My father entreated me and said: ”It’s not because of cruelty that your father wants to sell you: In comparison to your siblings, you have the attractive looks and the experiences of living away from home. It’s your misfortune to have someone like me as a father. Go this one time.”
(この元慰安婦は、売られて満州に行きたくないと両親に哀願し、自殺まで考えました)
桜井氏の記事にある「朝鮮の儒教的父権社会にあっては、女性は使い捨て可能な人的資源として扱われたのだった」というのが、この証言に関する限りは正しくありません。しかし、蘇教授の本にこれと似た表現があります。
Soh: (page 17) Imperial Japan in fact used the Korean peninsula as its supply base for human and material resources throughout the war.
(大日本帝国は、大戦中を通して、朝鮮半島を人的および物質的資源の供給元として利用した)
Akita: 一家を貧困から救うために自ら進んでその道を選んだりしていた。
Soh: (page 11、元慰安婦の証言) I had no childhood. I was sold four times from the age of seven. As soon as I returned to my home in Pyongyang from Sinuiju after paying off my debt of 500 won, I recall that procures began showing up at my house, coaxing my parents. I declared to my parents that I was not going anywhere and begged them not to sell me again. However, I could sense that my parents were being influenced, and it appeared that I would be sold to Manchuria, I contemplated a variety of methods of killing myself, but my love of life and hope for a change in the future prevented me from committing suicide.
(つづく)
桜井:当該の女性(とその家族)は、自分の行く先が売春宿であることを認識していた
Soh: (page 2) Some women freely left home to escape domestic violence, grinding poverty, familial strife, or an arranged marriage; some of these self-motivated women who made life-changing decisions in search of better life chances, however, were deceptively recruited by Japanese and Korean traffickers for the military comfort facilities of imperial Japan.
(暴力や貧困などから逃れようとして家を出たら、日本人と韓国人の人身売買業者に騙されて慰安婦にされたと書いています)
(つづく)
> 女性達は高給に騙されたんだから認識してるじゃないですか。
看護婦のような仕事とか工場の仕事といわれたので、慰安婦にされるとは認識してはいませんでした。
> 反対のことを言ってるって、どこの記述が反対なの具体的に指摘願います。
桜井:Akita:ソウは、大半の女性たちは周旋業者にだまされて売春を始めたとの主張は間違っている、との立場を取る。
Soh: (page 4)In fact, compatriot “entrepreneurs” -- men and some women from colonial Korea who not only procured girls and women for the Japanese army but also, in many cases, managed or ran comfort stations -- lured the majority of them.(大半は周旋業者にだまされた)
(page 17) The last decade of colonial rule was also the period when many young Korean women were mobilized under deceitful promises of well-paying factory jobs.
(日本による植民地支配の最後の10年間(1935-1945)は、多くの若い朝鮮人女性が高給の工場の仕事があると騙され(慰安婦にされ)た時代である)
(つづく)
> 「韓国人慰安婦は誘拐されたという者もいるが、ほとんどの者は、貧しい両親によって人身売買業者に『売られた』と明かした。
"some ... and others ..." は、「あるものは ...そしてあるものは ...」です。割合はわかりません。しかし、“entrepreneurs” ... lured the majority of them とありますから、「起業家(これは皮肉)が大半の女性および少女をかどわかした」とありますから、売られた人達は半数以下であることがわかります。
なお、"some ... and the others ..." ですと、「あるものは ...そして残りの人達(もしくは物)は ...」です。
The last decade of colonial rule was also the period when many young Korean women were mobilized under deceitful promises of well-paying factory jobs. Many young women and girls who responded eagerly -- or reluctantly, depending on their particular individual situations -- to such enticements offered by compatriot human traffickers ended up at the Japanese military comfort stations established throughout China,Taiwan, and Southeast Asia under the Japanese occupation.
