例えば、次の箇所では人体実験が行われたことがわかります。
Report of “Q” (Plague): This 744-page study was produced from Japanese human
experiments, interviews by Army technical personnel, and reports by Army BW labs
at Ft. Detrick. It provided detailed microscopic investigation of the reaction of human
organs to plague [JWC 253].
また、別の報告書「Researching Japanese War Crimes: Introductory Essays (
http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/introductory-essays.pdf)」では、免責の約束をして人体実験のデータを入手したともあります。
”After repeated promises not to prosecute Ishii and other Unit 731 members, the Americans obtained medical data from Ishii, including those from human experiments.”
これらの、データに基づくと思われる報告書もあります。
結論としては、こうした元の情報をきちんと調べていない記事やコメントなどが多いということです。
慰安婦問題についての議論はもうで尽くしているようですので、ここ数日の間、私がほんの少ししか知っていなかった731部隊の問題について調べてみることにしました。まず、Web上では、731部隊による人体実験や生体解剖は捏造であるという記事、そして特にコメント、が圧倒的でした。
これらの記事がよく引用している産経の記事には、『（米国によって公開された）文書内容の大半は７３１部隊など細菌戦研究に関する内容だ。公開文書の概要によれば、３７年１２月の南京事件に関する文書が一部含まれる。ＩＷＧでは「慰安婦問題」を裏付ける文書も探したが、「目的を達せず、引き続き新たな文書の解析を図る」と述べるなど、調査では証拠が見つからなかったことは認めている。』とありますが、これに基づいて、「アメリカの公開した資料からは、７３１部隊の行った残虐な行いの証拠、従軍慰安婦の強制の証拠、いずれも出てこなかったって事です」といったような主張がなされています。
しかし、公開された資料、例えば、「Select Documents on Japanese War crimes and Japanese Biological Warfare, 1934-2006 (http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/select-documents.pdf)」には、731部隊による人体実験と生体解剖に関する記述がいくつもあります。
（つづく）
米国の国立公文書局による次の報告書に731部隊に関する主要な資料が紹介されています。人体実験と生体解剖に関する記述もあります。
http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/select-documents.pdf
Page 10:
Report of “Q” (Plague): This 744-page study was produced from Japanese human
experiments, interviews by Army technical personnel, and reports by Army BW labs
at Ft. Detrick. It provided detailed microscopic investigation of the reaction of human
organs to plague [JWC 253].
Page 48 ,i.
It was disclosed that there were available approximately 5,000 slides
representing pathological sections derived from more than 200 human cases
of disease caused by various B.W. agents. These had been concealed in temples
and buried in the mountains of southern Japan.
また、731部隊員であった金子順一氏と高橋正彦氏が、ペスト菌の散布実験についての報告で、博士号を東大および慶大より習得した論文もあります。この実験による死者数は万の単位です。
2013年06月13日 11:54
岡倉 天心は、９歳の時から漢籍と英語を学んだそうですが、当時のだれよりも深く日本文化を理解していたとおもいます。
2013年06月13日 08:15
