広島PCR検査、計画比8割の6573人 陽性4人

検査初日の開場前には30人ほどが列を作った(19日午前、広島市)

広島県は1日、2月中旬から下旬にかけて広島市中区の住民や就業者ら最大8000人を対象に実施した新型コロナウイルスのPCR検査について、実際に検査を受けた人数が計画比8割超の6573人になったと発表した。6000人を計画していた住民向けは3238人が検査を受け、4人の陽性者が判明した。予約枠を拡大して実施した就業者向けは61事業所の3335人が受検し、陽性者はゼロだった。

県は当初、広島市中心部4区の28万人を対象に検査する計画だったが、感染状況が落ち着いてきたため、対象を8000人程度に絞った。検査は今後の感染再拡大に備えた「試行的な取り組み」として位置づけ、予約管理や検査などの各工程での課題を洗い出すことを狙いとした。今後、効果の検証などを進める方針だ。

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