Google で、"Hiroshima" を使って過去一週間の記事を検索してください。”Hiroshima marks anniversary of US atomic bombing" のような題目の新聞記事がたくさんでてきます。米国の主要メディアのほぼ全てと大半の地方新聞によって広島の式典は報道されます。新聞社にとっては、広島の式典は広島の惨事を客観的報道として伝える良い機会となります。
1985年には８５％もあった日本への原爆投下の支持率も、2009年には６１％、2012年には５８％に下がりました。55才以下の米国人に限れば、34%という数字もあります。
このままいけば、10年か20年のうちに米国議会は「広島と長崎への核攻撃は、誤りであった」と決議するでしょう。米国大使も2010年から出席するようになりました。広島と長崎での式典は、犠牲者と犠牲者を近親の持つ人達が生存する限り、静かにつづけるのがよいとおもいます。
2013年08月08日 05:01
＞ 人種差別は建前として禁止されているものの、実態としては差別している 公式にはきびしく禁止され、実行されています。従いまして、日本のように、政治家ですらそれを口にするということはありません。通常の米国人がブロゴスのコメントなどを読めばびっくりするとおもいます。 ＞ 正当防衛行為でも白人なら無罪で黒人なら有罪ということもザラだ。 地域によってこうした評決が陪審員によってなされることもあります。また、逆に、シンプソンによる殺人事件のように、明らかに有罪と思われる事件が無罪になることもあります。最近は、前者は社会問題となっても、後者には表立った抗議はないようです。
2013年08月08日 04:49
＞ イラク戦争時、振り返れば赤狩りの時代など、それを批判することすら許さない 米国が空気に流されるということには同意します。しかし、軌道修正もかなり迅速に行われます。 オバマ氏は、2002年には、イラク戦争反対の演説をしています。そのときは、まだ上院議員でなかったので投票はしていません。それ以後の彼の立場は、次の記事に記されています。 http://voices.washingtonpost.com/fact-checker/2008/01/clinton_vs_obama_on_iraq.html イラク戦争が初期に支持されたのは、米国民がイラクが核兵器や細菌兵器を開発中という誤った情報を信じたからです。国連でイラク戦争の正当性を訴えた当時の国務長官であったパウエル氏は、今はあれが私の人生における最大の汚点だと述懐しています。 赤狩りの時代は、もう一度繰り返してはならない時代という考えが、今は広く行き渡っています。
2013年08月08日 03:25
最後に一言。 日本語を大切にしましょう。 日本語は、きわめて柔軟な言語です。主語や目的語を省いたり（この部分の主語がない）、過去の記述に現在形の動詞を用いることもできます（橋下氏の発言が例です）。 米国などでは、小学校から始めて、大学生になっても作文教育が行われ、正しい英文を書くことが教えられます。 日本語でも、できるだけ明瞭な文章を書くことは可能です（また主語がない）。
2013年08月08日 03:08
問題になっているのは、「ジョークの範囲で聴衆を笑わせていた」が許されるかということです。ユダヤ人の団体の人は、「日本人は、広島･長崎に落とされた原爆についてのブラックジョークを許せるか？」といっていました。また、麻生氏が、ナチスが民主的方法だけで政権を奪取したという、誤った認識も大きな問題です。 原爆についてのブラックジョークとして考えられるのは、「被爆者には、平均寿命より長生きできる人達が多く、よかたね」などが考えられます。私は、被爆者のこれまでの精神的･社会的苦難を考えれば、こうしたブラックジョークは、いってはならないこととおもっています。
2013年08月08日 02:38
３０代リーマンさん 実は、貴殿の議論では、X =「中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと」の否定になります。つまり、憲法改正に否定的ということです。桜井よし子氏は、彼女達の急進的な憲法改正論をたしなめたのだという意見で、麻生氏の発言を弁護していました。 とにかく、多様な弁護論ができて便利です（これは反語的表現です）。
2013年08月08日 02:15