(多くの女性が朝鮮人業者に騙されたと書いてあります)
実をいいますと、桜井氏が引用していることのほとんどと逆のことが蘇教授の本には書いてあります。
ところが、この記事を真に受けて引用しているWebの記事がたくさんあります。
2015年01月13日 06:25
>> まず、挺身隊にとられると慰安婦にされるということが広く信じられていたそうです。 > 信じられていたと言う証拠はありません。 尹貞玉が勝手に言っているだけです。 まず、これは尹貞玉教授がいったことでなく、蘇教授の本に書いてあることです。これについては、蘇教授は、映画、小説、新聞記事などをあげて10ページ以上にわたって説明しています。そのひとつとして、『成人映画「女子挺身隊」 初日 代満員謝礼』という広告を掲載しています。 >> それから、沖縄に連れてこられた朝鮮人慰安婦で母国に帰れたのは半数ほどだったそうです。これは、沖縄住民の1/4が亡くなったことと、慰安婦が日本軍と行動を共にしていたことから理解できます。 > 売春婦ですからお客を追いかけて、一緒に爆撃された可能性はあります。 沖縄集団自決裁判の原告の一人であった梅沢隊長は、「日本軍のはからいで慰安婦を送ってもらい、青春を知った」と手記に書いていたそうです。そして、彼は命令された特攻攻撃をせず、慰安婦をつれて逃げ回り、最後は慰安婦を連れて米軍に投降しました。沖縄では、司令部の地下壕にも慰安婦がいました。 慰安婦が日本軍部隊を追いかけていたのでなく、日本軍部隊が慰安婦を調達し連れまわっていたのです。 > しかし朝鮮に帰らなかった売春婦が全部死んだと言う根拠はありません。 日本に残って売春婦を続けてた可能性の方が高いでしょう。 これについては、尹貞玉が教授などが調査をしたとこら、ほんの少数の元朝鮮人慰安婦しかいなかったそうです。 (つづく)
2015年01月13日 05:34
> これは尹貞玉が言っているだけです。 学籍簿等を調べたわけではありません。 本当に挺身隊に行って行方不明の学生がいれば、学籍簿の入学者と卒業者の人数が合わなくなるはずです。 同級生がいなくなれば、当然うわさになりますから、学籍簿など調べなくてもわかります。 > そして本当に挺身隊に行って行方不明の同級生がいるなら、戦後直ぐに問題になったでしょう。両親は娘の行方を探さなかったのでしょうか? 大戦中に、日本軍の捕虜となったと思われる米軍兵についての多くの問い合わせが米国から日本政府になされたそうです、しかし日本政府による回答はほんの少数しかなかったそうです。 それから、私の叔父はシンガポールで英軍の捕虜になっていたのですが、家族は叔父がどこに送られたのかも知らされず、戦後になってもすぐには帰ってこなかったので、戦死したものとおもっていたそうです。
2015年01月13日 05:20
> 植村氏の捏造が問題になっているところで、他人の誤謬を持ち出したところで意味はありません。 アキタ氏の誤謬を指摘したいのであれば別の場所で指摘されるべきでしょう。 でも、アキタ氏の本の中の(誤った)記述を持ち出して、朝日や植村氏を攻撃しているのは、桜井氏などです。
2015年01月13日 05:15
> 確かに、都合のいい読み方をしてるように思います。ただ、この記述にはすべての女性が騙されたという記述ではなく、騙された女性もいたという記述ですよね。 もちろん、「すべての女性が騙された」とはだれもいっていません。自ら募集に応じた人も、親に売られた人も、騙された人もいます。 問題は、蘇教授が「大半の女性が騙された」と書いているのに、アキタ先生は「ソウは、大半の女性たちは周旋業者にだまされて売春を始めたとの主張は間違っている、との立場を取る」と書いていて、それを桜井氏が原典を確かめずに引用していることです。 後、最も問題となった日本軍自ら従軍慰安婦を強制的に集めたとの記述はないのでしょうか。 蘇教授はスマラン・マゲラン事件などにも言及していますから、答えは「あります」です。 しかし、朝鮮に限れば、「挺身隊員として徴用され、慰安婦にされた」という、少数の元慰安婦の信頼できそうな証言はあるそうですが、第三者の証言とか資料はないようです。日本人の警察と朝鮮人に連行されたという証言もありますが、この「日本人の警察」というのは、警察の服装をした日本人の業者だとおもいます。
2015年01月13日 04:43
> それはToshimi Minouraさんを始めとした方々が国外で慰安婦についての捏造、デマを振りまいてきたため、その主張が定着しかけているからです。あなた方の反日捏造工作の成果なのです。 私が書いたことで誤りがありましたら指摘してください。
2015年01月13日 04:40
