新型コロナウイルスの影響で生活に困る人たちへの資金貸し付け制度の期間が延長されました。

大阪府の社会福祉協議会には、今も多くの相談が寄せられています。

新型コロナの影響で収入が減少し、生活に困窮する人たちに国が資金を貸し付ける制度を実施してから1年が経とうとしています。

大阪府寝屋川市の社会福祉協議会には、今も新たな貸し付けや期間の延長を求める人が後を絶ちません。

【警備員(50代)】

「例えば24時間、夜中までやってる施設だったりでも、今だったら8時までとか、大きいイベントできないじゃないですか。全体的に仕事量が少なくなっている。非常にありがたいです」

これまで貸し付けの期間は最大6カ月でしたが2月19日、貸し付けの期間が延長され、追加で最大60万円を借りる事ができるようになりました。

【内装業(30代)】

「収入も半分は切ってます。今回(再貸付)入れたら200万円です。やっぱりもっと欲しいかなという金額ではある。仕事がだいぶ減っているんで」

【建築関係(30代)】

「前はみえへん状態ですね(仕事は)いまは全然ないです。父子家庭なんで、子どもおるもんで」

【寝屋川市社会福祉協議会 生活支援課 高橋俊行 課長】

「貸付だけではなくて、生活相談などの対応もさせて頂きたいので、ご相談していただければと」

支援金貸し付けの受け付けは3月末までで、申請は各地の社会福祉協議会で郵送で受け付けています。