【目次】
- 斎院全般
- 歴代斎院
- 文学に登場する斎院
- 斎院関連史料等の画像
【斎院全般】
◆主要参考図書(★は 東京大学史料編纂所データベースによる)
- 『平安時代史事典』(角川書店, 1994)
- 『日本史大事典』(平凡社, 1992-1994)
- 『史料綜覽』(東京大学出版会, 1923-1963)
- 『大日本史料』(東京大學史料編纂所編纂, 東京大学出版会)★
- 『皇室制度史料』(宮内庁書陵部編纂, 宮内庁)
- 『日本後紀;續日本後紀;日本文徳天皇實録』(『国史大系』吉川弘文館)
- 『日本三代実録』(『国史大系』吉川弘文館)
- 『日本紀略;百錬抄』(『国史大系』吉川弘文館)
- 『本朝世紀』(『国史大系』吉川弘文館)
- 『扶桑略記;帝王編年記』(『国史大系』吉川弘文館)
- 『尊卑分脉』(『国史大系』吉川弘文館)
- 『一代要記』(『新訂増補史籍集覧:公家部年代記編(1)』臨川書店, 1967)
※国立国会図書館デジタルコレクションに1906年版(近藤出版部)画像あり
- 『一代要記』(『神道大系:続朝儀祭祀編(1~3)』神道大系編纂会, 2005-2006)
- 『二中歴』『簾中抄』(『史籍集覧(23)』近藤出版部, 1901)[国立国会図書館デジタルコレクション]
- 『皇代暦』(『史籍集覧(18)』近藤出版部, 1901)[国立国会図書館デジタルコレクション]
※書名は『校本歴代皇紀』で収録
- 『本朝皇胤紹運録』(『群書類従(第5輯)』続群書類従完成會)
※国立国会図書館デジタルコレクションに経済雑誌社第2版(1902年)画像あり
- 『皇胤系図』(『続群書類従(第5輯上)』続群書類従完成會)
- 『女院小伝』(『群書類従(第4輯)』経済雑誌社, 1902)[国立国会図書館デジタルコレクション]
- 『本朝女后名字抄』(『群書類従(新校第22巻)』内外書籍, 1927)[国立国会図書館デジタルコレクション]
- 『天皇皇族実録』(ゆまに書房, 2005-2010)
※原本は宮内庁書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで閲覧可
- 『平安京提要』(角川書店, 1994)
- 『京都時代MAP 平安京編』(光村推古書院, 2008)
- 『吏部王記』(『史料纂集・古記録編』続群書類従完成会, 1974)
- 『貞信公記』(『大日本古記録』岩波書店, 1956)★
- 『九暦』(『大日本古記録』岩波書店, 1958)★
- 『御堂関白記』(『大日本古記録』岩波書店, 1952-1954)★
- 『小右記』(『大日本古記録』岩波書店, 1959-1986)★
- 『権記(1~3)』(『史料纂集・古記録編』続群書類従完成会, 1978~1996)
- 『権記』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『権記(2)・帥記』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『左経記』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『春記・春記脱漏及補遺』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『水左記・永昌記』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『後二条師通記』(『大日本古記録』岩波書店, 1956-1958)★
- 『中右記(1~7)』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『中右記』(『大日本古記録』岩波書店, 1993-)★
- 『中右記人名索引(上・下)』(佐々木令信編, 臨川書店, 1993)
- 『長秋記(1~2)』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『殿暦』(『大日本古記録』岩波書店, 1960-1970)★
- 『兵範記(1~4)』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『兵範記(5)・江記(天仁元年)・平知信朝臣記(保延元年)』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『兵範記人名索引(増補改訂)』(兵範記輪読会編, 思文閣出版, 2013)
- 『台記(1~3)』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『山槐記(1~3)』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『九条家本玉葉(1~14)』(『圖書寮叢刊』宮内庁書陵部, 1994-2013)
- 『愚昧記(1~3)』(『大日本古記録』岩波書店, 2010-2018)★
- 『吉記』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『吉記(2)・吉続記』(『増補史料大成』臨川書店, 1965)
- 『翻刻明月記(1~3)』(『冷泉家時雨亭叢書(別巻2-4)』朝日新聞社, 2012-2018)
- 『猪隈関白記』(『大日本古記録』岩波書店, 1972-1983)★
- 『伯家五代記・後奈良天皇宸記』(『續史料大成』臨川書店, 1967)
- 高橋昌明・樋口健太郎「[資料紹介] 国立歴史民俗博物館所蔵『顕広王記』応保三年・長寛三年・仁安二年巻」(国立歴史民俗博物館学術情報リポジトリ)
- 高橋昌明・樋口健太郎「[資料紹介] 国立歴史民俗博物館所蔵『顕広王記』承安四年・安元二年・安元三年・治承二年巻」(国立歴史民俗博物館学術情報リポジトリ)
- 『枕草子』(『新編日本古典文学全集(18)』小学館, 1997)
- 『源氏物語(1~6)』(『新編日本古典文学全集(20~25)』小学館, 1994-1998)
- 『源氏物語評釈(1~12)』(玉上琢禰, 角川書店, 1964-1969)
- 『源氏物語の鑑賞と基礎知識(1~43)』(至文堂, 1998-2005)
- 『狭衣物語(1~2)』(『新編日本古典文学全集(29~30)』小学館, 1999-2001)
- 『和泉式部日記. 紫式部日記. 更級日記. 讃岐典侍日記』(『新編日本古典文学全集(26)』小学館, 1994)
- 『栄花物語全注釈(1~7)』(『日本古典評釈・全注釈叢書』松村博司, 角川書店, 1969-1982)
- 『栄花物語(1~3)』(『新編日本古典文学全集(31~33)』小学館, 1995-1998)
- 『今鏡全訳注(上・中・下)』(竹鼻績, 講談社学術文庫, 1984)
- 『今鏡全釈(上・下)』(海野泰男, 福武書店, 1982-1983)
- 『今鏡全注釈』(河北騰, 笠間書院, 2013)
- 『古今著聞集』(『日本古典文学大系(84)』岩波書店, 1966)
- 『古今著聞集(上・下)』(『新潮日本古典集成』新潮社, 1983-1986)
- 『新編国歌大観』(角川書店, 1983-1992)
- 『斎宮女御徽子女王 歌と生涯』(山中智恵子, 大和書房, 1976)
- 『斎宮志:伝承の斎王から伊勢物語の斎宮まで』(山中智恵子, 大和書房, 1980)
- 『斎王和歌文学の史的研究』(所京子, 国書刊行会, 1989)
- 『源氏物語宮廷行事の展開』(小山利彦, 桜楓社, 1991)
- 『続斎宮志』(山中智恵子, 砂子屋書房, 1992)
- 『賀茂氏の歌人群』(保坂都, 武蔵野書院, 1993)
- 『聖なる女:斎宮・女神・中将姫』(田中貴子, 人文書院, 1996)
※改版『日本<聖女>論序説 斎宮・女神・中将姫』(講談社学術文庫, 2010)
- 『斎王の歴史と文学』(所京子, 国書刊行会, 2000)
- 『斎王の道』(村井康彦監修, 向陽書房, 1999)
