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2013年11月02日 16:19
＞ 直訴は極刑でしたよね？確か。 磔、獄門。ただし、これは江戸時代のはなし。 「郡上のなー 八幡出てゆくときは 雨も降らぬに袖しぼる 袖しぼる」
2013年11月02日 02:46
＞ 憲法５８条２項に基づいて除名することである。国民の代表者たる参議院議員として守るべき日本の憲法規範、日本の公序良俗を踏みにじったのだから、参議院の秩序を乱したものとして除名するのが相当だ。 憲法５８条２項は、「両議院は、各々その会議その他の手続及び内部の規律に関する規則を定め、又、院内の秩序をみだした議員を懲罰することができる。但し、議員を除名するには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする。」となっています。 山本議員の行動は、「院内の秩序をみだした」のでしょうか？
2013年11月02日 02:31
草莽(さうまう)の微臣山本太郎、誠恐誠惶頓首頓首、謹んで奏す。伏(ふし)て惟(おもんみ)るに、臣田間(でんかん)の匹夫、敢て規(のり)を踰(こ)へ法を犯して鳳駕(ほうが)に近前する、其罪(そのつみ)実に万死に当れり。而も甘(あまん)じて之を為す所以(ゆゑん)のものは、洵(まこと)に国家生民の為に図(はか)りて、一片の耿々(かうかう)竟(つひ)に忍ぶ能はざるもの有ればなり。伏て望むらくは陛下深仁深慈、臣が狂愚を憐みて、少しく乙夜(いつや)の覧を垂れ給はん事を。 伏(ふし)て惟(おもんみ)るに東京の北百里にして福島原発あり、其発電より生ずる所の毒水(どくすゐ)と毒屑(どくせつ)と久しく村落を汚染し滄海に注ぎ、太平洋を奔下して沿岸其害を被(かうむ)らざるなし。而(しか)して電力業の益々発達するに従ひて其流毒益々多く、魚族汚染され田園荒廃し、数十万の人民産を失ひ業を離れ、老幼は溝壑(こうがく)に転じ壮者は去て他国に流離せり。如此(かくのごとく)にして二十年前の肥田沃土(ひでくよくど)は、今や化して黄茅白葦(こうぼうはくゐ)満目惨憺(まんもくさんたん)の荒野と為れり。
2013年10月31日 08:48
井上清が論拠としている事実に「でっち上げ」があれば、指摘してください。私は、彼の主張のうち正しいことと誤っていることを知りたいです。
2013年10月31日 04:40
＞ Personal Freedomが日本48位というのが日本人としては理解できません。 日本の憲法や法律を見る限り、日本は自由な国です。しかし、（英国人からみた）実態はどうかということです。 私が日本の会社に勤めていたときは、安全な話題は趣味などに限られていました。それで、それほど好きでもないパチンコに勢を出し、パチンコの話をよくしました。おかげで、パチンコでは勝てるようになりました。 BLOGOSにコメントの多くが匿名でなされることも、真の意味での「言論の自由」が無いことを示しています。さらに、日本にとって不利な意見に対しては、しばしば「反日」、「売国奴」といった言葉が投げかけられます。 ＞ 何がイギリス人をして48位の評価にせしめているのでしょうか アングロサクソンの文化ででは、表現の自由、良心の自由といった人権意識は強固です、ですから、国家斉唱の強制などは違法です。 「口元チェック」などは、馬鹿馬鹿しくて論外です。 なお、北朝鮮の正式国名は「朝鮮民主主義人民共和国」で、建前としては民主主義国家です。
2013年10月31日 03:54
＞ 10年後の1997年の日本はバブル崩壊後の地獄の金融危機。もう忘れたの? バブル崩壊は１９９８年だったと誤って覚えていました。バブル景気は、1986年から1991年ということですから、４年間に訂正します。 当時は、日本の輸出競争力は抜群でした。カラーテレビ、半導体、VCRなどは日本企業の独壇場でした。もちろん、日本車もよく売れていました。
2013年10月30日 04:10
１９８７年に出版された、日本や中国の台頭と米国の衰退を予言した、The Rise and Fall of the Great Powers という本は、大変有名になりました。その後１０年間の、日本の繁栄はめざましいものでした。
2013年10月30日 03:56
＞ 安倍ちゃんの数カ国を巻き込む china 包囲網外交 http://www.transparency.org/cpi2012/results によると、これら数カ国のほとんどは、中韓よりもさらに政治の汚染度が高いですから、経済援助も効果的です。
2013年10月30日 03:41
＞ ベンチャー企業の企業率は、消費税の低さに比例している。一位が州ごとに規定されているアメリカで 次にサイトを見てください。 http://www.salestaxinstitute.com/resources/rates http://www.bankrate.com/finance/taxes/check-taxes-in-your-state.aspx 起業率の高いカリフォルニア州では、消費税も州税も高いです。 アラスカは、消費税も州税もありませんが、これは原油などの天然資源からの収入があるからです。オレゴン州は、消費税はありませんが、州税は高いです。
2013年10月28日 05:10
金美麗氏は、蒋介石政権に逆らって日本で父君を含む人達とともに、「台湾独立運動」をされていました。そこで、蒋介石政権の意を汲んだ日本政府により逮捕･拘留されました。これらの人達の中には、台湾に強制送還されて、その後の消息が不明になった人もいるそうです。 金美麗氏の父君は、私が卒業研究を行った研究室で博士号をとられていたので、理科大に就職されてからも時々研究室の菓子をもって訪問されました。そんな折に、研究室に永年務めておられた人が、指導教官が身元引受人となって、金美麗氏の父君を釈放してもらったことがあるという話をしてくれました。
2013年10月28日 04:45
1972年1月、五井工場で、交渉に来た患者や新聞記者たち約20名が会社側の雇った暴力団員に取り囲まれ、暴行を受ける事件が発生。写真家ユージン・スミスが片目失明の重傷を負った。
2013年10月28日 04:40