＞ ただし発音は大人になってからでははよほどの努力をしないと流暢とはいかないのも現実です。 私のように音楽的才能がないものには、大人になってからどれほど努力してもだめでした。ですから、正しい発音だけは小学生のときから教えることに賛成です。 しかし、 "l" と "r"、"ｓ" と "th"、"b" と "v、"w" などが正しく発音できて、違いが聞き分けられて、これらの音の発声法が説明できる先生を養成するのは大変です。私は、発声法は知っていますが、"l" と "r"、"ｓ" と "th"については、正しく発音することも聞き分けることもできません。 先生方は、発声法だけを教えて、あとは録音したものを聞かせるということも可能かもしれません。小学校の低学年なら、だれも発声法を教えなくても、自然と正しく発音するようになるということですから、録音したものを聞かせるだけでよいのかもしれませんが、このあたりは調査研究が必要です。
2013年06月13日 07:52
私の場合は、大学の卒業論文、修士論文、それから会社での仕様書などを日本語で書きましたが、文章をどう書くべきかを理解したのは、実は30才を過ぎて、英語で論文を書いて、何度も書き直しをさせられたときです。このときは、学校が UC Berkeleyで英語学の博士号を修得した米国人をチュータに雇ってくれましたので大変役立ちました。 英語の方が日本語より文法は厳密で、動作の主体はつねに明らかでなければならないとか、動詞の時制、名詞の単数・複数、"a" と "the" の違いがはっきりしていますので、科学論文などは書きやすいともいえます。 橋下氏の慰安婦に関する「誤報」問題も、動作の主体と動詞の時制の曖昧さによって引き起こされました。 米国では、作文教育を、小学校、中学、高校、そして大学で2年間も行います。日本では、作文は小学生のときしかおこなわれていないのではないでしょうか？もちろん、小学生にどう書くべきかといった細かいことは教えられません。
2013年06月13日 07:23
＞ 正当化しようとする国はないかもしれないが、謝罪し賠償に応じる国もない。 現在において、帝国主義的支配を自慢する政治家もあまりいないとおもいます。 ＞ また、鎌倉仏教と建築以外は世界水準にないなど、無知からの失礼以外の何物でもない。 これは、ライシャワー博士の受け売りです。これら以外に、「日本の伝統文化において当時の世界水準を抜いたもの」がありましたらご教示ください。 世界最古の長編小説である「源氏物語」がありますが、文学全体では、インドのベーダ、ギリシャ神話、中国の史書があります。浮世絵や漆器は、美術工芸ということで、建築に近いものです。 それから、トランジスタ・ラジオ、半導体工業、トヨタのカンバン方式などは永続的なものではありません。
2013年06月13日 07:03
私も、この記事にあるような訓練を受けておくべきであったと反省しています。 ＞「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」 「前に踏み出す力」はありすぎて問題を起こすことがありました。「考え抜く力」もまあまああったとおもいます。「チームで働く力」については、自分とは合わない人ともうまくやっていくという能力が欠けていました。「間違っている」ことは、「どう考えても間違っている」といった態度で、相手がどうしてそのようなことを主張するのかを考えることができませんでした。 共感力については、自分ではあるとおもっていましたが、本質的なものが欠けているということを、Scott Peckの「Road Less Traveled」を読んで、初めて気がつきました。 人様にいえることは、勝海舟の父親がいったといわれるように、「俺のようになるなよ」ということです。
2013年06月13日 05:57
＞ 世界の首脳クラスと会話を交わすと、文学や芸術、あるいは哲学など、高い教養を積んだ話が自然に出てくる。 かって駐日米国大使であったライシャワー博士が著した本に、日本の伝統文化において当時の世界水準を抜いたものがふたつある、そのひとつは日本建築であり、もうひとつは鎌倉仏教であると述べてありました。 そういわれてみると、近代建築の三巨匠のひとりといわれているフランク・ロイド・ライトから始まって欧米の現代建築にまで、伝統的日本建築の影響は広くみられます。また、新しく作られる住宅地などでは、道路がゆるやかな曲線を描き、全体がある意味で日本庭園を大きくしたように造成されます。 一方、ライシャワー氏は、仏教については、日本人僧円仁の旅行記「入唐求法巡礼行記」の翻訳と研究で博士号を得るほどでした。 一方、日本では、ラスベガスの建物を安っぽくしたような建造物がよくみられますし、仏教についてはまともに答えられる人は極めて限られています。 日清戦争や日露戦争については、帝国主義国の覇権争いに遅れて参加したぐらいにしか理解されないとおもいます。現在、かっての帝国主義国的覇権争いを正当化しようとする国はないとおもいます。「すべての植民地支配は悪である」といったような国連の決議があるはずです。
2013年06月13日 04:50
＞ 最後の一兵まで戦うことによってのみ、死中に活を見いだしうるであろう。 永野 修身 巣鴨プリズンにて病死。
2013年06月13日 04:28
