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インターンでのメイクに迷っている就活生は多い
みなさんはインターンに参加する予定はありますか。最近では、より就活を有利に進めるためにインターンに参加する就活生も増えてきています。
インターンシップでは、そこでしか学ぶことのできない貴重な経験や、得られない情報を知ることができます。
もちろんそのためには、参加する態度や姿勢がとても大切です。今回は中でもインターンに参加するときのメイクについて詳しくご紹介します。
インターンシップも就職活動の一環です。就活におけるメイクのマナーを今のうちに学んでおくことで、今後メイクに関して余計な心配をすることはありません。しっかりと確認してインターンシップに参加しましょう。
インターンとは
そもそもインターンシップとはどういうものなのでしょうか。何のためにどんな活動をするのか、分からない就活生も多いのではないでしょうか。
インターンシップとは、学生が興味のある企業で実際に働いたりする「職業体験」のことを指します。略称として「インターン」ともよく言われています。
実際に業務を行い、働く環境や社風に触れることで、説明会では分からなかった企業のことを良く知ることができるのです。
インターンシップは大きく分けて「短期インターンシップ」と「長期インターンシップ」の2種類があります。それぞれインターンを行う期間が異なります。
正確な日数が決まっているわけではありませんが、3日~1週間程度のものを短期インターンシップと呼び、1か月以上のものを長期インターンシップと呼びます。
企業が求めるメイクとは
それでは、企業は就活生に対して一体どのようなメイクを求めているのでしょうか。
もともと、遠い昔の時代より人前に立つときの身だしなみのマナーの一つとしてメイクはされてきました。
今では、清潔感やきちんとした身なりを表すものとして多くの女性がメイクアップをしています。
インターン先の企業はどんなメイクを求めているのかここで確認していきましょう。
清潔感のあるナチュラルメイク
インターンのメイクで必要なのは「清潔感」です。清潔感は社会人として、相手に不快感を与えずにスムーズに仕事を行う上で必要な身だしなみのマナーです。
メイクにおける清潔感とは、濃すぎず薄すぎないナチュラルメイクです。
濃いメイクは清潔感がなく、薄いメイクはカジュアルな印象を与えます。インターンは就活の一環であり、ビジネスマナーが求められます。つい自分をよく見せようと濃いメイクになりがちですが、企業が求めているのは、清潔感のある自然体です。
ナチュラルメイクを心がけましょう。
アパレル業界や化粧品業界ではトレンドもチェック
アパレル業界や化粧品業界で求められるメイクは、他の業界とは少し異なる場合があります。
この二つの業界は、流行に敏感で、移り行く時代とともに変化しています。常にファッションもメイクもトレンドが移り変わり、新しくなっていきます。
そのため、インターンでもその流行を取り入れたメイクをすることで好印象を与えることができるでしょう。
ただ、就職活動の一環であることから、やりすぎは良くありません。ベースはナチュラルメイクで、ポイントで流行を取り入れることで、トレンドにも敏感で適応できているという印象を与えられるかもしれません。
アパレル業界や化粧品業界でインターンに参加する場合は、常にトレンドのチェックをしておきましょう。
インターンでのメイク
ここからはパーツごとにどのようにメイクすれば良いのかご紹介します。
最近では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リモートやマスクを着用したままでインターンをすることが増えてきています。
リモートだから、目元しか見えていないからといってメイクは適当になりがちです。
しかし、メイクも大切な身だしなみです。リモートも進化しており、画質の良いカメラの場合、メイクが適当であることはわかってしまいます。マスクもいつ外すかはわかりません。
気を抜くことなく、一つ一つしっかりと確認しておきましょう。
ベース
ベースメイクは清潔感のある自然な肌を作ります。肌は健康状態を表します。顔色が悪かったりクマがひどいと不健康な印象を与えるので、ベースはメイクの土台になります。
ベースメイクの基本はスキンケア→化粧下地→ファンデーション→フェイスパウダーの順に行います。
クマやシミがひどい人は、コンシーラーを使って部分的にカバーすることで、きめの整った健康的な肌になります。
また、ベースメイクをするときの化粧品は、肌の色に合ったものを使いましょう。明るすぎたり暗すぎたりすると、顔だけ浮いてしまい不自然になってしまいます。
自分の肌の色にあったベースメイクがナチュラルメイクの要となるのです。
アイメイク
インターンでは社員の方やインターン生と顔を見合わせる機会がたくさんあります。その際、目元がぱっとしない状態では印象も薄くなりますので、目元を明るく見せることが大切です。
目を強調させたいがために、黒目が大きく見えるカラコンをつけたり、つけまつげをつけたいと思う就活生もいるかもしれません。
カラコンもつけまつげもインターンにおいて絶対にNGというルールはありません。しかし、自然なメイクであるかどうかの判断はしっかりとして、華美になりすぎないようにしましょう。
アイシャドウ
明るい目元を作るためにはアイシャドウが重要であり、おすすめは血色が良く見えるベージュやピンクブラウンなどの優しい色合いです。
優しい色合いを使うことで、きつい印象ではなく、柔らかな印象を与えることができます。さらにラメの効果で白目の輝きが期待できるので細かいラメの入ったものもおすすめです。優しい色合い、かつ少しラメの入ったものを選びましょう。
ブラウンやベージュなどの色はアイシャドウとしては肌に自然になじんでくれるため、派手になりすぎるのを防げます。ナチュラルな印象ながら目元をはっきりさせてくれるので、就活の際には特におすすめの色合いです。