日本医学会会頭、東大名誉教授田宮猛雄を委員長とし、公衆衛生学教授勝沼晴雄を幹事長とした田宮委員会と対立するということは、いわば日本医学界全体を敵とすることを意味する。こうして孤立した熊大医学部としては、水俣病の病像をすでに文献記載があって誰も文句のつけられないハンター・ラッセル症候群に限定しておくことが有利であった。新しい症状などをつけ加えたら、ますます学会から袋だたきにあうであろう。そのころ新しい症状であるイタイイタイ病に対して、カドミウムなどという新しい病原物質を提案した富山の荻野昇医師がどんなに学会でたたかれたか、それは一つの教訓であった。熊大医学部が防衛的姿勢をとるのには、そういう社会的な背景があった。 六〇年代前半、医学界主流からは攻撃され、厚生省からの研究費も断たれた熊大医学部がそれでも水俣病の研究をつづけられたのは、医局講座制という強固な閉鎖社会で外からの圧力をはね返したことと、ちょうどこの時期に旧制から新制への博士号取得制度の切り換えがあり、旧制での博士号を開業医が取得するには当時の相場では三〇万円の現金を出身教室におさめると、その金で実験研究をして博士論文を教室が用意してくれるという、いわば学位の売買がひそかに広く行われ、各研究室が自前の研究費を持っていたために研究がつづけられたのであった。つまり当時私たち若い世代の研究者が大学の旧弊として批判した講座制の閉鎖性がむしろプラスに作用したし、学位の売買など常識からいっても論外なことが水俣病の研究を支えたという皮肉なことが起こった。
2013年10月28日 04:38
原因が工場排水中の水銀らしいと見当がついた一九五九年夏以降は、熊本大学医学部の研究班は企業や通産省、御用学者の集中砲火を浴びることになる。このため研究班の姿勢は防衛的、閉鎖的になり、患者の認定についても、批判をおそれて限定的、保守的になる。一九六〇年代に入ると、熊本大学の研究班の中でも、明らかに水俣病を厄介物あつかいする空気を見せる者があった。 熊本大学医学部研究班が、東大を中心に水俣病をもみ消すために作られた田宮委員会に屈服し、チッソから金をもらって代表団をローマの国際神経学会に送ったのは一九六一年であり、六四年にそれまでの研究をまとめたいわゆる赤本（熊本大学医学部水俣病研究班「水俣病－有機水銀中毒に関する研究－」）が用意された段階では、水俣病を否定する医学界本流と熊大医学部の手打ち式は完了していたと見てよい。この赤本にはチッソから費用が出ていることが明記されている。水俣病は終わったとして新しい患者を出さないことも、意識的にとられた方針であった。一九六三年当時、胎児性患者の認定は例外的なものであることがしきりに強調されていた。 この間医学界主流にあった東京大学医学部を中心として作られた田宮委員会は、水俣病つぶしの有力な手段であり、日本化学工業協会とチッソから研究費をもらっていたが、表に出ないもくろみは、米国の公衆衛生院（ＮＩＨ）から熊大へ支給された三万ドルの研究費をねらったらしいことが、複数の関係者の証言で裏づけられる。ただ田宮委員会の副産物として、周辺で研究に従事していた椿助教授（六五年新潟大学神経内科教授に赴任）が水虫薬によるメチル水銀中毒の症状を観察していて、それがのちに第二水俣病の診断に役立ったという事実があった。
2013年10月28日 04:33
＞ 情報を操作している国でなければ 1959年7月に有機水銀説が熊本大学や厚生省食品衛生調査会から出されると、チッソは「工場で使用しているのは無機水銀であり有機水銀と工場は無関係」と主張し、さらに化学工業界を巻き込んで有機水銀説に異を唱えた。 1959年の10月に新日窒附属病院の細川一院長は、院内ネコ実験により、アセトアルデヒド酢酸製造工場排水を投与した猫が水俣病を発症していることを確認し、工場責任者に報告している(猫400号実験)。しかし、工場の責任者は実験結果を公表することを禁じた。 病気の発見から約11年が経過した1967年になり、ようやくチッソ工場の反応器の環境を再現することで、無機水銀がメチル水銀に変換されることが実験的に（いまだ”理論的”にではないことに注意）証明された。しかし、排水と水俣病との因果関係が証明されない限り工場に責任はないとする考えかたは、被害の拡散を防ぐための有効な手段をほとんど打てずに経年していった。 （つづく）
2013年10月26日 16:38
＞ 政治的には教条的なリベラリズムもあったと思います。 当時は、「リベラリズム」というより「左翼思想」でした。よく使われる言葉は、「日帝」とか「米帝国主義」でした。ある米国人の留学生が、「米帝国主義」という言葉をつかって演説していた活動家に、「米帝国主義」とはどういうことかと訊いたら、ぜんぜん答えられなかったといっていました。この留学生は、徴兵を逃れるために日本に来ていた左巻きの男でしたが、日本の左翼に失望したわけです。そして、彼の専攻は日本文学で、本居宣長による「やまとごころ」の本来の意味を彼から教わりました。 現在は、これが教条的な保守主義に変わってきたようです。そこで、よく使われる言葉は、「反日」とか「売国奴」になりました。 中身が乏しいことには、変わりないようです。 私は、それ以下の、教条的になれるほどの知識もないボンクラでした。
2013年10月26日 16:11
＞「敗戦の反動から生まれた左寄りの民主主義」 でも、戦後の政権は、ほんの一時を除けば、自民党とその前身の保守政権でした。
2013年10月26日 14:54
全共闘運動が始まったには、まず東大の医学部です。最初に問題となったのは、研修医制度です。これは、大学卒業後、1年間の「臨床実地研修」をした後に医師国家試験の受験資格を得られるというものでした。すなわち研修の期間中は学生でも医師でもなく、不安定な身分であり。また給与の保障もほとんどなかった。そこで、反対運動が起こったわけです。 それが日大に飛び火し、日大当局の不正経理に対する学生の抗議行動となりました。問題が、ワンマン会頭の不正という事で、抗議は一般学生や教職員組合にも広がりました。そこで、大学側は暴力団を使って「暴力学生」の排除も行いました。 当時は、水俣病の抗議行動や労働争議に対抗するために暴力団を介入させることがしばしばありました、
2013年10月26日 14:07
＞ 「戦後民主主義」を否定することは自分の人生に意味がなかった ところで、池田先生は、「戦後民主主義」を否定するどのような体制がよいとされているのでしょうか？
2013年10月26日 14:00
