> 彼はイラク、アフガンを「従軍記者」として取材した元軍人で、実際に従軍し戦いの中にいたものほど軍や政府のプロパガンダに惑わされず、より真実を伝えられるとの見解の持ち主のようです。
彼の書くことを信じて賞賛する人たちも多いようですが、彼を個人的に知っていて彼をボロクソに非難している記事もたくさんあります。
例えば、”It seems Michael is a pro at leveling baseless accusations using fake “sources”(マイケルは偽りの情報をもとに根拠のない非難を投げつけるプロのようだ)とか、(彼がタコマ・シアトル空港で所持金についての質問に答えなかったために、手錠をかけられたことをうけて)「アフガニスタンであの野郎の護衛をしたけれど、手錠をもっていたならば手錠をかけてやった」といったような最大級のヨン氏にたいする罵倒の言葉が並んでいます。
なお、米国に入国する際には、10000ドル以上の通貨を保持していれば、通関の際に申告する必要があります。所持金の申告がなければ、所持金について訊かれます。これに答えることを拒否するのは違法行為です。彼は、収入を聞かれたということで、通関を猛烈に批判しました。
> 酒場の過失致死事件はグリーンベレーへの選抜前のようです
酒場での殺人は1980年代ということで、彼の手記には「訓練が厳しかったので、酒場にいった」という記述と、「グリーンベレーとして資格認定されたからといって、あの馬鹿のようなことをするな」と教官がいったという記事があります。
ヨン氏 についての記事はまだあります。
It is a well-known fact that Mike Yon's military career was a debacle, a trainwreck, a sad, sorry spectacle that served as an object lesson (literally) about what can happen when you put paranoid, preening, narcissistic punks in positions that require judgment, maturity, responsibility and common sense.
Some young punk got his beret and went off and got in a bar fight and punched some guy who hit his head on the ground and died. That punk was Mikey, and his short and embarrassing stint in SF was over before it even really began. What Lilyea show us is that Mikey was actually classified as Surplus for the last six months of his time.
グリーン・ベレーの帽子をもらうやいなや酒場に行って喧嘩で人を殺したので、軍は、除隊までの短い期間のあいだは、ヨン氏を「余剰品」としたとのことです。
> 池田信夫氏はTwitterで、「このマイケル・ヨンって別に著名じゃなくて、彼の『記事』もFacebookの投稿だけ」。と書いている。
マイケル・ヨン氏の『記事』を読みましたがいろいろ「嘘」をいっています。古森氏は、「限りなく嘘に近いこと」を書きますが、「本当の嘘」はそれをいってくれる人を探し出してきす。
> IWG(各省庁作業班)という組織を作り、慰安婦問題などを8年もかけて調べた。だが、慰安婦制度の犯罪性や強制連行を示す米政府や軍の書類は一点も発見されなかった。
調査されたのは、米国政府の保持している文書だけです。当時の米国政府の関心は、日本軍による真珠湾攻撃、米国人捕虜の虐待、白人女性が被害者になった強制売春などに限られており、アジア人女性が被害者になった日本軍の慰安婦制度についてはまともな調査をしなかったと次の報告書に書いてあります。
http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/introductory-essays.pdf
> 世界各地の軍事基地の周囲には売春婦たちが存在する。
朝鮮人女性が日本軍の手配した船で東南アジアの戦地に行くには、日本政府が発行した渡航許可書が必要でした。これらの女性の多くは、看護婦のようないい仕事があるとだまされて船に乗りました。
次の Wikipedia の解説によりますと、ヨン氏は "If a writer wants to make money, he should avoid truth and tell people what they want to hear” といわれたそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Yon
マイケル・ヨン氏もテキサス親父と同じように、日本では「著名」になるとおもいます。
"However, one newly released document, a postwar interrogation report of a Japanese officer in Indochina, contains a brief mention that Japanese soldiers may have threatened local women if they did not agree to become prostitutes for Japanese staff officers.”