- 『歴史のなかの皇女たち』(服藤早苗, 小学館, 2002)
- 『内親王ものがたり』(岩佐美代子, 岩波書店, 2003)
- 『伊勢斎宮と斎王 祈りをささげた皇女たち』(榎村寛之, 塙書房, 2004)
- 『家族史としての女院論』(野村育世, 校倉書房, 2006)
- 『伊勢斎宮の歴史と文化』(榎村寛之, 塙書房, 2009)
- 『王朝文学と斎宮・斎院(平安文学と隣接諸学6)』(後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
- 『伊勢斎宮の祭祀と制度』(榎村寛之, 塙書房, 2010)
- 『中世前期女性院宮の研究』(山田彩起子, 思文閣出版,
2010)
- 『物語の<皇女> もうひとつの王朝物語史』(勝亦志織, 笠間書院, 2010)
- 『斎王物語の形成――斎宮・斎院と文学――』(原槇子, 新典社, 2013)
- 『神に仕える皇女たち―斎王への誘い―(新典社選書 75)』(原槇子, 新典社, 2015)
- 『源氏物語における神祇信仰』(韓正美, 武蔵野書院, 2015)
- 『斎王研究の史的展開 伊勢斎宮と賀茂斎院の世界』(所京子, 勉誠出版, 2016)
- 『斎宮―伊勢斎王たちの生きた古代史(中公新書 2452)』(榎村寛之, 中央公論社, 2017)
- 『内侍所御神楽と歌謡』(中本真人, 武蔵野書院, 2020)
- 『京の葵祭展』(京都文化博物館, 2003)
- 『賀茂斎院と伊勢斎宮』(斎宮歴史博物館, 2010)
◆賀茂斎院(斎王)論文
- 後宮・斎院・斎宮の女性
(稲賀敬二/『国文学:解釈と鑑賞』20(7), p28-33, 1955)
※『王朝歌人とその作品世界(稲賀敬二コレクション5)』(笠間書院, 2007)収録
- 源氏物語年立論への疑い:葵の巻前後の部分構図について
(原田芳起/『国語と国文学』昭和35年5月号, p36-45, 1960)
- 斎院の文芸活動[CiNiiリンク切れ]
(塚原玲子/『香椎潟』(7), p40-47, 1961)
- 令義解体制における皇祖神威に関する一考察――延喜斎院司式にみたる加茂祭祀の特質――
(亀井日出男/『政治経済史学』(16), p50-55, 1964)
- 斎院と文学
(阿部俊子/『言語と文芸』7(1), 1965)
- 賀茂の斎院[国立国会図書館デジタルコレクション]
(赤木志津子/『神道学』(44), p14-25, 1965)
- 栄花物語における斎宮・斎院たち
(出村千鶴子/『女子大国文』(53), p11-25, 1969)
- 王朝和歌の世界(5)薄幸の斎院
(犬養廉/『俳句』25(1), p184-185, 1976)
- 九世紀の賀茂齋院と皇位継承問題I
(彦由三枝子/『政治経済史学』(130), p8-23, 1977)
- 九世紀の賀茂齋院と皇位継承問題II
(彦由三枝子/『政治経済史学』(131), p11-19, 1977)
- 九世紀の賀茂齋院と皇位継承問題III
(彦由三枝子/『政治経済史学』(135), p9-18, 1977)
- 九世紀の賀茂齋院と皇位継承問題IV
(彦由三枝子/『政治経済史学』(141), p24-44, 1978)
- 斎院考
(中山昌/『群女国文』(7), p26-45, 1978)
- 斎院交替制と平安朝後期文芸作品:『狭衣物語』を中心として
(堀口悟/『古代文化』31(10), p608-631, 1979)
- 前斎宮・前斎院の生涯:その入内と降嫁を中心に
(芝野真理子/『史窓』(37), p21-27, 1980)
- 賀茂斎院関係和歌集成:平安前期を中心として
(所京子/『藝林』31(4), p2-26, 1982)
※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
- 斎院御神楽について
(芝野真理子/『古代学叢論』p497-507, 角田文衛先生古稀記念事業会, 1983)
- 賀茂斎院関係和歌集成:平安中期を中心として
(所京子/『神道史研究』36(4), p245-274, 1988)
※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
- 『風葉集』にみえる斎王関係和歌[機関リポジトリ全文あり]
(所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(16), 120-105, 1990)
※『斎王の歴史と文学』(国書刊行会, 2000)収録
- 賀茂家の歌人群(3):斎院(1)[国立国会図書館デジタルコレクション]
(保坂都/『学苑』(572), p13-24, 1987)
※『賀茂氏の歌人群』(武蔵野書院, 1993)収録
- 賀茂家の歌人群(4):斎院(2)[国立国会図書館デジタルコレクション]
(保坂都/『学苑』(577), p12-24, 1988)
※『賀茂氏の歌人群』(武蔵野書院, 1993)収録
- 平安時代の国家と賀茂祭――斎院禊祭料と祭除目を中心に――
(丸山裕美子/『日本史研究』(339), p47-80, 1990)
- 「斎宮斎院百人一首」稿[機関リポジトリ全文あり]
(所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(25), p133-146, 1995)
※『斎王の歴史と文学』(国書刊行会, 2000)収録
- 賀茂斎院の再検討
(三宅和朗/『日本古代の祭祀と仏教』p123-168, 1995)
- 研究ノート『斎宮式』の構造とその特殊性:斎院司式と比較して
(榎村寛之/『延喜式研究』(12), p38-52, 1996)
※『伊勢斎宮の祭祀と制度』(塙書房, 2010)収録
- 平安女流文学のもうひとつの温床:斎院世界と物語[国立国会図書館デジタルコレクション]
(神野藤昭夫/『国文学論輯』(17), p1-15, 1996)
- フィールド・ノート斎王代御禊(賀茂御祖神社)[国立国会図書館デジタルコレクション]
(小山利彦/『専修国文』(61), p39-46, 1997)
- 斎院相嘗祭と諸社相嘗祭:令制相嘗祭の構造と展開
(丸山裕美子/『愛知県立大学文学部論集 日本文化学科編』(48), p71-94, 1999)
- 賀茂祭と斎院
(朧谷寿/『斎王の道』村井康彦監修, 向陽書房, 1999)
- 摂関期の斎宮・斎院の選定と斎王忌避の思想
(富樫美恵子/『寧楽史苑』(47), p26-42, 2002)
- 王朝びとの「辛崎の祓」考
(所京子/『源氏物語の展望 第四輯』p138-162, 2008)
※『斎王研究の史的展開 伊勢斎宮と賀茂斎院の世界』(勉誠出版, 2016)収録
- 皇城地主神のイツキヒメとしての斎王――大斎院選子内親王と源氏物語への連関――
(小山利彦/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
- 賀茂斎院の成立と特色:賀茂斎王と伊勢斎王 (「賀茂斎王千二百年」記念講演とシンポジウムの集い 賀茂斎王:千二百年の歴史と文学)
(榎村寛之/『京都産業大学日本文化研究所紀要』(16), p94-140, 2010)
- 摂関期の斎院禊祭料と王朝国家の財政構造:『小右記』を中心に
(下向井龍彦/『九州史学』(156), p51-75, 2010)
- 『源氏物語』の死角:賀茂斎院考
(今井上/『国語国文』81(8), p15-30, 2012)
- 賀茂斎王の特質について―卜定奉幣を中心として
(星野利幸/『斎宮歴史博物館研究紀要』(21), p41-48, 2012)
- 賀茂斎院の制度的確立について
(中村みどり/『立命館史学』(34), p39-61,巻末1-2, 2013)
- 賀茂斎院・伊勢斎宮の淳和天皇朝における存廃について:狩野本『類聚三代格』天長元年十二月二十九日太政官符の評価をめぐって
(久禮旦雄/『續日本紀研究』(409), p1-14, 2014)