私の高校生時代の同級性に、大学時代は全共闘運動には関わらず、勉学にいそしんで博士課程を終え、英国の大学にポストドックとして留学し、帰国後は一期校に助教授として就職した人がいます。彼の経歴は、ここまでは極めて順調でしたが、その後は助教授の地位に長く留めて置かれ、最終的には私立大学に教授として転出しました。 私は彼の研究業績を判断できませんが、ケンブリッジ大学から専門書を出していることなどからすると、悪くはなかったとおもいます。 今から１０年ほど前に彼に会ったときに、彼は「全共闘運動を行っていた人たちの言っていたことは正しかった、日本の大学はボス教授が支配する前近代的な徒弟制度だ」といっていました。 もともと、全共闘運動が始まったのは、東大医学部のこうした体質にたいする反抗（反乱？）でした。それから、全共闘の議長になった大学院生と私の同級性は同じ大学で同じ学部でした。この大学院生は極めて優秀であったそうですが、大学などの研究職には就きませんでした。 そういえば、１９６０年の安保改正時に全学連の活動家であったために日本では就職できず、米国で大学院を終え、米国の大学の教授になった人たちがいます。その一人は、経済学会の会長にもなったはずです。 なお、私はボンクラでしたので、全共闘運動には関わっておりません。
2013年10月26日 03:13
このランキングにおいて、男女の格差少ない国からグーループ化すると、大雑把に言えば、キリスト教圏、開発途上国、儒教の教えが残る国、イスラム圏となるとおもいます。 韓国と日本は儒教の教えが残る国です。日本において儒教が影響が強かったのは、武士階級でした。武士階級には男性だけが戦闘に参加していたという要因もあります。これが、会社や政府の組織に受け継がれたのだとおもいます。 人口の大多数を占めていた農民階級においては、女性も生産活動に参加していましたので男女の差でより能力差が夫婦のどちらが主導権を持つかが決まっていたとおもいます。実際、私が育った村の近所隣の数軒の場合は、夫が主導権を持っていたのは一軒だけでした。残りの家は、私の家も含めて「カカア殿下」でした。もちろん、力仕事は男性の方が適していますが、農業においては何を栽培するとか農作業の手順も大切です。 ただし、私の家で対外的なことは、父が母の助言に従って行っていました。 そして、私は、母と姉のいうことに逆らったことや姉とけんかをしたことは一度もありません。こうした環境で育ちましたので、私は、女性が男性より能力が落ちると思ったことは一度もありません。
2013年10月26日 02:36
＞ 欧米のレディファーストの習慣は要因には入れてもらっていないようだ もし、レディファーストの習慣が要因に入れられれば、それは負の要因として入れられるかもしれません。 かっては、レディファーストの習慣が行き渡っていると思われる国で、こんなことがありました。水泳などができる運動施設の入り口に女性が歩を進めており、たまたま、少し遅れて男性が歩いていきました。そして、女性は入り口のドアを開けると、内に入らないで男性を待っていました、男性は女性に「お先に」といいましたが、女性はドアをもったままでしたので、男性は「すみません」といって先に入りました。 この女性は、相当の「フェミニスト」だとおもいます。 この運動施設では、通常は、男女の別なく先の人が先に入り、後から来る人のためにドアを開いたまま保持します。 新しい場所のエレベターの乗り降りなどでは、「レディファースト」が行われているかどうか、すばやく見抜かなければならないので面倒です。電車やエレベターの乗り降りに、男女の区別がないという点では、日本の方が進んでいます。
2013年10月24日 05:04
フロレス（フローレス）島事件 1944年4月中旬、憲兵と警察がスマランで数百人の女性を検束し、「スマラン倶楽部」で選定を行い、20名の女性が憲兵によってスラバヤに移送された。そのうち17名（20名のうち2人は逃亡、1人は病気で残留）がさらにフロレス島の慰安所に移送され、そこで売春を強制されたと報告している。 裁判記録には、スマラン事件で有罪となった同慰安所の経営者で軍属の古谷厳の尋問調書が残されており、そこでは、法廷でこの事件の事実を認めながら「この事件はスマラン事件とはまったく別件で、私は軍に頼まれて場所を提供しただけだ」と供述している。（1 報告書にはさらに、マゲランの事件も記載されている。 マゲラン事件 この事件は、1944年1月、ムンチラン抑留所から、日本軍と警察が女性たちを選別し、反対する抑留所の民間人の暴動を「抜刀」して抑圧し連行した。その一部は送り帰され身代わりの「志願者」が送られる。そして残りの13名の女性はマゲランに連行され、そこで売春を強制されたと報告されている。
2013年10月24日 05:03
2ヶ月後、この事件は発覚し、慰安所は4月下旬に閉鎖されることになる。しかし、事件の事実が陸軍省まで伝わったにもかかわらず、事件の関係者は誰一人として処罰されなかった。それどころか責任者の能崎少将は、事件後の1944年に旅団長になり、1945年3月に陸軍中将に昇格し、4月には第152師団長と出世しているのである。 このスマラン事件が裁かれるのは戦後になってオランダによるバタビア裁判によってである。将校7名と軍属4名が有罪となっている。 計画の中心的役割を果たしたとみられた大久保大佐は、戦犯容疑者となったことを知り、故郷仙台で自殺している。遺書には「能崎に責任がある」とあり、これも裁判では証拠資料となった。判決では岡田少佐の行為を「軍の名の下に若い女性を売春目的で強制連行し、理解出来ない日本語の承諾書に署名させ、女性を各慰安所に分け与えて、売春を強制し、強姦した。」と事実認定されている。 裁判で弁護を担当した萩原竹治郎弁護人の聞き取り調査では、（この事件を含め日本軍の戦争犯罪を裁いたオランダによるバタビア裁判全般について）「起訴状に出ているくらいのことは事実であったと思う」、「実際にやっているのに無罪になったものもいる。戦犯的事実は起訴された5倍も10倍もあったと思う」と厳しい意見を述べている。 （つづく）
2013年10月24日 04:57
