人と戦う際に敗北もボロ勝ちもしないようにして、平和に生き延びるための俺的心得です。

どういうこと?

戦いを挑みたい相手がいるとき、どのぐらいのエネルギーで攻守を行うかを意識するためのコツについて今日は投稿します。

この考えなしに人と戦うと、敗北を喫したり、ボロ勝ちしてしまう場合があり、どちらにしても良くありません。
※敗北する⇒メンタルが消耗する、悪循環に陥る、遠い将来まで傷を引きずる
※ボロ勝ちする⇒相手に逆恨みされたり、第三者から「ややこしいヤツ」認定を受けたりする

・少しだけ勝って、相手の非を忘れて差し上げる
・少しだけ負けておき、話を早く終わらせる
これらを「たまたまそうなった」でなく、意識して再現させるための前準備を行うことが本理論でのコツとなります。

相手のココロの降伏応力を予想する

降伏応力は、簡単に言うと「どのぐらいの力で折れるか?」です。
乾燥状態のパスタの両端を指でつまんで曲げるとき、ごく弱い力を加えたぐらいではすぐ元に戻りますが、一定以上の力を加えるとポキっと折れてもう元には戻りません。そんな乾燥パスタを相手に重ねてイメージして、相手はどんな方向にどれぐらいの力をかければ折れるか?そのギリギリのところを予想します。

観点①何が苦手か

・早口でまくしたてられるのが苦手
・大きい声を出されるのが苦手
・小さく聞こえにくい声が苦手
・理屈っぽいのは苦手
・感情的なのが苦手
・発想になかったことを言われると固まる

人によって、または戦いのテーマによって、ウィークポイント(反撃を行いにくくなるタイミング)は変化します。
過去の実例などをそれとなく探って、どんなときに言葉が詰まるか?を覚えておきます。

観点②なにで納得するか

・理論的な正しさ、数値、合理性で納得する
・利害関係者の利害バランスで納得する
・法律や規約、マナーやモラル、世論に従うことをよしとする(あるいはその逆)
・自分のメリットや都合の良さで納得する
・イメージの良さ(権威、ブランド、肩書き)で納得する
・声の大きい人の意見に従う
・演説がうまい人の意見に従う
・根拠のないウワサ話が好き

人によって、または戦いのテーマによって、何を落としどころにするかは異なります。
戦闘開始後に相手を素早く納得させ、会話を有利に終わらせるためにこの②の観察も必要です。

観点③相手の戦闘スタイル

・揚げ足取りがうまい(評論家タイプ)
・積極的に議論のふっかけを好む(哲学者、論客タイプ)
・感情のふり幅が大きい(腫物、瞬間湯沸かし器タイプ)
・人と戦わない(無関心、お地蔵様タイプ)
・管理者がいないときに小言を多用する(チクチクお局様スタイル)
・ただ不機嫌になる(小悪魔の出来損ない)

相手の得意とするスタイルを知ることで、相手の土俵で戦うことを避けやすくなります。
(評論家タイプであれば先制攻撃しない、お地蔵様タイプであれば交渉の場に引きずり出すための工夫を行う、など)

予想して、次はどうする

戦いたい相手のココロの降伏応力を予想し、自分の能力(降伏応力以上の力を出せそうか)と比べて、勝敗を予想し、次の行動を判断します。

・勝てそう
⇒いち早く正式に勝負を挑みます。相手のことをのさばらせていてはいけません。
ズルズル今の状態を続けると、勝ちを収めたときの相手の恨みエネルギーが増えるだけで良くありません。

・負けそう
⇒こまめに戦い、都度できるだけ小さい負けで済むよう工夫します。いずれ勝てるようになる可能性もあります。
ズルズル今の状態を続けると、相手が増長し、自分のメンタルがガンガン削れてしまいます。

・ボロ負けしそう
⇒戦いを挑むべきでありません。どうせ負けます。負けたらあなたは相手の奴隷です。
潔く従うことを決めるか、諦めてその人と離れたところで暮らすかしてください。

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以上です。
これがうまくなってくると、互いに素性を知らない赤の他人との一期一会の一発勝負でも、ある程度パワーを調整したうえで勝てるようになったり、戦う前にうまく退いたり逃げたり相手の気を削いだり、相手の①②③がわからないうちは極力関わらず冷静に接する、といったコントロールもある程度できるようになってきます。
他人に負かされることが多く、そのことを恥と感じている方は、ぜひ本理論について気にかけてみてください。という提案でした。

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