2020年2月5日放送のNHK(Eテレ)の大人気番組ねほりんぱほりんで、マッチングアプリの第二弾が特集されました。
第一弾ではマッチングアプリで性生活を楽しんでいる男女が攻略法などを赤裸々に告白。
<第一弾はこちら>
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NHKねほりんぱほりん「マッチングアプリにハマる人」が面白かった!ガチユーザーの体験談と攻略テクニックを紹介します!
NHK教育テレビでマッチングアプリをテーマにした番組が放送されました。 『ねほりんぱほりん」 特殊な経験を持つゲストとモグラに扮した山里亮太さんとYOUさんがトークをするバラエティ番組で …
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第二弾の今回は「真剣に婚活している社会人女性」が2人登場し、体験談を話してくれました。
第二弾はマッチングアプリで婚活をする「素晴らしさ」と「難しさ」の両面を伝えてくれていて、とても有益な内容だったので当サイトでも共有したいと思います!
マッチングアプリにいるヤリモク既婚者に翻弄され続けた婚活女性
一人目に登場したのはアユミさん。
28歳の時にマッチングアプリで婚活を始めて、今もマッチングアプリで出会いを探している32歳の女性。お仕事は営業職。
顔出しはしていませんが、番組MCの山里亮太さんとYOUさんによると「容姿はマッチングアプリなんて必要ないレベルの美女」。
写真で見た感じは巨乳ですね、間違いなく。
美女で巨乳…ヤリモクに狙われそう…
始めたきっかけは元彼が結婚したこと。28歳という年齢もあって焦りを感じたそうです。
今後の人生を考えると不安もあるし、子供も欲しいので結婚はしたい。年齢的にも子供を生むにはリミットがある。
本当は日常生活や仕事の関係で出会いたいけど、忙しいので時間的に難しい。
周りは次々に結婚していくので、紹介も減ってくる。
そんな中、マッチングアプリなら限られた時間の中でもできるし、相手は無限にいるので効率が良いと感じているのだそう。
やれることは全部やっておこうと決意してマッチングアプリを続けているのだそうです。
アユミさんは自分と似ている環境・スペックの男性を求めていて、アプリでは検索条件に以下の項目を入れて絞っています。
プロフィール | 求める条件 |
職業 | 会社員 |
年収 | 400万円~600万円 |
結婚歴 | 初婚 |
休日 | 土日休み |
学歴 | 大卒以上 |
年齢 | 28~35歳 |
身長 | 170cm以上 |
すべてにおいて「普通の男性」を求めている感じですね。
高望みしていないように見えて、超高望みのパターン。本人は謙虚な気持ちで条件を考えたつもりなんだけど、実態は真逆なんですよね。
男選びに失敗する女性の典型例ですね。
良い部分もあれば悪い部分もあるのが「普通」で、すべての要素が普通の人はいないんですよね。
すべてが普通以上の人は24時間リセマラしても引けないレベルの超激レアキャラ。ヒエラルキーのトップ層。めちゃくちゃモテる人。すでに他の女性のモノになっている可能性大です。
しかもアユミさんは内面に重きを置かず、表面(スペック)を重視していて、なおかつその自覚がないのが致命的…
性格はとても良い人なんですけどね。
アユミさんはマッチングアプリに入会した初日に「いいね」を100人くらいの男性からもらいました。
まさに入れ食い状態。
「私、求められている!」と感じたそうです。
これ多くの女性が体験するんですよ。マッチングアプリに登録すると。
実は登録初日が一番”いいね”がもらえるんですけど、それには理由があるんです。
ネトナンをしているヤリモクたちが新人狙いで「いいね」するからです。マッチングアプリに慣れていない女性はヤリモクから見れば”鴨”。一番落としやすいんですよ。
婚活目的の女性は初日にいいねしてくる男性には特に注意しましょう。