> ヨン氏は「これだけの規模の調査で何も出てこないことは『20万人の女性を強制連行して性的奴隷にした』という主張が虚構であることを証明した。
「これだけの規模の調査」は、2000年台に行われた文献調査で、戦時中および戦後に行われた調査ではありません。慰安婦については、米軍がまとも調査をしなかったから資料がないのです。米軍がまともに調査をしなかった理由は、Tanaka Yuki 氏の ”Japan's Comfort Women” という本の第4章に書いてあります。 最大の理由は、慰安婦の件に軍事的な意味はないし、被害者が東洋人であったからです。オランダもオランダ女性が被害者の場合については軍事裁判を行っていますが、被害者が現地人の場合については裁判を行っていません。
Tanaka Yuki 氏は当時調査に関わった米兵の証言も記しています。
> http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270003-n1.html
これは、産経の古森氏の記事ですが、産経の記事が言及している米国における調査については、次のページに記されている報告書から知ることができます。
http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/
私は、これらの報告書をだいぶ前に読みました。 古森氏の記事はしばしばつまみ食いですので、必ず原資料をチェックしましょう。
産経> 報告では日本の官憲による捕虜虐待や民間人殺傷の代表例が数十件列記されたが、慰安婦関連は皆無だった。
http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/introductory-essays.pdf 69ページ:
”New OSS Documents Relating to “Comfort Women” There is very little in the new OSS records relating to forced prostitution, with the exception of a few documents that report the kidnapping of women and girls. These include a translation of a 1943 Chinese newspaper describing the Japanese occupation in Singapore that reports Japanese forces had taken four hundred Chinese women.
(つづく)
> whitewash とは、欠点や過失を隠してごまかす、あるいは体裁をつくろうといった意味の動詞です。
> 「政府の官僚や国民が大虐殺を隠蔽してきた」といった意味ですね。奥山氏の訳は妥当でしょう。
iいくつかの英英辞典における carnage の定義を示します。
1. Massive slaughter, as in war; a massacre.
1. extensive slaughter, esp of human beings in battle
1. the slaughter of a great number of people.
1. the savage and excessive killing of many people
一方、massacreの定義は次のようです。
1. the wanton killing of a large number of esp. unresisting human beings.
1. The act or an instance of killing a large number of humans indiscriminately and cruelly.
1. the wanton or savage killing of large numbers of people, as in battle
massacre は多くの人達を一方的に殺すことですが、carnage には戦闘のように敵味方に関係なく多くの人達が殺される場合も含まれます。
whitewashでは、事件などそれ自体は隠しようがないので隠されませんが、問題点を隠したり偽って、問題ないとすることです。一方、事件全体を隠くすこと、つまり「隠蔽」は cover up です。
> ●著名な歴史家のジョン・ダワー氏は、著書『忘却のしかた、記憶のしかた――日本・アメリカ・戦争』(岩波書店, 2013年)の中で、橋下氏は称賛されるべきだと記している。
> In his book “Ways of Forgetting, Ways of Remembering: Japan in the Modern World,” the noted historian John W. Dower makes a point that Hashimoto would applaud.
「橋下氏は称賛されるべきだと記している」でなくて、「橋下氏が喝采する(大喜びする)ようなことを主張している」です。
それから、"The official and popular whitewashing of this carnage" は、「政府高官や大衆がアメリカの大虐殺を隠蔽してきた」でなく、「この(ベトナム戦争における)大量殺戮 の公式および民間における粉飾」です。
ベトナム戦争において米国がかかわった殺戮については、新聞や雑誌の記事や映画などでけっこう伝えられているとおもいますが、違いますか?
"However, one newly released document, a postwar interrogation report of a Japanese officer in Indochina, contains a brief mention that Japanese soldiers may have threatened local women if they did not agree to become prostitutes for Japanese staff officers.”
それから、米軍がまともに調査をしなかった理由は、Tanaka Yuki 氏の ”Japan's Comfort Women” という本の第4章に書いてあります。 最大の理由は、慰安婦の件に軍事的な意味はないし、被害者が東洋人であったからです。オランダもオランダ女性が被害者の場合については軍事裁判を行っていますが、被害者が現地人の場合については裁判を行っていません。
産経> ヨン氏は「これだけの規模の調査で何も出てこないことは『20万人の女性を強制連行して性的奴隷にした』という主張が虚構であることを証明した。...」と語った
慰安婦については、米軍がまとも調査をしなかったから資料がないのです。このことについては、Tanaka Yuki 氏が当時調査に関わった米兵の証言を記しています。
まず、産経の記事のURLの末尾は .htm でなく .html です。
産経の記事が言及している米国における調査については、次のページに記されている報告書から知ることができます。
http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/
私は、これらの報告書をだいぶ前に読みました。
古森氏の記事はしばしばつまみ食いですので、必ず原資料をチェックしましょう。
産経> 報告では日本の官憲による捕虜虐待や民間人殺傷の代表例が数十件列記されたが、慰安婦関連は皆無だった。
http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/introductory-essays.pdf
69ページ: ”New OSS Documents Relating to “Comfort Women”
There is very little in the new OSS records relating to forced prostitution, with the
exception of a few documents that report the kidnapping of women and girls. These
include a translation of a 1943 Chinese newspaper describing the Japanese occupation in Singapore that reports Japanese forces had taken four hundred Chinese women.
