愛知県東浦町の障害者施設で入所者が虐待された事件で、傷害の罪で公判中の元職員が2019年8月、別の入所者にも暴行を加え大ケガをさせたとして再逮捕されました。

 再逮捕されたのは、東浦町の障害者施設「なないろの家」の元職員・水野有幸容疑者(46)で、2019年8月に男性入所者(当時55)の腹を蹴る暴行を加え、大ケガをさせた傷害の疑いが持たれています。

 水野容疑者は、別の男性入所者2人に暴行を加えてケガをさせたとしてすでに逮捕・起訴され、現在公判中です。

 調べに対し、水野容疑者は容疑を認めています。

 被害を受けた男性の親族は、東海テレビの取材に対し「格闘技をやっていたと聞いて、殺す気で暴行したとしか思えず、許せない気持ち」と話しています。