「MAツールの選び方が分からない…有名なMAツールならいいの?」
MAツールをどのように決めるべきか分からず、困っている担当者の方もいるかと思います。
ただ、MAツールを「人気がある」「有名だから」といった理由で選ぶと「やっぱり自社には合わなかった…」ということにもなりかねません。
本記事では、MAツールを選ぶ上で押さえてほしいポイントとおすすめのMAツールを19個紹介していきます。
この記事を読めば、あなたの会社にぴったりのMAツールが分かりますよ!
MAツールを選ぶ5つのポイント
MAツールを選ぶ際は以下の5つのポイントを押さえましょう。
- 必要な機能が搭載されているか
- BtoB向けかBtoC向けか
- さまざまなチャネルに対応しているか
- 他のシステムと連携できるか
- サポート体制が充実しているか
それぞれのポイントについて解説していくので、MAツールの選び方で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
必要な機能が搭載されているか
MAツールを選ぶ際は、最低限必要な機能が備わっているかどうか必ず確認しましょう。
リード獲得機能・育成機能・分類機能・分析機能といった4つの機能を多くのMAツールが搭載しています。
ただ、搭載機能が多いほどその分コストもかかり、使いこなせなければ宝の持ち腐れです。
自社ではどのような機能が必要なのか把握してから選ぶことがポイントです。
また、MAツールのようなマーケティングシステムは商品によって操作性が全く異なります。
使いやすいかどうか、デモ操作などで事前に確認しておくのがおすすめです。
BtoB向けかBtoC向けか
自社の商品やサービスを提供する相手が企業であればBtoB向けのMAツール、一般消費者であればBtoC向けのMAツールを選びましょう。
BtoB向けのMAツールは、セミナーへの集客機能や名刺管理機能などが実装されていることが多いのが特徴です。
また、オンライン・オフラインの双方で得られたデータをまとめて管理できるMAツールもあります。
BtoC向けのMAツールの場合は見込み客を10万件ほど一元管理でき、メールや・SNS・広告といった幅広いチャネルに対応していることが多いです。
さまざまなチャネルに対応しているか
一般消費者を相手とするマーケティングでは、さまざまなチャネルに対応しているMAツールがおすすめです。
最近はSNS経由で商品・サービスを購入する消費者が増えており、メールやDMだけではコンバージョンにつなげることが難しくなっています。
あらゆるチャネルからアプローチできれば、見込み顧客の関心や購入意欲をより引き出しやすくなります。
BtoC向けのMAツールを選ぶ際は、メール以外にもLINEやInstagram、広告といったさまざまなチャネルに対応しているか確認しておきましょう。
他のシステムと連携できるか
既にCRM(顧客管理)ツールやSFA(営業支援)ツールなどを利用している場合は、MAツールと連携できるかどうか確認しておきましょう。
他のマーケティングツールと連携することで、マーケティング担当者と営業担当者が顧客情報を一元管理できるというメリットがあります。
他のシステムと連携できれば、MAツールで抽出したホットリードを営業担当者がSFAツールで随時確認し、最適なタイミングでアプローチするといったことも可能です。
サポート体制が充実しているか
初めてMAツールを導入・運用する企業の場合は、サポート体制の充実度も注目すべきポイントです。
MAツールの導入初期は各種設定を行う必要があり、運用中も大小問わず疑問点や不安要素が出てくると考えられます。
そのような時にチャット・電話などでのサポートサービスがあれば、すぐに問題を解消できるので便利です。
ベンダーによっては担当のコンサルタントが付いてくれることもあります。
ただ、サポートサービスの利用に別途費用がかかるかどうかについては、導入するMAツールによって異なるので事前に確認しておきましょう。
【万能型】おすすめMAツール6選
ここからは、BtoBとBtoCの両方で使える万能型のMAツールを6個紹介します。
では早速、上記のMAツールについてそれぞれ見ていきましょう!