(つづく)
> Women's experiences in war were not always ennobling or empowering.
> 慰安婦 女性の戦時体験のなかには、女性の社会的地位の向上や権利の拡張につながらないものもあった。
"ennobling" も "empowering" もいずれも個人の内面的な「気高さを保つ」とか「自信を持たせる」といた意味で使われ、社会的地位が向上しなくても権利が拡張できなくても可能なことです。
2014年12月07日 18:47
> Minouraさんは公平に記事や情報を引用されている方かと思っていましたが、意外に都合の良いところだけかいつまむところがおありだったのですね。 私は、決して公平ではありませんし、議論のためには都合の良い事例について書きます。ただし、「嘘」とわかっていることは書きませんし、誤りを指摘されれば、直ちに訂正します。
2014年12月07日 18:31
> 彼はイラク、アフガンを「従軍記者」として取材した元軍人で、実際に従軍し戦いの中にいたものほど軍や政府のプロパガンダに惑わされず、より真実を伝えられるとの見解の持ち主のようです。 彼の書くことを信じて賞賛する人たちも多いようですが、彼を個人的に知っていて彼をボロクソに非難している記事もたくさんあります。 例えば、”It seems Michael is a pro at leveling baseless accusations using fake “sources”(マイケルは偽りの情報をもとに根拠のない非難を投げつけるプロのようだ)とか、(彼がタコマ・シアトル空港で所持金についての質問に答えなかったために、手錠をかけられたことをうけて)「アフガニスタンであの野郎の護衛をしたけれど、手錠をもっていたならば手錠をかけてやった」といったような最大級のヨン氏にたいする罵倒の言葉が並んでいます。 なお、米国に入国する際には、10000ドル以上の通貨を保持していれば、通関の際に申告する必要があります。所持金の申告がなければ、所持金について訊かれます。これに答えることを拒否するのは違法行為です。彼は、収入を聞かれたということで、通関を猛烈に批判しました。 > 酒場の過失致死事件はグリーンベレーへの選抜前のようです 酒場での殺人は1980年代ということで、彼の手記には「訓練が厳しかったので、酒場にいった」という記述と、「グリーンベレーとして資格認定されたからといって、あの馬鹿のようなことをするな」と教官がいったという記事があります。
2014年12月06日 22:10
ヨン氏 についての記事はまだあります。 It is a well-known fact that Mike Yon's military career was a debacle, a trainwreck, a sad, sorry spectacle that served as an object lesson (literally) about what can happen when you put paranoid, preening, narcissistic punks in positions that require judgment, maturity, responsibility and common sense. Some young punk got his beret and went off and got in a bar fight and punched some guy who hit his head on the ground and died. That punk was Mikey, and his short and embarrassing stint in SF was over before it even really began. What Lilyea show us is that Mikey was actually classified as Surplus for the last six months of his time. グリーン・ベレーの帽子をもらうやいなや酒場に行って喧嘩で人を殺したので、軍は、除隊までの短い期間のあいだは、ヨン氏を「余剰品」としたとのことです。
2014年12月06日 21:38
「著名」な作家であるマイケル・ヨン氏がどのような人なのかと調べていましたら、彼のことを "jackass" とか "idiot" と呼んでいる記事がありました。 まず、軍務についたのは短期間で戦闘に参加したことはないのですが、酒場での喧嘩で人を殺したことがあるそうです。ですから、人の殺し方は知っているとのことです。 アフガニスタンでは、いくつかの部隊から従軍を解かれ、もう別の部隊で従軍するためにアフガニスタンに帰ることは許されないはずだとのことです。これは、彼の記事が倫理規範に違反し、作戦の機密を侵すからということです。 また、従軍が許されないと、どのような軍司令部でも激しく非難するということです。海軍では一回、陸軍では複数回、これが起きたとのことです。 彼は戦闘に参加したこともないから、彼の戦闘についての記事は「糞だらけ(まったくの屑)」で、彼の記事をありがたがるのは「アホウ」だそうです。ようするに、彼は「素人将軍」ということです。 彼の慰安婦問題についての意見はどうですか?
