私の経験とよく似ているので、書き込みさせていただきます。 超、長文ですので、適当にスルーしてください。 私もすでに結婚３６年目に入りました。 今から１５年前に、あなたの友人と同じように、余りにも傲慢な妻の言動に我慢の限界になり、こちらから離婚調停を起こしました。 調停を起こす段階で条件面を全て揃えておきました。 ①財産分与 一戸建ての家を建てる他にマンションも購入していたため、その時点での貯蓄は ほぼ０，逆に住宅ローンが２千万ほど残っていたので、借金は私がすべて支払っ て行くことにしました。 ②居住地保証 先に述べたマンションを妻名義にし、住むところを保証してあげることにしまし た。 ③親権と養育費 子供が２人いましたので、「親権は妻の希望通りで良い。」としました。 養育費は二人が成人するまで、「法定の金額を支払う。」 以上のようなものです。 離婚希望の理由として、元々夫婦関係が破綻した原因は私にもあると言うことを正直にのべました。「嫁姑問題を上手に処理できなかった。」 でも、それも私の両親と一緒に住んだのはたった１ヶ月、その時は私の両親が家を増築してくれて、８畳の部屋２部屋と１２畳の部屋一部屋の３部屋を用意してくれましたが、すぐに実家に帰ってしまい、１年も別居しました。 その後、妻の希望で一戸建てを建てました。 そこに住んで１０年ころ、近所の人が悪い噂をしているからと、そこに住みたくないからマンション買ってくれ・・・ということになり、借金してマンションまで買わされました。私は仕事帰りにマンションに寄り、一戸建てに寝に帰る・・そんな生活が続いていたのですが、とうとうそれにさえケチをつけて、夕飯を作らなかったり、私の服の洗濯までしなくなりました。 以後、私はマンションには行かなくなり、調停を起こすに至りました。 これらの事を全て文書にまとめて、調停員に提出したら、ほぼ慰留されることはなく話を進めてくれました。 夫婦生活の破綻は立派な離婚申し立ての理由になります。 あなたのお友達の場合、私のケースよりもすでに破綻している状況が長いですよね？お子さんも居ないその状況であれば、準備万端にして臨めば、離婚できる確率は高いと思いますよ。 私の場合は、調停が佳境に達したとき、妻が急病になってしまい、緊急入院と手術になってしまいました。 近くに頼れる親戚など無い妻は私に助けを求めてきました。 私が、心を鬼にできるような性格であれば、その時点で離婚になっていたかも知れません。 でも、立場上妻を看護するのは自分しかいない・・・そう思って、看護することにしました。 手術を終え、退院が近づいて来たとき、妻が詫びてきました。 結局私は、妻が病気になったとき「こういう運命なのかも知れない・・・」と思っていたので、調停を取り下げることにしました。 マンションは引き払い、再び一戸建ての家で家族４人での生活に戻りました。 当初、しおらしかった妻も時が経つにつれ、元の傲慢な妻に戻っていきました。 以後、家庭内別居になって１０年を過ぎました。 で、「これが運命」と思いこんでしまった私はもう２度と離婚は考えまいと心に決めていました。 人生とはドラマのようなもので、今から５年前、職場に入って来た２８歳下の独身女性と一緒に仕事しているうちにその女性に好意を寄せてもらえるようになりました。 当初、彼女の態度は単なる社交辞令的なものと捉えていたのですが、本気と解ったとき、例えようもない愛おしさを感じ、こちらから告白して不倫関係に発展してしまいました。 そんなとき、妻からこんな告白をされたのです。 「もともとあなたとなんか結婚するつもりは無かった、このまま結婚してしまっていいのか悩んで両親に相談したら、結納金をもう使ってしまったので、そんな恥ずかしいことはできない・・・そう言われてしまい仕方なく結婚した。できれば今でも食事なんて作りたくもないし、別れられるならそうしたい。でも、金銭的にそれは無理、だから私は離婚はしない！」と・・・・ 何だかあなたの友達の奥さんに似ていませんか？ 妻は私に全く関心が無くなっていましたし、一緒に行動することも殆ど無かったので、私が不倫相手と逢うことも苦労することはなく、自由に過ごすことができました。 普段は週末になると彼女のマンションで過ごし、時々旅行にも行き、共通の趣味を楽しむなど、夫婦以上に夫婦のような存在でした。 彼女との付き合いが１年半になった頃、彼女の方から真剣に結婚を意識していることを聞かされました。 当時、彼女はすでに２８歳と８ヶ月、私も真剣に考えてみましたが、結論は「別れ」でした。 世間体、自分の年齢、離婚が難しい状況・・・・ 結婚が現実的でないと結論づけたなら、もうそのまま彼女を縛り付けておくわけにはいきません。 体の関係だけを続けたいのであれば、離婚をちらつかせていればまだ交際は続けていられたでしょう。 でも、それは本気で愛してしまった彼女の婚期をいたずらに遅らせてしまうだけです。 断腸の思いで別れを決断しました。 お互いに気持ちがマックスの時に別れたので、別れて２年半、今でも未練たらたらです。 そんな彼女も、昨年末に同世代の男性と結婚したと噂に聞きました。 これで良かったのだと自分に言い聞かせています。 さて、あなたの友達にはそんな後悔をさせないようにアドバイスしてあげてください。 離婚は必ずできますよ。