Marketo Engage
Marketo Engage | |
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URL | https://jp.marketo.com/company/ |
料金(月額など) | 要問合せ |
チャネルの対応 | メール・SNS・広告 |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | グローバルサポート窓口(日本語可)など |
総合評価 |
- 機能の網羅性が高く、対応チャネルや他システムとの連携も可能
- 認知からリピート購入に至るまで、長期的な関係の構築を目指せる
- 立ち上げ支援サービスやオンラインコミュニティなどが用意されている
Marketo EngageはBtoB・BtoCのどちらでも使えるアメリカ生まれのMAツールです。
全世界で5,000社以上の企業で導入されており、日本ではロート製薬株式会社やパナソニック株式会社といった大手企業での導入実績があります。
24時間365日受付のグローバルサポート窓口を設けており、日本語にも対応可能です。
「外国産のMAツールはサポート体制が心配..」という場合でも、Marketo Engageなら安心して利用できるでしょう。
SHANON MARKETING PLATFORM
SHANON MARKETING PLATFORM | |
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URL | https://www.shanon.co.jp/products/ |
料金(月額など) | 要問合せ |
チャネルの対応 | メール・SNS・アプリPUSH |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | カスタマーサポートなど |
総合評価 |
- イベントやセミナーなどオフラインイベントの管理機能が充実
- オフラインを含む一連の行動履歴をデータとして管理できる
- 名刺をデジタルデータ化し、マーケティングプラットフォームと連携できる
SHANON MARKETING PLATFORMは国産のMAツールで、MAのリーディングカンパニーでもある株式会社シャノンが提供しています。
イベントや展示会の申込受付管理からアフターフォローのメール配信まで、イベント開催時に手間がかかっていた作業を効率よく行える点は大きな強みです。
SB C&S株式会社やNTTコミュニケーションズ株式会社などで導入されており、キャンペーンも含むと22万社以上での実績数があります。
HubSpot
HubSpot | |
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URL | https://www.hubspot.jp/products/marketing |
料金(月額など) | 月額:6,000円 |
チャネルの対応 | メール・SNS・広告 |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | 電話・メール・トレーニングプログラムなど |
総合評価 |
- 送信先に合わせて、異なる内容のメールを送信できる
- フォームやLPの作成が簡単にできる
- 広告管理ができたりWebチャットなどを作れたりと、無料ツールも充実
HubSpotは、2005年にアメリカのHubSpot社が提供を始めた統合型マーケティングプラットフォームです。
スズキ株式会社や株式会社SUBARUでの導入実績があります。
無料でも使える機能が豊富なため、いきなり導入するのは不安な場合やテスト運用したい場合にもおすすめのMAツールです。
「Marketing hub」がMAツールとなっており、「Sales hub」や「Service hub」といったマーケティングシステムとの連携ができます。
Synergy!
Synergy! | |
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URL | https://www.synergy-marketing.co.jp/cloud/synergy/ |
料金(月額など) | 初期費用:118,000円/月額:15,000円〜 |
チャネルの対応 | メール・SNS・広告 |
他システムとの連携 | 可能(CSVを使用) |
サポート体制 | カスタマーサポートや操作セミナーなど |
総合評価 |
- レスポンシブデザインの入力フォームも手軽に作成可能
- タイムリーな情報をユーザーに合わせてLINEで配信
- ツールの運用が定着するまで徹底的にサポート
Synergy!はCRMツールとして提供されていますが、MAツールのように新規顧客の獲得などに役立つ機能が多数搭載されています。
「クライアント証明書」をインストールしたパソコンでないとログインできず、セキュリティ対策にも力が入っている点も特徴です。
ヒラキ株式会社や福岡ソフトバンクホークスなどで導入されており、約6,000件の導入実績数を誇ります。
MAJIN
MAJIN | |
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URL | https://ma-jin.jp/ |
料金(月額など) | 初期費用:別途見積/月額:100,000円 |
チャネルの対応 | メール・SNS・アプリPUSHなど |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | オンラインサポート |
総合評価 |
- アプリやポップアップ、SMSなどさまざまなチャネルに対応可能
- シナリオ作成から運用まで一つの画面で行える「シナリオキャンバス」機能搭載
- 月額10万円の1プランのみ提供
MAJINは、ユーザーごとにパーソナライズしたコミュニケーション施策を自動化できるMAツールです。