- 院政期の斎院御神楽と賀茂斎王[中世寺社の空間・テクスト・技芸:「寺社圏」のパースペクティヴ]
(中本真人/『アジア遊学』(174), p211-224, 2014)
- 『源氏物語』賀茂斎院劄記――付・歴代賀茂斎院表[機関リポジトリ全文あり]
(今井上/『専修国文』(96), p7-41, 2015)
- 書き手を創出する<場>――斎院文化圏と後宮文化圏の交流をめぐって
(勝亦志織/『中古文学』(96), p14-22, 2015)
- 陽成・光孝・宇多をめぐる皇位継承問題
(佐藤早樹子/『日本歴史』(806), p1-18, 2015)
- 平安京の斎王御所
(長塩智恵/『九州史学』(170), p1-18, 2015)
- 摂関期における賀茂斎院の退下後の祓について―選子内親王の信仰を中心として―
(落合敦子/『神道研究集録』(29), p63-95, 2015)
- 賀茂斎院創始年についての考察
(笹田遥子/『古代史の研究』(19), p36-54, 2015)
- 王朝国家財政構造への転換と斎院禊祭料の諸段階[機関リポジトリ全文あり]
(下向井龍彦/『史人』(7), p15-53, 2018)
- 『狭衣物語』と『栄花物語』についての一考察──賀茂斎院神事の記録
(神田龍身/『栄花物語 歴史からの奪還』高橋亨・辻和良編, p243-260, 森話社, 2018)
- 平安前期の王権構想と斎宮・斎院・斎女
(榎村寛之/『律令天皇制祭祀と古代王権』p203-239, 塙書房, 2020)
- 成立期の斎院司長官
(笹田遥子/『日本古代の儀礼と神祇・仏教』, 塙書房, 2020)
- 斎院御神楽と賀茂斎王
(中本真人/『内侍所御神楽と歌謡』, 武蔵野書院, 2020)
- きものにまつわる物語(5)賀茂斎王と葵文
(久我なつみ/『茶道雑誌』72(5), p94-103, 2008)
◆紫野斎院(御所)・賀茂神社・賀茂祭論文
【紫野斎院】
- 紫野斎院の所在地
(角田文衛/『古代文化』21(8), 1972)
※『王朝文化の諸相』(法蔵館, 1984)収録
- 賀茂斎院歴代斎王神霊社考
(新木直人/『神道史研究』37(1), p13-41, 1989)
- 鴨社神館の所在
(新木直人/『古代文化』43(7), p31-42, 1991)
- 雲林院と紫野斎院
(小山利彦/『源氏物語の地理』p209-237, 思文閣出版, 1999)
- 源氏ゆかりの地を訪ねて:嵯峨野の史的空間と紫野斎院の聖空間[カラー]
(小山利彦/『源氏物語の鑑賞と基礎知識(33)薄雲・朝顔』p9-22, 至文堂, 2004)
- 光源氏を支える聖空間――雲林院・紫野斎院、そして賀茂の御手洗
(小山利彦/『講座源氏物語研究第2巻 源氏物語とその時代』p124-140, おうふう, 2006)
※『源氏物語と皇権の風景』(大修館書店, 2010)収録
- 源氏物語の地理II
(加納重文/『源氏物語の平安京』青簡舎, 2011)
- 平安京北郊における有栖川の流れ[機関リポジトリ全文あり]
(片平博文/『立命館文学』(630), p863-873, 2013)
- 紫野斎院の内院と有栖川の位置関係
(太田美知子/『古代中世文学論考(第31集)』p146-170, 2015)
【賀茂神社・賀茂祭】
- 賀茂祭詳解:其一、葵草、葵桂鬘、及び葵・桂考[機関リポジトリ全文あり]
(山本和子/『樟蔭国文学』(13), p113-124, 1975)
- 葵祭と斎院
(角田文衛/『葵祭』(昭和55年5/15号), 1980)
※『王朝文化の諸相』(法蔵館, 1984)収録
- 『源平盛衰記』における賀茂社と賀茂明神 [機関リポジトリ全文あり]
(橋口晋作/『鹿児島県立短期大学紀要 人文・社会科学篇』(31), p22a-11a, 1981)
- 賀茂祭管見[国立国会図書館デジタルコレクション]
(朧谷寿/『賀茂文化研究』(4), p1-23, 1995)
- 源氏物語葵巻の「あふひ」について――賀茂の川波――
(新間一美/甲南大学紀要文学編(103), p13-36, 1996)
- 上賀茂の場所と構造:賀茂祭と賀茂神話の関わりから[J-STAGE全文あり]
(熊澤栄二/『日本建築学会計画系論文集』64(520), p321-328, 1999)
- 源氏ゆかりの地を訪ねて:賀茂例祭と車争い[カラー]
(吉海直人/『源氏物語の鑑賞と基礎知識(9)葵』p9-18, 至文堂, 2000)
- 源氏ゆかりの地を訪ねて:賀茂祭[カラー]
(朧谷寿/『源氏物語の鑑賞と基礎知識(35)若菜下(後半)』p9-18, 至文堂, 2004)
- 平安京の祭礼
(西村さとみ/『平安京の空間と文学』p43-66, 吉川弘文館, 2005)
- 賀茂祭と王朝文学[機関リポジトリ全文あり]
(小山利彦/『専修大学人文科学研究所月報』(253), p13-29, 2011)
- そらぞわすれぬ――賀茂祭をめぐる和歌の旅[機関リポジトリ全文あり]
(寺尾登志子/『専修大学人文科学研究所月報』(253), p31-40, 2011)
- 摂関期の賀茂祭関係記事(その1) :『小右記』を中心とする古記録部類作成へ向けて(3)[機関リポジトリ全文あり]
(三橋正,山岸健二/『明星大学研究紀要:人文学部・日本文化学科』(22), p209-285, 2014)
- 摂関期の賀茂祭関係記事(その2):『小右記』を中心とする古記録部類作成へ向けて(4)[機関リポジトリ全文あり]
(中丸貴史,山岸健二,小右記講読会 /『防衛大学校紀要. 人文科学分冊』(115), p1-86, 2017)
- 九世紀における賀茂祭の実態――『西宮記』・『日本三代実録』の検討を通じて――[機関リポジトリ全文あり]
(笹田遥子/『史泉』(126), p1-19, 2017)
◆斎宮・内親王論文
- 源氏ゆかりの地を訪ねて:斎王群行の道
(福嶋昭治/『源氏物語の鑑賞と基礎知識(10)賢木』p9-18, 至文堂, 2000)
- 伊勢神宮の選定に関する小考[機関リポジトリ全文あり]
(板倉則衣, 日本研究(42), p123-167, 2010)
- 斎宮――秋好中宮の斎宮ト定について――[CiNiiリンク切れ]
(島田とよ子/『園田国文』(11), p29-39)
- 斎王卜定に関する一考察―摂関期を中心に―[機関リポジトリ全文あり]
(長塩智恵/『京都女子大学大学院文学研究科研究紀要. 史学編』(13), p29-55, 2014)
- 院政期に於ける斎王選考の問題[機関リポジトリ全文あり]
(長塩智恵/『史苑』75(1), p7-32, 2015)
- 一世皇子女の親王宣下と源氏賜姓[機関リポジトリ全文あり]
(中村みどり/『京都女子大学大学院文学研究科研究紀要 史学編』14(1), p49-88, 2015)
- 伊勢斎王制度の研究[JAIRO全文あり]
(長塩智恵/博士論文, 2016)
- 平安時代の伊勢斎宮
(平岡華歩/『北大史學』(57), 2017)
- 准母立后性にみる中世前期の王家
(栗山圭子/『日本史研究』(465), p1-24, 2001)
- 天皇准母内親王の王家における役割
(山田彩起子/『文化継承学論集』(3), p(57)-(66), 2007)
※『中世前期女性院宮の研究』(山田彩起子, 思文閣出版, 2010)収録
【歴代斎院】
◆初代 有智子内親王
- 有智子内親王考
(村瀬敏夫/『漢文学研究』(1), 1952)
- 有智子内親王
(森岡康/『東方文藝会報』(4), 1955)
- 平安初期の女流漢詩人:有智子内親王を中心にして
(大曾根章介/『日本女流文学史(古代・中世篇)』同文書院, p114-133, 1969)
- 有智子内親王の生涯と作品[機関リポジトリ全文あり]
(所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(12), p186-172, 1986)
※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)補訂収録
- 賀茂斎院の生活と文学:有智子内親王の漢詩と選子内親王の和歌
