はじめまして、管理人の藤田 良(ふじ)(@gkrR2OJjsvN7M9P)と申します。
金融ブログでBM CAPITAL(BMキャピタル)の評判を知り、投資を始めてから早4年。
4年間の投資経験から知り得た情報・経験から、情報収集が難しいと言われる国内ヘッジファンドBM CAPITALへの投資について一挙まとめてみました。
※本記事をサマリー記事とし、気になる部分は詳細記事で確認して頂くと同社についての理解がぐっと深まりますよ。
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BM CAPITALってどんなファンド?実態と会社概要

さて、初めにBM CAPITALってなに?という方のために会社概要から簡単にご紹介しましょう。
BM CAPITAL(BMキャピタル)は東京に本社を置く、日本生まれの国内ヘッジファンド。
安定した利回りと下落への耐性が評判となり、口コミでおすすめと人気を集めている優良ファンドです。
運用会社名 | ビーエムキャピタル合同会社(BM CAPITAL.LLC) |
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オフィス住所 | 〒106-0032東京都港区六本木7-18-1 |
電話番号 | 03-3403-2508 |
設立 | 2013年 |
代表社長 | 森山武利 |
最低出資額 | 1000万円~(1000万円以下の場合も相談可) |
年平均利回り | 10%以上(10%~20%) |
お問合せ先 | 問い合わせフォーム |
事業目的 | 1.金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引 2.各種事業への投資 3.有価証券の自己募集 4.経営コンサルティング業務 5.前各号に附帯する一切の業務 |
BM CAPITAL(ビーエム・キャピタル)代表社長は、森山武利(もりやまたけとし)氏。
日本ユニコムという現物取引を行う会社で勤務後、同ファンドに参画。社長自ら面談の対応も行われています。
実際にファンドの運用を行うファンドマネージャーは、東京大学を卒業後、イギリスに本拠を置くバークレイズ証券で実績を積んだエリートファンドマネージャーです。
まだ30代という若さですが、特に銘柄選択に関して天才的な手腕を持っているとのこと。
ちなみに、BM CAPITALのファンドマネージャーは未公開株(PE)ファンドであるトータスパートナーズ(Tortoise Partners)や、ブラッククローバーのファンドマネージャーも兼任されています。
他メンバーに関しても、殆どが京大、東大卒、バークレイズ証券での勤務経験を保有しているそうですよ。

BMキャピタルの気になる運用成績(利回り・運用実績)
BM CAPITAL(BMキャピタル)の運用利回りは同社ホームページによると、平均年間利回り10%以上。
※結構控えめに書かれていますが、2013年の設立から2019年までの実際の年間利回りは10%~20%程で推移していて平均すると18%ほどとなっています。
引用:BM CAPITAL(BMキャピタル)
以下、参考までにその他の投資方法の平均利回りを見てみると、BM CAPITALの10%以上という投資利回りを個人レベルで実現するのはかなり困難だという事が分かりますね。
株式投資 | 5%程 |
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不動産投資 | 4~5%程 |
REIT(不動産投資信託) | 6%程 |
インデックス型投資信託 | 1~3%程 |
(参考)
・不動産証券 REIT分配金利回り
・日経平均株価 国内の株式指標
・my INDEX 主要インデックス
・不動産投資家調査 2019年度版
効率よく資産を増やしたい、10%以上のまとまった利回りに期待したいという方は、同社ようなヘッジファンドにたどり着くことになるでしょう。



下落相場に強い
また、BM CAPITALは平均年間利回り10%以上という高利回りをキープしながらも、過去にマイナスで終わった年はなんとゼロ回。
特に2020年初頭のコロナショックにおいては、国内投資信託の半分が設定来で最大の下げ幅を記録。
(参照)
・Yahoo Japan 3月の下落率、国内投信の半分が設定来で最大-コロナ危機直撃
そんな中、BMキャピタルではコロナショック前にキャッシュでの保有率を増やし、ショートでリスクをヘッジして結果的にプラスでフィニッシュ。
他にも、2015年のチャイナ・ショックや2018年の米中貿易摩擦など、数々の下落相場を経験し、全てプラスで乗り越えています。
この下落への強さが、筆者がまとまった資産の投資先としてBM CAPITALに惚れ込んだ一番の要素です。



BMキャピタルの運用手法とファンドの投資リスク
BM CAPITALは主に日本のバリュー株(割安株)に投資をしています。
市場にて、企業本来の価値より割安で放置されている銘柄に投資。企業本来の価値に株価が戻ったときに売却し、値上がり益で利益を出す方法です。


