作者:鈴木 翼
潜入準備の間、CICを視察することにした。
対空担当「スパイレーダー目標探知。120度2機、まっすぐ近づく」
攻撃指揮官「配置つけます」
艦長「了解」
【対空戦闘用意!!】
航海指揮官「各部、対空戦闘用意よし!」
対空担当「目標は2機 さらに近づく」
航海指揮官「視認できないか?」
艦橋下士官「120方向なにも視認できない」
攻撃指揮官「艦橋 第三戦速 面舵030度ヨーソロー」
航海指揮官「第三戦速 面舵 030度ヨーソロー」
攻撃指揮官「艦長、攻撃命令願います!」
艦長「司令官攻撃許可をお願いします」
俺が判断するのか… 目標の正体が知りたいが、脅威はすぐに排除しなければならない。
自分「攻撃を許可する。」
艦長「了解しました。攻撃指揮官、攻撃せよ!」
攻撃指揮官「了解しました。近づく目標 SM-2攻撃始め!」
発射担当「発射用意 撃て! バーズアウェイ」
艦橋下士官「SM-2発射、正常飛行」
発射担当「インターセプト10秒前 5、4、3、2、1 マークインターセプト」
艦橋下士官「爆破閃光視認!」
対空担当「第一目標撃墜。残り1機更にまっすぐ近づいてくる」
自分「艦長、SH発艦用意 撃墜ポイントで目標機の正体を確認せよ」
艦長「了解しました。SH発艦用意。準備出来次第即時発艦」
攻撃指揮官「艦長SH発艦しました。撃墜ポイントに向かいます。」
艦長「了解」
これで正体がわかるだろう。
攻撃指揮官「主砲攻撃始め」
砲術長「主砲、撃ち方始め!」
砲術士「主砲、発砲」
砲術長「撃ち方やめ!第二目標を撃墜。」
艦橋下士官「爆破閃光視認」
対空担当「全機撃墜。近づく目標なし。」
攻撃指揮官「艦長、全機撃墜、近づく目標ありません。」
艦長「了解」
攻撃指揮官「攻撃やめ。 対空戦闘用具収めます」
艦長「了解」
攻撃指揮官「対空戦闘用具収め。」
航海指揮官「艦橋 各部、対空戦闘用具収めよし」
船務長「SH、何か発見できたか?」
SH「こちらSH、第一次世界大戦時代の戦闘機のような見た目です。漂流者は確認できません。機体の国旗からブリュンヒルド王国所属機と思われます。」
船務長「了解した。帰投せよ。」
艦長「司令官、お話ししたいことがあります。」
自分「わかった。司令官室で良いか?」
艦長「はい。」
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〈そのころ、ブリュンヒルド王国では…〉
連絡士官「ナガセ准将 先ほど不審船の偵察に向かっていた偵察機2機が消息を絶ちました。撃墜されたと思われます。」
ナガセ「わかった。不審船がいると思われる海域に大艦隊を向かわせろ。必ず沈める。」
連絡士官「了解いたしました。」
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「さて、艦長。話とは?」
「はい、ご提案したい事が2つあります。」
「聞こう」
「はい、まず最初に部隊増強をご提案します。以前お伝えしたタッチパネルで第三護衛隊の残り3隻と補給艦1隻を召喚し艦隊での行動を行いたいと考えます。」
(たしかに、その方が心強い)
「わかった。明日、手配しよう。もう一つは?」
「陸上自衛隊特殊作戦群と輸送艦1隻の召喚です。おおすみ型輸送艦1隻に特殊作戦群300名と装備を搭載します。通常は艦隊と行動させたいと考えます。」
「理由は?」
「陸上基地設置のため上陸作戦と占領による用地獲得を目的とします。」
「交渉による手段は捨てると言うことだな」
「はい、乗組員の休養と艦の整備の手段を早急に整備しなければなりません。」
「現地人からは恨まれることになるから交渉による用地獲得としたい。だが特戦群の乗艦は賛成だ。偵察任務を与えたい。」
先ほどあった敵機遭遇が偶然では無く、既に発見されて調査のために飛来したとしたら自分が調査するより部隊を編成して調査させた方がいいだろう。
「わかりました。基地の規模はどの程度を考えておいでですか?」
「最終的には艦艇関係の機能は護衛艦隊と潜水艦隊の全艦、航空関係は航空総隊の全機能に、陸自関係は陸上総隊の機能の三つを併せ持つ基地がいいな。まぁ、無理だろうがな。」
「かなりの大きさの基地になります。全て入手するのには時間がかかるでしょう。」
冗談が通じねぇよ… 半分本気だけど。
「とりあえず、海自の一個護衛隊群と空自の3個飛行隊と1個輸送隊あと1個高射隊を運用できれば良いだろう。」
「わかりました。」
「もうすぐ夕食だ。初日にしてはいろいろありすぎたな。」
「はい。戦闘配置2回に昼食は戦闘配食でしたからね。それでは、士官室にご案内します。」
やっと、夕食だ。めっちゃ腹減った(笑)
今回の戦闘シーンで誰がどのセリフを話しているか分かりやすくしたつもりですが読みにくいようであれば次回から元に戻しますので感想欄で教えてください。
次回更新は6月25日までに投稿予定です。
戦闘配食のシーンはよくわからなかったのでカットしましたが今後そのシーンを追加したいと思います。
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