厚生労働省委託事業「勤務間インターバル制度導入促進シンポジウム(動画)」

企業において、従業員の健康管理やワーク・ライフ・バランスの確保は重要な課題です。

本シンポジウム動画では、2019年4月から企業の努力義務となっている勤務間インターバル制度について、その重要性や企業が取り組むことによるメリット、取組を進めるためのポイント等について、先進事例とともに解説しています。(本シンポジウムは2020年11月27日に開催したものです。)

あわせて、「なぜ勤務間インターバル制度が必要なのか」と題したオンライン対談の内容もご紹介しています。

厚生労働省委託事業「勤務間インターバル制度導入促進シンポジウム(動画)」

シンポジウム動画概要

第一部 「勤務間インターバル制度」の導入に向けて

  • 基調講演① 今野 浩一郎 氏 学習院大学 経済学部 名誉教授
    適切な労働時間管理を進めるにあたって、勤務間インターバル制度の重要性や意義、具体的な内容、同制度導入による企業におけるメリット、従業員に対するメリット等を解説します。
    講演資料はこちら(192.2KB)PDF
  • 基調講演② 高橋 正也 氏 独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所
                  過労死等防止調査研究センター センター長

    従業員の休息時間を確保することの必要性や、休息時間と労働者の疲労・心身の健康状態との関係について、医学的な見地から最新の研究成果や事例等をもとに解説します。
    講演資料はこちら(230.3KB)PDF
  • 事例発表「先進企業に学ぶ勤務間インターバル制度の活用方法」
    株式会社スリーハイ
    発表資料はこちら(1,743.3KB)PDF
    株式会社ニトリホールディングス
    発表資料はこちら(2,283.2KB)PDF
    すでに勤務間インターバル制度を導入している企業2社より、制度導入のねらいや具体的な制度内容、導入・運用時の工夫等について事例を発表いたします。

第二部 パネルディスカッション「勤務間インターバル制度の効果的な運用に向けて」

基調講演や企業の取組紹介を踏まえ、「勤務間インターバル制度設計時の工夫」「勤務間インターバル制度運用時の対応」「勤務間インターバル制度の効果」などについてご議論いただきました。

シンポジウム動画

講演者紹介

今野 浩一郎 氏
学習院大学 経済学部 名誉教授
企業の人的資源管理からマクロの雇用問題まで、人材に関わる分野を幅広く研究。労働政策審議会委員、中央最低賃金審議会委員など数多くの公職を歴任。主な著書として、『高齢社員の人事管理』中央経済社、2014年、『正社員消滅時代の人事改革』日本経済新聞社、2012年、『マネジメント・テキスト─人事管理入門(第3版)』日経BP日本経済新聞出版本部、2020年 等。

高橋 正也 氏
独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 過労死等防止調査研究センター センター長
1990年より労働省産業医学総合研究所(現・労働安全衛生総合研究所)に勤務し、2000年に群馬大学医学部で医学博士号を取得。米国ハーバード大学医学部ブリガムアンドウィメンズ病院・睡眠医学科への留学や労働安全衛生総合研究所上席研究員、同部長を経て、2019年4月より現職。

オンライン対談

オンライン対談 「なぜ勤務間インターバル制度が必要なのか」

勤務間インターバル制度について、早稲田大学教育・総合科学学術院の黒田祥子教授、パリテ社会保険 労務士事務所の佐藤道子氏に、働き方改革と勤務間インターバル制度、導入に当たってのメリットや課題 等をオンライン対談で語っていただきました。
対談記事はこちら(641KB)PDF
黒田 祥子 氏
早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授
労働経済学を専門とし、働き方が健康や生産性に及ぼす影響等を研究。
労働政策審議会労働条件分科会委員、裁量労働制実態調査に関する検討会委員等の公職を務める。

佐藤 道子 氏
パリテ社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士
一部上場企業2社で人事・総務業務に従事後、社会保険労務士として独立。
第54回東京労働大学講座総合講座(独)労働政策研究・研修機構理事長賞受賞。

参考情報

厚生労働省「働き方・休み方改善ポータルサイト」では、勤務間インターバル制度導入・運用マニュアルや制度導入事例などを紹介していますので、あわせてご活用ください。

厚生労働省 働き方・休み方改善ポータルサイト「勤務間インターバル制度について」
https://work-holiday.mhlw.go.jp/interval/別ウィンドウで開きます

セミナートップへ戻る