バリュー株への投資には、以下のような特徴があります。
- 底値で購入するため、価値が下がりにくい。
- 市場の値動きに影響されない運用ができる。
BMキャピタルは、そんなバリュー株の中でも「ディープバリュー」と呼ばれ、万が一会社を精算することになっても、精算して残った資産より株価が低い状態で放置されている(差額で利益が出る)ような、潤沢な資産を保有している企業へ投資。
このディープバリュー投資に関しては、実際に清算が必要にならずとも、時間とともに割安な株価が適正な価格へ上昇し利益をだせる点から、どう転んでも損失が出にくいという点で、リスクを殆ど取ることなく運用することが出来ます。
さらに、BM CAPITALは国内ソフトアクティビストファンドとしても知られており、投資先企業の経営面に積極的に提言を行い、内側から企業価値の向上を図れるのも心強いです。
近年では、市場の状態に合わせ、ショートポジションを取ったり、現金や金などの安全資産の保有比率を高めたりと柔軟な運用も組み合わせ、二重三重ものリスク対策で資産価値の損失を回避しています。



投資リスク
BM CAPITALへの投資に関わるリスクとしては、
- 運用会社の倒産リスク
- 流動性のリスク
などが挙げられます。ビーエムキャピタル合同会社が万が一倒産してしまったり、ファンドが解散した場合、信託保全ではないため、出資金が戻ってこない可能性も含んでいます。
もう一つの流動性リスクについては、ロックアップ期間(運用を始めてから解約可能になるまでの時間)と言って、投資後3ヶ月間は資金がロックされるため、その間は解約することはできません。
※ただヘッジファンドでは半年から1年のロックアップ期間を設定するのが通例ですが、BMキャピタルでは3ヶ月と投資者に優しい設定となっています。



出資前の確認事項と申し込み・解約方法
出資前に確認しておきたい同ファンドの最低出資額、手数料は以下の通り。
最低出資額 | 1000万円~ (1000万円以下の場合も相談可) |
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手数料 | ・購入手数料 運用残高に対して5%前後 ・成果 報酬 運用益の30%~50%前後 |
最低投資額や手数料、手数料を引いた期待利回りから、BM CAPITALでの運用があなたの資産状況やライフプランに合ってるのかを判断して行きます。



ちなみ、BMキャピタルへの出資方法は
- 問い合わせフォームから問い合わせ
- 担当者と対面で面談(何度でも無料)
- 契約締結、送金
の3ステップ。
気になることは面談時に直接ファンドの担当者へ質問が可能で、面談時に聞き逃してしまった内容も、後日メールなどで追加で確認ができます。
※執拗な勧誘などもないので、ご自身に合わないなと思えば、お話だけ聞いて終わりというのも可能ですよ。
契約ののち運用が開始されれば、後は四半期毎に送られてくる運用報告書の随時運用の状況を確認。
解約を希望する場合は、四半期毎の決められた時期までに解約の旨を担当者に連絡すれば払い戻しを受けることが出来ます。



BM CAPITALの評判(2ch、口コミ、ブログ)
欧米では古くから馴染みのヘッジファンドですが、日本で個人資産の投資先として知られるようになったのはここ10年程。
徐々にその魅力が口コミで広がり始めるもまだまだ情報が少なく、そのせいもあってか、怪しい!詐欺?ポンジスキームでは?などの不安な声を聞くことも。
しかし、まだ情報が少ないとはいえ今や情報化社会。ブログやSNS(ツイッター等)では投資家の口コミや評判を見つけることが出来ます。
私募ファンド特有の情報公開の少なさから、ファンドに対して一種の「怪しさ」を感じる方も多いようですね。
世の中には実際に投資詐欺などもあるので、疑いの目を持って投資先を選定するのは悪いことではありません。
とはいえ、BM CAPITALは設立から7年が経過している中、投資者による問題指摘の書き込みは見つかりませんでした。
もし同社が詐欺行為や不誠実な運用をしていたとしたら、この7年間でたくさんの不評が出回っているずでしょう。
私も一出資者ですが、5年間の出資期間を通しても怪しい点などは特に感じていませんし、個人的に運用の安定感やカスタマーサポートの手厚さに関してはむしろ満足している状態です。
しかし、これは一個人の主観に過ぎませんので、疑問点に関しては面談の場でしっかり質問をし、ファンドの信頼性を担保できる情報は出来るだけ多く集めておくと安心でしょう。
続けて別のツイートを見てみましょう。
こちらの口コミでは実際に同ファンドへの投資を検討している方の書き込みが多く見受けられますね。
近年ヘッジファンドの門戸が一気に広がり、退職金や遺産などのまとまった資産の個人運用方法先としても、検討されるようになっているよう。
ヘッジファンドは投資手法の流出を防ぐ観点から内部情報の公開には慎重な立場を示しており、投資した後の運用成績などのその後の話に関してはSNS上での情報収集には限りがあります。
ネット上に上がっている内容以上の情報を得たい場合は、直接問い合わせをしてファンドの担当者に聞いてみるのが最短でしょう。
BM CAPITALは怪しい?金融庁への登録は?
また、ブログやSNS内で言及が多かった、「金融庁へ届け出がない」「合同会社という形式」が怪しいといった口コミに対しては、以下の記事で別途検証しました。



