2019/10/18
沢村賞投手の攝津正が登板! au『TORQUE G04』は過酷な海釣りに耐えられるのかを検証
落下や水濡れ、衝撃が加わる可能性があるアウトドアの環境は、スマホにとっては故障のリスクが大きい。しかし、auの最新タフネススマホ「TORQUE G04」なら話は別だ。防水、防塵、耐衝撃、耐振動など、米国国防総省が定める耐久試験に準拠しており、むしろアウトドアの厳しい環境でこそ、その真価を発揮する。
さらに、「耐海水性能」を備えていたり、魚を撮影するだけで魚種やサイズの表示ができる「Fishingモード」が搭載されるなど、釣りをはじめとするマリンスポーツに適した機能も多く搭載されている。
では、それらの性能や機能は、実際の「海釣り」という過酷な環境での使用に耐えうるものなのだろうか?
沢村賞投手と玄界灘で「TORQUE G04」の実力を試す
というわけで今回、TORQUE G04の海釣りでの実力を試すべく、編集部が向かったのは、日本有数の海釣りの聖地である九州・玄界灘。「TORQUE G04」の耐海水性能や、「Fishingモード」の実力を試すにはうってつけの場所だ。
そしてこの地には、玄界灘を中心に九州地方の海を知り尽くした、ある釣り名人がいる。昨年、現役を引退したばかりのプロ野球・元福岡ソフトバンクホークス投手の攝津正さんだ。
攝津さんは、田中将大投手やダルビッシュ有投手らでも知られる沢村賞を受賞した、言わずと知れた超一流選手。幼少期から釣りを趣味とし、現役を退いた現在は、プロ野球解説の傍で「摂津正のつりごはん」という地元福岡の釣り情報番組のパーソナリティをつとめるなど、釣り師としても活躍している。
なぜ攝津正なのか? それは福岡県出身のTIME & SPACE編集長が猛烈なホークスファンだからなのだが、そんなことはどうでもいい。とにかくいま、攝津正さんがauの「TORQUE G04」のアウトドア性能を検証するためにこのTIME & SPACEに初登板し、玄界灘での海釣りに挑もうとしているのである。
糸島の漁港に攝津正、登場
早朝5時30分、福岡県糸島市の「船越漁港」で攝津さんと待ち合わせ。ここは通年でさまざまな魚介類が上がるが、10月〜3月には「かき小屋」が建てられ、全国各地から身が厚く濃厚な牡蠣を食べに来る観光客で賑わう。
「おはようございます。よろしくお願いします」と数本のロッドとタックルケースを抱えて颯爽と現れた攝津さん。
「今日は僕が絶大な信頼を置く釣り船で玄界灘を案内します。90cm超の特大マダイを狙いますよ!」
と気合いも十分。
「TORQUE G04をいじって写真を撮ってみましたけど、画質がいいですね。過酷な釣り船の上でどのくらい活躍できるか、お手並み拝見です。ダメだったらダメって言いますからね、僕(笑)」
と、攝津立ち。さっそくのプレッシャーだが大丈夫。TORQUE G04は最強のスマホだ。
「今日行くのは船越漁港から船で約50分のポイントで、今の時期はマダイやアコウ(キジハタ)のような、海底の岩礁などに生息している根魚がよく釣れます。冬はブリやマグロといった大物がガンガン上がるんですよ。昨夜降っていた雨が上がって、釣り日和になりそうです。さあ、出発しましょう!」
釣り場までの船中でTORQUE G04で撮影をする攝津さん。
「波しぶきがあっても耐海水性能があるので、どんどん撮影したくなりますね。動画もボタンを押すとすぐ撮影がスタートできるのがいいですね」
昨晩から雨が降り、ニュースでは昼から再び雨となる予報だったが、それに反して日が差してきた。現役時代は勝負師だった攝津さんだけに天も味方したのかも。
さらにTORQUE G04をいじりながら……
「おぉ、こんな沖でもちゃんと電波が通じてる! 釣ったそばから動画や写真を釣り仲間に送ったり、Instagramにアップしたりできますね」
攝津さんがアップされたInstagramはこちら。
「それに位置情報もちゃんとわかるんだ。あれが壱岐ですね」
船越漁港を出発してから50分ほどで最初のポイントに到着。すぐさま愛用の竿を取り出し、フィッシングスタート。攝津さんの番組リスナーならお馴染みのフレーズ「さあ、レッ釣りゴー!」の掛け声でフィッシングのスタートだ。まずは海底にいる獲物を狙って、ルアーを落としてリールを巻き上げるシンプルな「タイラバ」でマダイを狙う。
「ルアーを落として巻いて、魚が掛からなかったらまた巻き上げるの繰り返しです」
釣り具箱からルアーを取り出し、竿に装着する。きれいに整理された道具箱を見ると、釣り愛が伝わってくる。
本日の初ヒットをTORQUE G04で即撮影
釣り開始から約20分。さっそく竿に反応が!