2014年12月06日 19:26
> それとヨン氏が「いわれた」ではなく、彼が「述べた」ではないですか。(「いわれた」を受け身ではなく、ヨン氏に対する尊敬語で使っているなら別ですが。 一応、尊敬表現をしました。 > 彼はイラク、アフガンに従軍していた軍人で、実際に従軍し戦いの中にいたものほど軍や政府のプロパガンダに惑わされず、より真実を伝えられるとの見解の持ち主のようです。 彼の次の発言が、まったくデタラメであることは、最初のコメントの返信に書きました。 「実際には抵抗した人々の記録どころか、女性達が強制連行された所を目撃者さへおらず、また自分の姉妹など親族や知人を強制連行されたと言う人もいないのです。」 また、彼は「世界各地の軍事基地の周囲には売春婦たちが存在する」ともいっていますが、これらの売春婦たちのために、関係国が建物を用意し、売春婦の募集や輸送の手配をし、料金や「就業」規則をきめますか?
2014年12月06日 19:08
> 一部地方の事件を持って軍全体が組織的に行っていたとするものです。A国で、B国の女が一人レイプされた事件をもとに、A国の国民が意識的にB国の何十万の女性をレイプしたというようなものだ。 私は、「軍全体が組織的に行っていた」とはいっていません。ただし、強制連行が一件でもあれば、「強制連行があった」ということになります。「強制連行を軍全体が組織的に行っていた」というのは誤りだというのはいいのですが、「強制連行があった」というのは「嘘」であるとはいわないでください。 ヨン氏の次の発言などは、まったくデタラメです。 「実際には抵抗した人々の記録どころか、女性達が強制連行された所を目撃者さへおらず、また自分の姉妹など親族や知人を強制連行されたと言う人もいないのです。」 例えば、スマラン事件の場合は、まず被害者の女性たちが抵抗しています。そして、女性達が強制連行されたことは、同じ収容所にいれられていた親族や知人はもちろん知りました。若い娘が慰安婦にさせられのがしのびなくて、身代わりを志願した年上の女性がいたくらいです。もちろん、この事件の裁判記録もあります。 それから、アンボン島の事件の場合は、娘達が船で連れ去られていくときに波止場に集まった村人達が、「娘を返せ! 娘を返せ!」と叫んだ声が忘れるられないと他の日本軍将校から聞いたという日本軍将校の手記があります。この事件では、戦後になって原住民が責任者を処罰しようとしたが、日本軍の責任者はすでに帰国していたので、変わりに日本軍に協力した現地人の警官を罰したという記録があるそうです。 そのほかにも、記録でしたいくつかあります。
2014年12月06日 03:34
> 池田信夫氏はTwitterで、「このマイケル・ヨンって別に著名じゃなくて、彼の『記事』もFacebookの投稿だけ」。と書いている。 マイケル・ヨン氏の『記事』を読みましたがいろいろ「嘘」をいっています。古森氏は、「限りなく嘘に近いこと」を書きますが、「本当の嘘」はそれをいってくれる人を探し出してきす。 > IWG(各省庁作業班)という組織を作り、慰安婦問題などを8年もかけて調べた。だが、慰安婦制度の犯罪性や強制連行を示す米政府や軍の書類は一点も発見されなかった。 調査されたのは、米国政府の保持している文書だけです。当時の米国政府の関心は、日本軍による真珠湾攻撃、米国人捕虜の虐待、白人女性が被害者になった強制売春などに限られており、アジア人女性が被害者になった日本軍の慰安婦制度についてはまともな調査をしなかったと次の報告書に書いてあります。 http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/introductory-essays.pdf > 世界各地の軍事基地の周囲には売春婦たちが存在する。 朝鮮人女性が日本軍の手配した船で東南アジアの戦地に行くには、日本政府が発行した渡航許可書が必要でした。これらの女性の多くは、看護婦のようないい仕事があるとだまされて船に乗りました。 次の Wikipedia の解説によりますと、ヨン氏は "If a writer wants to make money, he should avoid truth and tell people what they want to hear” といわれたそうです。 http://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Yon マイケル・ヨン氏もテキサス親父と同じように、日本では「著名」になるとおもいます。
