加藤勝信官房長官は1日の記者会見で、中国が一部入国者に実施している肛門から検体を採取する新型コロナウイルスのPCR検査について、北京の日本大使館を通じて邦人への免除を要請したと明らかにした。「大使館に一部の邦人から心理的苦痛が大きいなどの意見が寄せられたことを踏まえた」と述べた。

現時点で中国側から検査方法を変更するとの回答は得られていないと説明。検査免除に向け「引き続き働き掛けていく」と語った。(共同)