそ、いかにもまじめなしっかりした人に見えるようにしているのだ。秋葉の駅前でモニターになってもらえませんかと話しかけてきた詐欺師は身なりも髪型も顔つきも話し方も完璧だった。怪しいと感じさせるところは全くなかったし、もちろん、言葉を荒げることもなかった。そういうものだ。だから、一人で判断しないで誰かに相談することが大切だ。豊田商事にだまされたおばあさんも、家族に相談していれば、詐欺だと教えてもらえただろうに。話を良くきいてくれて銀行にも連れて行ってくれて親切な良い人だと思っていたという。だから、わたしは詐欺師などすぐ見抜けるなんて思っている人は非常に考えが甘いと思う。
人をだまして金をとる詐欺は卑劣な犯罪だ。だが、もっとも悪質な詐欺は健康を奪う詐欺だ。金を取られても健康なら頑張って働くという手もあるが、健康を奪われたらそれもできないのだから。
薬は危険だ。昔から「薬も毒物です」と言われている。投薬ミスで大病院の患者が亡くなって訴訟になったこともある。「お薬は必ず確認してください」と薬袋に書いてあるがきちんと確かめて薬が変わったら問い合わせるくらいの注意は必須だろう。薬を間違えたり量を間違えることは意外と多い。間違えてなくても薬なんて、例えばオプジーボも魔法の薬のように言われている数千万円もする薬だが効かないばかりか肺の障害を負う場合もある。今は一億円を超える薬もあるんだからなあ。金儲け主義には本当にあきれる。
てんかんの薬を16倍も出した医師に薬局の人が問い合わせてもそれでよいと言い張り、患者は皮膚炎を起こして亡くなった事件があった。治療に見せかけた殺人という詐欺みたいなものだ。16倍も出せば危険なのは素人でもわかる。もう、ミスというより故意による殺人だ。医者を盲信していないで適量を飲んでいれば死なずに済んだのに。だが、似たようなことは非常に多い。お医者様意識はなくならない。盲信は死につながるのに。
だが、結局詐欺に引っかかる人は二次詐欺三次詐欺にひっかかるように医療ミスで苦しめられる人間は死ぬまで医療ミスで苦しむようにできているようだ。医者を妄信しているからいつまでも被害にあう。普通そうだ。医者を心から信じているものだ。まさか、医者がだましているなんて思わない。いつ気づくかによって死ぬか、重い障害者になるか軽い障害者ですむかが決まる。
医療ドラマでは患者の方が医療ミスを訴えることしか考えていない悪い人間のように描かれているものが多いが、本当は正反対だ。ただ、ドラマはスポンサーなどの関係でそういう設定になる。医療ミスでもないのにそれを訴える患者がいてまともに治療もできないなどという設定になっているともう見る気がしなくなる。そもそも医療ミスで患者を殺したのなら訴えられて当然だろう。ミスでなければ別だが。
医療ミスの隠ぺい体質がなければ大量の死者は防げたという報告もある。ガバメントが悪いなんてわかりにくい言葉でごまかしているが、要は医療ミス隠ぺい体質が問題だったということだ。(表向きは医療ミスを発見する体制ができていなかったということだが。)だが、そういうことは決して表に出ない。表向きの理由は、人手不足、過重労働、研修不足、そんなところかな。こんないいわけでごまかしているから何も変わらない。医療ミスを認めてそんなミスを続けて犯さないのにはどうしたら良いのか考えるべきなのに。
連続した医療ミスがあった場合は、お互いにミスを指摘して再発を防ぐ体制が必要だろうに。ミスはなかった、単に病院のシステムが悪かったなんて言っていたのでは何も変わらない。
ミスを認めると患者になめられるとかえって高圧的になるようでは話にならない。
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