本日の初ヒットは全長約25cmのマダイだ。力強く跳ねて活きがいい。薄桃色のボディは透明感があってガラス細工みたいだ! 澄んでパッチリした目がカワイイ。
「あ〜、これはまだまだ小さいですね。人間で言ったら中学生くらいの大きさですよ(笑)」と言いながらもこの笑顔。
ここでTORQUE G04の出番。攝津さんは海水でビッチョリ濡れた手で釣り上げたマダイを撮影。
「釣りの最中って海水で手が濡れていますし、魚のニオイがつくので基本的にスマホは使わないようにしているんですが、TORQUEなら濡れても平気だし、温水やシャワーで洗うことができるので気にせず撮影ができますね……。これ、釣り好きにはちょっとした革命かもしれません」
釣り上げたマダイには、船長が華麗な手さばきで特殊な細い棒を頭から背骨に刺し、すぐさま神経締めと血抜きの処置を行う。こうすると生臭さがなく鮮度を保つことができる。
攝津さんがTORQUEで写真を撮っている様子を横から見ていた船長も興味津々。
「おおコレ、グローブでも本当に操作ができるんだ! 乗客が魚を釣ったらお客さんの写真を撮ってあげなくちゃいけないし、釣った魚のケアもあるので、船上でも海水を気にせず使えるのはとても助かりますね。これ、もう売ってるんですか?」
船長、絶賛発売中です。
ついに玄界灘の大物がヒット! Fishingモードの実力は?
スタートから2時間ほどで高級魚のマダイ6匹とまずまずの収穫。船長によれば「マダイは群れで生息するので1匹釣れればズラズラと上がる」とのこと。
クーラーボックスはマダイでいっぱいになっていく。
そんななか、ついに攝津さんの竿に待望の大物がヒット!
「これは、少し大きいかもしれないですね」
これまでとはまったく違う竿先の様子、「ジージー」と唸りを上げ、なかなかリールを巻き取ることができない。ついに玄界灘の主が登場か?
TORQUE G04で動画を撮影してみよう。
身長180cmを超える沢村賞投手が約3分間格闘した末に、ようやく釣り上げられた大物マダイがこちら。なかなかのデカさだ!
「狙っている90cm級ではなかったですが、うん、なかなかの良型ですね。さっそくFishingモードで撮影してみましょう」
TORQUE G04に搭載されたFishingモードは、カメラで魚を撮影するだけで魚種やサイズの表示ができるという新機能。
※近日アップデート予定です
「パッと取り出して、撮影するだけでサイズが測れるというのは船釣りのような環境ではすごく便利な機能ですね。魚種も表示されるようになるんですか? それは楽しみですね」
編集担当やカメラマンも釣りにトライしてみたが全員、丸坊主。3時間ほど経ったとき、筆者がついに30cmほどのマダイがヒットした。ものすごい引きで手首がちぎれるかと思った。それだけに無事釣り上げたときの感動はひとしお。
初心者の筆者にやさしく釣り方を教えてくれた攝津さんに、「師匠、やりましたよ〜〜〜!」と報告すると、「大きいよ。センスがあるね」と温かい声をかけていただいた。記念にTORQUE G04で撮影させてもらいました。
8時間の格闘の末、最終釣果は? そしてTORQUE G04の感想は?