＞ 個人の犯罪と、軍の命令系統により行われたものかの違いは雲泥の差ありますよ。 その通りです。 オランダ政府の調査報告書によると、インドネシア・ジャワ島のスマラン郊外の3ヶ所の民間人抑留所から選び出された17、8歳から20代のオランダ人女性たちが、抑留所で「強い抗議」が起きたにもかかわらず、4ヶ所の慰安所に「力ずくで連行」され、そこで「少なくとも24名」の女性が性行為を強制されたと記載された。さらに、2人は脱走したが警官に捕まり連れ戻され、1人は自殺未遂、1人は精神病棟に監禁、1人は妊娠中絶の処置を受けた。 この事件の概要は、バタビア裁判の公判記録によれば以下ようなものである。 1944年1月、南方軍の能崎清次少将が、池田省一大佐と大久保朝雄大佐からの要望で新しい慰安所開設を話し合い、第十六軍司令部に新しい慰安所設置を提案したことから始まる。この時、野崎少将は第十六軍司令部の認可を条件にしたという。池田大佐は東京への出張命令が来たため、部下の岡田慶治少佐を代理として野崎少将の一書を持たせ、軍司令部との認可交渉に当たらせた。この時、第十六軍司令部からは、「自由意志の者だけを雇うこと」（4）を注意されたという。 こうして岡田少佐は女性を集める手配と4軒の慰安所開設の準備を指示する。 軍慰安所は業者が勝手につくれるようなものではなかったことがわかる。 こうした周到な準備の上、1944年2月下旬、スマラン郊外の数カ所の民間人抑留所から女性が集められた。その際、オランダ人女性には読めない日本語で書かれた同意書に署名させたり、「仕事の種類が記されていなかったことがわかった」（公判での池田大佐の供述）。さらに（起訴状によれば）女性に対し「抵抗すれば家族に最も恐怖すべき手段をもって報復する」と脅迫も行われたという。 （つづく）
2013年10月23日 09:27
＞ アーリントン墓地の墓石には、十字架が刻まれており無宗教ではありません。 ＞ それは個人の墓石。ちなみにどんな宗教でも墓を作ることができます。 アーリントン墓地で使用できる標章のリストがあります。 http://www.homeofheroes.com/gravesites/arlington/0_arlington_emblems.html’ 仏教、金光教、天理教、生長の家、無宗教のものもあります。神道のものはないようです。 こうして、墓石の形や使用できる標章を制限しているのは、統一された景観を保つためだとおもいます。
2013年10月23日 08:57
日本で最大の仏教宗派である浄土真宗では、「冥福を祈る」、「慰霊」、「弔う」などの表現は、教義に反するということで、使ってはいけないことになっています。 父親を亡くした人に「冥福を祈る」ということは、「あなたのお父さん死んで、今は成仏できるか地獄へ行くか決めてもらうために、冥界というところにいるけれど、地獄に落ちないように Good Luck!」ということです。これでは、死者と遺族に対して大変失礼です。 「慰霊」については、まず「霊」があるとはいっていないからです。無いともいっていません。これは、仏教の基本です。例えあるにしても、私達にその霊を慰めたりする力はありません。 「弔う」については、死者が成仏できるのは阿弥陀仏の導きによるもので、私達がどうこうできるものではないからです。これが「他力本願」です。 ですから、浄土真宗の「原理主義的」僧侶の方には、靖国神社に真宗門徒が祀られることに強く反対している人達がいます。しかし、靖国神社は、遺族が身内の戦死を除いてくれと要求しても受け入れません。 それから、日本古来の神道では、死を「穢れ」として忌み嫌っていると理解しています。 私が、靖国神社に反発するのは、爆弾３勇士の像や、人間魚雷回天の展示です。回天は、一度中に入れば、内側からは出口が開けられません、
2013年10月23日 07:26
＞ 橋詰裁判長は「在日朝鮮人に対する差別意識を世間に訴える差別的発言」と認定、日本も批准する人種差別撤廃条約に違反するとしたが、日本は第四条の罰則については留保している。 これは。認めていますが、罰金はこれが根拠にはなっていないようです。 ＞ 会の幹部四人が威力業務妨害罪で逮捕・起訴され有罪判決を受けた ということですから、学校の正常な「業務」を妨げたということで、そのために「威力」が使われたということです。ヘイトスピーチは「威力」にふくまれるとおもいます。
2013年10月23日 07:12
＞ 20万人という数字は千田ゲコウ本の誤引用という説が一般的ですが、それ以外の出典をご存知でしたらご教授ください。 次の記事を参照してください。各学者による推定値がわかります。 http://www.awf.or.jp/1/facts-07.html このサイトは、日本政府の出資で設立したものです。 ブエナパーク市の公聴会で、日本人と思われる人が、日本軍の総数は１００万人だから20万人慰安婦がいたとすると、兵士５人に一人の慰安婦だといっていましたが、日本軍の総数は３００万人で、慰安婦の交代率を考えていません、
2013年10月23日 07:01
＞ あと銅像は設置した後管理費とかかかるんじゃないですか、その費用は韓国持ちかどうか調べてみてはどうでしょう。 ブロンズ像の設置と管理は、韓国系米国人の団体の負担のはずです。ブロンズ像は何十年も手入れしなくても、損傷しないものがたくさんあります。 問題は、バンダリズムよりペンキがスプレイされるとか、像の首が折られることがおきた場合です。 ペンキは比較的簡単に除去できます。像の首が折られるようなことがあれば、これは全国ニュースになると思いますから、修理の金は寄付で集まるでしょう。 像は、損傷を受けていなくても市議会の決議で除去できるはずです。韓国系団体が撤去しなければ、像は廃品回収業者に売れます。土台も売れるかもしれません。 強制撤去となれば、韓国系住民だけでなくかなりの住民の強い抗議行動がおきるとおもいます。グレンデール市の場合は、市議会で像の設置に反対したのは市長（市議会議員でもある）だけです。グレンデール市では、像の設置に賛成している市民は、私の推測では、韓国系、アルメリア系、ユダヤ系です。白人や日系人のも像の設置に賛成している人達もいます。 公聴会で反対意見を述べたのは、殆どがグレンデール市の市民でなく、ロスアンゼルスに住む日本人です。
2013年10月23日 06:19
＞ 韓国のしつこい慰安婦問題賠償について、国際司法裁判所に提訴すれば良い。日韓基本条約で解決済みの事を蒸し返すのは、国際条約違反でしょう。 まず、謝罪を求めているのは、韓国でなくて韓国の元慰安婦です。韓国は日韓基本条約で国としての請求権を放棄しました。しかし、それに韓国人個人の請求権が含まれるかが問題です。 国連の人権委員会などの見解は、人権問題などに関しては、国は個人の請求権を放棄することはできないというものです。実際、日本政府も過去にそのような答弁を国会でしています。 国際司法裁判所に提訴すれば、「国は個人の請求権を放棄することはできない」といった判決がでるとおもいます。
