ミリオタ高校生が異世界で戦うお話。
作者:鈴木 翼
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潜入準備
民間船でよかった。軍艦だったら交戦する事態になったかもしれない。
「さて、艦長。そろそろこの世界の情報を集めないといけない。文明レベルに物価・各国の様子・通貨・各国軍の脅威度、装備、欲しい情報はたくさんある。」
「はい。それには潜入調査しか手段はないでしょう。」
「それなら、俺が行こう。」
「危険すぎます。」
「なに、何とかなるだろう。」
自分が行った方が何かと良いだろう。まぁ、異世界の街を見たいって言うのもあるけど。
「艦長、いくつか用意してもらいたいものがある。」
「なんでしょう?」
「拳銃と数日分の戦闘糧食、あとライトと無線機だ。他は現地で何とかする。」
「すぐ用意できますが…拳銃の訓練をしなければなりません。」
「その点は大丈夫だ。昔、アメリカで何度か撃った経験がある。」
「わかりました。現地までの移動はいかがなさいますか?」
「ヘリで近くの街から3キロ地点まで移動してあとは徒歩だ。街に入るのに身分証を要求されたら何とかごまかそう。」
「わかりました。手配します。用意ができたらお伝えします。」
「頼む。あと、艦をブリュンヒルド王国から東に50キロ地点に移動させてくれ。」
「了解しました。進路270とします。」
「頼むぞ。以上だ。ありがとう。」
「それでは、失礼します。」
こうして、艦長は部屋を出て行った。
読みにくいな…
つづきは20日までに投稿予定です。
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