製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンが緊急使用許可を申請している新型コロナウイルスワクチンについて、アメリカのＦＤＡ＝食品医薬品局は２４日、およそ６６％の有効性があると発表しました。

　ＦＤＡによりますと、ジョンソン・エンド・ジョンソンが開発したワクチンは、全体でおよそ６６％の有効性があり、重症化の予防については接種後２８日で８５．４％の有効性があるということです。ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンは、接種が１回で完了することから、普及の迅速化につながると期待されていて、現在、ＦＤＡに対して緊急使用許可が申請されています。

　ＦＤＡは、２６日に専門家による諮問委員会を開き、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンの安全性や効果などについて審議を行う予定です。