＞ １１０万人の民間人を虐殺した韓国 (BBC) ＞ http://blogs.yahoo.co.jp/atcazia/33205987.html ＞ フォンニィ・フォンニャットの虐殺とはベトナム戦争で1968年2月に大韓民国軍によって民間人が虐殺された http://blogs.yahoo.co.jp/atcazia/33205987.html の記事では、フォンニィ・フォンニャットで虐殺されたのは69-79人となっています。http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_massacres_in_Vietnam では、フォンニィ・フォンニャットにおける犠牲者の数は66人となっていて、韓民国軍によって虐殺された民間人の総数は2570人となっています。 ＞【シナチス】南京大虐殺にすり替えられた通州事件とは？ やはり、プロパガンダでも中国に負けてはいられませんということですか？ なお、次のサイトで当時南京に滞在していた欧米人の手紙や日記を読むことができます。 http://www.library.yale.edu/div/Nanking/findingaid.html できましたら、是非読んでください。
2013年06月12日 14:40
（つづき） 75頁：「しかし、女がいちばんの被害者だったな。年寄りからなにから、全部やっちまった。下関から木炭トラックを集落に乗りつけて、女どもを掠奪して兵隊たちに分ける。女一人に兵隊15人から20人くらい\受けもたせててね。倉庫のまわりなど、日当たりのいいところを選んで、木っ葉などをぶら下げて場所をつくる。赤ケンといって、中隊長のハンコがある紙を持った兵隊たちが、フンドシをはずして順番を待つんだ。… 強姦をやらない兵隊なんかいなかった。そして、たいていやったあとで殺しちまう。パッと放すとターッと駆けて行く。そいつを後ろからパーンと射つ。殺さないとあとがうるさいからだよ。憲兵にわかると軍法会議だからね。殺したくないけど殺した。もっとも、南京にはほとんど憲兵はいなかったけど。」 これに比べれば、慰安婦のほうがマシともいえます。
2013年06月12日 14:07
たまたま古い本をみたら、今は東京都知事の猪瀬直樹氏が監修した本で、「目撃者が語る昭和史第五巻 日中戦争」という本がありました、この本は1989年に新人物往来社より発行されました。 「監修のことば」は、「これまでの日本の歴史学研究に欠けていたのは、当事者や目撃者の証言を重視する姿勢ではなかったろうか」で始まります。 そして、この本の中には次のような記述が随所にみられます。 62頁（従軍カメラマンによる証言）：『川ぞいに女たちが首だけ出して隠れているのを、引き上げて殺した。陰部に竹を突き刺された死体が、崑山にいたるまで、えんえんと道ばたに転がされていた。．．．どこ行っても、死体の山だった、そのなかには、まだ生きているのもいて、うつろな目をあけてこちらを見る。それに気づくと、兵隊がすかさず銃剣で刺した。殺されて3人一緒にぶらさげられているのやら、首のない子供の死体など、いろんな場面にぶつかった。捕虜に穴をほらせて、その前ににすわらせて首を切る。．．．しかし、やめさせようとする従軍記者もいた。「普通の百姓じゃないか、殺さなくてもいいじゃないか」と絶叫して立ちはだかったが、兵隊たちはそれを押しのけて、殺した。…蘇州での強姦と掠奪も、すさまじいものだった。ここは、美人の産地とされているが、娘であろうが人妻であろうが片っぱしから強姦した。そして、終わったあとはは、必ず殺した。」 この本の記述が誤りであるとおもう人は、猪瀬都知事に抗議してください。
2013年06月11日 18:37
例えば、100万円を日本から米国に送れば何ドルになりますか？為替レートは100円／1ドルとします。 1万ドルを米国から日本に送れば何円になりますか？
2013年06月11日 18:20
クルーグマン先生は、白川前日銀総裁のように何が合理的かよく分かっている人にはインフレは起こせないけれど、安部首相は何も分かっていないからインフレが起こせるのだと予測していました。ですから、安部首相が何も分かっていないことを公に示すことは、デフレ脱却には役立つはずです。
2013年06月11日 17:48
”Please no careerism.” は「キャリア主義などとんでもない」とも「キャリア主義はやめましょう」ともとれます。 ”Please no careerism!!" となれば、「キャリア主義などとんでもない、やめろ！」となるとおもいます。 この句は演説の一部であったということですから、どの意味であるか、つまり、"." か "!" か "!!" か、は口調で決まるとおもいますが、私は「キャリア主義などとんでもない」だとおもいます。 それから、この場合の "Please" は丁寧な言い方でなくて、「強く要求するほど、丁寧な言い方をする」という使い方です。
2013年06月11日 17:19