2014年12月06日 03:16
> 日本軍が組織的に20万人の女性を強制連行して性的奴隷にした 韓国もふくめて、政府レベルでこのような主張をしている国はないはずです。韓国政府の見解は次のページで知ることができます。 http://www.hermuseum.go.kr/eng/ > 実際には抵抗した人々の記録どころか、女性達が強制連行された所を目撃者さへおらず、また自分の姉妹など親族や知人を強制連行されたと言う人もいないのです。 これは誤りです。 インドネシア、フィリピン、中国における「慰安婦強制連行」については、元慰安婦の証言以外にも、裁判記録、日本兵の手記、現地人の証言などがあります。 アジア女性基金のサイトには、「慰安婦にされた女性たち-台湾」という解説があります。 http://www.awf.or.jp/1/taiwan.html 「第二次大戦中、日本の植民地であった台湾から多くの男性が日本軍兵士や軍属として徴集され、同時に女性は「看護」や「炊事」「工場での作業」などの名目で軍や警察に召集されました。当時の台湾の人々にとって、日本軍や警察にさからうことは、生きる道を絶たれるにもひとしかったのです。 「海外では海南島、フィリピン、中国、インドネシア、ビルマなど、台湾内では各地にあった軍港や軍需工場に隣接する施設に送られ、その多くの女性が「慰安婦」として働かされました。夫や婚約者が兵士として軍に徴用されている間に被害にあった女性もすくなくありません。そういった被害者のほとんどが戦地からもどった夫に事実を打ち明けることができず、何十年間も秘密をかかえて暮らすこととなりました。」 日本語の「誘拐」および「英語」の "abduct" は、いずれも「いい仕事がある」などといって騙して連れ去ることもふくまれます。
2014年11月29日 14:47
> つまり本国から売春婦を送って慰安所を作れと言うのですね。 大変貴重なアイデアです。 今後、日本の自衛隊が海外派遣されるときは、是非、慰安婦を同伴させるべきです、桜井よし子氏やなでしこアクションの女性たちは、慰安婦は高収入を得、待遇もよかったと述べておられますので、愛国的な女性が簡単に集まるとおもいます。
2014年11月29日 14:34
> つまり証拠も記録もないわけですね。 証拠も記録もないのに、証言だけで「強制連行があった」ってどこの異端審問? 米軍は「まともな調査をしなかった」のですけれど、たまたまなされてた調査の報告書がいくつかあります。古森氏の記事には、そのような資料はひとつもないと書いていあるのは、嘘です。 「強制連行」については、オランダによるバタビア臨時軍事法廷による裁判の報告書、元日本兵の手記、現地人の証言などがあります。 それから、米国を始めとする各国の慰安婦問題対日非難決議は「強制連行」の有無には触れていません。また、韓国の現在の政府見解も朝鮮女性が強制連行されたとはいっていません。ただし、インドネシアやフィリピンではあったといっています。
2014年11月29日 14:02
> 「粉飾」とは飾りつくろうこと、うわべをとりつくろって立派に見せかけること、の意味がある言葉です。英語ならembellishmentという名詞が相応するでしょう。 whitewash は完全に悪い意味で使われますが、embellishは、役に立つもの立たないものを付け加えて(見かけを)よくすることで、それほど悪い意味はありません。「粉飾」は、whitewash ほどでなくても、悪い意味で使われるとおもいますが、いかがですか?