顧客のアクションがあれば営業担当に自動でメール通知してくれるため、スピーディーに営業活動に反映できます。
MAJINのプランは他のベンダーとは違って月額10万円のプランしかない点も大きな特徴で、必要機能はフル装備されています。
プラン設定がシンプルで分かりやすいMAツールをお探しの方にぴったりです。
BowNow
BowNow | |
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URL | https://bow-now.jp/ |
料金(月額など) | 月額:フリー/5,000円〜 |
チャネルの対応 | メール |
他システムとの連携 | – |
サポート体制 | 1to1サポート・勉強会など |
総合評価 |
- 営業担当者でも使いこなせるシンプルな設計
- フリープランで導入前に試験運用できる
- 自動的にホットリードを抽出し、シナリオやスコアリングの設計は不要
BOWNOWは、1,500社以上のWebサイトの制作とコンサルティングを手がけてきたMtame株式会社が提供しているMAツールです。
ただ、MAツールの導入が望ましくないと判断した場合は他のソリューションを提案してくれます。
マーケティング活動全体でサポートしてくれる点は、他のMAツールベンダーにはない大きな強みです。
【BtoB向け】おすすめMAツール5選
BtoB向け商品・サービスを提供している企業では、以下のMAツールがおすすめです。
今からBtoB向けのMAツールについて徹底解説するのでぜひ参考にしてください。
Kairos3
Kairos3 | |
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URL | https://www.kairosmarketing.net/marketing-automation |
料金(月額など) | 初期費用:10,000円/月額:6,000円~ |
チャネルの対応 | メール |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | オンライン相談・セミナーなど |
総合評価 |
- マニュアル一体型の画面設計なので初心者でも操作しやすい
- 展示会やセミナーなどのスコアリングもオンラインで管理可能
- 月額従量課金制のため、少額資金でも始めやすい
Kairos3はカイロスマーケティング株式会社が提供しているMAツールで、専門的な知識がないビギナーでも簡単に操作できる点が特徴です。
オプションで「Kairos3 SFA」というSFAツールを追加して連携すれば、営業活動のコミュニケーションロスも防げます。
Kairos3は低価格な上に申込後すぐに利用でき、起業したばかりで資金や顧客が少ない時期でも導入しやすいMAツールです。
SATORI
SATORI | |
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URL | https://satori.marketing/ |
料金(月額など) | 初期費用:10,000円/月額:6,000円~ |
チャネルの対応 | メール |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | オンライン相談・セミナーなど |
総合評価 |
- 匿名ユーザーに対してもスコアリングとアプローチができる
- 24時間365日利用でき、何度でも無料で相談できる
- 申込受領後、最短即日で利用できるという圧倒的なスピード感
SATORIは、株式会社SATORIが提供している国産のMAツールです。
データベースの設計・導入作業を行う必要もなく、すぐに運用を開始できるというメリットがあります。
900社以上の導入実績があり、株式会社USENやユニ・チャーム株式会社といった大手企業でも導入されています。
Oracle Marketing Cloud
Oracle Marketing Cloud | |
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URL | https://www.oracle.com/jp/cx/marketing/ |
料金(月額など) | 要問合せ |
チャネルの対応 | メール |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | オンラインサポート |
総合評価 |
- 顧客のマーケティング・アクティビティなどをリアルタイムで営業と共有できる
- データ処理能力が高く、膨大なデータでもスピーディーに処理
- メールやキャンペーンも簡単に作成できる
Oracle Marketing Cloudは、データベース管理システムを提供するアメリカのオラクル社から提供されているMAツールです。
特にデジタルマーケティングに強みを持つMAツールで、DELL株式会社やNECなど大企業での導入実績もあります。
スマホからも顧客見込度などのデータをサッと確認でき、営業支援ツールとしても役立ちます。
Pardot
Pardot | |
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URL | https://www.salesforce.com/jp/products/pardot/overview/ |
料金(月額など) | 月額:150,000円~ |
チャネルの対応 | メール・SNS・広告 |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | オンラインサポート・コミュニティ |
総合評価 |
- 見込み顧客にアクションがあれば、Salesforceモバイルアプリなどで素早く通知
- フォームなどを直感的に作成できる
- 操作画面でいつでも顧客別にリードスコア・行動スコア・行動履歴を確認できる
Pardotはセールスフォース・ドットコムと連携しており、SalesForceを利用していれば商談まで一括管理できます。
