いま気付いたけど……「時間をかければかけただけ、いいものができあがる!」ってのは、才能がない人の「実体験」だからでは……?
私は少なくともこの業界で「天才型」「秀才型」をいくつも見てきたから、そうじゃないのは勝手に知ってるけど……知らないとそうなるかもですね。
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返信先: さん
才能がなくても業界にしがみついてる人は、別の意味でスゲーなとは思うんだけど、だいたい「まともな手」は使ってなかったりするので……透けて見える場合は付き合わない方がいいです。
私みたいにえらい目にあうので……ほんま……。
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「じゃあひびきは手直ししたりしねーのかよ!」とか言われそうだけど、そりゃ直すよ。
でもまず企画段階で、プロットで、初稿で……「商品」となるだけのレベルのものにはしてますよ。
私の言う「才能がないタイプ」というのは、その時点で「商品にはならない」質のものを出してくる作り手のことです;
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単純に言うと、企画になる前の「こんな話考えてるんですよ~」の段階で、なにが面白いかわかんない話を披露する場合は――やばいです。
私レベルでも、プロばかりいる飲み会とかで話をしても、普通に盛り上がりますよ……。
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私が難を示したのは「萌え小説を書きたいんだ!」と熱く語ったSF新人大賞をとった友人が、「だから今度は蟻の女の子の話を書く!」とか言い出したときくらいだった……。
「それを萌えと捉えてくれる読者はニッチなのでは……企画としても通しにくそう」
と返したが、やはり本にはならなかったなあ。
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めちゃくちゃ「蟻の女の子はかわいい。触覚が……!」とか語られたんですが、一緒に聞いてた他の人たちもみんな「いやいやいや」という反応だったので、さすがにエキセントリックだった!
ガチ天才型だったので、こっちが想像する形とは別なものに仕上がる可能性もあったんですががが……。
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ああ、ちなみにこのSF新人大賞をとった友人は、もちろん「才能がないタイプ」の例ではありません。
むしろ奇才すぎて、もうちょっと手加減した方が合わせやすい……いや、天才なら天才でそのまま突っ走れ!というタイプ。
いつかまた新作を書いて、こっちを失禁させて欲しいものです。
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こっち側の「行きすぎた天才型」も見てきて、それがうまく「売れるものを出せない」という苦しみも知っているので……私は「才能がないタイプ」には厳しいんだとは思う。
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