＞ 検証！朝日新聞（ＮＹＴ）マッチポンプ「従軍慰安婦」報道 ＞ http://blogos.com/article/62387/ 木走正水氏のなんでも朝日新聞をたたけばよいというのもいいですけれど、「報道の事実だけを徹底的にトレース検証してまいりました」というなら、橋本発言の記事はAPによって世界中に流されたことにすぐに気がついたはずです。多くの記事はAP発となっていましたし、それをするのが、APの業務です。 それから、国務省の報道官は、朝日の記者の質問の返答の冒頭に、「その件はすでに承知しています」と答えました。米国軍のなかで性的事件が大問題になっているときに、橋下氏の提案のようなものがあれば、沖縄の米軍司令官は本国に報告した可能性がおおきいです。
2013年08月07日 15:57
＞ ｢自由な論議｣を「やかましい」として否定し Shut'up
2013年08月07日 06:59
Google で、"Hiroshima" を使って過去一週間の記事を検索してください。”Hiroshima marks anniversary of US atomic bombing" のような題目の新聞記事がたくさんでてきます。米国の主要メディアのほぼ全てと大半の地方新聞によって広島の式典は報道されます。新聞社にとっては、広島の式典は広島の惨事を客観的報道として伝える良い機会となります。 1985年には８５％もあった日本への原爆投下の支持率も、2009年には６１％、2012年には５８％に下がりました。55才以下の米国人に限れば、34%という数字もあります。 このままいけば、10年か20年のうちに米国議会は「広島と長崎への核攻撃は、誤りであった」と決議するでしょう。米国大使も2010年から出席するようになりました。広島と長崎での式典は、犠牲者と犠牲者を近親の持つ人達が生存する限り、静かにつづけるのがよいとおもいます。
2013年08月07日 03:09
私は、終戦直後の生まれですけれど、５・６才のときには、「マッカサー将軍」という言葉は知っていました。 それから、小学校に入学すると、毎日、無料で米国産の粉ミルクをカップ一杯飲ませてもらえました。また、一度だけ、とろりとした杏の缶詰が無料で配給されました。その味が忘れられず、もういちど食べてみたいと思いましたが、日本にはありません。ずっと後になって、それが米国のアプリコットの缶詰だとわかりました。
2013年08月07日 02:54
＞ アメリカは、日本以外の国では韓国、ベトナム、アフガン、イラクと、すべての国で占領政策に失敗して まず、ドイツでは日本以上に占領政策が成功したのではないでしょうか？それから、イタリアも韓国も失敗とはいえません。フィリピンもまあまあです。パナマも悪くなったとは聞きません。 ベトナムの場合は、米国は占領どころか解放戦線と北ベトナム軍に敗れました。もちろん、米国は核兵器を使えば簡単に勝つことはできましたが、時代の変化とソ連の対応を考えればそれはできませんでした。ニクソンは、核兵器も使うことを匂わせて、一応和平交渉をまとめましたが、サイゴンは、結局、落ちました。 その後、南ベトナムの旧軍人はもちろん、解放戦線に協力した小資本家や知識人たちも、共産主義の敵とみなされましたので、再教育施設に送られ、多くは消されました。そして、家族は難民ボートで国を去るしかありませんでした。子供の頃、こうして難民ボートで漂流していて、幸運にも外国船にひろわれて助かり、その後成人となった数人の人達から話をきいたことがあります。 アフガンの場合は、まだタリバンはつぶれていません。 イラクの場合は、フセイン政権は簡単に倒せましたが、それに取って代わって、シーア派が優勢となり、スンニ派との対立が再燃しました。もちろん、反イスラエル、反西欧、反米の意識は両者に共有されています。 各国の歴史的・文化的背景は大きくちがいますので、同一の方法がうまくいくとはかぎりません。
2013年08月06日 13:59
盆踊りっておもしろいですよ。 私は、友達にさそわれて小学校の1年生か2年生のときに始めました。練習が数回と、本番が二晩でした。ただし、小学校5年生になったとき、友達が全員止めてしまいましたので、私も止めました。今からおもうと、続ければよかったとおもいます。
2013年08月06日 13:45
麻生氏の発言の問題部分の擁護論にも、ブラックジョーク論、反語表現論、その他、いろいろありますので、私としては、どれが麻生氏の意図したところか知りたいです。
2013年08月06日 13:39
＞ 回答書を作成させられる官僚が可哀想です 回答は麻生氏と安部氏が作成するのではないですか？
2013年08月06日 13:34