(所京子/『中古文学と漢文学I(和漢比較文学叢書3)』汲古書院, p101-125, 1986)
- 皇女総覧(六):有智子内親王
(皇女研究会/『国文目白』(36), p156-166, 1997)
- 有智子内親王の詩をめぐって
(寺田隆信/『いわき明星大学人文学部研究紀要』(15), p38-48, 2002)
- ≪随想≫王朝随一の閨秀詩人――斎院有智子内親王――[機関リポジトリ全文あり]
(國金海二/『文藝論叢』(39), p16-17, 2003)
- 有智子内親王の漢詩
(若林力/『東京成徳国文』(26), p90-101, 2003)
- 幽貞の漢詩人――有智子内親王
(岩佐美代子/『内親王ものがたり』p85-95, 岩波書店, 2003)
- 皇女と文学―平安朝斎院文学圏と初唐公主文学圏へのアプローチ―[機関リポジトリ全文あり]
(陳燕/『大学院教育改革支援プログラム「日本文化研究の国際的情報伝達スキルの育成」活動報告書(平成20年度)海外教育派遣事業編』, p167-172, 2009)
- 有智子内親王――文章経国時代の女流詩人――
(上野秀子/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
- 有智子内親王:「文章経国」の時代の初代賀茂斎院
(丸山裕美子/『古代の人物(4)平安の新京』吉川真司編, 清文堂出版, 2015)
- 賀茂斎院創始年についての考察
(笹田遥子/『古代史の研究』(19), p36-54, 2015)
◆2代 時子女王(内親王)
- 皇女総覧(十六):時子内親王,柔子内親王,高子内親王(仁明天皇皇女)
(皇女研究会/『瞿麦』(14), p44-57, 2001)
◆3代 高子内親王
- 皇女総覧(十六):時子内親王,柔子内親王,高子内親王(仁明天皇皇女)
(皇女研究会/『瞿麦』(14), p44-57, 2001)
- 高子内親王家の庄園経営
(手嶋大侑/『日本歴史』(854), p1-15, 2019)
◆4代 慧子内親王
- 田村の御時の廃斎院の歌
(山口博『手崎政男教授退官記念論集』p9-17, 手崎政男教授退官記念事業委員会, 1980)
※『王朝歌壇の研究 桓武仁明光孝朝篇』(桜楓社, 1982)収録(p481-488「廃斎院の歌」)
- 晏子内親王
(山中智恵子『斎宮志』p220-224, 大和書房, 1986)
- 皇女総覧(二十三):晏子内親王・慧子内親王(文徳天皇皇女)
(皇女研究会/『瞿麦』(21), p23-34, 2006)
◆5代 述子内親王
- 皇女総覧(二十):恬子内親王・述子内親王・珍子内親王(文徳天皇皇女)
(皇女研究会/『瞿麦』(18), p22-45, 2004)
◆6代 儀子内親王
- 皇女総覧(二十二):儀子内親王(文徳天皇皇女)
(皇女研究会/『瞿麦』(20), p37-47, 2006)
◆7代 敦子内親王
- 『大和物語』の「先帝」考[J-STAGE全文あり]
(雨海博洋/『中古文学』(18), p12-20, 1976)
- 敦子内親王(清和天皇皇女)
(皇女研究会/『瞿麦』(32), p18-26, 2018)
◆13代 韶子内親王
- 源清蔭と韶子内親王の結婚――『大和物語』一一・一二段を通して――
(畠山美智子/『大和物語探求』(7), p37-41, 1976)
- 醍醐内親王の降嫁と醍醐源氏賜姓
(安田政彦/『続日本紀研究』(374), p12-26, 2008)
- 『大和物語』皇女婚姻考[機関リポジトリ全文あり]
(山崎正伸/『二松学舎大学論集』(60), p1-26, 2017)
- 藤原師輔と内親王降嫁の実現
(中村みどり/『古代文化』69(4), p483-501, 2018)
◆15代 尊子内親王
- 勅撰集の女流歌人-20-尊子内親王[国立国会図書館デジタルコレクション]
(田辺かね子/『学苑』13(9), p23-31, 1951)
- <妃の宮>考
(小松登美/『跡見学園短期大学紀要』(7・8), p25-32, 1971)
※『テーマで読む源氏物語論(第3巻)』(勉誠出版, 2008)収録
- 「火の宮」尊子内親王:「かかやくひの宮」の周辺
(今西祐一郎/『国語国文』51(8), p20-28, 1982)
- 歴史物語と尊子内親王
(安西廸夫/『平安時代の和歌と物語』p406-423, 桜楓社, 1983)
- 藤壺は令制の<妃>か[機関リポジトリ全文あり]
(増田繁夫/『人文研究(大阪市立大学文学部)』43(10), p875-889, 1991)
- 尊子内親王と『三宝絵』序説[国立国会図書館デジタルコレクション]
(横田隆志/『国文論叢』(28), p1-12, 1999)
- 絵本を見る尼姫宮――尊子内親王
(岩佐美代子/『内親王ものがたり』p96-110, 岩波書店, 2003)
- 『大鏡』「大臣列伝」后妃考――伊尹の系譜と「花山院御妹」尊子内親王――[CiNiiリンク切れ]
(谷澤明子/『愛知淑徳大学論集. 文学部・文学研究科篇』(33), p160-149, 2008)
◆16代 選子内親王
【人物】
- 選子斎院考
(東郷富規子/『史泉』(4), 1956)
- 大斎院選子の研究[国立国会図書館デジタルコレクション]
(岡崎知子/『摂関時代史の研究』吉川弘文館, 1965)
- 一条朝の文芸サロン:中宮定子・中宮彰子・大斎院選子をめぐって
(秋山虔/『國文學:解釈と教材の研究』12(7), p20-23, 1967)
- 紫式部と大斎院
(木村正中/『国文学解釈と教材の研究』12(10), p35-40, 1967)
※『中古文学論集』第4巻(おうふう, 2002)収録
- 斎院内の生活をしのぶ:大斎院前の御集を読みて
(川出清彦/『神道史研究』16(1), p26-46, 1968)
- 大斎院管見[CiNiiリンク切れ]
(東郷富規子/『園田学園女子大学論文集』(4), pA37-A54, 1969)
- 大斎院選子サロンの初期[国立国会図書館デジタルコレクション]
(目加田さくを/『平安文学研究』(59), 巻頭, 1978)
- 『古本説話集』大斎院説話小考[国立国会図書館デジタルコレクション]
(阿部啓子/『文藝論叢』(15), p63-66, 1979)
- 『古本説話集』の大斎院について
(阿部啓子/『文藝論叢』(16), p66-70, 1980)
- 大斎院サロンの人々[国立国会図書館デジタルコレクション]
(安西奈保子/『平安文学研究』(65), p111-122, 1981)
- 大斎院サロン考――徽子・定子・彰子サロンとの比較を中心に[国立国会図書館デジタルコレクション]
(安西奈保子/『平安文学研究』(69), p148-163, 1983)
- 大斎院人物小考――武蔵前守と小宣旨をめぐって[国立国会図書館デジタルコレクション]
(安西奈保子/『平安文学研究』(70), p102-109, 1983)
- 大斎院和歌考――出典未詳歌から他の「大斎院御集」の存在を考える[国立国会図書館デジタルコレクション]
(安西奈保子/『平安文学研究』(72), p40-60, 1984)
- 選子内親王年譜稿
(所京子/『古代文化』36(4), p166-190, 1984)
※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
- 『大斎院前の御集』試解――「みくり」・「かうじをならして」・「かむろの飯」・「すのは」[国立国会図書館デジタルコレクション]
(荒木孝子/『平安文学研究』(73), p106-115, 1985)
- 賀茂斎院の生活と文学:有智子内親王の漢詩と選子内親王の和歌
(所京子/『中古文学と漢文学I(和漢比較文学叢書3)』汲古書院, p101-125, 1986)
- 選子内親王(大斎院) (特集・王朝の女流文学者たち)
(石原清志/『国文学解釈と鑑賞』51(11), p78-81, 1986)
- 大斎院名義考証
(高田信敬/『鶴見大学文学部論集(創立三十周年記念)』鶴見大学, p25-48, 1993)
