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ハーバード教授の“慰安婦”論文批判 韓国

2021年3月2日 19:18

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アメリカのハーバード大学の教授が、いわゆる慰安婦問題について「戦時中の売春」などと主張する論文を掲載したことについて、2日、韓国の担当閣僚は「研究者としての基本がそろっていない内容だ」などと批判しました。

記事全文

アメリカのハーバード大学の教授が、いわゆる慰安婦問題について「戦時中の売春」などと主張する論文を掲載したことについて、2日、韓国の担当閣僚は「研究者としての基本がそろっていない内容だ」などと批判しました。

ハーバード大学のマーク・ラムザイヤー教授は、いわゆる慰安婦問題について「太平洋戦争における性契約」とのタイトルで、学術誌に論文を掲載しました。論文でラムザイヤー教授は「慰安所は戦時中の売春宿」で、契約に基づくものだったなどと主張しています。

韓国メディアは論文内容が明らかになった先月上旬から連日、教授を批判する報道を行っています。この問題について2日、韓国で慰安婦問題を担当する女性家族相は、専門家との懇談会を開き、この論文について「研究者としての基本がそろっていない内容」、「被害者の名誉と尊厳を毀損する試みで非常に残念だ」などと批判しました。

韓国メディアによりますと、アメリカでは韓国系市民団体が教授を後援する日本企業の製品不買を呼びかけたり、論文の撤回を求める動きが広がっているということです。
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