大森靖子問題。わたしは金子と黒宮は許した。

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昨日似たようなエントリーをしたが、再度しておきたい。講談社ミスiDで審査委員の大森靖子がごり押しし不自然な選考が行われた件だが、わたしは金子と黒宮を許すことにする。おそらく道重さゆみちゃんなら許すであろうと思うから、そうするだけである。

ミスiDで受賞するメリットがほとんどないのだから、何か大きな不正を働いたとは言い難く、道重さゆみちゃんなら情状酌量の余地を与えるであろうし、また道重さゆみちゃんのような聡明な人物なら、売れないアイドルを推すゲームだと理解するであろうし、アイドルを推すという精神の本質からして、一人一票の多数決など覆してもいいと考えるはずである。不人気メンバーを熱心に推す一人のファンがいるとして、たとえば100人分のグッズを買うなら、それは100票であるはずだ。一人で100人分応援することは可能なのである。アイドルを推すということに関して、これはズルとは言えないし、むしろこの熱心さこそが本質だと言える。

もちろんわたしは金子を応援しないし、金子に否定的な見解を示した四人の審査員も決して応援しないであろう。だが、アイドルを推すという根本に立ち返ると、大森靖子一人で100人分動いてもいいわけだし、それはこの賞の性質からして、正当化されるだろうと思われる。四人が応援しないことより、一人が熱烈に応援することが評価されることがあってもよいはずである。マイナスの評価の数で考えるより、推しているファンの熱意の方が重要であるとも言える。大森靖子が金子をごり押ししてグランプリにさせたのだから、他人の力を頼ることなく、大森靖子だけが金子を全力で推せばいいのであり、ミスiD受賞の特典が極めて乏しく、アイドルを推すゲームであると考えると、一人で100票入れるような行為は許容されるはずである。

大森靖子がごり押しし、金子にグランプリを取らせ、それから先は何もしないということなら、何の熱意もないごり押しであり、それはアイドルファンとしての行動ではなく、アイドルオーディションで傲慢な審査員として振る舞っただけとなるであろう。
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