＞ 死にたくなければこちらが望む資料を作成及び提出すること」ということになりましょうか 米国が欲しかったのは、生体解剖をふくむ人体実験などによる実際の正確なデータです。人間以外の動物と人間には免疫反応などの違いがあるので、動物実験によるデータには限界があるそうです。「こちらが望む資料」とはそういうことです。 この取引が731部隊の側から持ちかけられたときは、米国内では国務省が、「この取引が露見すれば、米国にとって大恥になる」といって強く反対しましたが、ソ連との冷戦も始まっていましたので、米国政府内では、（この取引を受け入れる方向で）マッカサーに任せることにしまして、マッカサーはこの取引を受け入れました。（だれも最終責任を取りたくなかったことがわかります。） これは、強盗殺人を行い金塊を奪ってきた犯人達に対して、検察官（米国）はその金塊を半分もらって、免訴したようなものです。犯人達も戦後は、残りの金塊をうまく使って、博士論文を書いたり、医学会の重鎮になったりました。
2013年06月11日 11:20
＞ これは金子順一氏によるものと考えてよろしいのでしょうか？それとも帝国陸軍属731部隊の公式文書ですか？ 金子順一氏の博士論文は31部隊内の報告書をいくつか合冊したものだそうです。こうした報告書の責任は著者にありますが、正式なものです。 平沢論文についてはしりませんでしたので、早速調べてみました。 http://masachan71.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-1ad2.html の記事には、次のようにあります。 『農安から新京へのペスト伝播については、新京に向かって徐々に伝播するのではなく、ペスト患者が新京駅近くの「三角地帯」にある犬猫病院で突然患者が現れたので、「農安某富豪ガ同病院（田島病院）ニ入院セシメタル一飼犬ニ依リ流行地病蚤ヲ搬入セルモノニアラズヤト疑ヒ余ハ本発患者ガイヌノミニ依ルペスト感染ナラズト着目シ」た平沢正欣の論文「「イヌノミ」ノ「ペスト」媒介能力に就テノ実験的研究」（これも『陸軍軍医学校防疫研究報告』第1部の数編からなる医学博士号取得を目指して1945年に提出された論文集）が検討に値する論文として浮上してくる。』 つまり、1940年6月４～５日に農安でばらまいたペスト菌が1960年の秋に６０Km離れた新京に現れたようです。 ＞ 論文提出の1949年、これは戦犯免責を受けた後なのではないでしょうか？ 1947年の4~5月の間に、SCAPのG-2が石井隊長に文書化された情報は、裁判で証拠にしないと伝えたと米国の資料にあります。そして、米国政府内の戦犯を扱う部門に対しては、731部隊は戦争犯罪を犯したけれど、裁判には充分な証拠がないと伝えたそうです。これは、戦争犯罪にあたることは全て文書化しないと、後で戦争犯罪とするぞという脅しです。つまり、正直に白状すれば、免責するということです。
2013年06月11日 02:45
mangetsu pon さん 私の読んだ資料はWebで簡単に見つかりますから、とにかく、それらを読んでください。 ＞ 南支での出来事でしょう。ペストが流行ったときに日本軍のせいにした中国側の発表を鵜呑みにしただけなんじゃないですかね。ちなみに731部隊の本拠地があったのは満州ですが 米国の報告では、南支が援蒋ルートの一部であったこととなっていますが、石井隊長は意図的に満州から遠く離れた地域を選んだかもしれません。 ＞ それと博士論文だなんだって言うけどそれって単なるペスト菌の感染状況とか検死解剖による実質的な調査に基づくものでしょう？ 地域ごとに、散布の日付とペスト菌に感染させた蚤の散布量まで書いてあります。 http://www.anti731saikinsen.net/img/nicchu/bunken/kaneko/kankozu.pdf また、この事件についての日本の裁判では、1万人ほどの被害者をだしたと事実と認定されましたが、日本政府に賠償の法的責任はないという判決がなされました。判決文もWebで読めます。 ＞ 戦時プロパガンダの内容に沿った証言を引き出せればオールOKの恐ろしいリンチ裁判であって 戦後の米国側の取調べに対して731部隊の関係者は、人体実験や生体解剖があったことを、始めは認めませんでした。しかし、ソ連側から、捕らえた731部隊員から得た情報をもとに、石井隊長達を引き渡せという要求があり、取り調べを再開しました。そして、免訴と引換えに情報を渡すというのは、731部隊員からの提案だそうです。 さらに、現在では何十人という旧731部隊員による証言もあります。これらの、証言者の多くは、火葬などの雑役に従事した当時少年兵であった人達ですので、なまなましい証言が多いです。 私は、こうした情報を組み合わせて判断するようにしています。
2013年06月10日 17:59
かなり前の話ですが、友人から楽天を使ったグリーティングカードをもらい、それを開きました。すると、一日に多数の宣伝メールが楽天から送られてくるようになりました。ひとつふたつ取り消しても、まだまだたくさん来ます。おまけに、取り消しは簡単ではありません。取り消しのリンクは、記事の下部に隠れており、取り消しても３日ほどは取り消しが実施されません。そこで、どの部門の宣伝が既に取り消してあるのかもわからなくなりました。 こして、毎日２０分ほど費やしても、宣伝メールは止まりません。そこで、楽天の email アドレスを探し出して、email を２･３回送りましたが返事がありません。 そこで、東京に住んでいた友人に頼んで、楽天に直接コンタクトし止めてもらいました。 それ以来、楽天からのメールは絶対開けません。
2013年06月10日 17:39
