10枚入りレコード『100万ドルのヒット・パレード』の第2弾です。
  サブタイトルに 『あなたの24時間をいろどる世界のヒット曲120』とあります。
  
  日本リーダーズ・ダイジェストの企画、RCA・日本ビクターの録音・製作です。
  曲の紹介で『1966年』の文字がありますが このBOX盤の制作年の文字を見つけることができません。
 

レコード2 森へ行きましょう (副題)朝日の野山の陽気なコーラス 

     
  A面 
  1.森へ行きましょう・・・・・・・・・・・・・・・・ポーランド民謡 東大音感 詞
  2.おゝ牧場は緑・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チェコ民謡 中田羽後 詞 
  3.静かな湖畔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・不詳
  4.おゝブレネリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スイス民謡 松田稔 詞
  5.泉のほとり・・・・・・ノヴィコフ 作曲 井上頼豊、長沢勝俊、川尻泰司 詞
  6.村の娘・・・・・・・・・・・・・・ラツァーロ~チェルビーニ 作曲 藤村閑夫 詞
     合唱:東京混声合唱団  伴奏:ビクター・オーケストラ
     指揮:宮本昭嘉  
 
  B面 
  1.歌も楽し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドイツ民謡 高橋信夫 詞
  2.可愛いあの娘・・・・・・・・・・・・・・・・・・インドネシア民謡 高木義夫 詞
  3.銀色の道・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮川泰 作曲 塚田茂 詞
  4.アルプス一万尺・・・・・・・・・・・・・・・・アメリカ民謡
  5.山男の歌・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・神保信夫 詞
  6.雪山讃歌・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・モントローズ 作曲 西堀栄三郎 詞 
     歌:ハニー・ナイツ  伴奏:ビクター・オーケストラ
    指揮:小沢直与志     編曲:あおい雅彦
 
 アナログ・レコード・・・という古い媒体の延長で言いますと 昔流行った『歌声喫茶』やキャンプ・ファイヤー
 など集まりの場でよく歌われた曲です。
 
 A面の東京混声合唱団は
 1954年 東京芸術大学声楽科卒業の24人のメンバーによって結成されて以来 日本の合唱界の推進的
 役割を果たしてきたわが国最高の混声合唱団で、歌劇やオラトリオから民謡、ポピュラーまで非常に多彩なレパートリーを誇っている。
 
 又 B面のハニー・ナイツは
 トップ・テナー/鈴木雅彦 セカンド・テナー/宍戸二郎 バリトン/赤間寛 ベース/野村忠久 の4人からなる
 男性ヴォーカル・グループで、昭和35年の暮れに結成された。
 かつて、リーダーの野村は藤原歌劇団、東京コラリアーズ等に所属し、宍戸は明大の合唱団で指揮をとってと
 おり 鈴木と赤間はともに青山学院でジャズ・バンドのメンバーであったが、ふとしたきっかけから4人は共鳴 
 し、新たにジャズ・ヴォーカルを手掛けようと発足した。
 編曲の『あおい雅彦(*1)』とあるのはトップ・テナーの鈴木のペンネームである。
と 紹介されています。
(*1)『葵まさひこ』として使われているケースもあります。
 
『雪山讃歌』の作詞 『西堀栄三郎』については 次の様に記載されています。
 作詞者が長い間お不明でしたが、最近になって元南極探検隊の西堀栄三郎隊長だった事が やっと判明し
 この歌の著作権は 京大山岳部に贈られました。
 
 
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 『ハニー・ナイツ』は
 シャンプーのコマーシャル ”泣いているのか~ 笑っているのか~ ♪” の
 『ふりむかないで』がお馴染のあのハニー・ナイツです!(変な紹介ですかね?)
 
 
『観賞の手引き』に使われている写真がこの時代を物語っているようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

レコード3 太陽がいっぱい (副題)真昼の青空の下の軽快なジャズ

 
  
  A面 
  1.太陽がいっぱい・・・・・・・・・・・・・・・・N・ロータ 作曲
  2.ラ・パロマ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イラディエール 作曲 
  3.赤い風船・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小林亜星 作曲
  4.碧 空・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リクスナー 作曲
  5.そよ風と私・・・・・・・・・・・・・・・・・・E・レクオーナ 作曲
  6.サウンド・オブ・ミュージック・・・・・・・R・ロジャース 作曲
     演奏:江川マスミ クインテット  編曲:江川マスミ
       
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プロ・エレクトーン奏者としてはソリストとして活躍していたが、昭和42年春に彼女のエレクトーンを中心に、エレキ・ギター、ベース、マリンバ、ドラムなどから成る異色のクインテットを結成し、それからは、かねての念願だったムード・ジャズの方向を打ち出して、ユニークな活動を続けている。
 
写真:スタジオに専用のエレクトーンを持参して『太陽がいっぱい』を演奏する江川マスミ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  B面 
  1.ブルー・スカイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・I・バーリン 作曲
  2.森の小径・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・灰田有紀彦 作曲
  3.ヴォラーレ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・D・モデゥーニョ 作曲
  4.シェリト・リンド・・・・・・・・・・・・・・・・・C・フェルナンデス 作曲
  5.太陽はひとりぼっち・・・・・・・・・・・・・G・フスコ 作曲
  6.青空のある限り・・・・・・・・・・・・・・・・加瀬邦彦 作曲 
     演奏:福原彰 クインテット  編曲:近藤進
    
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昭和24年に松本伸とニュー・パシフィック・オーケストラの一員としてプロデビュー。
この楽団の中にはアメリカで大活躍しているピアノの秋吉敏子をはじめサックスのジョージ中間などがいた。
その後彼は原信夫と#&♭、八木一夫とミッド・ナイト・サウンズ、奥田宗宏とブルー・スカイ、渡辺弘とスターダスターズなど我が国の一流バンドから次々とスカウトされ、1961年の白木秀男クインテットを最後に、自分のトランペットを中心にした福原彰クインテットを結成。
 
 
 
 
 
 
 
 私が好きな曲である『太陽はひとりぼっち』での トランペットのリードは圧倒される感じです!