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ヤマハの息吹



うおお。来た、これ。
ヤマハのインターカラー。
トラコン無し。それがいい。
馬力は73psと1985年次のTZ250とほぼ
同じだ。今のこのクラスにしては低出力
だ。TZ250などは競技車両で車重100kg
ちょいだったのだから、市販車と単純
比較などできない。
いいな、これ。
いよいよ免許レベルを戻すか、遥か昔の
飛び以前に。
とにかく乗らないと、原本を作った山本
さんと同じ視点での解析が得られない。
同じ釜の飯食わないと、同じ感覚を得ら
れる事はあり得ない。
それって、刀で畳表一つ切った事無い
人間には日本刀の斬れ味について語れ
ないのと同じなんだよね。
テッポほんとに撃った事無い人間が銃器
を語れないように。
二輪車も四輪車もそうだ。
乗った事無い人間がそれを語れない。
語らなくとも、知見は得られない。
しかし、このモデルを作った本人と直に
二人の中間地点の大阪で合流して痛飲し
て、このマシンの魅力は充分に開発者と
しての側からは知らされた。
聞いただけだが、なるほど900とは開発
コンセプトが異なり、欧州では700の
ほうが人気があるその理由らしきものも
「座学」としては理解できた。
しかし、現実に自分が操縦してみない事
は判断はできない。
私の書き物と私の存在も念頭において
作られたという嘘みたいなオートバイ。
これ、おいらが死ぬまで自分の愛機と
して乗らないというのは、それってナシ
だろうよと思う。

でも、この手の私の話、私の作り話だろ
とか思ってる者たちもいたりするして
匿名ネットで揶揄中傷しているらしいが、
現実の歴史の真実とは関係ない。
現実的に私のRZRには今でもユーゾーが
私に無償で作ってくれたシリアルではない
私の名前の刻印されたクロスチャンバー
が着いているのは事実だし、XSR開発
秘話にしてもそうだ。
事実は事実、真実は真実。
そうした歴史の真実というのはある。
三里塚の風車の縞模様を塗ったのは俺、
だとかそういう事実。工事のヨイトマケ
はヘル被った超党派のみんなで力合わせ
てやったけど、とか。

しかし、そうした事をすべて抜きにして
も、XSR700は魅力的だった。
メーカーはカワサキが15の時から好きだ
けど、車本体はヤマハが好きだったし。
けれど、個体で選ぶんだよね。メーカー
やチームではなく。
日ハムの大谷が好きなのではなく、大谷
のいた日ハムが好きなように。
江夏さんもそう。江夏さんが好きだから
阪神が好きだった。江夏さんが中日なら
ば中日が好きになっていた。
オートバイでは、ケニー・ロバーツと
片山敬済さんが大好だからヤマハが
好きだった。
たとえば、RZ350がカワサキから出て
いたら私はカワサキのRZ350を買った。
ガンマがホンダから出ていたらホンダの
ガンマを買った。
選ぶのはあくまで個体だ。あたかも野球
選手がそうであるように。
刀でもそうで、備前物なら何でもいいと
いう訳ではない。好き嫌いがある。
二輪車でも四輪車でも、それがある。
ルノーの4Lなんて、今でも世界一カッコ
いいと思ってるもの。

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