「そろそろ終了時間です」と船長。しかし帰港まで残り10分というところで、攝津さんの竿に本日初となる玄海名物の青モノ、大物カンパチがヒット。先ほどまでのマダイのアタリとは明らかに違う。さすがは勝負師!
「今日はマダイがメインでしたが、これからの季節はカンパチやヒラマサ、ワラサなど1m以上ある青モノがメインになるので楽しみ。これは小さいですが初モノとしていただきます」
ほどなくしてタイムアップ。朝6時に出航して8時間の釣り体験だった。
そしてこれが攝津さんを含め、同乗者すべての本日の釣果だ。
攝津さんはカンパチ1尾、マダイ7尾、キジハタ2尾の合計10尾。筆者もビギナーズラックでマダイ2尾、キジハタ1尾(ハトポッポ、カナトフグ、ヤズも釣れたが海にリリース)といった釣果。船越漁港に帰港し、慣れた手つきで内臓を取り出すなど処置をする姿もカッコいいです。
「釣りのいいところは1日たっぷり遊べるところ。こうして糸を垂らしていると無になれるんですよね。気の合う友人たちとお酒を飲みながら釣りをするのも楽しいし、家に帰ったら家族やみんなで釣った新鮮な魚を食べられるのもいいんですよ」
と、今日の結果に満足げ。
最後に、1日携帯していたTORQUE G04を海水でザブザブ洗う。
「すごい! 画面に『塩水を感知したので手入れしてください』って表示されました。本当に平気なんだ。これは使えますね」
この様子に、船長や同乗の釣り人たちからも「おお〜!」と声が上がる。「普通のスマホならちょっと海水がかかるだけでアウトなのに、TORQUEはこうして浸しちゃってもOKっていうのは心強いよ!」
真水とは違い、海水には塩分が含まれているため、端子や金属に付着してしまうと不具合の原因になり、「防水機能」では「耐海水性能」はカバーできないのが現実。しかしTORQUE G04では、水深約2.0mに1時間というきびしい試験をクリアし、過酷な塩水でも耐えられる。
もうひとつ、釣りが始まってから攝津さんが重宝していたのが、TORQUE G04専用のカラビナ付きの「ハードホルダー」だ。釣りの最中、最後まで腰のベルトに装着していた。
「このホルダーもよかったですね。腰につけておけば使いたいときにすぐ取れるし、重量感もない。普通のスマホなら海水がかかってしまうし、いろんなところにぶつかってしまうので、こういったラフな扱いはできないですからね。釣り師的にポイント高いオプションです」
というわけで攝津さん、海釣りにおけるTORQUE G04の検証結果はどうですか?
「タフで機能性も高いTORQUE G04、実際に使ってみて釣り場では手放せないギアだと思いました。今日は幸い天候がよかったですが、船釣りでは急な天候の悪化はよくあること。波でビショビショになることもよくあります。そんな環境でも、スマホを気にせず釣りに集中できる安心感がTORQUE G04にはある。本気で購入したくなりました!」
釣り師・攝津正さんのお墨付きをいただきました!
こうして攝津さんに実力を認めてもらった「TORQUE G04」。過酷な環境でも普段通りに使用できるタフネスさ、釣りをより楽しむことができるFishingモード、海水を気にせず撮影ができるカメラ機能など、実用性の高さが証明された。釣りだけでなく、アウトドアを楽しむすべての人のパートナーとして、自信をもっておすすめしたい。
ちなみに、釣り上げたマダイと攝津さんにおすそ分けいただいた釣果はクール便で自宅へお届け。神経締め&血抜きをしてあるから臭みがなく、ほどよく脂がのった、自分史上最高の鯛茶漬けに。師匠、ごちそうさまでした!
※「Fishingモード」は、近日アップデート予定です
文:パンチ広沢
撮影:稲田平
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