【独自】早大サークル8人、飲酒事故で書類送検…危険運転致傷などの容疑
2021年03月05日 08時34分 読売新聞
2021年03月05日 08時34分 読売新聞
2021年03月05日 05時01分 読売新聞
東京・三宅島で車を飲酒運転して事故を起こしたなどとして、警視庁が先月、学習院女子大3年の女子学生(20)を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)容疑で、早稲田大などの学生7人(19~22歳)を道路交通法違反(酒気帯び運転同乗)容疑で書類送検したことがわかった。8人は早大のダイビングサークルに所属し、夏合宿で島を訪れていたという。
捜査関係者によると、女子学生は昨年9月18日午前11時55分頃、東京都三宅村の都道で、レンタカーのワンボックス車を飲酒運転。道路脇の電柱に衝突し、助手席と後部座席に乗っていた学生7人のうち6人に右足骨折などの重軽傷を負わせた疑い。正常な判断ができないほど酒に酔っていたとして、過失運転致傷より法定刑が重い危険運転致傷容疑を適用した。
一方、7人は、女子学生が酒気帯び運転と知りながら車に同乗した疑い。
サークルは早大の学生と女子大の学生らで構成し、約40人で合宿をしていた。当日は合宿の最終日で、民宿で断続的に酒を飲んだ後、島を出るため、車数台に分乗して港に向かっていた。任意の調べに8人はいずれも容疑を認め、運転した女子学生は「後悔している」と供述したという。