おでん店で感染拡大恐れ、飲食店クラスター広がる　滋賀の新型コロナ、5日夜発表

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真（国立感染症研究所提供）

　滋賀県は５日、新たに２０～７０代の男女１４人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも軽症か無症状。県内の感染確認は計２５４０人になった。

　居住地別では甲賀市が６人、彦根市が４人など。クラスター（感染者集団）では、甲賀市の飲食店で従業員２人と利用客１人の感染が判明し計８人となった。

　県は、彦根市銀座町の飲食店「おでん『和音』」で従業員２人と利用客１人が感染しており、感染拡大の恐れがあるとして３月１～４日の来店者に、受診・相談センターに速やかに連絡するよう求めている。大津市以外の在住者は０７７（５２８）３６２１、大津市在住者は０７７（５２６）５４１１。

　県警は、彦根署の５０代男性警察官が新たに感染したと発表した。