【新型コロナ】ガーナ、ＣＯＶＡＸ通じワクチンを初めて受け取る

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

ガーナは24日、世界保健機関（ＷＨＯ）主導の購入・分配枠組み「ＣＯＶＡＸ（コバックス）」を通じて出荷された新型コロナウイルスワクチンを初めて受け取った。

　　香港の陳茂波（ポール・チャン）財政官は24日、1200億香港ドル（約１兆6300億円）規模の景気支援策を公表した。個人消費を押し上げるため18歳以上の住民に5000香港ドルのクーポンを配布する計画だ。

香港、1.6兆円規模の支援策公表－株取引の印紙税引き上げも提案

　　米国立アレルギー感染症研究所（ＮＩＡＩＤ）のアンソニー・ファウチ所長は、ワクチン接種を完了した人に対する公衆衛生手順を緩和する指針を米政府が近く提示する可能性を示唆した。

　　米国の新型コロナワクチン供給量は３月にさらに拡大する見込みとなった。米ジョンソン・エンド・ジョンソン（Ｊ＆Ｊ）が３月には2000万回分のワクチンを出荷できる準備が整うと明らかにした。同社のワクチンは１回の接種で済む。ブルームバーグの分析によると、既にワクチン供給急増が見込まれていたがＪ＆Ｊ製が加わることでさらに伸びる。

米、１億3000万人接種に十分なコロナワクチン量確保へ－３月末までに

　　タイは中国の科興控股生物技術（シノバック・バイオテック）製ワクチンの第１弾を受け取った。１週間以内に接種開始が可能になる。同国は観光事業をてこ入れするため、ワクチン接種を済ませた渡航者については14日間の隔離措置を免除する可能性がある。

　　カンボジアでは新規感染者数が長くゼロ近辺にとどまっていたが、このところ２桁台に増えている。

　　イタリアでは同国北部ロンバルディア州のブレシア県などで厳しいロックダウン（都市封鎖）を実施する計画。新型コロナ変異株の感染者が急増した。

　　米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の感染者数は１億1210万人を超え、死者数は248万人を上回った。ワクチン接種は全世界で２億1300万回を突破した。　

　　ニュージーランド（ＮＺ）準備銀行（中央銀行）は24日、金融刺激策の性急な解除に踏み切ることはないとの姿勢を示唆した。インフレは来年鈍化する見通しで、新型コロナ禍の影響で経済見通しは依然としてかなり不確実だとしている。

ＮＺ中銀「長期の金融刺激」なお必要－情勢次第で追加利下げも

原題：Ghana Gets First Covax Shipment; Hong Kong Aid: Virus Update　（抜粋）