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2013年11月02日 16:19
＞ 直訴は極刑でしたよね？確か。 磔、獄門。ただし、これは江戸時代のはなし。 「郡上のなー 八幡出てゆくときは 雨も降らぬに袖しぼる 袖しぼる」
2013年11月02日 02:46
＞ 憲法５８条２項に基づいて除名することである。国民の代表者たる参議院議員として守るべき日本の憲法規範、日本の公序良俗を踏みにじったのだから、参議院の秩序を乱したものとして除名するのが相当だ。 憲法５８条２項は、「両議院は、各々その会議その他の手続及び内部の規律に関する規則を定め、又、院内の秩序をみだした議員を懲罰することができる。但し、議員を除名するには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする。」となっています。 山本議員の行動は、「院内の秩序をみだした」のでしょうか？
2013年11月02日 02:31
草莽(さうまう)の微臣山本太郎、誠恐誠惶頓首頓首、謹んで奏す。伏(ふし)て惟(おもんみ)るに、臣田間(でんかん)の匹夫、敢て規(のり)を踰(こ)へ法を犯して鳳駕(ほうが)に近前する、其罪(そのつみ)実に万死に当れり。而も甘(あまん)じて之を為す所以(ゆゑん)のものは、洵(まこと)に国家生民の為に図(はか)りて、一片の耿々(かうかう)竟(つひ)に忍ぶ能はざるもの有ればなり。伏て望むらくは陛下深仁深慈、臣が狂愚を憐みて、少しく乙夜(いつや)の覧を垂れ給はん事を。 伏(ふし)て惟(おもんみ)るに東京の北百里にして福島原発あり、其発電より生ずる所の毒水(どくすゐ)と毒屑(どくせつ)と久しく村落を汚染し滄海に注ぎ、太平洋を奔下して沿岸其害を被(かうむ)らざるなし。而(しか)して電力業の益々発達するに従ひて其流毒益々多く、魚族汚染され田園荒廃し、数十万の人民産を失ひ業を離れ、老幼は溝壑(こうがく)に転じ壮者は去て他国に流離せり。如此(かくのごとく)にして二十年前の肥田沃土(ひでくよくど)は、今や化して黄茅白葦(こうぼうはくゐ)満目惨憺(まんもくさんたん)の荒野と為れり。
2013年10月31日 08:48
井上清が論拠としている事実に「でっち上げ」があれば、指摘してください。私は、彼の主張のうち正しいことと誤っていることを知りたいです。
2013年10月31日 04:40
＞ Personal Freedomが日本48位というのが日本人としては理解できません。 日本の憲法や法律を見る限り、日本は自由な国です。しかし、（英国人からみた）実態はどうかということです。 私が日本の会社に勤めていたときは、安全な話題は趣味などに限られていました。それで、それほど好きでもないパチンコに勢を出し、パチンコの話をよくしました。おかげで、パチンコでは勝てるようになりました。 BLOGOSにコメントの多くが匿名でなされることも、真の意味での「言論の自由」が無いことを示しています。さらに、日本にとって不利な意見に対しては、しばしば「反日」、「売国奴」といった言葉が投げかけられます。 ＞ 何がイギリス人をして48位の評価にせしめているのでしょうか アングロサクソンの文化ででは、表現の自由、良心の自由といった人権意識は強固です、ですから、国家斉唱の強制などは違法です。 「口元チェック」などは、馬鹿馬鹿しくて論外です。 なお、北朝鮮の正式国名は「朝鮮民主主義人民共和国」で、建前としては民主主義国家です。
2013年10月31日 03:54
＞ 10年後の1997年の日本はバブル崩壊後の地獄の金融危機。もう忘れたの? バブル崩壊は１９９８年だったと誤って覚えていました。バブル景気は、1986年から1991年ということですから、４年間に訂正します。 当時は、日本の輸出競争力は抜群でした。カラーテレビ、半導体、VCRなどは日本企業の独壇場でした。もちろん、日本車もよく売れていました。
2013年10月30日 04:10
１９８７年に出版された、日本や中国の台頭と米国の衰退を予言した、The Rise and Fall of the Great Powers という本は、大変有名になりました。その後１０年間の、日本の繁栄はめざましいものでした。
2013年10月30日 03:56
＞ 安倍ちゃんの数カ国を巻き込む china 包囲網外交 http://www.transparency.org/cpi2012/results によると、これら数カ国のほとんどは、中韓よりもさらに政治の汚染度が高いですから、経済援助も効果的です。
2013年10月30日 03:41
＞ ベンチャー企業の企業率は、消費税の低さに比例している。一位が州ごとに規定されているアメリカで 次にサイトを見てください。 http://www.salestaxinstitute.com/resources/rates http://www.bankrate.com/finance/taxes/check-taxes-in-your-state.aspx 起業率の高いカリフォルニア州では、消費税も州税も高いです。 アラスカは、消費税も州税もありませんが、これは原油などの天然資源からの収入があるからです。オレゴン州は、消費税はありませんが、州税は高いです。
2013年10月28日 05:10
金美麗氏は、蒋介石政権に逆らって日本で父君を含む人達とともに、「台湾独立運動」をされていました。そこで、蒋介石政権の意を汲んだ日本政府により逮捕･拘留されました。これらの人達の中には、台湾に強制送還されて、その後の消息が不明になった人もいるそうです。 金美麗氏の父君は、私が卒業研究を行った研究室で博士号をとられていたので、理科大に就職されてからも時々研究室の菓子をもって訪問されました。そんな折に、研究室に永年務めておられた人が、指導教官が身元引受人となって、金美麗氏の父君を釈放してもらったことがあるという話をしてくれました。
2013年10月28日 04:45
1972年1月、五井工場で、交渉に来た患者や新聞記者たち約20名が会社側の雇った暴力団員に取り囲まれ、暴行を受ける事件が発生。写真家ユージン・スミスが片目失明の重傷を負った。
2013年10月28日 04:40
