プロの革職人でブログ管理人でもある「おくやままさかず」の詳細プロフィールページです。製品へのこだわりなど、知ってほしい情報をまとめて書きだしました。
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プロフィール
奥山正一 -おくやままさかず-
1986年2月11日生まれ。東京都出身・A型・水瓶座。みずがめ座は天才で最強だと思ってます。
東京の超都心部の品川区で生を受け、都会っ子として育つ
小さい頃は、都心ながらも長閑な風景だった街も、どんどん再開発が進み、今では実家周辺は30階超えのタワービルだらけの街に。
小学校4年生の頃からゲームセンターに入り浸り、汚い大人とつるむ事で沢山の悪知恵を学ぶが、習い事の月謝を使い込んで親に怒られる、そんな都会っ子として幼少期を過ごす。
習い事は3歳からスイミングに。小学校にあがる時にスカウトされ、競泳の選手育成コースという名の英才教育の始まりに。おかげで学校の水泳の授業のある夏は神ってました。
区大会レベルなら敵なしのところ、都大会だと予選も通過できない現実に、挫折。逃げるって事を覚えた12歳でした。
ターニングポイントとなる両親の別居→離婚
小学校5年生の頃、某一流企業に努める親父の海外出張が多くあまり家に帰ってこなかった。お土産をもらった記憶があるので、出張というのは本当だったのだろうが、子供ながらに薄々気付き始める。「もう帰って来ないんだろうな・・・」
その頃あたりから、空気を読んだりすること、人を信用しない性格が形成され始める。
今となってはこういった経験が事業主としてやっていける大きな要因になっているので逆に感謝している。当時は仲が最悪だった母親とも今ではそれなりに仲良くやっている。
荒れに荒れた青春時代
ここまで読んでくれた方ならもうお分かりですよね。当然荒れに荒れます笑
公にはとてもとても書けない事をしてました。中学校2年生の頃、お金がなくて年齢を誤魔化して人生初めてのバイトをしました。当時は今と違って身分証も必要じゃなかったから、履歴書の生年月日を2歳上げて高校生の年齢にしたのです。
バイト先では若かった為、沢山の人に可愛がられ色々なことを学びました。本当に何もなかったから、何でも自分でやるしかなかった。お金の稼ぎ方、使い方、沢山の無駄遣い。本当に色々な事を若くして学んだ気がする。
今となってはこういった経験が事業主としてやっていける大きな要因になっているので感謝している笑
色々な仕事・体験をした20代
不動産・広告・IT・コンサルティング会社と色々転職をした。そして全然違う分野の仕事に就くことになるが、どれも非常に役立っているんです。
意味もなく辛い仕事ばかりした20代前半
毎日のように、飲み会・合コンと遊び倒した20代後半w
ある20代後半に差し掛かった日でした。占いをしてもらったんです。
私はお化けとか・都市伝説とか本当に興味もないし、作り話を信じる人なんているのかな?バカなの?くらいに思っていましたから、当然占いなんて信じません。
しかし、その方にやってもらった占いは、六星占術をベースにしたミックスなものでした。私の過去を知らない人なのに、ここに書いている過去の生い立ちなど色々なことが明確に当てられました。そしてこう言われました。
「2年後に家庭で大きな変化が起きます」
え?家庭の変化?結婚?
