昨日はぞろ目なし
ラスレス
>無題Nameとしあき 21/03/03(水)01:30:11No.16350281+
>ラスレスなら番長の衣装がレースクイーンになる

アツェレイはラプターとの戦いに勝利した
だがその勝利は決して胸を張れるものではない
アツェレイの気持ちの切り替えが出来ていなかった為に不要な傷を負う事となった
それは本来ならば負う事がなかったであろう傷
この傷と痛みはこれから先忘れてはならない
そう心に誓わせた程の汚点と呼ぶべきものだ
　「あまり休んではいられないな…今回の事件の首謀者を捕まえないと」
痛む身体を起こし建物の中へと入りこむ
ラプターが出現したこの廃工場が敵の隠れ家でほぼ間違いない
何故なら何者かの流れを内部から感じ取っているからだ
　（痛む身体は問題ない…傷も応急処置は済んでいる
　　これなら完全な不意打ちじゃない限り対応出来るはずだ）
傷を負った今の状態で敵と交戦する事が出来るのかが不安材料だった

エリオと敵と予想外＜警戒＞

こば部長
お大事に

廃工場というのは当然ながら『普通だったら人はいない』場所
そこに人の気配や物音、声がしたのならそれは普通じゃない者だ
それがここを根城にしている敵である事は間違いないだろう
最大限警戒をしながらも流れを感じ取り奥へと進んでいく
だが…
　「ッ！…………まさか」
アツェレイが最初に感じ取ったのは思わず鼻を塞ぎたくなる様な鉄分の臭い
その臭いはアツェレイなら嫌という程嗅ぎ慣れている
そしてアツェレイの脳内に警告がバンバン鳴り響いている
嫌な予感と呼ぶべきその警告は恐らく間違ってはいないだろう
　「血の臭い…（ﾀﾞｯ!）」
警戒はし続けながら走り出す
流れがより強く感じる空間、それはオフィスか会議室か
アツェレイが駆け付けた時衝撃的な光景が広がっていた
　「これは……」

>アツェレイが最初に感じ取ったのは思わず鼻を塞ぎたくなる様な鉄分の臭い
>その臭いはアツェレイなら今までのSMプレイで嫌という程嗅ぎ慣れている

視界に広がる真っ赤な血溜まり
そして周囲に転がっている数人の死体
その中心には銃剣を握りしめた男が立っていた
180cmはあろう長身にキツイ目つき
第一印象は決して良い方向にはならないだろうその男は
　「来たか、遅かったな」
アツェレイが来る事を知っていたかの様に語り始める
アツェレイ自身もその男とは初対面という訳ではなかった
と言っても会話した事はなく視界の端にちょっと映った程度のもの
だがその男に対して敵意を向けるのはむしろ当然だった
　「フッケバインが何をやっている
　　いや…人を殺したのか…この状況は」
男の名はヴェイロン
フッケバイン一家に属する男で感染者の1人
その刀身に血が付いた銃剣を見れば容易に想像がつく

　「お前には礼を言っておくぞ
　　お前がラプターを相手してくれたおかげで仕事が楽になった」
　「つまりお前は俺を囮に使ったわけか…足止めの為の」
　「あぁ、こいつらを殺すのが俺の仕事だからな
　　ラプターを破壊する事は仕事に含まれていない
　　破壊する事は出来るが如何せん面倒だからな」
今回の事件の首謀者はエリオを狙っていた
『感染者としてのエリオ』を
その事にフッケバイン…その頭領たるカレンが気付かないはずがない
カレンにとってエリオは特にお気に入りなのだ
今でもエリオの一家入りを諦めていない
そしてエリオにとって害ある存在は容赦しない
こうして一家の者を差し向けるのは当然の流れと言えた
　「俺の仕事を増やすなよフッケバイン
　　お前を半殺しにして捕まえなきゃいけなくなっただろうが」

　「そのボロボロの身体で俺とやりあうつもりか？」
　「これくらいのハンデがなかったらお前が困るだろ？」
　「フッケバインも随分と舐められたものだ…屈辱にも程があるぜ！」
次の瞬間凄まじい衝撃が屋内に走る
それはアツェレイとヴェイロンがぶつかり合った衝撃
ヴェイロンは手にしたディバイダーではなく逆の拳で殴りに来ていた
それをアツェレイは拳で殴る事でぶつかり合っている
だがこの拮抗した状態は予測していたのか
ヴェイロンはディバイダーを振り上げていたのだ
　「ほらこれくらいじゃ死ぬなよ！（ｽﾞﾊﾞｧｧｧｧ!）」
ディバイダーの一閃は地面を大きく切り裂く
しかしアツェレイには命中していない
直前で避けた為ダメージは食らわなかった
　「そらよ！（ﾄﾞｶﾞｯ!）」
回避して不安定な体勢になったアツェレイのボディに蹴りが見舞われる

　「もいっちょ食らいなぁ！（ｽﾞﾊﾞｧ!）」
再び振り下ろされるディバイダー
またも回避するアツェレイだったが
　「おらおらおらおらおらぁ！（ｽﾞﾊﾞｧ!ｽﾞﾊﾞｧ!ｽﾞﾊﾞｧ!ｽﾞﾊﾞｧ!）」
何度もディバイダーを振りその度に地面が、壁が、天井が切り裂かれていく
　「ちっ（ﾀﾞｯ!）」
攻撃と攻撃の隙間を狙ってアツェレイがヴェイロン目掛け走り出す…が
　「狙ってたんだよ！（ﾌﾞｫﾝ!）」
今までの動きとは比較にならない早さでディバイダーが振り下ろされた
ヴェイロンはこれを待っていたとばかりにアツェレイを狙う
　「…………（ｽｯ....）」
アツェレイはディバイダーの刀身に触れた
振り下ろされるディバイダーを目視で見極めその刀身の横っ面に触れたのだ
　「（ｽﾞｶﾞｧｧｧｧﾝ!）なに！？」
だがその剣先はアツェレイを切り裂く事なくズレた場所に突き刺さる

　「おらぁ！（ﾄﾞｺﾞｫﾝ!）」
まずボディに一発
　「おらぁ！（ｺﾞｼｬｱ!）」
次に顔面に膝が
　「おらぁ！（ｺﾞｫﾝ!）」
その勢いのままヴェイロンの頭部を掴み自らの頭部を全力でぶつける
特に頭への衝撃はすさまじかった
ヴェイロンも思わず意識が飛びかけてしまう程であり体勢を大きく崩してしまう
次にアツェレイはヴェイロンのディバイダーを持った利き腕をへし折ろうとした
　（ｽﾞｼｭｳ!....）
それを背後から剣を突きさされ失敗してしまった
　「がはっ！？（ﾌﾞｼｬｱ!）」
口から盛大に血を吐いたアツェレイはその場に倒れてしまったのである

NEXT：『仲間』

ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ！

ゾロ目ならアツェレイをノーパンミニスカメイドの衣装で拘束してレンカの前に放置する

ぞろ目なら明日のエリオのおっぱい枕はカレン＆サイファーっぱい

ぞろ目ならエリオが訪れた遺跡にイデオンが…

ゾロ目
エリオのワンダーライドブックが発見される

ラスレスならエルスちゃんの衣装がバニーガールになる