短期利得&長期損失でメンタル先細りになることを予防するための俺的助言です。

・SE/PGであればパソコンのことで
・整備士なら車のことで
・美容師なら髪のことで
・薬剤師であれば薬のことで
・料理人であればレシピのことで
・大工であればDIYのことで
・アスリートであれば筋トレのことで
・心理士であればカウンセリングのことで
・占い師であれば運勢のことで
・弁護士であれば法律のことで
・お坊さんであれば禅問答のことで
・司書であれば書物のことで
・アナリストであれば金融のことで

↑こんな感じで、あなたが仕事を通じて得た専門的な知識をもって友人を無償で助けると、

①その瞬間、友人はとても喜ぶ
②友人が次に困ったとき、あなたを再度頼る(当然無償で)
③以下、人間関係がある限り友人は上記①②を繰り返す

大体こんな流れになり、あなたはいずれ疲れ果てます。

疲れてしまうのは、あなたが、他人にいいように使われていることを薄々感じ、惨めな気持ちになってしまうのが原因です。

あなたが他人に無条件で感謝し奉仕することに幸せを感じるタイプの人間であれば、誰を何回無償で助けても何の問題もありませんが、そんな人間はどこにもいません。

また、何かの専門家であるあなたが他人を無償で助けると、本来報酬を得られるはずであった同業者の仕事を少し奪うことになる、という捉え方もできます。

まずは自分のため、そして同業者のためにも、「無償でアドバイスを行うことができない」に対する理由を理論武装しておくなどして、対策しておきましょう。

友人からアドバイスの依頼があった時、相手の納得無しに「イヤ」「めんどくさい」とか「金くれ」と言うとカドが立ちすぎます。
・アドバイスをミスした時にどのような問題が起こりうるか(そして責任を負えないということ)
・職場に箝口令や守秘義務契約、違反時の損害賠償義務がある
・職場から「無償で他人を助けてはならない」という命令を受けている
・君へのアドバイスを組み立てるのに膨大な手数を要する

など、適当でもいいのであらかじめ理由を用意しておき、他人を気兼ねなくあしらう心の準備をしておきます。

「それでもいいからアドバイスをくれ」と言われたら、「じゃあ先払いで○○円くれ」と返事できるような理論武装ができていればベストです。

既にアドバイスをし続けている人間関係がある場合は、あなたは転職した(あるいは職場の経営者あるいは経営方針が変わった)ことにして、今後は無償でアドバイスを行うことができなくなったと説明することも可能です。

あなたが個人事業主の場合は、不景気を理由に金銭を要求しましょう。

あなたの現職でなく過去の職務経験からなる知識を要求されている場合は、「もう自分はプロではない。現代の最新の情報が自分には無いから、アドバイスは難しい」などと難色を示す手法も有効です。

──

以上です。
最初か今後か今すぐか、どこかのタイミングでこの無償奉仕の悪循環を断ち切らないと、あなたのメンタルは長期損失で先細りになってしまいます。

専門外の人間は、こちらがいかに時間と独自の工夫をもって専門的知識を身に着けたかを理解しようがないので、簡単に「タダで教えてよ」とアドバイスを依頼してきます。相手が新たな知識を身に付ける気がないタイプの場合、この循環はより高速にサイクルしてあなたのメンタルの脅威となります。

たとえそれが大事な友人であっても、自分のメンタルを守るのは大事です。できるだけ人間関係に傷を付けず自分を守るように気をつけてください。という提案でした。

**

メンタルSEの愛と勇気100%ブログでは、少しでもあなたのより良い人生に貢献できるよう、俺的心得の投稿を行い日々あなたに新しい提案を行います。
Twitterでは投稿時の通知も行っていますので、よければこの青イルカをフォローしてあげてください。Twitterアカウントはこちら

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterもあるよ!

おすすめの記事