- 大斎院説話の生成をめぐって
(朝木敏子/『国文学論叢』(45), p65-81, 2000)
- 貫禄の大斎院――選子内親王
(岩佐美代子/『内親王ものがたり』p111-128, 岩波書店, 2003)
- 大斎院サロン考
(東望歩/『名古屋大学国語国文学』(100), p85-99, 2007)
- 大斎院選子内親王についての一考察(1)
(原槇子/『日本文学論叢』(37), p53-69, 2008)
※『斎王物語の形成:斎宮・斎院と文学』(新典社, 2013)収録
- 大斎院選子内親王
(中周子/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
- 一条朝後宮から見た大斎院文化圏
(福家俊幸/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
- そらぞわすれぬ――賀茂祭をめぐる和歌の旅[機関リポジトリ全文あり]
(寺尾登志子/『専修大学人文科学研究所月報』(253), p31-40, 2011)
【仏教信仰】
- 大斎院選子内親王の仏教
(山里桂石/『竜谷史壇』(56・57), p373-400, 1966)
- 大斎院選子における神と仏
(岡崎知子/『平安朝女流作家の研究』法蔵館, 1967)
- 大斎院選子の信仰生活と発心和歌集の成立[国立国会図書館デジタルコレクション]
(田中孝一/『国文学攷』(71), p12-21, 1976)
- 『古本説話集』の志向--大斎院発心の契機をめぐって[国立国会図書館デジタルコレクション]
(石原昭平/『説話文学研究』(12), p19-29, 1977)
- 斎院選子内親王の仏教信仰
(所京子/『神道史研究』32(3), p169-208, 1984)
※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
【歌集】
- 大斎院御集の性格
(橋本不美男/『言語と文芸』2(3), 1960)
- 物語の享受とその季節:「大斎院前の御集」の物語司を軸として
(三谷栄一/『日本文学』15(1), p46-59, 1966)
- 大斎院御集 (特集・王朝日記の情趣と背景)
(久保木哲夫/『国文学解釈と鑑賞』37(4), p111-116, 1972)
- 大斎院前の御集の本文について:復元の試案[国立国会図書館デジタルコレクション]
(橋本ゆり/『和歌文学研究』(32), p14-22, 1975)
- 大斎院御集攷:その配列構成をめぐって
(中周子/『同志社国文学』(14), p80-90, 1979)
- 大斎院サロンの家集における古今集の影響[国立国会図書館デジタルコレクション]
(元栄奈保子/『平安文学研究』(64), p45-67, 1980)
- 「大斎院前の御集」と藤原実方:「大斎院前の御集」試解
(荒木孝子/『文芸研究』(54), p22-39, 1986)
- 「大斎院前の御集」における「馬」:「馬内侍集」との関係[J-STAGE全文あり]
(荒木孝子/『中古文学』(38), p23-36, 1986)
- 「大斎院前の御集」の本文復原の瀬ぶみ
(益田勝実/『文学』54(11), p62-75, 1986)
- 選子内親王斎院関係の和歌集成
(所京子/『神道史研究』35(2), p127-149, 1987)
※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
- 「馬内侍集」についての一考察:「大斎院前の御集」時代との関係
(荒木孝子/『文芸研究』(57), p36-54, 1987)
- 螢の別れ――『大斎院前の御集』の文芸――[機関リポジトリ全文あり]
(浜田弘美/『日本文學誌要』(41), 28-37, 1989)
- 『大斎院前の御集』試解--むらどり歌群[国立国会図書館デジタルコレクション]
(荒木孝子/『研究と資料』(21), p1-10, 1989)
- 『大斎院前の御集』試解--左注の問題[国立国会図書館デジタルコレクション]
(荒木孝子/『研究と資料』(23), p1-8, 1989)
- 『大斎院前の御集』『大斎院御集』に見る王朝女性の生活と和歌
(山上義実/『金城国文』(74), p1-11, 1998)
- 大斎院御集原態試論:栄花物語「殿上の花見」年次考証から[国立国会図書館デジタルコレクション]
(久保木秀夫/『和歌文学研究』(79), p12-22, 1999)
- 『大斎院前の御集』注釈(1)
(新井英之/『日本文学論集』(25), p69-95, 2001)
- 『大斎院前の御集』注釈(2)
(新井英之/『日本文学論集』(26), p39-80, 2002)
- 『大斎院前の御集』注釈(3)
(新井英之/『日本文学論集』(27), p19-45, 2003)
- 致平親王と和歌――摂関期親王の和歌活動への一視点として――[機関リポジトリ全文あり]
(桜井宏徳/『成蹊國文』(48), 86-99, 2015)
- 『発心和歌集』選子内親王作者説存疑[J-STAGE全文あり]
(久保木秀夫/『中古文学』(97), 76-86, 2016)
- 円融院子の日の御遊と和歌:御遊翌日の詠歌を中心に[機関リポジトリ全文あり]
(田中智子/『東京大学国文学論集』(11), 19-34, 2016)
- 選子内親王の詠歌と斎王忌詞[J-STAGE全文あり]
(本橋裕美/『学芸国語国文学』(51), 46-55, 2019)
【文学】
- 源氏物語成立説話の背景:大斎院要請説の場合
(池上洵一/『日本文学』14(6), 1965)
- 大斎院選子内親王:源氏物語の創作事情[国立国会図書館デジタルコレクション]
(菟田俊彦/『国学院雑誌』73(8), p27-35, 1972)
- 無名草子における大斎院説話・定子中宮説話――典拠とその享受について[国立国会図書館デジタルコレクション]
(鈴木弘道/『平安文学研究』(54), p278-284, 1975)
- 『栄花物語』と『古本説話集』の「大斎院の事」をめぐって[国立国会図書館デジタルコレクション]
(尾崎勇/『平安文学研究』(78), p97-107, 1987)
- 『源氏物語』起筆に関する大斎院説話について
(東望歩/『名古屋大学国語国文学』(103), p33-47, 2010)
◆17代 馨子内親王
- "入内斎院"馨子内親王関連の和歌集成[機関リポジトリ全文あり]
(所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(13), p86-75, 1987)
※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
- 天皇と結婚した三人の孫内親王:道長の孫娘たち
(野口華世/服藤早苗・高松百香編『藤原道長を創った女たち』明石書店, 2020)
◆18代 娟子内親王
- 内親王名の附け方と読み方
(藤本孝一/『日本歴史』(648), p92-93, 2002)
※『中世史料学叢論』(思文閣出版, 2009)収録
- 斎王経験者の密通をめぐる歴史叙述と物語引用――『今鏡』を中心に――[機関リポジトリ全文あり]
(本橋裕美/『歴史叙述と文学』, p19-26, 2017)
◆19代 禖子内親王
【人物】
- 栄花物語と六条斎院[国立国会図書館デジタルコレクション]
(中山昌/『目白学園女子短期大学研究紀要』(11), 1974)
- 六条斎院禖子サロンと出羽弁[J-STAGE全文あり]
(都築仁子/『中古文学』(27), p64-72, 1981)
- 源師房・斎院禖子内親王周辺
(酒井みさを/『実践女子大学文学部紀要』(30), p175-185, 1988)
- 『狭衣物語』と禖子内親王[JAIRO全文あり]
(小栗伸子/『愛知淑徳大学国語国文』(17), p79-90, 1994)
- 六条斎院文学圏における「表現の共有」について――『狭衣物語』論序説――