ヤリモクの女性にとっては相手を選び放題なんですけどね(笑)
マッチングアプリにいる既婚者
アユミさんが最初に会った男性は、既婚者であることを隠していました。
マッチングアプリは既婚者の登録を禁止しているのですが、無視して登録するヤリモク既婚者が多いんですよ。規約を守らない上に、既婚者であることを隠して真面目な女性を自分の性欲の捌け口にするクズどもです。
年収が高い男性やイケメンほど既婚者が多いので、スペック重視で男性を選ぶ女性は隠れ既婚者に騙されやすくなります。
既婚者の見分け方
隠れ既婚者があまりにも多かったため、アユミさんは既婚者を見抜く方法を5つ考えました。
①本名を聞き出し、Facebookで正体を確かめる
Facebookには嘘を書く人が少ないので、マッチングアプリに書いてあるプロフィールと照らし合わせます。
アユミさんが出会った消防士の男性は、マッチングアプリでは独身と言っていたのに、Facebookでは子供を抱っこして良いパパをしていたそうです。
②土日にデートの約束ができるかカマをかける
家族のいる人は土日のデートを断ることが多いです。
男性の誕生日、クリスマス、子供の運動会などのイベント時も断ります。家族の手前、抜け出せないんですね。
誕生日、クリスマス、バレンタインは本命の彼女がいる男性も断りますね。浮気者を見破る絶好の機会。
③夜に電話をかけて、普通に出るか確かめる
奥さんの前では絶対に電話に出ないので、夜自宅にいる時間を狙って電話をかけます。
独身男性でもお風呂に入っている時などは電話に出れないこともありますが、普通はその日のうちに折り返しの電話があります。
なければ黒ってことですね。
④結婚しているかストレートに聞く
何を聞かれても既婚者であることを隠し続けるサイコパス系の男性もいますが、後ろめたい気持ちがある男性はストレートに聞かれると嘘をつき辛くなります。
「ごめん、本当は結婚してるんだ。それでもいいなら…どう?」という感じで開き直るんですね。
⑤実家暮らしは怪しい
妻子のいる自宅に来づらくさせるために「実家暮らし」と嘘をつく既婚者もいます。
普通に実家暮らしの男性もいますけどね。
この5つのチェックをしても既婚者は紛れ込む
アユミさんはこの方法で既婚者を排除していますが、それでも実際に会った男性の4人に1人は既婚者だったそうです。
マッチングアプリにヤリモクが多い理由
アユミさんは「なぜ真面目なアプリのはずなのにこんなにヤリモクが多いの?」と疑問に思っていたそうですが、その理由が「広告」にあると考えました。
「男性向けの広告」と「女性向けの広告」の内容が異なっていることに気づいたそうです。
女性向けの広告は「真面目な出会い」「婚活アプリ」「爽やかな写真」など、安全で清潔な恋愛ができるイメージで作られています。
しかし男性向けの広告は「やれるアプリ」「セフレが作れる」「胸の谷間を強調した写真」など、エロ系のイメージになっています。
そのため男性はヤリモクで登録する人が多いとアユミさんは仰っていました。
出会い系に詳しい私からすると「ペアーズっぽいな」と思いました。
withやユーブライドの広告には大きな差はないんですよ。
男性向けと女性向けでわずかに違う程度で、ペアーズのように別物ということはありません。
また、アプリの運営会社が作っている広告より大きな問題があるのは「メディア」です。
メディアとは「マッチングアプリ比較サイト」や「マッチングアプリの体験談が集められたサイト」のこと。
やれるアプリとしてペアーズやタップル誕生をおすすめしている男性向けメディアもあれば、婚活アプリとしてペアーズやタップル誕生をおすすめしている女性向けメディアもあるんですよ。
それらのメディアでは、男性は性欲を満たすためにアプリに登録する人が多いので「やれる」ことを前面に押し出して訴求します。
女性はヤリモク男性を嫌う人が多いので、「真面目な出会いがある」ことを前面に押し出して訴求します。