> 騙して連れて行ったのは売春婦を募集していた在日朝鮮人業者です。 私は、「日本軍の慰安婦とされたのは、朝鮮人慰安婦だけでなく、中国、台湾、東南アジアの国々および地域、そしてオランダの女性達です。そして、強制連行のいくつかの例も知られていますし、騙されて戦地に連れて行かれ、慰安婦にされた女性は多いです」と書きました。 「在日朝鮮人業者」は、「中国、台湾、東南アジアの国々および地域、そしてオランダ」にま出張営業はしていません。 朝鮮の場合には、騙した人は現地の業者が多いですが、地域の警察官や有力者、そして学校の先生までいます。東南アジアの場合には日本軍部隊が強制連行したり、「日本で教育する」などと騙してつれだしたり、現地の有力者に圧力をかけて現地女性を「供出」させています。
2015年01月12日 08:12
My father entreated me and said: ”It’s not because of cruelty that your father wants to sell you: In comparison to your siblings, you have the attractive looks and the experiences of living away from home. It’s your misfortune to have someone like me as a father. Go this one time.” (この元慰安婦は、売られて満州に行きたくないと両親に哀願し、自殺まで考えました) 桜井氏の記事にある「朝鮮の儒教的父権社会にあっては、女性は使い捨て可能な人的資源として扱われたのだった」というのが、この証言に関する限りは正しくありません。しかし、蘇教授の本にこれと似た表現があります。 Soh: (page 17) Imperial Japan in fact used the Korean peninsula as its supply base for human and material resources throughout the war. (大日本帝国は、大戦中を通して、朝鮮半島を人的および物質的資源の供給元として利用した)
2015年01月12日 07:13
Akita: 一家を貧困から救うために自ら進んでその道を選んだりしていた。 Soh: (page 11、元慰安婦の証言) I had no childhood. I was sold four times from the age of seven. As soon as I returned to my home in Pyongyang from Sinuiju after paying off my debt of 500 won, I recall that procures began showing up at my house, coaxing my parents. I declared to my parents that I was not going anywhere and begged them not to sell me again. However, I could sense that my parents were being influenced, and it appeared that I would be sold to Manchuria, I contemplated a variety of methods of killing myself, but my love of life and hope for a change in the future prevented me from committing suicide. (つづく)
2015年01月12日 07:11
桜井:当該の女性(とその家族)は、自分の行く先が売春宿であることを認識していた Soh: (page 2) Some women freely left home to escape domestic violence, grinding poverty, familial strife, or an arranged marriage; some of these self-motivated women who made life-changing decisions in search of better life chances, however, were deceptively recruited by Japanese and Korean traffickers for the military comfort facilities of imperial Japan. (暴力や貧困などから逃れようとして家を出たら、日本人と韓国人の人身売買業者に騙されて慰安婦にされたと書いています) (つづく)
2015年01月12日 06:46
