泣いた。
正確にはこのマンガで泣いた。
私も、自分のこと鬱だってにわかに信じがたかったんだって認めれた。
信じたくなかったんだと思う。
でも、このマンガ読んだら、私が今までやってきたことの「理由」とか「目的」を知れた気がした。
私、不幸の極みが自衛隊にいた時で。
(自衛隊を悪く言ってるわけじゃない。)
当時、21歳。
18歳の高校卒業するまでは、地元の福岡にいた。で、親にお金かけさせないようにって理由と、
小学校の卒業式で将来の夢を宣言するシーンがあって、その時に「自衛隊に入って、世界を救います!」みたいなことを言ったのね。
だから、それを実現する自分に酔っていたのと。
あと、中学に入って、ぼんやり医療の世界を目指すようになったんだけど、その中で「看護師」に白羽の矢が立って。
その二つが融合した、なんなら私のためにあったんじゃね?って思ったくらい(おいおい)の学校を見つけた。それが、自衛隊看護師だった。
看護師の人はわかると思うけど、看護師のタマゴとして生活するのって結構大変だよね
勉強、実習、実習記録、論文、健康管理、人間関係、それだけでも正直死んだ。
それに加えて、自衛官としての訓練、勤務、生活環境とかいろいろある。外出だって週末だけ。何かあったら連帯責任で外禁もヨユーだった
辛かったけど、まだこの頃は「泣けてた」。
目つきがヤバい。笑
でも、泣くことで注目されようとしてたところあったな。構ってもらおうとしてた。
あと、自殺を初めてほのめかしたのは中学生の時だった。
周りは気味悪がったと思う。
でも、その頃から辛かったんだなって思う。
ていうか、
ナリくんの記事にも書いてあったけど、社会に出るまで、自分の親以外、親の存在ってどんななのか知らない。
自分の親が普通だと思ってたし、私は普通の家庭で何不自由なく育ててもらったって思ってた。
でも、今の夫と出会って、彼の実家にお邪魔した時、私はびっくりした。
何に、って。
こんなに平和な家庭が日本には存在するのか
って!
お義父さんが笑ってて、話しやすくて、向こうから質問してくれる。話したことは何でも聞いてくれる。ギャグとか連発だし、休日も楽しそうだし、ゴミ捨てもするし、みんなを誘ってドライブに連れていってくれた。
お義母さんも、鼻歌うたってる。心配性なのはうちと一緒だったけど、お金のある範囲で、趣味も美味しいものもオシャレも楽しんでた。心配なのはもろ見えだったけど(笑)、子どもとの会話が楽しそうだった。
聞けば、夫とはいっぱいぶつかったみたいだけど。それって、すごく、健全だよね。
夫の「武勇伝」はまじでやばい、、
記念すべき20歳の誕生日に◯◯をしたり、
友達とゲーセン行った時の珍話とか、
学生の時にコンビニでバイトしてて強盗に遭遇したときの対応とか、
わーーー、この人、死ぬまで楽しいんだろうなって思ったから、私結婚するの決めた。
夫のおかげで私、
「楽しい」って気持ちを思い出していったよ。
なんか、話ズレた
笑
夫は兄妹も多くて、みんなそれぞれキャラクターが全然ちがくて
みんなおもしろくて、楽しくて、優しくて、何を優先したいかもハッキリしてる。
今考えたら、羨ましいくらい。
義祖母も、おだやか〜で、でも天然というか、面白くてかわいいおばあちゃんでね。びっくりするくらい面倒見てくれて
私、私、そこではじめて、
実家って、息がし辛かったんだって自覚した。
それと同時期に、自衛隊病院で勤務してたある夜、突然気を失って倒れた。気付いたときは、過呼吸で目が覚めた状態で、だれが近寄ってきても恐怖しかなかった。
その時にいろいろ考えたんだよ。
でも、何も考えられなかった。
その時に、「ザ・シークレット」の本を知った。
それまで読んでた本とは全然雰囲気が違って、でも、自分が小さい時から考えたり感じてたことが書いてあるような気だけは確かにした。
で、小さかった時に、周りに否定されたあんなことやこんなこと、私、間違ってなかったのかもしれないっても思った。
その時がターニングポイントだったと思う。
だけど、、
わたしは自分じゃない何者かになろうとし始めた。
自分ってなんなんだろう?
って問いを持ちながら、
なにか「すごいもの」になろうとしに行き始めた。
②に続く。
AD