NECマネージメントパートナー株式会社や日本経済新聞社での導入実績があり、世界の5,000社以上で利用されているMAツールです。
さらに、株式会社DataSignが発表した「DataSign Webサービス調査レポート」によると、PardotはMAツール導入数ランキング1位を獲得しています。
参照:DataSign Webサービス調査レポート 2020.4
List Finder
List Finder | |
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URL | https://promote.list-finder.jp/ |
料金(月額など) | 初期費用:100,000円/月額:39,800円~ |
チャネルの対応 | メール |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | FAQサイト・定期的にコンサルタントが運用チェック |
総合評価 |
- sansanで管理している名刺データを取り込んで管理できる
- 導入初期は担当のコンサルタントがサポートしてくれる
- 見込み顧客がサイトに訪問するとPUSH通知で営業担当にお知らせ
List Finderは、上場企業でのシェア率がNo.1のBtoB向けMAツールです。
株式会社イナリサーチやイースト株式会社など、さまざまな業界での導入実績を誇ります。
PUSH通知は設定した条件に当てはまる顧客が訪問した場合に通知するように設定できるため、アプローチのタイミングを逃しません。
サポート体制も充実しており、導入初期に担当のコンサルタントがついてくれる点は嬉しいポイントです。
【BtoC向け】おすすめMAツール8選
膨大な数の見込み顧客を管理しなければならないBtoCビジネスでは、以下のMAツールがぴったりです。
BtoC向けのMAツールを8個紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
b→dash
b→dash | |
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URL | https://bdash-marketing.com/ |
料金(月額など) | 要問い合わせ |
チャネルの対応 | メール・SNS・広告 |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | – |
総合評価 |
- プログラミング知識がなくても誰でも使える
- 必要な機能だけをカスタマイズできる
- 各種ビジネスデータを1つに統合し、データ取り込みや変換処理は不要
b→dashはプログラミングが分からなくても使えるGUI操作に対応しており、データ連携から抽出まで誰でも簡単に設定できる点が大きな強みです。
機能性にも優れており、LINE・SMS・広告といったさまざまなアプローチでエンゲージメント率を高められます。
業種・業界を問わず大手企業からベンチャー企業まで幅広く導入されているのも特徴です。
株式会社クレディセゾンやエン婚活エージェント株式会社のような有名企業での導入実績があります。
Aimstar
Aimstar | |
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URL | https://www.supreme-system.com/product/aimstar/ |
料金(月額など) | 要問い合わせ |
チャネルの対応 | メール・SNS・広告 |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | 立ち上げ支援・運用代行など |
総合評価 |
- 100種類以上の分析・ターゲティング機能を搭載
- データ取得・統合から効果検証まででき、スピーディーにPDCAサイクルを回せる
- 蓄積データを学習し、顧客の状態から自動で最適なキャンペーンを実行
Aimstarは大規模なデータやマルチチャネル連携に対応しており、BtoC向けのMAツールです。
株式会社ファミリアや株式会社ヤマダデンキなど、消費者にもなじみのある有名企業での導入実績があります。
売上UPにつながる業種別の分析テンプレートやシナリオテンプレートを提供しており、初めてのシナリオ作りでも安心して取り掛かれます。
Probance
Probance | |
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URL | https://www.probance.jp/ |
料金(月額など) | 初期ライセンス費用:500,000円/月額:180,000円~ |
チャネルの対応 | メール・SNS・広告 |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | 活用支援サービス |
総合評価 |
- AIが次の顧客行動を予測し、的確なコミュニケーションを自動実行する
- オンライン・オフラインを問わず、さまざまなデータをクラウド上でスムーズに運用
- LINE、アプリプッシュ通知によるメッセージングなど複数のチャネルに連携
Probanceは、株式会社ブレインパッドが提供するBtoC事業を展開する企業向けのMAツールです。
株式会社WOWWOWや株式会社クラウドワークスなど、幅広いジャンルで導入実績を持っています。
AIが大量のデータを分析することで、顧客に嫌われない最適なアプローチができるようになっているのが特徴です。
顧客と良好な関係構築に悩んでいる企業に特におすすめします。
MOTENASU
MOTENASU | |
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URL | https://motenasu.info/ |
料金(月額など) | 初期費用:300,000円/月額:100,000円 |
