全国の仲間と仮設を訪ね歩き 福島取り戻す力になる
共産党の支援センター事務局長 佐藤大河さん(26)
2011年3月の原発事故以来、2回目の新年を迎える福島県。今も16万人以上が避難生活を強いられています。日本共産党の被災者支援活動の先頭に立つ26歳の若者の思いは―。
2011年3月の原発事故以来、2回目の新年を迎える福島県。今も16万人以上が避難生活を強いられています。日本共産党の被災者支援活動の先頭に立つ26歳の若者の思いは―。
作・あさのあつこ/絵・題字 佐々木こづえ
作者のことば 連載の依頼をいただいたとき、まず頭に浮かんだのは〝今〟という一文字でした。それから〝今、このときを書きたい〟という思いが、驚くほど強い衝動となってせり上がってきました。主人公の咏子は特殊な能力があるわけでも、飛びぬけて美しいわけでもない普通とくくられる女性です。だからこそ〝今〟を体現できるはずなのです