> 女性達は高給に騙されたんだから認識してるじゃないですか。 看護婦のような仕事とか工場の仕事といわれたので、慰安婦にされるとは認識してはいませんでした。 > 反対のことを言ってるって、どこの記述が反対なの具体的に指摘願います。 桜井:Akita:ソウは、大半の女性たちは周旋業者にだまされて売春を始めたとの主張は間違っている、との立場を取る。 Soh: (page 4)In fact, compatriot “entrepreneurs” -- men and some women from colonial Korea who not only procured girls and women for the Japanese army but also, in many cases, managed or ran comfort stations -- lured the majority of them.(大半は周旋業者にだまされた) (page 17) The last decade of colonial rule was also the period when many young Korean women were mobilized under deceitful promises of well-paying factory jobs. (日本による植民地支配の最後の10年間(1935-1945)は、多くの若い朝鮮人女性が高給の工場の仕事があると騙され(慰安婦にされ)た時代である) (つづく)
2015年01月12日 04:55
> 居直り強盗もビックリ。 国外では、今は、朝日や植村氏を過剰に叩いている人達が、「居直り強盗」とみられているのですが、どうしましょう? 日本軍の慰安婦とされたのは、朝鮮人慰安婦だけでなく、中国、台湾、東南アジアの国々および地域、そしてオランダの女性達です。そして、強制連行のいくつかの例も知られていますし、騙されて戦地に連れて行かれ、慰安婦にされた女性は多いです。 これは、河野談話にさきだつ日本政府の調査でも認められたことです。これをいまさら否定しようとするのは、「居直り」です。 「河野談話が韓国の元慰安婦の証言だけを根拠にしている」というのこそ「捏造」です。
2015年01月12日 04:11
> 残りの998件が立証できなければ無罪となります。 立証されているもの、ほぼ正しいと思われる件だけを考慮し、1000人としました。
2015年01月12日 04:07
> これが支配地における売春の基本構造でしょう。この基本構造を云々する力など一軍医にあるはずがないのです。 まず千田夏光氏の本が信頼性が薄いことには同意します。 しかし、麻生徹男軍医のことを持ち出されましたので、彼の手記の中から史料として価値のある部分を抜き出したわけです。 一例ですが、朝鮮人80名、日本人20名の慰安婦が集められたというのは、慰安婦の構成を知るのに役立ちます。そして、日本人慰安婦は高齢で性病に罹患している女性が多いので、朝鮮の若くて性病を持っていない女性がよいという意見も貴重です。実際、慰安婦の最低年齢は、日本では21才、朝鮮では17才とされました。
2015年01月12日 03:44
> その千件事件で、軍命令によると証明されたのは何件なのかな? 日本軍の中央からでた命令はありません。多くは部隊長の命令による部隊としての組織的な犯行です。さらに、複数の部隊が関わっている事件がいくつかあります。 そういえば、満州事変も日華事変も、日本政府の中央からでた命令で起こされたわけではありません。 「朝日の記者が個人的に捏造記事を書いても、朝日に責任がある」と何方かが言っておられました。私は、この意見を支持します。
2015年01月12日 03:32
> 私はTM氏がソースの海外情報は、正直、もう信じることができんのだ。 これくらいの情報は、別のところで示しましたように "uemura comfort women" を使った検索で、簡単に得られます。御自分で確かめてください。 ただし、次のような記事は、日本側を擁護していますが、英文と論理がメチャクチャですから、どのような人が書いたのか検討がつきます。 http://ireport.cnn.com/docs/DOC-1176620 一応、CNN のサイトですが、登録すればだれでも記事を掲載できるようです。
2015年01月12日 02:46
> 朝日やNYTがねつ造新聞というバッシング これらのバッシングの大半はだれかによって捏造された誤情報の垂れ流しです。 例えば、産経新聞、池田先生などがその誤情報の製造元です。もし必要なら、いくつかの例をあげます。
2015年01月11日 20:13