なんか色々と当たってるところもあったし、悪い話ではなさそうだから前向きに捉えていたのですが、まさか本当に当たるとは・・・。
宿命的な結婚と長男誕生
29歳で結婚、相手は看護師の仕事をしている現奥さん(4つ下)そして長男が誕生しました。結婚願望は全くなかったのですが、占い通りになりました。
最高で最悪な20代に終止符を打ちこの時あたりから、宿命は決まっているものなんだと強く思うようになりました。
きっとこの先も節目節目は、なるがままになっていくのだろうと・・・。
毎日、6時に起きて仕事に行くが帰りは終電か、回ってしまうか…子供が出来たのにそんな生活を続けていくのが本当に嫌になり転職を決意。そしてこのタイミングで思い切って独立するのであった。
独立
ここでは革職人となり独立する道のりを書いていきます。元々なりたくてこの仕事に就いたというより、これも運命的で決まっていたように感じます。
革との出会い
雇用保険もらってノンビリ暮らしていた私には、時間が有り余っていた。子供の世話をしながら主夫のような時間を過ごしていた。
それはそれで良かったのだが、ずっとそのままで良い訳がない。特にやりたいことも見つからず、昔からやっていた趣味のレザーを本格的にやり始めるのであった。
ここでターニングポイントが訪れます。友人が革製品を作ってほしいと協賛してくれて、そのままのめり込んでいくことに。
母親が編み物とかが得意とあって元々手先が器用だった。両親のDNAに感謝w
喜んでもらえるという喜び
大人になって、人に感謝されたり喜んでもらえる機会ってめっきり減りますよね?それが本当に嬉しかった。なんか自分が必要とされた感じがして、ちょっと誇らしげになれた。こういう気持ちにさせてくれた友人には本当に感謝しかない。
そしてここから制作と販売の道に進むのであった。
革製品の販売を開始する
大体の人がここでつまづきます。そうです世の中そんなに甘くないですから全然売れないのですよ。しかし私はなぜか売れる売れる。
え?俺すごいのかも?勘違いも絶好調に(*'▽')
そして本格的にのめり込むのです。今となって考えてみると単価が安かったので、たまたま売れてたのでしょう笑
そして当然やってきます。スランプが・・・。
ただちょっと変わってて、売れないスランプではないんですよ。
何を作っていいか分からない。
どうやって表現していいか分からない。
これは非常に厄介な問題なのです。小説家の方が原稿を書けないのと似てて、どうにも進まなくなってしまったのです。
これが私のスランプの始まりでもあり、逆に今の自分を作ることができたキッカケでもあります。
フランスの革職人との出会い
某ハイブランドに努めていた革職人さんと日本で出会うことになる。
後にこの人が運命を変えることになるとは思いもしなかった。
私はお酒が好きで良く飲みに行きます。その日も都内のHUBで飲んでいました。人見知りしない性格もあって、すぐ人と仲良くなってしまいます。
その時は日本語がうまい外人さんと仲良くなって楽しい時間を過ごしていました。
奥山
「え!革職人さん!?」
まぁ意気投合しました。というかカッコ良すぎて熱烈にファンになり、色々な事を聞いた。とにかく聞いた。そして色々な事を教えてもらった。道具の仕立てなんかとても勉強になった。
そこでうちのブランドの原点となる、フランスの皮革に出会うのであった。
フランス産カーフ(仔牛革)との出会い
私は、鞣し方がどうのこうのではなく、原皮にこだわりがあるということ。
革を触れば触るほど、鞣しは誤魔化しにすぎないように感じるようになる。もちろん加工は大変な仕事だし、敬意を払うのは当然のことです。
今では定番になっているフランス産の皮革ですが、最初はうまく仕立てられずに悪戦苦闘した。入手経路の問題よりも、思った形にならない。とにかくダサい、みっともない。そんな時期もあったが、やはり基本を学んでおいて良かったと改めて感謝したい。
綺麗に作ることが少しづつ出来るようになってきた頃には、次の壁にあたります。
それは
制作時間の短縮化です
そして決意する訳です。大胆な設備投資を・・・
思い切った設備投資
ついに生産性を上げるべく設備投資をすることを決めたのです。
普通は起業してお金を借りたり、フリーランスの場合でも助成金などをもらうか、銀行や信用金庫などからお金を借りるでしょう。
何も知らなかった私はお金を工面して全部自腹でやりました。
重機・機械・工具・革・副資材などなど多分合計すると軽く300万超えてるのかな・・・
個人事業ではそこまで資金をかけなくても、開業は可能ですから参考にしないでくださいね。
レザーオンラインサロンではそこら辺の設備投資にも突っ込んでいきます。
現在の活動状況
現在は、革職人としてフリーランスで活動しています。
自社オンラインストアの運営・アマゾンなどのモール型店舗の出店など、物販の販売をしながら、オフィシャルブログの運営・オンラインサロンの運営などネットでの活動も行っております。
フリーランスという働き方
フリーで仕事をしていると、時間の使い方・お金の使い方など全て自由です。きっとメリットでもありデメリットでもあるでしょう。
中には羨む方もいらっしゃるかと思いますが、もちろん大変なことも多いです。
事業主・経営者は決断することが仕事です。
会社員の働き方とはまるで正反対といえるでしょう。そこがまた魅力なんですけどね!
オンラインストアの運営
自社オンラインストアで在庫品の販売を行っております。オーダーメイドでの依頼を多く頂いており、中々在庫品を補充出来ていない状況ですが、これから力をいれていく分野です。こんな商品がほしいなどのリクエストはいつでもお受けしております。
ブログ管理人
Maa Craft..のオフィシャルブログの運営・管理も行っております。お客様向けの記事・クリエーター向けの記事を2ジャンルを更新しております。普段は中々知れない裏側や、濃い内容を発信しております。
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こんなわたしですが、興味・関心などを持って下さった方はぜひ仲良くしてくださいね