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女子高生の下着を盗撮…順天堂大医師の押さえられなかった性癖

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順天堂大学医学部付属順天堂医院の先任准教授、高梨雅史容疑者(51)が、東京都迷惑防止条例違反容疑で警視庁本富士署に1月31日、逮捕された。昨年10月31日、東京・文京区の同大学近くの交差点で、信号待ちをしていた女子高生のスカートの中を盗撮した疑いが持たれている。

「警察に『盗撮している人物がいる』と通報があり、警察官が現場に駆けつけると、スニーカーの先端に小型カメラを仕込んだ高梨容疑者がおり、事情を聴くとそのカメラでスカートの中を盗撮したことを認めました。押収したスマホには、盗撮したとみられる多数の画像が保存されていました」(捜査関係者)

高梨容疑者は警察の調べに対し、「10年以上は盗撮を続けた。何度もやめようと思ったがやめられなかった」と供述したという。容疑者は病院でいつも予約が入り詰めで、食事の時間を取るどころかトイレに行く時間もないほど多忙だった。病院関係者は「(盗撮は)ストレス解消だったのか」と話している。

「紳士的な人」と近所の人は言うが…

高梨容疑者は2003年に順天堂大学医学部大学院を卒業して以来、一貫して同大学医学部脳神経内科に勤務し、16年から先任准教授を務めている。専門はパーキンソン病、多系統萎縮症脊髄小脳変性症、レビー小体型認知症などの研究だ。

これらの病気は、いずれも脳からの指令で動く筋肉組織などが正常に動かなくなるというもので、治療も難しく、医師にかかる負担も大きい。高梨容疑者は着実に実績を積み重ねて、評価も高かったという。

高梨容疑者は東京・江戸川区の戸建て住宅に、家族と一緒に住んでいる。

「数年前に越してきて、きちんとあいさつをする紳士的な人でした」と近所の人は言うが、自宅付近でも盗撮疑惑が囁かれている。

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