> 間もなく私たちは国家総動員令に応じるという書面に捺印させられた。 これについては、蘇教授の本にも書いてあります。これは、1994年に女子挺身勤労令が出される以前におこなわれました。一定の年齢のすべての男子と女子が登録することを求められたそうです。女子の動員は1994年まで行われませんでした。 > 学生時代に挺身隊として慰安婦にならされそうになったと言ってるようですが 参照されている記事には、「同世代の慰安婦たちの運命をずっと考え続けた」と『同級生は何人も挺身隊にとられ、「いまだに行方不明の人も・・・。無念です」』とあります。 まず、挺身隊にとられると慰安婦にされるということが広く信じられていたそうです。 それから、沖縄に連れてこられた朝鮮人慰安婦で母国に帰れたのは半数ほどだったそうです。これは、沖縄住民の1/4が亡くなったことと、慰安婦が日本軍と行動を共にしていたことから理解できます。 また、挺身隊にとられて日本の軍需工場で働かされた人達には、米軍の爆撃などで死んだ人達も多いと思います。
2015年01月11日 19:53
> 「蘇教授」って韓国語読めるんですか? 韓国生まれです。そして、父親は外交官で、彼女は英国の大学を卒業して、米国の大学で博士号を修得したはずです。英語の文章は大変うまいです。それから、日本語も読んだり話したりできるようです。 韓国人には、日本語は文法が似ているので、半年ぐらいで話せるようになるそうです。私が始めて韓国にいったときは、飛行機の中でハングルをおぼえました。そしたら、20%ぐらいの看板と標識は理解できました。
2015年01月11日 19:37
> T.M氏の紹介の記事はAPの記事をそのままFOXが国際面扱いで掲載しただけのもので、編集方針とはあまり関係は無いようです。 ずっと短くしています。しかし、植村氏と朝日が右翼の攻撃の標的なっていることと、1993年の日本政府による調査では、多くの女性が意思に反して集められたと結論付けたことは、残しています。これらが、Foxニューズのいいたいことだと思います。
2015年01月11日 19:30
> 産経新聞 産経新聞なら、いつものようにメチャクチャな捏造記事を造りあげるからです。 もし必要なら、産経の古森記者の捏造記事の批判を掲載します。
2015年01月11日 19:26
> 軍に付いて行く慰安婦の性病検査が、女子挺身隊としての強制連行に、どのように係るのか説明してください。 麻生徹男軍医が慰安所発案の責任者であるかどうかが、女子挺身隊としての強制連行に、どのように係るのか説明してください。
2015年01月11日 19:24
> 1000の慰安婦があり、そのうちの2つが強制連行であっても、全体としては強制連行ではありません。 ある男が1000件の強姦の疑いで逮捕されましたが、その内の2件は誤認であることがわかりました。そこで、この男は無罪になりますか?
2015年01月11日 19:14
> すなわち割合が重要でありその割合は判明していません。 現在判明している、信頼できるとおもわれる強制連行事件の犠牲者の数を足してみてください。私は、1000人には達するとおもいます。
2015年01月11日 19:09
> 「韓国人慰安婦は誘拐されたという者もいるが、ほとんどの者は、貧しい両親によって人身売買業者に『売られた』と明かした。 "some ... and others ..." は、「あるものは ...そしてあるものは ...」です。割合はわかりません。しかし、“entrepreneurs” ... lured the majority of them とありますから、「起業家(これは皮肉)が大半の女性および少女をかどわかした」とありますから、売られた人達は半数以下であることがわかります。 なお、"some ... and the others ..." ですと、「あるものは ...そして残りの人達(もしくは物)は ...」です。
2015年01月11日 18:53
また、慰安婦の呼称は、今でも確立されているわけではなく、「慰安婦」、「従軍慰安婦」、「性奴隷」、「売春を強制された女性」、「単なる売春婦」などと呼ばれています。韓国では、今でも、これに(非公式の)「挺身隊」が含まれるのです。 今日、プールに付随するSPAで韓国の人に会って訊ねましたら、現在の韓国では、通常「慰安婦」という言葉を使うということでした。この人は、河野談話はよいといっていました。
2015年01月11日 18:53
> 翻訳が「捏造に等しいほど酷い」としても、桜井は引用したに過ぎません。 まず、アキタ氏の書いていることがおかしいということは、ソー教授の「The Comfort Women」の最初の2ページを読めば分かります。 実は、ソー教授の1990年代の論文を読むと、挺対協の主張とおなじような、つまり責任の大半は日本側にあるといった主張をされています。それが、この本では、日本側と韓国側の責任が半々ぐらいあるといった立場で書かれています。 そこで、桜井氏の記事を読んだとき、ソー教授の見解が責任の大半は韓国側にあるというように変わったのかと思いまして、アキタ氏にソー教授のどの本もしくは論文が根拠になっているか email でたずねました。そしたたら、出典は「The Comfort Women」の1-25ページということでした。