人体実験などのデータは全部破壊せよという命令があったと思うのですが、こっそり持ち帰った隊員もいたようです。これらのデータは免訴を得る代わりとして米国側に引き渡されました。 それから、「悪魔の証明」も何も、731部隊の旧隊員が飛行機で散布されたペスト菌がついた蚤によって、地域ごとに１次感染および２次感染によってそれぞれ何人死亡したといった詳しいデータを使って博士論文を書けば、これは決定的な証拠になります。 これらの細菌の散布によるペストの流行は、米国の諜報機関も戦争中から感知していました。 こうした情報は、ここ数日の間にWebで得ました。
2013年06月10日 17:01
例えば、次の箇所では人体実験が行われたことがわかります。 Report of “Q” (Plague): This 744-page study was produced from Japanese human experiments, interviews by Army technical personnel, and reports by Army BW labs at Ft. Detrick. It provided detailed microscopic investigation of the reaction of human organs to plague [JWC 253]. また、別の報告書「Researching Japanese War Crimes: Introductory Essays ( http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/introductory-essays.pdf)」では、免責の約束をして人体実験のデータを入手したともあります。 ”After repeated promises not to prosecute Ishii and other Unit 731 members, the Americans obtained medical data from Ishii, including those from human experiments.” これらの、データに基づくと思われる報告書もあります。 結論としては、こうした元の情報をきちんと調べていない記事やコメントなどが多いということです。
2013年06月10日 16:41
慰安婦問題についての議論はもうで尽くしているようですので、ここ数日の間、私がほんの少ししか知っていなかった731部隊の問題について調べてみることにしました。まず、Web上では、731部隊による人体実験や生体解剖は捏造であるという記事、そして特にコメント、が圧倒的でした。 これらの記事がよく引用している産経の記事には、『（米国によって公開された）文書内容の大半は７３１部隊など細菌戦研究に関する内容だ。公開文書の概要によれば、３７年１２月の南京事件に関する文書が一部含まれる。ＩＷＧでは「慰安婦問題」を裏付ける文書も探したが、「目的を達せず、引き続き新たな文書の解析を図る」と述べるなど、調査では証拠が見つからなかったことは認めている。』とありますが、これに基づいて、「アメリカの公開した資料からは、７３１部隊の行った残虐な行いの証拠、従軍慰安婦の強制の証拠、いずれも出てこなかったって事です」といったような主張がなされています。 しかし、公開された資料、例えば、「Select Documents on Japanese War crimes and Japanese Biological Warfare, 1934-2006 (http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/select-documents.pdf)」には、731部隊による人体実験と生体解剖に関する記述がいくつもあります。 （つづく）
2013年06月10日 06:53
米国の国立公文書局による次の報告書に731部隊に関する主要な資料が紹介されています。人体実験と生体解剖に関する記述もあります。 http://www.archives.gov/iwg/japanese-war-crimes/select-documents.pdf Page 10: Report of “Q” (Plague): This 744-page study was produced from Japanese human experiments, interviews by Army technical personnel, and reports by Army BW labs at Ft. Detrick. It provided detailed microscopic investigation of the reaction of human organs to plague [JWC 253]. Page 48 ,i. It was disclosed that there were available approximately 5,000 slides representing pathological sections derived from more than 200 human cases of disease caused by various B.W. agents. These had been concealed in temples and buried in the mountains of southern Japan. また、731部隊員であった金子順一氏と高橋正彦氏が、ペスト菌の散布実験についての報告で、博士号を東大および慶大より習得した論文もあります。この実験による死者数は万の単位です。