チャネルの対応 | メール・SNS・広告 |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | 電話、メール、訪問 |
総合評価 |
- 顧客一人一人に合った内容のDMを自動で作成・送付
- 作成できる登録フォームの種類が豊富
- CRM機能を搭載しているので顧客データを一元管理できる
MOTENASUは、株式会社FIDが提供しているBtoC向けのMAツールです。
One to Oneマーケティングに強みを持つMAツールで、顧客一人一人に合わせて効率よくアプローチできます。
顧客の興味関心に合わせてDMを作成し、最適なタイミングで送ることができる「自動DM」機能を備えています。
顧客の属性に合わせて丁寧にアプローチをしたいと考える企業におすすめのMAツールです。
Adobe Marketing Cloud
Adobe Marketing Cloud | |
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URL | https://www.adobe.com/jp/marketing-cloud.html |
料金(月額など) | 要問合せ |
チャネルの対応 | メール・SNS |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | 電話・メール(英語) |
総合評価 |
- さまざまな形式のリッチメディアを自動作成
- Adobe Analyticsと連携ができる
- 人工知能と機械学習で顧客に合ったレコメンデーションが可能
「Photoshop」や「Illustrator」で有名なAdobe株式会社が提供しているMAツールです。
Adobe Marketing Cloudには、「Adobe Experience Manager」や「Adobe Campaign」など4つの製品が含まれています。
Adobe Creative Cloudとの連携もできるため、Photoshopなどで作成した画像を顧客へのアプローチにそのまま活用できる点も他社との大きな違いです。
カスタマーリングス
カスタマーリングス | |
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URL | https://www.customer-rings.com/ |
料金(月額など) | 要問い合わせ |
チャネルの対応 | メール・SNS |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | 電話・メール・訪問など |
総合評価 |
- 顧客それぞれでCRMカルテを自動で作成する
- パーソナライズされたDMを1通から発送できる
- 導入時はもちろん、導入後も手厚いサポート体制
カスタマーリングスは、アパレルやコスメ、健康食品の通販に特に強みを持つBtoC向けのMAツールです。
600社以上で導入されており、日本航空株式会社での導入実績もあります。
カスタマーリングスは他のベンダーよりもサポート体制が手厚く、業務代行・支援サービスも整えています。
「MAツールを導入したいが、リソースに余裕がない」という場合におすすめのMAツールです。
Liny
Liny | |
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URL | https://line-sm.com/ |
料金(月額など) | 初期費用:49,800円/月額:5,000円 |
チャネルの対応 | LINEのみ |
他システムとの連携 | – |
サポート体制 | 導入・運用の有料サポート |
総合評価 |
- クロス分析や流入経路分析、スコアリングなど分析機能が充実
- 月額5,000円で導入でき、コストパフォーマンスが高い
- Googleスプレッドシートと連携すれば、回答フォームの内容が自動で反映
Linyは他とは全く違い、LINEだけに特化したMAツールです。
LINE公式アカウントの運用・管理に対応しており、LINEならではの特性を生かしたマーケティングができます。
1,500社以上の企業で導入されており、経済産業省や消費者庁での導入実績もあります。
直感的に操作ができる設計なので、運用の負担をできるだけ減らしたい場合にもおすすめです。
Infusionsoft
Infusionsoft | |
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URL | https://infusionsoft-ft.com/ |
料金(月額など) | 要問い合わせ |
チャネルの対応 | メール・広告 |
他システムとの連携 | 可能 |
サポート体制 | 電話・オンライン・メール(英語) |
総合評価 |
- 「My Day」機能を利用すれば、付随する全てのタスク管理を一元化
- ショッピング機能や支払機能も追加し、ECサイトの構築も可能
- 顧客の興味関心度合いに合わせ、適切ななメールを送信できる
Infusionsoftは世界第2位のシェアを誇り、特に中小企業での導入実績が豊富なMAツールです。
顧客それぞれにパーソナライズしたフォローアップをするとともに、日々の業務を効率化する工夫が盛り込まれています。
CRM・SFA・eコマース・MAツールを一つで運用・管理できるInfusionsoftなら、顧客それぞれの属性や興味関心に合わせた施策を効率よく実行できます。
まとめ
今回の記事では、MAツールを選ぶポイントとおすすめのMAツールを万能型・BtoB向け・BtoC向けの3タイプに分けて紹介しました。
最後にもう一度、MAツールを選ぶ時のポイントを確認しておきましょう。
- 自社に必要な機能が搭載されている
- 自社の商品・サービスに合ったMAツールである
- さまざまなチャネルに対応できる
- SFAシステムなどと連携できる
- サポート体制が整っている
上記のポイントを押さえながら、自社にぴったりのMAツールを見つけて効率的に顧客を獲得してください。