＞ 憲法改正について健全な議論が必要のはずですが、ナチス発言ばかり取り上げて意味があるのですか？ もちろん、おおありです。 ワイマール憲法で保障された表現・結社の自由、通信の秘密、正当な令状なしの家宅捜査・押収の禁止、個人の財産権がないがしろにされていったのですから。ナチスはこうしたことを一応憲法の規定に従っておこないました。ワイマール憲法は、大統領が非常事態にはこうしたことを許す布告をだすこと可能にしていました。 日本にも、かって、こうしたことがありました。治安維持法と国家総動員法を組み合われれば、同様な状態になったのではないですか？
2013年08月06日 02:57
まず、米語の Black Joke は、黒人をからかう冗談を意味することが多いので注意する必要があります。 日本語の、「ブラックジョーク」は英語の Gallows Humor に相当し、ご指摘のように、「死刑囚が、これで人生の苦難から逃れられる」といったように屈曲していても、真実が含まれていなければなりません。 麻生氏の発言を、「本当に表したいこととは反対のことを述べる反語表現」と考えれば、「麻生氏は憲法を改正するなといっている」ことになります。 麻生氏の発言に一貫性があると考えるのは無理とおもいます。
2013年08月05日 17:54
そうです、ナチスの手法を学ぶべきです。ナチスが新聞社を国会で証人喚問したかどうかは知りませんが、憲法の表現の自由は停止しました。
2013年08月05日 17:42
米国では、「田舎」が「都市」に比べて劣るという感覚はあまりないですから心配ないです。なにしろ、農民のほうが政治家より尊敬される職業ですから。
2013年08月05日 17:30
＞ グレンデールで … アメリカの片田舎に設置するのか どうでもいいことですが、グレンデール市はロスアンジェルスから１０ｋｍほどのところにあり、市の半分は山地ですが、残りの平地は市街化され、その面積は100平方ｋｍぐらいでしょう。 そして、慰安婦像については、日系米国人の団体であるJACLは強く支持しています。JACLのかっての活動は、日系人が太平洋戦争中に強制収用所に送られたことに対する米国政府による謝罪と保障を求めることでしたが、この問題も一応解決しましたので、今は、日系人の歴史を保存する博物館の維持・管理などをしています。
2013年08月05日 17:02
＞ 静かな議論と落ち着いた世論の形成を邪魔しているのは、喧噪と狂騒を引き起こすマスコミである。このようなマスコミ批判の文脈の中で、麻生氏は「（マスコミも）あの手口学んだらどうかね。」と毒づいたのであろう。 麻生氏の発言がつじつまが合うものかどうかを議論してもしかたがないかもしれませんが、ナチスはドイツ国会議事堂放火事件の後、表現の自由の憲法条項などを 「国民と国家の保護のための大統領令」により停止させています。このようなことをすれば、「喧噪と狂騒を引き起こすマスコミ」も沈黙させられます。 しかし、麻生氏はナチスは民主主義的な手段だけで権力を掌握したと思っておられとおもいます。
2013年08月05日 16:03
＞ 松岡は国連脱退はしたくなかったようで、個室では相当落胆していた 松岡洋右は、国際連盟で勇ましい連盟脱退演説をして帰国の途に着きましたが、帰国の船の中では大変なことをしてしまったと消沈していたとのことです。ところが、日本に着くと、よくぞ言ってくれたと大歓迎されたので、また元気になったようです。 そして、米国は一発かませれば腰砕けになるといって、強気の対米政策を推し進めました。これは、米国のオレゴン州という田舎の州で育ち、オレゴン州立大学という田舎の大学に通ったために、米国の国力を見誤ったのではないかとおもいます。 結果的には、松岡洋右は、日本を戦争に引き込んだということで、昭和天皇に一番嫌われることになりました。
2013年08月05日 08:47
飢えていなくても、日本の政治家などが次々とおかしなことを言ってくれるから、記者にとってはありがたいかもしれません。
2013年08月05日 08:04
「XならYする」というブラックジョークは、Yが受け入れないことが広く認知されていることを仮定して、Xが肯定的に述べてあるにもかかわらず、Xを非明示的に否定することです。 簡単な例は、「それをするなら（X)、私を殺してからにしてください（Y)」では、Xの否定、すなわち、「それをするな」ということです。 そこで、「憲法を改正するには、ナチスのやり方でしろ」というのが「ナチスのやり方でしろ」という受け入れないYを使ったブラックジョークなら、「憲法改正」というXを否定していることになります。 麻生氏が、憲法改正を否定していなければ、ブラックジョークでなく、「ナチスのやり方でしろ」を肯定しているとしかとれません。 麻生氏の発言を詳細に検討することは、無意味ですが、ブラックジョークという弁護の問題点を指摘しました。
