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ミリオタ高校生が異世界で戦うお話。 作者:鈴木 翼
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また、戦闘

遅くなり申し訳ございません。

【護衛艦ひゅうが】11:45 鈴木 翼 視点


甲板に着艦してヘリの扉が開いた瞬間に


♪♪(サイドパイプの音)


現実世界の護衛艦ひゅうが一般公開以来だがやっぱり、DDHヘリコプター搭載型護衛艦はとにかくデカい。


「護衛艦ひゅうがへようこそ。司令官、私は護衛艦ひゅうが艦長 後藤 紗季一等海佐です。」

「総司令官の鈴木翼だ。こちらこそよろしく、後藤艦長。」

「それでは司令官室にご案内します。こちらへ。」


そう言われ艦長について行くと…


「こちらが司令官室です。」


案内された司令官室はあたごより広かった。そりゃあそうだ。艦がデカいもん。


【対水上戦闘用意!!】


「司令官、私はCICに行きますがどうされますか?」

「自分も一緒に行く。急ごう」


ふざけんな… この後は艦内を見てまわりたかったのに…


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護衛艦ひゅうが CIC 11:50


「アンノウン目標1隻 方位080速力17ノット 以後この目標をα目標とする」

「α目標、進路速力変わらずまっすぐ突っ込んでくる!」

「敵味方識別装置に応答なし」

「α目標より入電中!モールス信号で平文です。」

「読み上げてくれ。」

「はい〈ブリュンヒルド王国50キロ地点を航行中の船団に告ぐ。こちらは、ブリュンヒルド王国海軍戦艦ソウフウである。貴船団はわが国からの航行許可を受けておらず本海域の航行は認められない。ただちに進路を反転し本海域を離脱せよ。さもなければ撃沈する。〕」

「モールス平文で返信しろ。〈ブリュンヒルド王国海軍戦艦ソウフウ艦長に警告する。もし本艦隊が攻撃せれれば貴国からの宣戦布告と判断しあらゆる手段を用いて反撃する。貴艦に迅速かつ賢明な判断を期待する。〉」


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ブリュンヒルド王国海軍 戦艦ソウフウ 11:50 


「不審船から返信、読み上げます。〈ブリュンヒルド王国海軍戦艦ソウフウ艦長に警告する。もし本艦隊が攻撃せれれば貴国からの宣戦布告と判断しあらゆる手段を用いて反撃する。〉」

「本艦隊ってことは軍艦か!ふざけやがって!!よろしい。威嚇射撃だ!それでも退去しなければ撃沈しろ。敵艦に返信〈本艦はこれより貴艦隊を撃沈する。ブリュンヒルド王国海軍一の戦艦にたてついたことを地獄で後悔するといい。〉」

「了解しました。返信後、敵艦を撃沈します。」

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護衛艦ひゅうが CIC 主人公視点 11:55


「α目標から返信。読み上げますか?」

「読み上げてくれ。」

「了解しました。〈本艦はこれより貴艦隊を撃沈する。ブリュンヒルド王国海軍一の戦艦にたてついたことを地獄で後悔するといい。〉です。」

「総員目標からの攻撃に備えよ。目標からの攻撃を確認した瞬間に対艦ミサイルを発射し目標を撃沈する。」

「後藤艦長、あたごに即時攻撃待機を命令しろ。」

「了解しました。」


後藤艦長に命令を伝えた瞬間、砲弾がひゅうが100メートル横に着弾した。


「あたごに命令!α目標に対艦ミサイルを2発撃て!」

「了解しました。攻撃を命令します。」


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護衛艦あたご CIC 高橋艦長 視点


「ひゅうが後藤艦長から鈴木司令官命令の連絡。α目標に対艦ミサイルを発射せよ」

「了解した。対水上戦闘!CIC指示の目標。攻撃始め!」

「攻撃始め!発射用意~、撃て!」

「バーズアウェイ。対艦ミサイル発射正常飛行!」

「目標到達まで15秒。・・・5,4,3,2,1 マークインターセプト」

「撃ち方やめ。」


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護衛艦ひゅうが 主人公視点


「α目標水上レーダーから消失。撃沈したものと思われます。」

「対水上戦闘用具収め。以降は対水上警戒を厳となせ。」

「了解しました。」


威嚇射撃相手にやりすぎな気がするがしばらくは様子見といこう。

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