日本医学会会頭、東大名誉教授田宮猛雄を委員長とし、公衆衛生学教授勝沼晴雄を幹事長とした田宮委員会と対立するということは、いわば日本医学界全体を敵とすることを意味する。こうして孤立した熊大医学部としては、水俣病の病像をすでに文献記載があって誰も文句のつけられないハンター・ラッセル症候群に限定しておくことが有利であった。新しい症状などをつけ加えたら、ますます学会から袋だたきにあうであろう。そのころ新しい症状であるイタイイタイ病に対して、カドミウムなどという新しい病原物質を提案した富山の荻野昇医師がどんなに学会でたたかれたか、それは一つの教訓であった。熊大医学部が防衛的姿勢をとるのには、そういう社会的な背景があった。 六〇年代前半、医学界主流からは攻撃され、厚生省からの研究費も断たれた熊大医学部がそれでも水俣病の研究をつづけられたのは、医局講座制という強固な閉鎖社会で外からの圧力をはね返したことと、ちょうどこの時期に旧制から新制への博士号取得制度の切り換えがあり、旧制での博士号を開業医が取得するには当時の相場では三〇万円の現金を出身教室におさめると、その金で実験研究をして博士論文を教室が用意してくれるという、いわば学位の売買がひそかに広く行われ、各研究室が自前の研究費を持っていたために研究がつづけられたのであった。つまり当時私たち若い世代の研究者が大学の旧弊として批判した講座制の閉鎖性がむしろプラスに作用したし、学位の売買など常識からいっても論外なことが水俣病の研究を支えたという皮肉なことが起こった。
2013年10月28日 04:38
原因が工場排水中の水銀らしいと見当がついた一九五九年夏以降は、熊本大学医学部の研究班は企業や通産省、御用学者の集中砲火を浴びることになる。このため研究班の姿勢は防衛的、閉鎖的になり、患者の認定についても、批判をおそれて限定的、保守的になる。一九六〇年代に入ると、熊本大学の研究班の中でも、明らかに水俣病を厄介物あつかいする空気を見せる者があった。 熊本大学医学部研究班が、東大を中心に水俣病をもみ消すために作られた田宮委員会に屈服し、チッソから金をもらって代表団をローマの国際神経学会に送ったのは一九六一年であり、六四年にそれまでの研究をまとめたいわゆる赤本（熊本大学医学部水俣病研究班「水俣病－有機水銀中毒に関する研究－」）が用意された段階では、水俣病を否定する医学界本流と熊大医学部の手打ち式は完了していたと見てよい。この赤本にはチッソから費用が出ていることが明記されている。水俣病は終わったとして新しい患者を出さないことも、意識的にとられた方針であった。一九六三年当時、胎児性患者の認定は例外的なものであることがしきりに強調されていた。 この間医学界主流にあった東京大学医学部を中心として作られた田宮委員会は、水俣病つぶしの有力な手段であり、日本化学工業協会とチッソから研究費をもらっていたが、表に出ないもくろみは、米国の公衆衛生院（ＮＩＨ）から熊大へ支給された三万ドルの研究費をねらったらしいことが、複数の関係者の証言で裏づけられる。ただ田宮委員会の副産物として、周辺で研究に従事していた椿助教授（六五年新潟大学神経内科教授に赴任）が水虫薬によるメチル水銀中毒の症状を観察していて、それがのちに第二水俣病の診断に役立ったという事実があった。
2013年10月28日 04:33
＞ 情報を操作している国でなければ 1959年7月に有機水銀説が熊本大学や厚生省食品衛生調査会から出されると、チッソは「工場で使用しているのは無機水銀であり有機水銀と工場は無関係」と主張し、さらに化学工業界を巻き込んで有機水銀説に異を唱えた。 1959年の10月に新日窒附属病院の細川一院長は、院内ネコ実験により、アセトアルデヒド酢酸製造工場排水を投与した猫が水俣病を発症していることを確認し、工場責任者に報告している(猫400号実験)。しかし、工場の責任者は実験結果を公表することを禁じた。 病気の発見から約11年が経過した1967年になり、ようやくチッソ工場の反応器の環境を再現することで、無機水銀がメチル水銀に変換されることが実験的に（いまだ”理論的”にではないことに注意）証明された。しかし、排水と水俣病との因果関係が証明されない限り工場に責任はないとする考えかたは、被害の拡散を防ぐための有効な手段をほとんど打てずに経年していった。 （つづく）
2013年10月26日 16:38
＞ 政治的には教条的なリベラリズムもあったと思います。 当時は、「リベラリズム」というより「左翼思想」でした。よく使われる言葉は、「日帝」とか「米帝国主義」でした。ある米国人の留学生が、「米帝国主義」という言葉をつかって演説していた活動家に、「米帝国主義」とはどういうことかと訊いたら、ぜんぜん答えられなかったといっていました。この留学生は、徴兵を逃れるために日本に来ていた左巻きの男でしたが、日本の左翼に失望したわけです。そして、彼の専攻は日本文学で、本居宣長による「やまとごころ」の本来の意味を彼から教わりました。 現在は、これが教条的な保守主義に変わってきたようです。そこで、よく使われる言葉は、「反日」とか「売国奴」になりました。 中身が乏しいことには、変わりないようです。 私は、それ以下の、教条的になれるほどの知識もないボンクラでした。
2013年10月26日 16:11
＞「敗戦の反動から生まれた左寄りの民主主義」 でも、戦後の政権は、ほんの一時を除けば、自民党とその前身の保守政権でした。
2013年10月26日 14:54
全共闘運動が始まったには、まず東大の医学部です。最初に問題となったのは、研修医制度です。これは、大学卒業後、1年間の「臨床実地研修」をした後に医師国家試験の受験資格を得られるというものでした。すなわち研修の期間中は学生でも医師でもなく、不安定な身分であり。また給与の保障もほとんどなかった。そこで、反対運動が起こったわけです。 それが日大に飛び火し、日大当局の不正経理に対する学生の抗議行動となりました。問題が、ワンマン会頭の不正という事で、抗議は一般学生や教職員組合にも広がりました。そこで、大学側は暴力団を使って「暴力学生」の排除も行いました。 当時は、水俣病の抗議行動や労働争議に対抗するために暴力団を介入させることがしばしばありました、
2013年10月26日 14:07
＞ 「戦後民主主義」を否定することは自分の人生に意味がなかった ところで、池田先生は、「戦後民主主義」を否定するどのような体制がよいとされているのでしょうか？
2013年10月26日 14:00