そこで、この中から桜井氏の記事に関連している部分を探しました。 このような誤りは、桜井氏がソー教授の原本を調べれば簡単にわかったことです。私は、日本語の記事が英語の新聞記事などを参照しているときは、必ず元の記事を探し出してよみます。産経の古森氏の記事などは、ほとんど毎回、数箇所の小さい捏造と意図的な誤訳があります。 そこで、植村氏の慰安婦と挺身隊の混同ですが、当時韓国ではほとんどの記事などが慰安婦を(非公式の)挺身隊と呼んでいたということです。また、非公式および公式の挺身隊に志願すると慰安婦にされたということが広く信じられていたということです。このような状況では、植村氏が慰安婦と(正規の)挺身隊との混同に気がつくのは、桜井氏の場合よりはるかに難しいです。 (つづく)
2015年01月11日 16:36
> minnouraさんは何が言いたいのでしょう? 桜井よし子氏は、慰安婦は自ら志願したか親に売られたのであって、日本軍に責任は無いと永いこと主張しておられます。その根拠として、「恩師」の本から引用した文を示していますが、それら文が捏造もしくは適当な作文であるのに、それらを真に受けている人達がたくさんいるということを指摘しました。 私は、植村氏が非難されている慰安婦と挺身隊の混同がどのような状況で起きたのか知りたいので、蘇教授の本を読んでいました。そこで、蘇教授についてWebで検索しておりましたら、桜井よし子氏の記事が見つかったわけです。 それが、あまりにもひどい誤情報の拡散でしたので、皆さんにも知って欲しいとおもったわけです。
2015年01月11日 16:14
韓国では、どうして「挺身隊に応募すると慰安婦にされる」と広く信じられていたのか調べています。 蘇教授の本にはふたつの例が記されています。これ以外にもあるかもしれません。 1970年に、「非公式の挺身隊として募集された5-7万人の女性の大部分は太平洋戦線と北満州に送られ飢えた軍人のおもちゃにされた」という記事がソウル新聞に掲載された。 1981年に 尹貞玉教授が20万人の女性が非公式の挺身隊として募集され、そのうち5-7万人が中国北部および太平洋の島々に送られたと主張した。 実際に何がどれほどの規模で起きたかはよく分かっていません。
2015年01月11日 15:34
The last decade of colonial rule was also the period when many young Korean women were mobilized under deceitful promises of well-paying factory jobs. Many young women and girls who responded eagerly -- or reluctantly, depending on their particular individual situations -- to such enticements offered by compatriot human traffickers ended up at the Japanese military comfort stations established throughout China,Taiwan, and Southeast Asia under the Japanese occupation. (多くの女性が朝鮮人業者に騙されたと書いてあります) 実をいいますと、桜井氏が引用していることのほとんどと逆のことが蘇教授の本には書いてあります。 ところが、この記事を真に受けて引用しているWebの記事がたくさんあります。
2015年01月11日 15:11
捏造の誤情報の拡散の例を示します。まず、桜井よし子氏の次の記事には、下記のような部分があります http://yoshiko-sakurai.jp/2013/05/25/4711 *** 私の恩師、ジョージ・アキタ先生がまもなく出版予定の著書『日本の朝鮮統治は公平だった』(仮題)の中で、サンフランシスコ州立大学人類学のC・サラ・ソウ教授の研究の一端を紹介している。ソウ教授は韓国系米国人で漢字名は蘇貞姫である。 「ソウは、大半の女性たちは周旋業者にだまされて売春を始めたとの主張は間違っている、との立場を取る。ほとんどの場合、従軍慰安婦になる過程は開かれたものであり、当該の女性(とその家族)は、自分の行く先が売春宿であることを認識していた」とアキタ先生はソウ教授の著書を引用する。 *** これらの記述は、私がソウ教授の「The Comfort Women」という本から受けていた印象とは違うので、アキタ先生に出典を email で訊ねました。すると、出典は、この本の1-25ページだという回答をもらいました。 しかし、この本の1-25ページには、下記と同様なことが2・3回記されています。 (つづく)