痴漢を疑われて逃走した際に、追ってきた男性を階段の下に転落させ、重傷を負わせたとして起訴された警視庁の元SPの男の裁判で、無罪判決が言い渡されました。
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痴漢を疑われて逃走した際に、追ってきた男性を階段の下に転落させ、重傷を負わせたとして起訴された警視庁の元SPの男の裁判で、無罪判決が言い渡されました。
元警察官の品田真男被告は去年2月、地下鉄の駅構内で痴漢を疑われて逃走した際、追ってきた男性に暴行を加えて階段の下に転落させ、重傷を負わせたとして傷害の罪に問われています。
26日の判決で、東京地裁は、被害者に暴行を加えた場合に考えられる品田被告の体勢と、実際に防犯カメラに映っていた品田被告の体勢が「必ずしも合致しない」と指摘。
また、品田被告とそれを追う被害者の速度は「相当高速度」であり、その状況下で品田被告が被害者の両足を払うことは「客観的、物理的に不可能か、極めて困難」としました。その上で、「被害者がつまずいたり階段を踏み外したり」するなど、品田被告による暴行以外にも被害者が転落する原因は考えられるとして、品田被告に対し、無罪判決を言い渡しました。
元警察官の品田真男被告は去年2月、地下鉄の駅構内で痴漢を疑われて逃走した際、追ってきた男性に暴行を加えて階段の下に転落させ、重傷を負わせたとして傷害の罪に問われています。
26日の判決で、東京地裁は、被害者に暴行を加えた場合に考えられる品田被告の体勢と、実際に防犯カメラに映っていた品田被告の体勢が「必ずしも合致しない」と指摘。
また、品田被告とそれを追う被害者の速度は「相当高速度」であり、その状況下で品田被告が被害者の両足を払うことは「客観的、物理的に不可能か、極めて困難」としました。その上で、「被害者がつまずいたり階段を踏み外したり」するなど、品田被告による暴行以外にも被害者が転落する原因は考えられるとして、品田被告に対し、無罪判決を言い渡しました。
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