大阪府で、新型コロナウイルスの感染再拡大を早期に察知するため、無症状の人を対象にしたモニタリング検査が始まりました。

【大阪府職員によるデモンストレーション】

「モニタリング検査を行っていまして。こちらで10分~15分かかるんですけれども、お時間よろしければ、ご協力をお願いします」

モニタリング検査は、緊急事態宣言が解除された地域で感染の再拡大を早く察知するために行われるもので、大阪府では5日から大阪市内の繁華街など3カ所で、1日あわせて約300件の検査キットを配布します。

無症状の通行人に無作為に声をかけ、協力する人は各自で唾液を採取して検査会社に郵送します。

PCR検査の結果は専用のアプリで知ることができ、陽性なら医療機関の受診が求められます。

大阪府は今後、大学などの協力も得て1日1000件の検査を目指すということで、モニタリング検査は兵庫県と京都府でも5日から始まります。