2014年11月29日 04:19
橋下しは、「慰安婦は必要だった」ともいっています。
2014年11月29日 04:13
"However, one newly released document, a postwar interrogation report of a Japanese officer in Indochina, contains a brief mention that Japanese soldiers may have threatened local women if they did not agree to become prostitutes for Japanese staff officers.” > ヨン氏は「これだけの規模の調査で何も出てこないことは『20万人の女性を強制連行して性的奴隷にした』という主張が虚構であることを証明した。 「これだけの規模の調査」は、2000年台に行われた文献調査で、戦時中および戦後に行われた調査ではありません。慰安婦については、米軍がまとも調査をしなかったから資料がないのです。米軍がまともに調査をしなかった理由は、Tanaka Yuki 氏の ”Japan's Comfort Women” という本の第4章に書いてあります。 最大の理由は、慰安婦の件に軍事的な意味はないし、被害者が東洋人であったからです。オランダもオランダ女性が被害者の場合については軍事裁判を行っていますが、被害者が現地人の場合については裁判を行っていません。 Tanaka Yuki 氏は当時調査に関わった米兵の証言も記しています。
2014年11月29日 04:02
> http://www.sankei.com/world/news/141127/wor1411270003-n1.html これは、産経の古森氏の記事ですが、産経の記事が言及している米国における調査については、次のページに記されている報告書から知ることができます。 http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/ 私は、これらの報告書をだいぶ前に読みました。 古森氏の記事はしばしばつまみ食いですので、必ず原資料をチェックしましょう。 産経> 報告では日本の官憲による捕虜虐待や民間人殺傷の代表例が数十件列記されたが、慰安婦関連は皆無だった。 http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/introductory-essays.pdf 69ページ: ”New OSS Documents Relating to “Comfort Women” There is very little in the new OSS records relating to forced prostitution, with the exception of a few documents that report the kidnapping of women and girls. These include a translation of a 1943 Chinese newspaper describing the Japanese occupation in Singapore that reports Japanese forces had taken four hundred Chinese women. (つづく)
2014年11月29日 03:54
> 国主導については、今のところ見つかったとは聞いていません。 東条英機陸軍大臣が、慰安婦を送れと台湾の軍司令部に要請した電文がみつかっています。 > 3については、、、なんとも言えません。2の募集に応募した可能性もありますが、台帳等の記録が見つかればはっきりするでしょうが。 台湾の場合は、女性が看護婦や給仕の名目で徴用され、現地に着いたら慰安婦にされたという元慰安婦の証言が多くあります。そこで、台帳等の記録では、徴用目的は看護婦や給仕となっているそうです。 それから、日本軍が敗退するときに、慰安婦を看護婦ということにしろといった内容の暗号電文をオーストラリア軍ば傍受し、解読された記録があるそうです。また、シンガポールにおいて、こうして急遽補助看護婦にされた女性達の写真があります。 > 女性側からの応募の可能性が高いと考えてます。(高給に釣られて、家族に売られた場合は 強制とは言えないと思います) 一番多いのは、看護婦のようないい仕事だといってだまされた人達のようです。日本国の内務省が主導し設立した米兵向けの特殊慰安施設の「従業員」募集のための新聞広告でも「仕事」の内容を偽っています。 > 慰安婦関連の資料は完璧に破棄されるてるとは思えないからです。 アジア女性基金のサイトにある資料集を読んでください。
2014年11月29日 03:30
> 日本ほど第二次大戦中の性暴力を真摯に顧みて、謝罪と補償を行った国は無いのです。 現在の問題は、これらの謝罪と補償は誤りであった、このような謝罪をおこなった人達、例えば河野洋平氏、をつるし上げろといった意見が増えてきたことです。Webの記事とか動画では、こうした意見が圧倒的多数です。
2014年11月29日 03:25
> whitewash とは、欠点や過失を隠してごまかす、あるいは体裁をつくろうといった意味の動詞です。 > 「政府の官僚や国民が大虐殺を隠蔽してきた」といった意味ですね。奥山氏の訳は妥当でしょう。 iいくつかの英英辞典における carnage の定義を示します。 1. Massive slaughter, as in war; a massacre. 1. extensive slaughter, esp of human beings in battle 1. the slaughter of a great number of people. 1. the savage and excessive killing of many people 一方、massacreの定義は次のようです。 1. the wanton killing of a large number of esp. unresisting human beings. 1. The act or an instance of killing a large number of humans indiscriminately and cruelly. 1. the wanton or savage killing of large numbers of people, as in battle massacre は多くの人達を一方的に殺すことですが、carnage には戦闘のように敵味方に関係なく多くの人達が殺される場合も含まれます。 whitewashでは、事件などそれ自体は隠しようがないので隠されませんが、問題点を隠したり偽って、問題ないとすることです。一方、事件全体を隠くすこと、つまり「隠蔽」は cover up です。
2014年11月28日 14:06
> ●著名な歴史家のジョン・ダワー氏は、著書『忘却のしかた、記憶のしかた――日本・アメリカ・戦争』(岩波書店, 2013年)の中で、橋下氏は称賛されるべきだと記している。 > In his book “Ways of Forgetting, Ways of Remembering: Japan in the Modern World,” the noted historian John W. Dower makes a point that Hashimoto would applaud. 「橋下氏は称賛されるべきだと記している」でなくて、「橋下氏が喝采する(大喜びする)ようなことを主張している」です。 それから、"The official and popular whitewashing of this carnage" は、「政府高官や大衆がアメリカの大虐殺を隠蔽してきた」でなく、「この(ベトナム戦争における)大量殺戮 の公式および民間における粉飾」です。 ベトナム戦争において米国がかかわった殺戮については、新聞や雑誌の記事や映画などでけっこう伝えられているとおもいますが、違いますか?