2013年06月10日 06:18
＞ 共和党系は（原爆投下に強く反対だった）かなり解釈が異なります。 広島と長崎での原爆投下に対する2005年における米国民の支持率は次のとおりです。 http://www.gallup.com/poll/17677/majority-supports-use-atomic-bomb-japan-wwii.aspx Republicans Independents Democrats Male 87% 71% 63% Female 60% 31% 37% 男女とも共和党支持者による支持率が高いです。
2013年06月09日 04:09
「日本側も、1920年代のシベリア侵略や731部隊実験や細菌戦でさんざんロシア人を、国際法に違反した犯罪で殺してきたがロシアは一度も謝罪など要求したことはない。すばらしい」という意見がありました。 まず、731部隊が人体実験や生体解剖さらにはペスト菌の散布実験を行ったというのは、捏造だとおもいますか？ さらに、731部隊に対する嫌疑が捏造でないとすると、その指導者の多くが、戦後、何の咎めも受けず医学会の重鎮となり、国立研究所長、大学の教授や学部長、企業の経営者、そして厚生省の役人になっています。みなさんは、これをどうおもおいますか？
2013年06月09日 03:50
ソ連は満州で行われた以上に、ドイツに対しては、市民と捕虜の抑留による強制労働、工場の機械や市民の貴重品などの戦利品としての押収、女性の強姦などを広範囲に行いました。 http://en.wikipedia.org/wiki/Forced_labour_of_Germans_in_the_Soviet_Union この記事によりますと抑留者の総数は、ドイツの赤十字によると341,800人で、ソ連の内部資料によると総数が271,672人で、その内帰国したのは201,464人です。 http://www.foreignaffairs.com/articles/70871/peter-nettl/german-reparations-in-the-soviet-empire 満州や北朝鮮でソ連軍が行ったことと同様だとおもいます。 プーチンがこれらのことを水に流したいのは当然です。
2013年06月09日 02:52
＞ こちら、海外からコメントがあるようです。 日本人には通常使われないハンドル名による英文のコメントがたくさんありますけれど、それらのほとんどは奇妙な英語ですから、たぶん日本人によって書かれているのだとおもいます。
2013年06月08日 13:01
それは、記者さんたちが「国民の健全な社会常識」に従って行動しているからです。そして、「アメリカ人の一青年」は、「国民の健全な社会常識」を持ち合わせていないので横紙破りができたのです。
2013年06月07日 18:05
いやー、大変おもしろい記事でした。昔から「隣の火事と喧嘩はお起きほどよい」といいます。訴訟でも、なんでもどんどんやってください。男の急所はXXYYですから、尖ったハイヒールの先で、XX蹴りを一発かませれば、田村議員も悶絶して降参するとおもいます。 レポートの続々編を心待ちにしています。
2013年06月07日 03:38
次のページに計算機科学の分野でのノーベル賞と考えられているチューリング賞の受賞者の国別のグラフがあります。これによりますと、米国 38、英国 6、イスラエル 3、ノルウエイ ３、中国、ドイツ、フランス、インド、オランダ、スイス、ヴェネズエラ 各１、となっています。学会とか学術雑誌で発表される論文の質と数もだいたいこのようなものです。 この賞の受賞者の大半は革新的な理論とかシステムを考え出した人達ですから、応用分野は軽視されているともいえますが、大学の評価もこれに似ているとおもわれます。 米国の大学は、世界中から優秀な教授、研究者、大学院生を集めていますから、この面では、まさに帝国主義です。
2013年06月06日 18:00
プロレスはちゃんとした筋書に従っておこなわれるのですから「プロレスはヤオ」ではありません。 例えば、日本が尖閣諸島をめぐって中国と戦闘をまみえるようなことがあるとすれば、日中両国民を満足させることができるような激戦が用意されておりながら、死傷者の数を最少にできる脚本を日中共同で用意すべきです。
2013年06月05日 08:16
私は、この「降伏受諾の提案」がいかなるものであったか知りたかっただけです。 ソ連に戦争終結の仲介を頼んでいたことは良く知られていますが、「降伏受諾の提案」があったことは知りませんでした。陸軍は２発の原爆投下の後も、降伏には強行に反対していましたので、「降伏受諾の提案」があったとすればどのようなものでしたでしょうか？ ＞ ポツダム宣言受諾を伝えた後、長崎にも投下している ということは、御前会議の前に「ポツダム宣言受諾を伝えた」ということになりますけど、本当ですか？