国際情報
2019.07.31 07:00 週刊ポスト
韓国で反日映画続々公開も当事者自ら「神話に近い」と認める
「憎き日本兵」を殺しまくるのも反日映画の特徴(YouTube で公開された『鳳梧洞戦闘』予告編より)
しかし、これらの数字は大幅に誇張された可能性が高い。朝鮮系中国人作家で抗日運動にも参加していた故・金学鉄氏は、韓国左派市民団体の機関紙(2001年発行)の取材に、次のように打ち明けている。
〈鳳梧洞戦闘や青山里戦闘の戦果は少なくとも300倍は誇張されたもの〉
〈我々の独立運動史は神話に近いといえるほど誇張があった〉
〈日本軍と遭遇した時は10回に9回は負けた〉
当事者自らが“神話に近い”と認める戦前の韓国独立運動については、韓国国民の間でも、誇張を批判する声が少なくないという。近著に『韓国「反日フェイク」の病理学』(小学館新書)がある韓国人作家・崔碩栄氏が語る。
「同作のポスターが公開されると、韓国のネット上には『また反日映画か』『誇張された話』と冷静に突っ込む声も一部に見られました。こうした根拠が不明確な内容の映画が公開されるのは問題ですが、韓国国内で議論が起きるようになってきたのは、健全な兆しといえるかもしれません」
こうした映画が見向きもされなくなる日が、いつかはやってくるのだろうか。
※週刊ポスト2019年8月9日号
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