ソフトバンクの携帯電話の顧客情報が流出した事件で、現金を引き出される被害に遭った顧客は、銀行口座と携帯電話の暗証番号が同じだったことが新たにわかった。

携帯電話販売店元社長の稲葉修作容疑者(35)は、自分の店で契約したソフトバンクの携帯電話の顧客情報6,000件以上をリスト化した疑いで逮捕された。

リストには、銀行口座情報や携帯電話の暗証番号などが含まれ、これらの情報は、電子決済サービスを使って、現金を引き出された事件に使用された。

現金を引き出されたのは、携帯電話と銀行口座の暗証番号が同じだった顧客だという。

調べに対し、稲葉容疑者は、容疑を否認しているという。