私の高校生時代の同級性に、大学時代は全共闘運動には関わらず、勉学にいそしんで博士課程を終え、英国の大学にポストドックとして留学し、帰国後は一期校に助教授として就職した人がいます。彼の経歴は、ここまでは極めて順調でしたが、その後は助教授の地位に長く留めて置かれ、最終的には私立大学に教授として転出しました。 私は彼の研究業績を判断できませんが、ケンブリッジ大学から専門書を出していることなどからすると、悪くはなかったとおもいます。 今から１０年ほど前に彼に会ったときに、彼は「全共闘運動を行っていた人たちの言っていたことは正しかった、日本の大学はボス教授が支配する前近代的な徒弟制度だ」といっていました。 もともと、全共闘運動が始まったのは、東大医学部のこうした体質にたいする反抗（反乱？）でした。それから、全共闘の議長になった大学院生と私の同級性は同じ大学で同じ学部でした。この大学院生は極めて優秀であったそうですが、大学などの研究職には就きませんでした。 そういえば、１９６０年の安保改正時に全学連の活動家であったために日本では就職できず、米国で大学院を終え、米国の大学の教授になった人たちがいます。その一人は、経済学会の会長にもなったはずです。 なお、私はボンクラでしたので、全共闘運動には関わっておりません。
2013年10月26日 03:13
このランキングにおいて、男女の格差少ない国からグーループ化すると、大雑把に言えば、キリスト教圏、開発途上国、儒教の教えが残る国、イスラム圏となるとおもいます。 韓国と日本は儒教の教えが残る国です。日本において儒教が影響が強かったのは、武士階級でした。武士階級には男性だけが戦闘に参加していたという要因もあります。これが、会社や政府の組織に受け継がれたのだとおもいます。 人口の大多数を占めていた農民階級においては、女性も生産活動に参加していましたので男女の差でより能力差が夫婦のどちらが主導権を持つかが決まっていたとおもいます。実際、私が育った村の近所隣の数軒の場合は、夫が主導権を持っていたのは一軒だけでした。残りの家は、私の家も含めて「カカア殿下」でした。もちろん、力仕事は男性の方が適していますが、農業においては何を栽培するとか農作業の手順も大切です。 ただし、私の家で対外的なことは、父が母の助言に従って行っていました。 そして、私は、母と姉のいうことに逆らったことや姉とけんかをしたことは一度もありません。こうした環境で育ちましたので、私は、女性が男性より能力が落ちると思ったことは一度もありません。
2013年10月26日 02:36
＞ 欧米のレディファーストの習慣は要因には入れてもらっていないようだ もし、レディファーストの習慣が要因に入れられれば、それは負の要因として入れられるかもしれません。 かっては、レディファーストの習慣が行き渡っていると思われる国で、こんなことがありました。水泳などができる運動施設の入り口に女性が歩を進めており、たまたま、少し遅れて男性が歩いていきました。そして、女性は入り口のドアを開けると、内に入らないで男性を待っていました、男性は女性に「お先に」といいましたが、女性はドアをもったままでしたので、男性は「すみません」といって先に入りました。 この女性は、相当の「フェミニスト」だとおもいます。 この運動施設では、通常は、男女の別なく先の人が先に入り、後から来る人のためにドアを開いたまま保持します。 新しい場所のエレベターの乗り降りなどでは、「レディファースト」が行われているかどうか、すばやく見抜かなければならないので面倒です。電車やエレベターの乗り降りに、男女の区別がないという点では、日本の方が進んでいます。
2013年10月24日 05:04
フロレス（フローレス）島事件 1944年4月中旬、憲兵と警察がスマランで数百人の女性を検束し、「スマラン倶楽部」で選定を行い、20名の女性が憲兵によってスラバヤに移送された。そのうち17名（20名のうち2人は逃亡、1人は病気で残留）がさらにフロレス島の慰安所に移送され、そこで売春を強制されたと報告している。 裁判記録には、スマラン事件で有罪となった同慰安所の経営者で軍属の古谷厳の尋問調書が残されており、そこでは、法廷でこの事件の事実を認めながら「この事件はスマラン事件とはまったく別件で、私は軍に頼まれて場所を提供しただけだ」と供述している。（1 報告書にはさらに、マゲランの事件も記載されている。 マゲラン事件 この事件は、1944年1月、ムンチラン抑留所から、日本軍と警察が女性たちを選別し、反対する抑留所の民間人の暴動を「抜刀」して抑圧し連行した。その一部は送り帰され身代わりの「志願者」が送られる。そして残りの13名の女性はマゲランに連行され、そこで売春を強制されたと報告されている。
2013年10月24日 05:03
2ヶ月後、この事件は発覚し、慰安所は4月下旬に閉鎖されることになる。しかし、事件の事実が陸軍省まで伝わったにもかかわらず、事件の関係者は誰一人として処罰されなかった。それどころか責任者の能崎少将は、事件後の1944年に旅団長になり、1945年3月に陸軍中将に昇格し、4月には第152師団長と出世しているのである。 このスマラン事件が裁かれるのは戦後になってオランダによるバタビア裁判によってである。将校7名と軍属4名が有罪となっている。 計画の中心的役割を果たしたとみられた大久保大佐は、戦犯容疑者となったことを知り、故郷仙台で自殺している。遺書には「能崎に責任がある」とあり、これも裁判では証拠資料となった。判決では岡田少佐の行為を「軍の名の下に若い女性を売春目的で強制連行し、理解出来ない日本語の承諾書に署名させ、女性を各慰安所に分け与えて、売春を強制し、強姦した。」と事実認定されている。 裁判で弁護を担当した萩原竹治郎弁護人の聞き取り調査では、（この事件を含め日本軍の戦争犯罪を裁いたオランダによるバタビア裁判全般について）「起訴状に出ているくらいのことは事実であったと思う」、「実際にやっているのに無罪になったものもいる。戦犯的事実は起訴された5倍も10倍もあったと思う」と厳しい意見を述べている。 （つづく）
2013年10月24日 04:57
