ついに今年のResidency応募のプロセスが本格的に開始になりましたね。
以前 ”面接に呼ばれたら" というタイトルでも少し述べましたが、
今回はもう少し面接の際の会話のコツについてまとめられればと思います。
まずは話し方と態度から。

面接ってどんなものでも多少緊張すると思います。これまで一生懸命目指してきた
臨床留学が出来るかを決めるような面接ならなおさらですよね。
でも相手に過度の緊張が伝わってしまい、余裕のない人だなと受け取られて
しまっては残念です。緊張の具合は話し方にも表れることが多いです。
早口になってしまったり、どもってしまったりすることがあるので、
緊張している時には普段よりゆっくりと話すように気を付けてください。
特に英語にアクセントのある日本人の場合は早口になると聞き取りにくく
なることがありますので、はっきりゆっくり話すことを心掛けてみてください。

また、会話が終わりそうになると焦って何か話さなければと言わなくても
いいことをぺらぺらと話し続けてしまう、そんなこともよくあります。
言いたいことを言い終わったら何も言わず相手の出方をうかがって構いません。
一人でずっと話し続けていると、コミュニケーションがとりにくいような
印象を与えてしまいます。会話はキャッチボールなので、聞かれてないことまで
どんどん答えたり同じ答えを繰り返したりするよりも、相手の出方を伺いながら
話を進めていくのがいいのではないかなと思います。
もちろん場合によっては少しくらいの脱線はかまいません。

とはいえ、静かすぎてそのプログラムに興味がないような印象を与えるのも逆効果です。
面接に呼んでもらった喜びや臨床留学に対する熱意はぞんぶんに伝えましょう。
自分が話すだけでなく、多少自分から話を振るということができれば印象はさらに
良くなると思います。上手に相手に質問できるといいですね。

要するに、落ち着いた余裕を見せつつ自分の夢や希望への熱意にあふれ、相手の
誘導に合わせて上手に会話のキャッチボールができる人が面接で好印象ということ。
大変そうですが、しっかり練習すれば上手になっていきます。