2014年11月27日 17:14
"However, one newly released document, a postwar interrogation report of a Japanese officer in Indochina, contains a brief mention that Japanese soldiers may have threatened local women if they did not agree to become prostitutes for Japanese staff officers.” それから、米軍がまともに調査をしなかった理由は、Tanaka Yuki 氏の ”Japan's Comfort Women” という本の第4章に書いてあります。 最大の理由は、慰安婦の件に軍事的な意味はないし、被害者が東洋人であったからです。オランダもオランダ女性が被害者の場合については軍事裁判を行っていますが、被害者が現地人の場合については裁判を行っていません。 産経> ヨン氏は「これだけの規模の調査で何も出てこないことは『20万人の女性を強制連行して性的奴隷にした』という主張が虚構であることを証明した。...」と語った 慰安婦については、米軍がまとも調査をしなかったから資料がないのです。このことについては、Tanaka Yuki 氏が当時調査に関わった米兵の証言を記しています。
2014年11月27日 17:13
まず、産経の記事のURLの末尾は .htm でなく .html です。 産経の記事が言及している米国における調査については、次のページに記されている報告書から知ることができます。 http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/ 私は、これらの報告書をだいぶ前に読みました。 古森氏の記事はしばしばつまみ食いですので、必ず原資料をチェックしましょう。 産経> 報告では日本の官憲による捕虜虐待や民間人殺傷の代表例が数十件列記されたが、慰安婦関連は皆無だった。 http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/introductory-essays.pdf 69ページ: ”New OSS Documents Relating to “Comfort Women” There is very little in the new OSS records relating to forced prostitution, with the exception of a few documents that report the kidnapping of women and girls. These include a translation of a 1943 Chinese newspaper describing the Japanese occupation in Singapore that reports Japanese forces had taken four hundred Chinese women. (つづく)
2014年11月25日 03:02
> Women's experiences in war were not always ennobling or empowering. > 慰安婦 女性の戦時体験のなかには、女性の社会的地位の向上や権利の拡張につながらないものもあった。 "ennobling" も "empowering" もいずれも個人の内面的な「気高さを保つ」とか「自信を持たせる」といた意味で使われ、社会的地位が向上しなくても権利が拡張できなくても可能なことです。
2014年11月25日 02:46
日本兵は「突撃一番」というゴム製品を支給され、その使用を義務づけられました。 数年まえに、沖縄の日本軍司令部の跡地からたくさんのゴム製品がでてきたという報道がありました。
2014年11月25日 02:40
米国の公立学校の教科書はそれそれの地域の学校区の教育委員会が選択します。教育委員会は、その地域の住民により選挙で選ばれます。州政府の議会が、進化論をどう扱うべきかなどの決議をすることはありますが、連邦政府は教科書の内容について一切関与できません。
2014年11月25日 02:31
> 「米国の奴隷制度は、所有物である奴隷女性を強姦することが普通にあり、生まれた子はそのまま奴隷として所有者の財産となった。」 まず、奴隷女性を強姦したのは、奴隷制度でなく奴隷の所有者でした。 そして、こうしたことは、奴隷制度についての米国のテレビ番組などでしばしば報道されることです。高校の教科書ならこうした記述も問題ないとおもいます。
2014年11月23日 17:26
「証言」は「供述証拠」という「人的証拠」です。
2014年11月01日 03:27