(船引和香奈/『實踐國文學』(58), p27-38, 2000)
- 禖子内親王:『栄花物語』における位置
(一文字昭子/『新栄花物語研究』p231-258, 風間書房, 2002)
- 神垣の朝顔――禖子内親王
(岩佐美代子/『内親王ものがたり』p129-143, 岩波書店, 2003)
【歌合ほか】
- 六條齋院及び同家物語合攷
(片寄鈴枝/『日本女子大学紀要文学部』(1), p40-48, 1951)
- 六条斎院禖子内親王歌合の一研究[国立国会図書館デジタルコレクション]
(岡垣香代子/『国文』(31), p17-26, 1969)
- 六条斎院物語合について
(小木喬/『国語と国文学』49(2), p19-35, 1972)
- 六条斎院家物語合考:物語史の動向を考える[国立国会図書館デジタルコレクション]
(神野藤昭夫/『国文学研究』(54), p31-45, 1974)
- 禖子内親王家歌合の特色[国立国会図書館デジタルコレクション]
(古澤淑子/『平安文学研究』(59), p153-166, 1978)
- 禖子内親王家歌合の性格[機関リポジトリ全文あり]
(三原まきは/『学習院大学国語国文学会誌』(43), p35-49, 2000)
- 六条斎院禖子内親王家の「物語合」について:その発見時の成果の再吟味
(中野幸一/『桜文論叢』(51), p280-255, 2000)
- 王朝文学のなかの「六条斎院禖子内親王家歌合題物語」の問題を俯瞰する
(神野藤昭夫/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
- 禖子内親王家歌合と『源氏物語』摂取:源師房の関与をめぐって
(瓦井裕子/『日本文学』65(9), p1-10, 2016)
【注釈】
- 六条斎院禖子内親王歌合注釈(1)永承四年十二月二日庚申
(加藤幹子/『中京大学文学部紀要』45(1), p175-206, 2010)
- 六条斎院禖子内親王歌合注釈(2)永承三-四年五月
(加藤幹子/『中京大学文学部紀要』45(2), p175-189, 2011)
- 六条斎院禖子内親王歌合注釈(3)永承五年二月三日庚申 永承「五年」五月五日
(加藤幹子/『中京大学文学部紀要』46(1), p97-129, 2011)
- 六条斎院禖子内親王歌合注釈(4)永承六年正月八日庚申
(加藤幹子/『中京大学文学部紀要』46(2), p153-188, 2012)
- 六条斎院禖子内親王歌合注釈(5)天喜三年五月三日庚申「天喜四年閏三月」
(加藤幹子/『中京大学文学部紀要』47(1), p117-168, 2012)
- 六条斎院禖子内親王歌合注釈(6)天喜四年五月 天喜四年七月
(加藤幹子/『中京大学文学部紀要』47(2), p89-114, 2013)
- 六条斎院禖子内親王歌合注釈(7)天喜三-五年五月
(加藤幹子/『中京大学文学部紀要』48(1), p97-117, 2013)
- 六条斎院禖子内親王歌合注釈(8)[天喜四年]八月[機関リポジトリ全文あり]
(加藤幹子/『中京大学文学部紀要』48(2), p77-110, 2014)
- 六条斎院禖子内親王歌合注釈(9)[天喜五年]九月十三日/[某年立秋日] 某年三月十余日[機関リポジトリ全文あり]
(加藤幹子/『中京大学文学部紀要』49(2), p87-114, 2015)
◆20代 正子内親王
- 前麗景殿女御歌合について――仮名日記作者と冊子絵――
(林マリヤ/『屏風歌と歌合』p189-211, 風間書房, 1995)
◆22代 篤子内親王
- 藤原仲実伝(二)中宮篤子内親王との関係[国立国会図書館デジタルコレクション]
(横田隆志/『院政期の歌壇史研究 : 堀河院歌壇を形成した人々』p265-271, 武蔵野書院, 1966)
- 篤子内親王の事績[機関リポジトリ全文あり]
(所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(14), p70-49, 1988)
※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
- ただ四の宮を――篤子内親王
(岩佐美代子/『内親王ものがたり』p152-169, 岩波書店, 2003)
- 篤子内親王論
(栗山圭子/服藤早苗編『女と子どもの王朝史 後宮・儀礼・縁』森話社, 2007)
※『中世王家の成立と院政』(吉川弘文館, 2012)収録
- 令子内親王家の文芸活動―院政前期の内親王とその周辺―[機関リポジトリ全文あり]
(髙野瀬惠子/『総合研究大学院大学学術情報リポジトリ』(日本文学研究専攻), 2008)
- 堀河院中宮と堀河中宮[機関リポジトリ全文あり]
(竹下豊/『百舌鳥国文』(24), p13-24, 2013)
- <私>にとっての<中宮>―『讃岐典侍日記』に描かれる篤子[機関リポジトリ全文あり]
(阿部絵里香/『日本文學研究』(55), 32-41, 2016)
◆24代 令子内親王
- 斎院令子内親王関係の和歌集成[機関リポジトリ全文あり]
(所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(15), p86-74, 1989)
- 二条太皇太后宮令子サロンの物語制作 : 散逸物語『すまひ(相撲)』の成立を中心に[J-STAGE全文あり]
(山田和則/『日本文学』51(12), p20-30, 2002)
- 『苔の衣』成立論--改作仮説と二条太皇太后宮令子サロン
(山田和則/『国語と国文学』81(10), p44-54, 2004)
- 令子内親王家の文芸活動―院政前期の内親王とその周辺―[機関リポジトリ全文あり]
(髙野瀬惠子/『総合研究大学院大学学術情報リポジトリ』(日本文学研究専攻), 2008)
- 斎王令子内親王と関白藤原師実(斎院御神楽と賀茂斎王)
(中本真人/『内侍所御神楽と歌謡』, 武蔵野書院, 2020)
◆25代 禎子内親王
- 天皇の死の歴史的位置 : 「如在之儀」を中心に[機関リポジトリ全文あり]
(堀裕/『史林』81(1), p38-69, 1998)
- 院政期女房歌人「堀河」考[機関リポジトリ全文あり]
(髙野瀬惠子/『国文学研究資料館紀要』34, p51-79, 2008)
- 令子内親王家の文芸活動―院政前期の内親王とその周辺―[機関リポジトリ全文あり]
(髙野瀬惠子/『総合研究大学院大学学術情報リポジトリ』(日本文学研究専攻), 2008)
◆28代 統子内親王
- 西行と皇室--近衛院・二条院関係ならびに,待賢門院・上西門院の女房たち-1-
(杉村佳子/『学苑』(529), p127-140, 1984)
- 鳥羽上皇の後宮と皇子女の基礎的考察(III)―鳥羽上皇の諸皇子女―
(土屋あや美/『政治経済史学』(321), p15-32, 1993)
- 西行と女房たち--上西門院御所を中心に
(中村文/『國文學:解釈と教材の研究』39(8), p53-59, 1994)
◆30代 怡子内親王
- 『山家集』の斎院
(高柳祐子/『西行学(4)』, p96-107, 2013)
◆31代 式子内親王
【人物】
- 式子内親王:御伝記に関する資料
(国島章江/『平安文学研究』(27), 98-109, 1961)
- 式子内親王論[CiNiiリンク切れ]
(西畑実/『大阪城南女子短期大学研究紀要』(2), p15-25, 1967)
- 建礼門院右京大夫集成立に関する一推論(2):大炊御門斎院の呼称をめぐって[国立国会図書館デジタルコレクション]
(大林潤/『国文学攷』(62), p20-28, 1973)
- 式子内親王の斎院時代について[国立国会図書館デジタルコレクション]
(高尾明子/『白門国文』(3), p8-12, 1975)
- 斎院:式子内親王 (<特集>王朝の女:<思ひ>と<ことば>と)
(近藤潤一/『国文学解釈と教材の研究』20(16), p80-86, 1975)
- 萱御所について [J-STAGE全文あり]