読者をアプリに登録させるために都合の良いことだけ書いているんです。
その結果、アプリには真面目な出会いを求める女性と、ヤリモクの男性が集まることになるわけです。ミスマッチが起きちゃうんですね。
私もこのサイトで様々な出会い系サイトやマッチングアプリを紹介していますが、読者さんが勘違いしないように注意しながら記事を書いています。
既婚者に対して既婚者の登録が禁止されているアプリをおすすめすることはないし、婚活目的の女性に婚活向きじゃない出会い系サイトをおすすめすることはありません。
しかしそういった区別をつけず、アフィリエイトの成果報酬が高いアプリをランキング1位としておすすめしている比較サイトが多いんですよね。
PCMAXで婚活ができるとか、マリッシュでセフレを作りまくるとか、実態と真逆のことを書いているサイトには殺意を覚えますね。ユーザーのことを何だと思っているのか。詐欺みたいなものですよ。
アユミさんもそういった比較サイトが生んだ犠牲者の一人なのかもしれません。
アユミさんは貴重な時間を、既婚者に奪われてしまった可哀そうな女性の一人。
「時間=命」ですからね。
人を騙すのは命を奪うのと同じくらい罪なことだと思います。
偶然、従妹の旦那さんに遭遇
アユミさんはアプリで従妹の旦那さんを発見したこともありました。
なんとこの男性、結婚してまだ半年。
アユミさんは懲らしめてやろうと決意。
男性を釣るために自分のプロフィール写真にめちゃくちゃ可愛い韓流のアイドルの写真を載せると、なんと向こうから”いいね”をしてきてマッチング成立。
すぐにカフェで会い、説教したそうです。
男性は顔面蒼白、思考停止。
帰宅後、男性から届いたLINEには「これを機にアプリを消しました(笑)」と書いてあったそう。
(笑)って。
100%またやりますねこの男性(笑)
アユミさんが本気で恋をした男性もまた既婚者だった
アユミさんが恋に落ちたのは、広告代理店勤務で、背が高く、穏やかな雰囲気の男性。遠方に住んでいて、出張でアユミさんの住む街によく来る人。
私から見ればこの時点で「はい、ヤリモク決定~」って感じなんだけど、なぜか女性は気づかない人が多いんですよね。
「出張先に女を作ろう」なんて発想はヤリモク以外にはあり得ません。
プロ野球選手や芸能人が地方に女を作るのと同じです。仕事終わりにセックスしたいだけですね。
アユミさんはそうとは知らず、彼に惚れこんでしまいます。
しばらく付き合った後で、彼から「妻がいる」と打ち明けられました。
惚れた後になって聞かされても後の祭りですね。
アユミさんは不倫と分かった上でも関係を続ける選択をしました。
「妻に押し切られて結婚したけど、うまくいってないんだよね」
「アユミちゃんといると一番落ち着く」
「大好きだよ」
奥さんと別れる気なんて微塵もない不倫男が必ず言うセリフなんですけど、アユミさんは信じてしまいます。
いつか奥さんと別れて一緒になれるかも…と期待しちゃったんです。
恋は人を盲目にしますね…
第三者が聞けばセフレ関係を続けるために言ってるだけの嘘だって0.01秒で分かるんですけど、惚れている女性は分からないんですよね。0.01ミリのゴムをはめて腰振るのが男の目的なのに。
結局、この男性がさらなる裏切りをしたことでアユミさんはようやく目を覚まし、破局。
アユミさんは男性の奥さんに不倫の事実を暴露して復讐を果たしました。
アユミさんの失敗の原因
アユミさんは既婚者に騙されてばかりいますが、その原因はアユミさん自身にもあります。
会う前に男性のスペックばかりを見て、内面を見てないんですよね。
男の本心や言葉の裏を見抜けないので騙されちゃうんですよ。良い人すぎるのかもしれません。
嘘を嘘と見抜ける人じゃないとマッチングアプリを使うのは難しいと思います。
内面をしっかり見るように意識しながら経験を積めば、だんだん見抜けるようになるんですけどね。
やべー奴は会う前に分かります。