結論、合同会社というファンド形式をとっているBM CAPITAL(BMキャピタル)の場合は、金融庁への届け出が不要なようです。
合同会社は金融庁の管轄ではないものの「ヒアリンク」という形で情報提供を依頼されることもあるそうです。
BMキャピタル合同会社も定期的に情報提供に協力しているそうなので、その点も安心でしょう。
また、敢えて合同会社の会社形式を取ることで、体裁を整えるための莫大な費用をカットできる他、投資手法の幅が広がり相場に柔軟に対応できるというメリットが享受可能に。
合同会社の形式は2006年に出来たもので、聞き慣れない方も多いかもしれませんが、アップルやアマゾン、グーグルなども合同会社形態を取っており、段々と合同会社の形をとる法人が増えているようです。
ヘッジファンド投資にかかる税金


ヘッジファンド投資に関わらず、投資で得た利益には「税金」がかかります。
BM CAPITAL(BMキャピタル)への投資利益には、投資で得た利益とその他の所得(給料所得など)を合算した総額で税率が決まる「総合課税」で税金の支払いが発生します。
以下に詳細をまとめましたので出資前には是非確認しておいてください。



さらに税金に関して不明点があれば、ファンドの担当者、お近くの税理士に確認されることをおすすめいたします。
BM CAPITALと他ファンドを比較
他のファンドと比較してどんな違いがあるのか知りたいという方向けに、評判の国内3ファンドとBM CAPITALを比較してみました。
一口にヘッジファンドと言っても、投資方法や利回り、手数料など色々と条件や特徴が異なるものです。
複数ファンドを比較し、ご自身のライフスタイルに合うベストな投資先を選ぶのがいいでしょう。












サイト内の情報は、記事執筆時点のものとなります。最新情報などは、実際にファンドの担当者とご確認をお願いいたします。
(おまけ) ヘッジファンドとは?歴史と国内ファンド現状
BMキャピタル云々の前に、そもそもヘッジファンドとは何なの?という方は、以下の記事でヘッジファンド投資の基本情報をチェックしてみてください。
ファンドの面談にいかれる際に、前提として入れておきたい知識などもまとまっておりますので参考になりますよ。



まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事では、ヘッジファンドBM CAPITAL(BMキャピタル)に資産の7割強を任せて運用している筆者が、同社の基本情報から実績、評判、実情までぎゅっとまとめてご紹介しました。
詳細ページをまだ読んでないよという方は、是非そちらで詳しい情報をご確認ください。
9年程の投資経験の中で、筆者が改めて大事だなと考えるのは、リターンとリスクのバランスです。資産運用では安定的に増えていくのが理想ですし、本来の目的ですよね。
高いリターンを狙おうとハイリスクな投資をすれば、それだけ資産が目減りする危険も増えますし、逆に安定ばかりを求めすぎるといつまでも微々たるプラスしか狙えないということも。
そのリターンとリスクのバランスが良く、投資効率が良い投資先としてたどり着いたのが今お世話になるBM CAPITALです。
リスクを抑えながらまとまったリターンを狙いたいという方は是非面談の場で話を聞いてみても損はないでしょう。
(追記)
現在コロナの影響で、一部対面ではなく遠隔での面談も可能とのこと。また海外在住の方も同様にオンラインでの面談が可能です。
ヘッジファンドで遠隔での面談が出来るというのは大変に貴重な機会ですので、遠方の方を含め興味のある方は早めに面談予約をすると良いですよ!