(藤田勝也/『日本建築学会計画系論文報告集』(382), p130-137, 1987)
- 式子内親王:出家の真相は何か(<特集>古典文学にみる女性と仏教)
(錦仁/『国文学解釈と鑑賞』56(5), p90-95, 1991)
- 亮子内親王――戦乱の中の前斎宮
(山中智恵子/『続斎宮志』p162-170, 砂子屋書房, 1992)
- 式子内親王の社会的位置:御子左家との関係を含めて
(村井俊司/『中京国文学』(12), 1993)
- 式子内親王の後見:吉田経房を中心として
(村井俊司/『中京国文学』(14), 1995)
- 式子内親王の信仰とその周辺:晩年を中心として
(村井俊司/『中京国文学』(15), 1996)
- 斎院退下後の式子内親王:橘兼仲夫婦妖言事件との関係
(村井俊司/『岐阜東高等学校研究集録』(26), 1993)
- 『明月記』式子内親王関係ノート
(村井俊司/『岐阜東高等学校研究集録』(27), 1994)
- 斎院式子内親王
(村井俊司/『岐阜東高等学校研究集録』(28), 1995)
- 式子内親王の邸宅
(村井俊司/『岐阜東高等学校研究集録』(29), 1996)
- 式子内親王をめぐる人々
(村井俊司/『岐阜東高等学校研究集録』(31), 1999)
- 八条院に於ける式子内親王[機関リポジトリ全文あり]
(村井俊司/『中京大学教養論叢』38(1), p174-158, 1997)
- 式子内親王周辺の人々――序論・後白河院[機関リポジトリ全文あり]
(村井俊司/『中京大学教養論叢』40(4), p830-818, 2000)
- 後白河院の和歌と式子内親王
(村井俊司/『中京大学文学部紀要』38(2), p62-47, 2003)
- 式子内親王の生年と「定家小本」
(兼築信行/『和歌文学研究彙報』(3), p11-12, 1994)
- 正如房へつかはす御文:式子内親王と法然上人
(奥野陽子/『真宗文化:真宗文化研究所年報』(4), p137-173, 1995)
- 定家と式子内親王:「明月記」を中心に(<特集>定家「明月記」を読む)
(今村みゑ子/『文学』6(4), p73-83, 1995)
- 式子内親王:波瀾の生涯と<山家>の歌
(錦仁/『国文学解釈と鑑賞』64(5), p86-93, 1999)
- 我のみ知りて――式子内親王
(岩佐美代子/『内親王ものがたり』p185-202, 岩波書店, 2003)
- 式子内親王研究の現在:現状と展望
(小田剛/『滋賀大國文』(41), p72-82, 2003)
- 式子内親王研究の現在:現状と展望 (続)
(小田剛/『滋賀大國文』(42), p41-50, 2004)
- 式子内親王をめぐる呪詛と託宣
(上横手雅敬/『古代文化』56(1), p1-14,図巻頭2P, 2004)
※『権力と仏教の中世史』(法藏館, 2009)収録
- 晩年の式子内親王
(高柳祐子/『和歌文学研究』(88), p16-27, 2004)
- 『建礼門院右京大夫集』小考:大炊御門斎院中将の周辺
(弓削繁/『岐阜大学国語国文学』(32), p1-11, 2005)
- 式子内親王
(小田剛/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
- 准母論からみる式子内親王:後鳥羽院政下における不婚内親王の存在形態
(三好千春/『女性史学』(19), p15-31, 2009)
- 言葉集所収式子内親王周辺歌―高倉三位と前斎院帥の歌―[機関リポジトリ全文あり]
(奥野陽子/『大阪工業大学紀要. 人文社会篇』56(2), p52-46, 2011)
- 歌人式子内親王の揺籃期をめぐって
(高柳祐子/『和歌文学研究』(106), p39-51, 2013)
- 藤原定家と式子内親王―後見という観点からの一試案―[機関リポジトリ全文あり]
(岸部誠/『愛大史学 : 日本史学・世界史学・地理学』(24), p45-67, 2015)
【和歌・歌集】
- 式子内親王研究[機関リポジトリ全文あり]
(鍵本紀子/『日本文學』(28), p15-33, 1967)
- 「前斎院百首」考:式子内親王推敲の可能性をめぐって[国立国会図書館デジタルコレクション]
(武井和人/『和歌文学研究』(38), p15-22, 1978)
※『中世和歌の文献学的研究』(笠間書院, 1989)に補筆収録
- 式子内親王の詠歌:彼女が歌に託したもの[J-STAGE全文あり]
(日野西寛子/『密教文化』(123), p43-56, 1978)
- 『式子内親王集』の研究:百首歌の成立時期をめぐって[機関リポジトリ全文あり]
(山崎桂子/『国文学攷』(77), p11-20, 1978)
- 式子内親王試論[機関リポジトリ全文あり]
(松永弥生/『国文研究』(27), p45-54, 1981)
- 式子内親王歌にみる 「夢」 について[機関リポジトリ全文あり]
(難波宏彰/『二松学舎大学人文論叢』(60), p34-55, 1998)
- 式子内親王の忍ぶ恋の歌--歌の強さと独創性[機関リポジトリ全文あり]
(平井啓子/『清心語文』(1), p31-39, 1999)
- 玉葉・風雅の式子内親王歌--「すずし」の歌を中心に[機関リポジトリ全文あり]
(平井啓子/『清心語文』(4), p42-51, 2002)
- そらぞわすれぬ――賀茂祭をめぐる和歌の旅[機関リポジトリ全文あり]
(寺尾登志子/『専修大学人文科学研究所月報』(253), p31-40, 2011)
- 筑波大学中央図書館蔵『式子内親王御歌』釈文・校勘記[機関リポジトリ全文あり]
(武井和人/『研究と資料』(66), p1-15, 2011)
- 『式子内親王集』第三類b本再攷 : 附架蔵本紹介[機関リポジトリ全文あり]
(武井和人/『研究と資料』(67), p1-11, 2012)
- 式子内親王 隣接の孤絶[機関リポジトリ全文あり]
(山田哲平/『明治大学教養論集』(513), p107-154, 2016)
- 式子内親王の「もみもみ」の歌について[機関リポジトリ全文あり]
(矢田淑子/『清心語文』(18), p1-13, 2016)
- 再発見された『前斎院百首』について[機関リポジトリ全文あり]
(奥野陽子/『國文學』(104), p141-155, 2020)
【関連書】
- 『中世和歌の文献学的研究』(武井和人, 笠間書院, 1989)
※「式子内親王集攷」(p11-171)収録
- 『式子内親王』(馬場あき子, ちくま学芸文庫, 1992)
- 『式子内親王・永福門院』(竹西寛子, 講談社文芸文庫, 1993)
- 『式子内親王集全歌注釈』(小田剛, 和泉書院, 1995)
- 『式子内親王集全釈』(奥野陽子, 風間書房, 2001)
- 『式子内親王』(平井啓子, 笠間書院, 2011)
- 『式子内親王――その生涯と和歌』(小田剛, 新典社選書, 2012)
- 『新古今集 後鳥羽院と定家の時代』(田渕句美子, 角川選書, 2010)
- 『異端の皇女と女房歌人 式子内親王たちの新古今集』(田渕句美子, 角川選書, 2014)
- 『式子内親王 たえだえかかる雪の玉水』(奥野陽子, ミネルヴァ日本評伝選, 2018)
◆33代 頌子内親王
- 西行の高野離山・伊勢移住について[J-STAGE全文あり]
(山村孝一/『中世文学』(36), p47-60, 1991)
- 『山家集』の斎院
(高柳祐子/『西行学(4)』, p96-107, 2013)
◆34代 範子内親王
- 小督局と坊門院
(角田文衛/『王朝の明暗』p559-568, 東京堂出版, 1977)
◆35代 礼子内親王
- 斎院礼子内親王の生涯
(所京子/『芸林』46(1), p29-50, 1997)
※『斎王の歴史と文学』(国書刊行会, 2000)収録
【文学に登場する斎院】
◆源氏物語
- 朝顔斎院
(高橋和夫/『日本文学』5(9), 1956)
- 朝顔斎院
(森本茂/『論究日本文學』(17), 1962)
- 槿斎院をめぐって