男性にも女性にも言えることですけど。
マッチングアプリで誠実な男性と知り合い、結婚した婚活女性
二人目に登場した女性はリコさん。
通販サイトを運営しているアラフォーの女性。
体の事情で子供を持つことに不安があり、子供が欲しい男性とは結婚できないそうです。
それが理由で結婚のチャンスを逃してきたこともあり、「子供を作らない自分は結婚する資格がない」とリコさんは思っていました。
しかし40歳手間になり、考えを改めたそうです。
「この年になってしまえば、子供を求められることもなくなるから、逆に今なら婚活してもいいのかも」と。
一人で生きていくのは寂しいですからね。
そしてリコさんはマッチングアプリを使ってみることにしました。
「もう40歳のおばさんだから相手にしてもらえないかも…」と期待はしていなかったけど、意外なことに登録してみたら”いいね”をたくさんもらえました。
ペアーズのように年齢層の高いアプリなら30代後半~40代の人も男女を問わず大勢いますからね。
リコさんが最初に会ったのは50代の経営者。
年収ウン千万の高額所得者で20万円の指輪をポンとプレゼントしてくれるような人でした。
富裕層の経済力を知って心がグラグラ揺れたそうですが、男性の性格が悪すぎて破談。
年収ウン千万で独身の男性は、年収を打ち消すくらいの問題があるから独身なんですよね(笑)
マッチングアプリではプロフィールを盛って書く人が男女ともに多いし、自分をよく見せようと意識して言葉を選ぶので、その人の悪い面が見えにくいんですよね。
リコさんは最初の失敗で、マッチングアプリの難しさに気づきます。
「条件重視で、見たくないものに蓋をするのは良くない!」
「男性を見る目を磨こう!」
「マッチングアプリはドラクエみたいなもので、場数をこなして、多くの男性を見て、経験値を積んでレベルアップしなければいけない」とリコさんは考えました。
そしてなんと500人の男性とマッチングしてやり取りをしていきます。
多い時には同時進行で10人とやり取り。
これだけの数の男性を見て分析すれば、自分にとってどんな男性が理想的な人なのか分かってきますよね。
レベルアップしたリコさんは運命の男性と巡り合います。
彼はおじさんの歳だけど、とても誠実で優しい人柄。
リコさんはぞっこん。
そして2人は付き合い、交際3か月でゴールイン!!
「世間的な適齢期からは過ぎているけど、私にとっては今が適齢期だったのかな」と幸せそうにリコさんは語っていました。
リコさんがマッチングアプリの婚活に成功した理由
リコさんはめちゃくちゃ賢い女性だと思います。
最初の失敗で「自分に足りないもの」を知り、「何をすべきか」をすぐに悟りました。
男性の内面を見る目を養う必要があると悟って、500人の男性とのやり取りで経験を積み、美しい内面を持った男性を見抜いたわけです。
1人目のアユミさんも経験は積んでいるのですが、スペックばかり見続けているので同じ失敗を繰り返してしまっているように思います。
婚活をしている女性は、男性の経済力や年齢など「数字」を重視しがち。
外見や雰囲気にグラグラしたり、嘘や社交辞令の言葉を真に受ける女性も多いです。
ヤリモクの思う壺。
結婚生活で一番大切なのはそこじゃないですよね。
お二人の体験談から学ぶことは多かったです。
ちなみにお二人が使っていたマッチングアプリの名前は番組内で公表されていませんでした。
アユミさんが使っていたのは「既婚者のヤリモクが多いアプリ」「男性の年齢層が高い」「男性と女性で広告が異なる」なので、たぶんペアーズかなぁ?って感じですね。
リコさんも「500人の男性とマッチングした」と言っていたので、それだけの数をこなせるだけの会員数がいるアプリはペアーズしかありません。
同じペアーズを使っていても、使い方次第で結果は変わりますね。
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