購入する際はパレットタイプで数色入っているものがいいでしょう。複数の色パレットがあるアイシャドウの方が、まとまりがあり、アイメイクをきれいに仕上げるのには便利なのでおすすめです
マスカラ
マスカラは派手にならない程度にならつけても問題ありませんが、ダマにならないように注意しましょう。ダマになってしまうと、メイクが濃く見えるのはもちろん、マスカラが落ちやすく目の下が黒く汚れてしまう可能性があります。
ダマにならないようにするには、ビューラーでしっかりとまつげを上向きにカールさせておくことが大切です。
きちんとカールさせておき、根本から丁寧にマスカラを塗りましょう。
アイライン
アイラインを引く際には、まつげの隙間を埋めるように塗ります。これがアイラインを濃くしすぎないポイントです。ラインを太くしてしまうと、カジュアルに見えやすく、かつ派手な印象になってしまうため、注意しなければなりません。
アイラインの色は黒か茶色にしましょう。最近ではアイラインでもさまざまな色の展開がありますが、目の色にあった黒か茶色が好ましいです。
また、目尻ラインを跳ね上げてしまうのもNGです。これも派手できつい印象を与えます。
アイラインは目に沿った自然なラインを引くように意識しましょう。
眉毛
太すぎず細すぎない、自然な印象の眉を書くようにしましょう。基本的にアイブロウを使えば、自然な眉を描くのは難しくありません。
元々眉が濃い人は、アイブロウで眉の隙間を埋めるようにするだけでも十分自然に眉を仕上げることができます。眉の形が気になるのであれば、メイクをする前にカットするなどして整えるようにしておきましょう。
就活メイクの際のアイブロウは、顔の印象をはっきりさせることが目的になります。その点を押さえて眉のメイクをしておけば、基本的な眉の描き方についてはまず問題ないでしょう。
ペンシルではなくパウダータイプのアイブロウを使用すると眉が自然に描けるのでおすすめです。
リップ・チーク
リップとチークは同じ色であると自然なメイクになります。そのため肌馴染みのよい色を選びましょう。
チークはコーラルピンクが肌なじみしやすいので、インターンのメイクではおすすめです。少しラメが入っているものだとより顔がパッと明るく見えます。
顔色が明るくみえることで、明るい印象、活発な印象を与えることができますので、好印象です。肌馴染みがよく、顔色が明るくみえることを意識して、チークを選びましょう。
リップはチークと同じくコーラルピンクにするか、ベージュピンクなどがおすすめです。これらの色であれば肌馴染みもいいですし、派手にみえすぎる心配もありません。
リップを塗るときはグロスなどは使わず、クリーム感のあるなめらかなリップを使用すると自然に見えるためおすすめです。グロスは艶やかすぎるため派手な印象を与えてしまい、清潔感が演出できませんので注意しましょう。
リップメイクは自然に見えることが大切ですので、テカりをおさえたマットなものを使用するのがおすすめです。真っ赤なリップなどトレンドを取り入れるとカジュアルになってしまいます。インターンではトレンドではなく自然さを意識してメイクしましょう。
インターンでのメイクの注意点
ここからはインターンメイクでの注意点をご紹介します。メイクをする際に気をつけるポイントを確認して、インターンにふさわしいメイクができるようにしましょう。
ハイライトやシェーディングは使いすぎない
ハイライトは肌に艶を与えるために使い、シェーディングは肌に影を作ります。ハイライトとシェーディングは顔に立体感を出すために使うのに効果的ではありますが、ナチュラルメイクには必要ありません。
鼻にハイライトを塗って高く見せたり、目の窪みにシェーディングをしてほり深くするなどは最近のメイクの流行りではあります。しかし、ハイライトとシェーディングはメイクでも難易度が高いため失敗する可能性も高いです。
使用していけないわけではありませんが、使う場合は少量でナチュラルさを意識しましょう
最低限のメイク直し道具は持っておく
就活ではメイクも身だしなみのひとつとして見られているポイントです。いつでもメイク直しができるように、最低限のメイク道具は持ち歩くようにしましょう。あまりに大量に持ち歩いてしまうと荷物が多くなってしまい、重たくなって邪魔ですので最低限のものだけで構いません。
メイクは基本は自宅でするもので出先でメイク直しが必要になった場合に応急処置さえできればOKです。メイク道具がないとメイクが崩れたときに困りますので、最低限の道具は就活の必需品として持ち歩く習慣をつけましょう。
持っておくと良いもの
・パウダーファンデーション(テカリを抑えるため)
・綿棒(滲んでしまった化粧崩れをなおすため)
・リップ(口元は擦れてよれやすいため)
・ビューラー(下がってきてしまうまつ毛をなおすため)
・化粧水(よれてしまった化粧を落としたり、乾燥を防ぐため)
ラメやパールが目立ちすぎるメイクに注意
就活メイクはできるだけ控えめでナチュラルなものを心がける必要があるため、目立ちすぎるメイクは避けたほうが無難です。特にラメ系やパール系など、派手にみえやすいため気をつけて使用しましょう。
ラメやパールは顔を明るく見せてくれますが、使いすぎると派手な印象を与えてしまう可能性があります。特に金融系や公務員など、堅い職業では少しでも派手にみえてしまうと、悪印象になりやすいため注意が必要です。
ラメやパールの粒子が大きいとギラギラしてしまいます。光の動きで少し艶めくような粒子の細かいものを使用しましょう。
インターンではナチュラルで清潔感のあるメイクをしよう
メイク一つでも気をつけることはたくさんあります。しかしメイクは身だしなみの一つ。インターンでは他にも髪型や服装など注意することがたくさんあるのです。
まずはインターンで相応しいメイクをマスターし、顔の印象を明るく見せられるようにしましょう。ナチュラルで清潔感のあるメイクは、充実したインターンにするための重要なポイントです。
インターンでのメイクは就活でも役立ちます。今のうちにできるようにして、就活も有利に進めましょう。