＞ 個人の犯罪と、軍の命令系統により行われたものかの違いは雲泥の差ありますよ。 その通りです。 オランダ政府の調査報告書によると、インドネシア・ジャワ島のスマラン郊外の3ヶ所の民間人抑留所から選び出された17、8歳から20代のオランダ人女性たちが、抑留所で「強い抗議」が起きたにもかかわらず、4ヶ所の慰安所に「力ずくで連行」され、そこで「少なくとも24名」の女性が性行為を強制されたと記載された。さらに、2人は脱走したが警官に捕まり連れ戻され、1人は自殺未遂、1人は精神病棟に監禁、1人は妊娠中絶の処置を受けた。 この事件の概要は、バタビア裁判の公判記録によれば以下ようなものである。 1944年1月、南方軍の能崎清次少将が、池田省一大佐と大久保朝雄大佐からの要望で新しい慰安所開設を話し合い、第十六軍司令部に新しい慰安所設置を提案したことから始まる。この時、野崎少将は第十六軍司令部の認可を条件にしたという。池田大佐は東京への出張命令が来たため、部下の岡田慶治少佐を代理として野崎少将の一書を持たせ、軍司令部との認可交渉に当たらせた。この時、第十六軍司令部からは、「自由意志の者だけを雇うこと」（4）を注意されたという。 こうして岡田少佐は女性を集める手配と4軒の慰安所開設の準備を指示する。 軍慰安所は業者が勝手につくれるようなものではなかったことがわかる。 こうした周到な準備の上、1944年2月下旬、スマラン郊外の数カ所の民間人抑留所から女性が集められた。その際、オランダ人女性には読めない日本語で書かれた同意書に署名させたり、「仕事の種類が記されていなかったことがわかった」（公判での池田大佐の供述）。さらに（起訴状によれば）女性に対し「抵抗すれば家族に最も恐怖すべき手段をもって報復する」と脅迫も行われたという。 （つづく）
2013年10月23日 09:27
＞ アーリントン墓地の墓石には、十字架が刻まれており無宗教ではありません。 ＞ それは個人の墓石。ちなみにどんな宗教でも墓を作ることができます。 アーリントン墓地で使用できる標章のリストがあります。 http://www.homeofheroes.com/gravesites/arlington/0_arlington_emblems.html’ 仏教、金光教、天理教、生長の家、無宗教のものもあります。神道のものはないようです。 こうして、墓石の形や使用できる標章を制限しているのは、統一された景観を保つためだとおもいます。
2013年10月23日 08:57
日本で最大の仏教宗派である浄土真宗では、「冥福を祈る」、「慰霊」、「弔う」などの表現は、教義に反するということで、使ってはいけないことになっています。 父親を亡くした人に「冥福を祈る」ということは、「あなたのお父さん死んで、今は成仏できるか地獄へ行くか決めてもらうために、冥界というところにいるけれど、地獄に落ちないように Good Luck!」ということです。これでは、死者と遺族に対して大変失礼です。 「慰霊」については、まず「霊」があるとはいっていないからです。無いともいっていません。これは、仏教の基本です。例えあるにしても、私達にその霊を慰めたりする力はありません。 「弔う」については、死者が成仏できるのは阿弥陀仏の導きによるもので、私達がどうこうできるものではないからです。これが「他力本願」です。 ですから、浄土真宗の「原理主義的」僧侶の方には、靖国神社に真宗門徒が祀られることに強く反対している人達がいます。しかし、靖国神社は、遺族が身内の戦死を除いてくれと要求しても受け入れません。 それから、日本古来の神道では、死を「穢れ」として忌み嫌っていると理解しています。 私が、靖国神社に反発するのは、爆弾３勇士の像や、人間魚雷回天の展示です。回天は、一度中に入れば、内側からは出口が開けられません、
2013年10月23日 07:26
＞ 橋詰裁判長は「在日朝鮮人に対する差別意識を世間に訴える差別的発言」と認定、日本も批准する人種差別撤廃条約に違反するとしたが、日本は第四条の罰則については留保している。 これは。認めていますが、罰金はこれが根拠にはなっていないようです。 ＞ 会の幹部四人が威力業務妨害罪で逮捕・起訴され有罪判決を受けた ということですから、学校の正常な「業務」を妨げたということで、そのために「威力」が使われたということです。ヘイトスピーチは「威力」にふくまれるとおもいます。
2013年10月23日 07:12
＞ 20万人という数字は千田ゲコウ本の誤引用という説が一般的ですが、それ以外の出典をご存知でしたらご教授ください。 次の記事を参照してください。各学者による推定値がわかります。 http://www.awf.or.jp/1/facts-07.html このサイトは、日本政府の出資で設立したものです。 ブエナパーク市の公聴会で、日本人と思われる人が、日本軍の総数は１００万人だから20万人慰安婦がいたとすると、兵士５人に一人の慰安婦だといっていましたが、日本軍の総数は３００万人で、慰安婦の交代率を考えていません、
2013年10月23日 07:01
＞ あと銅像は設置した後管理費とかかかるんじゃないですか、その費用は韓国持ちかどうか調べてみてはどうでしょう。 ブロンズ像の設置と管理は、韓国系米国人の団体の負担のはずです。ブロンズ像は何十年も手入れしなくても、損傷しないものがたくさんあります。 問題は、バンダリズムよりペンキがスプレイされるとか、像の首が折られることがおきた場合です。 ペンキは比較的簡単に除去できます。像の首が折られるようなことがあれば、これは全国ニュースになると思いますから、修理の金は寄付で集まるでしょう。 像は、損傷を受けていなくても市議会の決議で除去できるはずです。韓国系団体が撤去しなければ、像は廃品回収業者に売れます。土台も売れるかもしれません。 強制撤去となれば、韓国系住民だけでなくかなりの住民の強い抗議行動がおきるとおもいます。グレンデール市の場合は、市議会で像の設置に反対したのは市長（市議会議員でもある）だけです。グレンデール市では、像の設置に賛成している市民は、私の推測では、韓国系、アルメリア系、ユダヤ系です。白人や日系人のも像の設置に賛成している人達もいます。 公聴会で反対意見を述べたのは、殆どがグレンデール市の市民でなく、ロスアンゼルスに住む日本人です。
2013年10月23日 06:19
＞ 韓国のしつこい慰安婦問題賠償について、国際司法裁判所に提訴すれば良い。日韓基本条約で解決済みの事を蒸し返すのは、国際条約違反でしょう。 まず、謝罪を求めているのは、韓国でなくて韓国の元慰安婦です。韓国は日韓基本条約で国としての請求権を放棄しました。しかし、それに韓国人個人の請求権が含まれるかが問題です。 国連の人権委員会などの見解は、人権問題などに関しては、国は個人の請求権を放棄することはできないというものです。実際、日本政府も過去にそのような答弁を国会でしています。 国際司法裁判所に提訴すれば、「国は個人の請求権を放棄することはできない」といった判決がでるとおもいます。