「~に気を付けて」と英語で言いたい時のbe carefulの使い分け

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英語で「気を付けてね。」と言いたい時、あなたは何と言いますか?恐らく、ほとんどの方は、「Be careful.」が思い浮んだのではないかと思います。では、「~に気を付けてね。」だとどうですか?

「be careful」の後ろに前置詞などをつけて使う「~に気を付けて」という表現、「be careful with ~」「be careful of ~」「be careful in ~」「be careful not to ~」の4つの表現を学びましょう。

be careful with ~(~に気を付ける、~に用心する、~の扱いに気を付ける)


She is careful with her money.  (彼女はお金に関して慎重だ。)

The roses have a lot of thorns, so be careful with them.  (そのバラは棘が多いから気を付けてね。)

「be careful with ~」は、「~に気を付ける」「~に用心する」「~の扱いに気を付ける」という意味で、「with」の後には名詞または代名詞が入り、「with」の後には、危険なもの、扱いに注意しなければならないものが入ります。

代名詞とは、「it」や「him」の様に、人や物などを表す時に名詞の代わりに使われるものです。会話や文章などで既にその名詞が出てきている場合や、わざわざ名詞を出さなくても何について話しているのか話し手も聞き手も分かる時に使われます。

be careful of ~(~に気を付ける、~を大切にする、~に気を配る)

Please be careful of yourself.  (お体にはお気をつけて。/どうかご自愛ください。)

She is really careful of her appearance.  (彼女は身なりにとても気を付けている。)

「be careful of ~」は、「~に気を付ける」「~を大切にする」「~に気を配る」という意味で、ofの後には名詞、代名詞などが入ります。

一文目の例文「Please be careful of yourself.」は、直訳すると、「あなた自身の事を大切に下さい。」という意味です。つまり、相手の体の事を気遣い、「お体にはお気をつけて」「どうかご自愛ください」と言っています。この様に、「be careful of ~」の後には、気を配る対象となるものが入ります。

be careful in ~(~する時は気を付けて)

Be careful in driving! (運転する時は気を付けてね!)

I'm always careful in swimming in the sea. (私は海で泳ぐ時にはいつも気を付けています。)

「be careful in~」は、「~する時は気を付ける」という意味です。「in」の後には動名詞が入ります。

動名詞とは、動詞にingをつけて名詞の形にしたもので、「~する事」という意味です。例えば、お料理が好きな人は、「I like cooking.(私は料理が好きです。)」と言いますね。その動詞「cook(料理する)」にingをつけると、「cooking(料理)」という名詞を作る事が出来ます。それが動名詞です。

また、以下の文の様に、inを省略する事も多いです。

Be careful walking in the dark.  (暗い所を歩く時は気を付けて!)

be careful not to ~(~しない様に気を付けて)

Be careful not to catch a cold.  (風邪をひかない様に気を付けてね。)

You should be careful not to fall asleep in the class.  (授業中に寝てしまわない様に気を付けなければなりません。)

「be careful not to ~」は、「~しない様に気を付けて」という意味です。toの後には動詞の原型が入ります。「be careful not to ~」の「not」を抜いた形の「be careful to ~」は、「~する様に留意する」という意味になります。ですが、こちらはほとんど聞く事がありません。

「Be careful not to catch a cold.(風邪をひかない様に気を付けてね。)」は、冬場によく使えるフレーズです。そのままフレーズごと暗記して覚えましょう。

「be careful」の使い方に気を付けて!

中学で習う「be careful」ですが、「be careful」の後ろに何をつけるかで、微妙に意味が変わってきます。日常会話でよく使う表現ばかりですが、それだけではなく、TOEICの品詞を選ぶ問題でも出てくるものですので、しっかり覚えましょう。難しい表現ではないので、是非練習して使いこなせる様になってくださいね。

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