> ノーベル賞って人に与えられる賞で、理論や行為に与えられる賞にではありません。 アインシュタインがノーベル物理学賞を受賞したのであって、相対性理論が受賞したのではないのです。 ノーベル賞は団体にも与えられます。例えば、「 欧州連合」、「国境のない医師団」、「AFS]などが受賞しています。賞がが与えられるのは個人や団体ですが、それには受賞理由が必要です。 アインシュタインのノーベル物理学賞の受賞理由が「相対性理論」でなくて「光量子仮説」であったのは、前者があまりにも革新的で、当時は真偽が定かでなかったからです。 それから、平和賞や文学賞の場合は、受賞者が成し遂げた業績だけでなくて、それが与える影響も重要な要素として考慮されます。ですから、マララ・ユサフザイさん、 劉暁波氏、 アウンサンスーチー氏のように、授賞に対する強い反発が予想されるほど、ノーベル賞を与えるする動機は強くなります。
2014年10月27日 02:48
> 昔の方は今の日本人より本音と建前、表の顔を裏の顔を使い分けていた、ということだけだと思いますが。もちろん、表に出せない裏の部分の話だから、証拠なんてそんなにないでしょうけど。 政治家や実業家が妾をもつことはふつうでした。そして、それは「公然の秘密」でした。 例えば、Wikipedia によると、衆議院議長にもなった堤康次郎の女性関係は次のようなものでした。 「康次郎の女性関係は派手だった。下はお手伝いさんから上は華族まで“女”と名のつくものであれば“手当たり次第”だった。お手伝いさんから女子社員、部下の妻、看護婦、マッサージ師、乗っ取り会社の社長夫人、秘書、別荘管理人、旧華族…社員たちの言葉の端にのぼっただけでもざっとこんな具合である。このあと始末は部下の仕事だった。愛人の数は有名な女優を含めて、正確な数は誰もわからないし、本人もわからなくなっていた。子供12人というのは嫡子として認めた数にすぎず、100人を超えるという説もある。葬儀には康次郎そっくりの子どもの手を引いた女性が行列を作ったという。」
2014年10月27日 02:28
> 当時の日本人は、SMクラブどころか、恋愛や婚前の性行為もはばかる清廉さ、高い道徳心をもっていた。男女7つにして席を同じゅうせず。...農村などに育った大多数の兵士は素朴かつ誠実そのものだった。 なにをとぼけたことをいっているのですか。私の育った村でも、戦前までは「夜這い」がよくあったそうです。 Wikipedia には、次のように記されています。 「大正時代まで農漁村中心に各地で行われていた習俗。戦後、高度成長期直前まで、各地の農漁村に残っているところがあった。明治維新の近代化や農漁村への電灯の普及などにより明治以降は衰退する傾向にあった。このため、明治、大正の頃まで盛んだったのは、山深い山間部の村落中心であった。」 当時の若者は、学校では、「男女7つにして席を同じゅうせず」と教育されていましたが、学校を離れれば、「夜這い」が最大の楽しみだったようです。 私は、戦後生まれですので、「夜這い」の話はときどき聞きましたが、自分で経験することはできませんでした。残念なことです。
2014年10月21日 06:46
> 火力発電所も、太陽が発電するときはアイドル運転で停止する訳にいかない 次の報告書の14ページの表をみてください。 http://www.nedo.go.jp/content/100544824.pdf 例えば、石油火力発電では、出力調整幅は30%から100%です。そして、出力を毎分3%以下なら変えられます。つまり、30分もあれば出力を30%から100%に上げたり、100%から30%に下げられます。 ボイラーの火を消した場合でも、通風系ダンパを閉めて、余熱で温まった状態では、3から5時間で再起動できます。週末などの待機では、再起動に20から30時間かかります。 水力発電では、起動および停止は数分でできますし、出力は一分ほどで0%と100%の間で変えられます。 火力発電において出力を急激に変えられないのは、主としてタービンに流入する高温の蒸気によりタービン軸に熱応力が発生するからです。 次の記事によると、大型タービンの軸は直径が3mほどあるそうです。この軸内の温度分布が一様でないとと熱応力が生じます。 http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2012/03/18/20120318m_01.html タービンが許容範囲で運転されても、この熱応力は弾性限界を超えますので、タービン軸には寿命があります。そこで、残存寿命は監視用計算機により計算されています。
2014年10月19日 16:06
オランダ政府によるバタビア臨時軍事裁判の報告書が存在するにもかかわらず、「政府の調査の結果、軍およびその関連機関の関与した強制連行があったことを証明する記述を見つけることはできなかった」となることを、どなたか説明してください。