路上で女子高校生のスカート内を盗撮したとして、警視庁本富士署が東京都迷惑防止条例違反の疑いで、順天堂大先任准教授の脳神経内科医高梨雅史容疑者(51)を逮捕していたことが4日、署への取材で分かった。署によると容疑を認め「10年以上前から盗撮していた」と供述している。

逮捕容疑は昨年10月ごろ、東京都文京区の路上で女子高校生に背後から近づき、小型カメラを仕込んだ靴をスカート内に向け盗撮した疑い。

目撃者が通報し、防犯カメラの捜査などから高梨容疑者が浮上。今年1月31日に逮捕した。所持品から盗撮したとみられる画像が複数見つかっており、同署が調べている。

順天堂大は4日、「事実関係を確認中であり、結果に基づき厳正に対処する」とのコメントを発表した。(共同)