2013年08月05日 07:49
＞ 意見の違う相手にレッテルを貼り ブロゴスのコメントをみる限り、「売国」、「左翼」、「中韓の手先」、「自虐的」といったレッテルが圧倒的に多くつかわれています。
2013年08月05日 07:33
「XならYする」というブラックジョークは、Yが受け入れないことが広く認知されていることを仮定して、Xが肯定的に述べてあるにもかかわらず、Xを非明示的に否定することです。 簡単な例は、「それをするなら（X)、私を殺してからにしてください（Y)」では、Xの否定、すなわち、「それをするな」ということです。 そこで、「憲法を改正するには、ナチスのやり方でしろ」というのが「ナチスのやり方でしろ」という受け入れないYを使ったブラックジョークなら、「憲法改正」というXを否定していることになります。 麻生氏が、憲法改正を否定していなければ、ブラックジョークでなく、「ナチスのやり方でしろ」を肯定しているとしかとれません。 麻生氏の発言を詳細に検討することは、無意味ですが、ブラックジョークという弁護の問題点を指摘しました。
2013年08月05日 06:53
＞ 釈迦は無知な者よりも自分は有識者と思っているバカが一番憎むべきとも述べています。無知の知という言葉もあります。 「もしも愚者が『われは愚かである』と知れば、すなわち賢者である。愚者でありながら、しかも自分は賢者だと思うものこそ、『愚者』と呼ばれる」 ーー『ブッダの真理のことば・感興のことば』、中村元著 なお、仏教では「智慧」というものを大切にします。「智慧」とは、例えば、四聖諦「苦集滅道 」 という真理を知ることです。 「無知の知」はソクラテスの言葉で、「自分自身が無知であることを知っている人間は、自分自身が無知であることを知らない人間より賢い」ということで、「無知な者が賢い」という訳ではないとおもいます。
2013年08月05日 06:13
＞ 世界も日本のマスコミの言うことはそのまま信じず裏をとってから報道するようになるだろう。 米国では、政治家の発言の一部を切り取って報道することは、頻繁に行われます。これに対して、話のコンテキストを無視しているという発言者の反論はありますが、失言報道自体を非難する人はいません。 例えば、前回の大統領候補であったロムニー氏は、私的な金持ちの集まりで「税金も払っていない50%の米国民は、どうせオバマ候補に投票するから、それらの人達の支持は期待していない」といいました。この発言が広く報道されてから、ロムニー氏は、「私は、米国民全部のために政治をおこないます」と繰り返しましたが、後のまつりでした。公式発言より失言にがより本音に近いことがあると理解されているからです。
2013年08月05日 05:37
＞ アメリカもナチスも「手口」は全く変わらないのだから。 1993年には、クリントン大統領 が1893年に米国がハワイ王国を倒しハワイの原住民の自治権を奪ったことに対して米国議会の決議にもとづき公式に謝罪しています。 なお、1959年に行われたハワイが米国に州として加わるかどうかの賛否を問う住民投票では、93% の住民が加入に賛成し、米国の一州となりました。
2013年08月05日 05:08
＞ 大統領緊急令による独裁は不可能だよ でも、「国民は、揚げ足ばかり取ってる政党には飽き飽きしています。そのような政党には、ぜひ天誅を下したい」のですから、2.26事件、5.15事件、そして三島先生の義挙にならって正義の天誅を下をくだす行動をおこすべきです。
2013年08月05日 04:59
＞ ナチスの手口を真似ることが現実に可能になってしまいます。 自民党憲法改正草案にある「公の秩序に反しない限り」という権利の制限があると、戦前の治安維持法のようなものが合憲になる可能性があります。 治安維持法のもとでは、社会主義者をはじめ、宗教団体、自由主義者、そして政府批判が取り締まりの対象とないました。
2013年08月05日 04:46
「情報の真実を知ることができる」記事もしくはサイトのいくつかの例をあげてください。どのような 記事もしくはサイトが真実の情報を提供していると考えておられるのか知りたいと思っています。