(福田侃子/『人文学報』(32), 1963)
※『源氏物語:女たちの宿世』(桜楓社, 1984)収録
- 槿斎院の初期をめぐって
(福田侃子/『日本文学』14(6), 1965)
※『源氏物語:女たちの宿世』(桜楓社, 1984)収録
- 源氏物語の一考察--槿斎院を中心として[国立国会図書館デジタルコレクション]
(滝山直美/『藤女子大学国文学雑誌』(7), p13-22, 1969)
- 「朝顔斎院」論:賀茂の伊都伎女[国立国会図書館デジタルコレクション]
(坂本和子/『国学院雑誌』71(7), p12-23, 1970)
- 朝顔斎院再考:准拠設定の必然性
(小野寺篤子/『国文目白』17, p122-133, 1978)
- 朝顔斎院論(抄) [国立国会図書館デジタルコレクション]
(高須ゆかり/『愛知淑徳大学国語国文』(8), p59-73, 1985)
- 朝顔の周辺と斎院御禊のこと[国立国会図書館デジタルコレクション]
(小山利彦/『専修国文』(45), p27-44, 1989)
※『源氏物語宮廷行事の展開』(桜楓社, 1991)収録
- 神と源氏物語
(小山利彦/『源氏物語講座(1):源氏物語とは何か』p134-148, 勉誠社, 1989)
- 光源氏の雲林院籠り
(根本智治/『源氏物語の視界(2):光源氏と宿世論』p81-96, 新典社, 1995)
- 「宮」と呼ばれる朝顔斎院――女王の「宮」呼称が意味するもの――[機関リポジトリ全文あり]
(赤迫照子/『古代中世国文学』(14), 31-38, 1999)
- 二世女王の婚姻―朝顔の姫君を中心に―[J-STAGE全文あり]
(新山春道/『中古文学』(67), p81-90, 2001)
- 朝顔斎院の墓の実否
(矢野貫一/『無差』9, p(1)-(11), 2002)
- 平安京の風景(3) 桃園・世尊寺と源氏物語の「桃園の宮」
(増田繁夫/『無差』p298-314, 吉川弘文館, 2002)
- 朝顔姫君の形象と主題[J-STAGE全文あり]
(今井上/『中古文学』(73), p25-36, 2004)
- 『源氏物語』と斎王
(原槇子/『日本文学誌要』(75), p40-52, 2007)
※『斎王物語の形成――斎宮・斎院と文学――』(新典社, 2013)収録
- 紫の上の賀茂社参
(鈴木宏昌/『源氏物語と平安朝の信仰』p34-44, 新典社, 2008)
- 『源氏物語』と斎王:紫の上は何故北山で見いだされたのか
(原槇子/『日本文学風土学会紀事』(33), p14-26, 2009)
※『斎王物語の形成――斎宮・斎院と文学――』(新典社, 2013)収録
- 『源氏物語』の朝顔斎院
(植田恭代/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
- 朝顔斎院のモデルと准拠:代明親王の系譜を手掛かりとして
(斎藤正昭/『いわき明星大学人文学部研究紀要』(24), p1-12, 2011)
- 女三の宮の十二人の女房 : 『源氏物語』「若菜下」巻の密通をよびおこすもの
(佐藤洋美/『文学・語学』(214), 22-32, 2015)
【関連書】
- 『花散里・朝顔・落葉の宮』(『人物で読む源氏物語(14)』勉誠出版, 2006)
- 『『源氏物語』忘れ得ぬ初恋と懸隔の恋―朝顔の姫君と夕顔の女君―』(小澤洋子/『新典社選書(93)』新典社, 2020)
◆狭衣物語
- 狹衣物語に見たる斎院と女人成仏[国立国会図書館デジタルコレクション]
(吉原シゲ子/『平安文学研究』(33), p85-90, 1964)
- 狭衣物語にみえる斎院記事の史的考察[機関リポジトリ全文あり]
(所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(7), p106-90, 1981)
※『斎王の歴史と文学』(国書刊行会, 2000)収録
- 「あるまじきこと」をめぐって――『狭衣物語』における――[機関リポジトリ全文あり]
(池田良子/『樟蔭国文学』(33), p27-35, 1981)
- 『狭衣物語』の創作意識―六条斎院物語歌合に関連して―
(久下裕利/『平安後期物語の研究』新典社, 1984)
- 『狭衣物語』の斎王たち:聖なる皇女のゆくえ
(吉野瑞恵/『駿河台大学論叢』(13), p21-35, 1996)
- 王朝物語における皇女たち――『狭衣物語』嵯峨院女宮の場合――[J-STAGE全文あり]
(一文字昭子/『中古文学』(62), p49-59, 1998)
- 六条斎院文学圏における「表現の共有」について――『狭衣物語』論序説――
(船引和香奈/『実踐國文学』(58), p27-38, 2000)
- 記憶と<歴史>――内閣文庫本『狭衣物語』の斎院記事をめぐって――
(井上眞弓/『論叢狭衣物語(2):歴史との往還』p23-41, 新典社, 2001)
- 狭衣物語考――行事の描写から作者に及ぶ――
(増淵勝一/『狭衣物語の新研究――頼通の時代を考える』p278-299, 新典社, 2003)
※『源氏物語をめぐる』(国研出版, 2014)収録
- 『狭衣物語』の一品宮:降嫁した内親王の問題として(二) [機関リポジトリ全文あり]
(高橋由記/『明星大学研究紀要. 日本文化学部・言語文化学科』(16), p109-122, 2008)
- 『狭衣物語』の斎院――『竹取』『伊勢』『源氏』から離れて<物語>の彼方へ――
(鈴木泰恵/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
- 『狭衣物語』源氏宮像――狭衣はなぜ源氏宮に恋するのか――[機関リポジトリ全文あり]
(金澤典子/『文学研究論集』(33), p245-258, 2010)
- 『狭衣物語』斎院卜定から見る源氏の宮の「養女」性
(加藤幹子/『中京国文学』(30), p19-33, 2011)
- 『狭衣物語』に描かれた斎王:「源氏の宮」造型の意味
(原槇子/『日本文学論叢』(40), p11-28, 2011)
※『斎王物語の形成――斎宮・斎院と文学――』(新典社, 2013)収録
- 『狭衣物語』―物語文学への屍体愛=モノローグの物語―
(神田龍身/『狭衣物語 文の空間』井上眞弓ほか編, 翰林書房, 2014)
- 『狭衣物語』と『栄花物語』についての一考察:賀茂斎院神事の記録
(神田龍身/『栄花物語 歴史からの奪還』高橋亨・辻和良編, 森話社, p243-260, 2018)
◆その他の文学
- 物語史における斎宮・斎院の変貌
(勝亦志織/『古代中世文学論考』(第13集), 新典社, 2004)
※『物語の<皇女> もうひとつの王朝物語史』(笠間書院, 2010)収録
- 『いはでしのぶ』の前斎院考[機関リポジトリ全文あり]
(勝亦志織/『学習院大学大学院日本語日本文学』(2), 13-23, 2006)
※『物語の<皇女> もうひとつの王朝物語史』(笠間書院, 2010)収録
- 『栄花物語』の歴史意識:歴代斎院の記述を軸として
(一文字昭子/『栄花物語の新研究:歴史と物語を考える』p159-195, 新典社, 2007)
- 『大和物語』と斎王
(原槇子/『法政大学大学院紀要』(64), p292-273, 2010)
※『斎王物語の形成――斎宮・斎院と文学――』(新典社, 2013)収録
- 平安朝文学と賀茂信仰――文芸と祈りの交点から見る
(井上眞弓/『国文学解釈と鑑賞』76(8), p149-155, 2011)
- 斎王経験者の密通をめぐる歴史叙述と物語引用――『今鏡』を中心に――[機関リポジトリ全文あり]
(本橋裕美/『歴史叙述と文学』p19-26, 人間文化研究機構国文学研究資料館, 2017)
【斎院関連史料等の画像】
◆斎院全般
◆初代有智子内親王
◆15代尊子内親王
◆16代選子内親王
◆18代娟子内親王
◆20代正子内親王
◆22代篤子内親王
◆31代式子内親王
◆その他
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