どうもYagiです。
今日はまた少し昔話をしようと思います。
あれは忘れもしない
僕が小学校4年生の話。
僕は毎週火曜日に "習い事" に通っていた
当時、 大山さんという子がちょっぴり気になっていたのだが
大山さんも同じ習い事をしていて
学校ではない別の場所でその子に会うのが
ひそかな楽しみだった
ある日のこと
僕は熱を出してしまって
学校と習い事を休んでしまった
せっかくの火曜日で大山さんに会えるのに残念だ
一週間で一番楽しみな
よりにもよってこの日に...
しょうがないので
その日は夕方まで部屋で寝ていた
~夕食の刻~
母親 「そうだヤギ、さっき大山さんから電話あったよ?」
僕 「くぁwせdrftgyふじこlp;@:!?」
母親 「寝てるって言ったら、 後でまた掛け直しますってさ」
母親 「習い事のことだってさ!」
ビッグイベント到来!!
あの大山さんが!!!
僕に電話をしてくれるだと!?
もうテンション爆上がりで
熱のせいなのか、高揚しているからなのかわからないけど
顔面真っ赤になっていた
こうしちゃいられない
さっきは寝てしまっていたし
今度は準備万端の状態でお出迎えしたい
今のうちにできること全部やっておかないと...
僕 「清めてくる」
母親に気持ちを悟られまいと
すごく自然に
さりげなくそういって
お風呂に入った
お風呂では何度も何度も
シミュレーションをした
僕 「ハイ、ヤギです!どちら様でしょうか?」
僕 「もしもし、ヤギです!...あ!大山さん?」
動揺せず、紳士に振る舞うこと
大事なのは第一印象
受話器の前でも笑顔で心に余裕を持って
話す時は相手の話を遮らないこと
「聞く:話す」 は 「 7 : 3 」
困ったらモノマネ
これだ....これでいける
大丈夫、大丈夫だ
ここで完璧に電話をやりとおすことで
大山さんはきっと紳士な僕に振り向いてくれる
僕なら...やれる。
受話器の前で正座し
"その時" を待つ
チッ...チッ...チッ...
静けさの中で時計の音が響いている
何分経過しただろうか...
そろそろ
おしっこが限界である
プルルルルルルルル!
キタ!!!!!!
ついにキタ!!!!!
落ち着け...落ち着け僕!
シミュレーションを思い出せ!
冷静に、大人の対応で、紳士に振る舞うんだ。
大事なのは第一印象!
鳴り響く電話
大きく深呼吸をして
ゆっくりと受話器に手を伸ばす
軽くほくそ笑みながら
受話器を取り
耳に当てる
僕 「はい、もしもしです!」
大山さん 「あ、ごめんなさい!間違えました!」
ガチャン
ツーツーツー....
おしっこ漏れた。

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