★オンラインで学べぬ者は対面でも学べなぬ可能性が高い。

オルフェの稽古の大半がオンライン化して約半年が過ぎましたが、はっきりと申し上げますと私はオンライン稽古に関して可能性を感じる一方、対面レッスンの無駄の多さというものを実感しております。オンラインレッスンは通信環境さへ良ければむしろ対面より遥かに良いと私は考えます。音や身体の情報量は対面よりもちろん下がりますが、現状の結果や実感から申し上げますと、今のところはそのように感じております。
ですが、世の中は一般的にはオンラインを一段低いものと見ており、おそらくはコロナ禍が落ち着くならば、世の中は対面重視に向かうように思いますが、オンラインの可能性を拓いてゆくことはどちらにしろ必要なように感じております。オンラインで学べぬ人はおそらくは対面でも学べぬタイプの人である場合が多いと今のところ感じています。実際に私の生徒さんは対面でも学べていましたが、オンラインではむしろ対面以上に効果を上げている人が明らかに多いのです。なぜ情報量が少なくなるオンラインの方が対面以上に効果を上げたのかはおそらくは以下のような理由と考えられます。


★オンラインの方が良い最大の理由

オンラインの方が良い最大の理由は基本的には対面が私対生徒さんのコミュニケーションとなるのに対して、オンラインではある意味での一方通行的な感じが強まります。これは勝手なイメージですが、対面ではある程度生徒さんの反応を見ながら私が講義をするので、生徒さんがあまり解らなさそうな反応をしている場合、私の方もやや生徒さんのレベルに合わせて講義のレベルを下げますが、オンラインでは基本的には生徒さんが私の方になんとか着いてくる形となります。まあ、これもあまりに着いてこれてないのが見えれば生徒さんのレベルにもちろん合わせますが、オンラインでは私が主体になる場面が増えて、基本的には対面より私がより引っ張ってゆく形となります。また、対面は生徒さんの不要な質問や不安が全面に出てくる傾向もあり、もちろんこれも対応が必要な場合もあるのですが、基本的には本を読めば解るような質問であったり、今、聴いても無駄な質問や不安があまりにも多いのも確かです。オンラインの場合はひたすらに修行する空間になるので、無駄なコミュニケーションがとにかく圧倒的に減る傾向があるのは確かなように思います。レッスンとは仲良くなることが目的ではありません。修行が目的なのです。全ては修行のためにと考えるならば、オンラインはむしろ修行向きの媒体であると思うのです。



★原則として生徒さんの勝手な解釈は不要です。

生徒さんの中には思い込みが強く、例えば私がそれで良い。それで合っていると言っても首を傾げて、納得の言っていないような態度をとる生徒さんがいますが、はっきりと申し上げますと生徒さんの意見や感覚より、私の意見や感覚が遥かに正解に近いのだという事を先ずは認識すべきでしょう。
こうした生徒さんは完璧な形を求めて、階梯を見ていない場合が殆どです。物事を少なくともパフォーマンスやボイトレに関してはマルかバツで無意識的には捉えてしまっている場合が多いようです。
それから現状出来てるか、出来ていないかだけで階梯を全く無視そるならば、そんなのは殆どの者が駄目に決まっているわけです。階梯について話しているのを誤解しないように気をつけて頂きたいのと、自分の勝手な感覚をあまりに過信しない事でしょう。
また、こういった生徒さんに多いのが、他のメソードの考えや、フースラーメソードの考えを誤解、誤読している場合です。これはやや傲慢に聴こえるかもしれませんが、先ず他のメソードの考えは原則役に立たないです。また、私の話に対して原則として生徒さんは自分の勝手な考えをなるべく持たず、ただ素直に聞いて頂ければと思っています。生徒さんの感覚や考えが全て間違いなわけではありませんが、勝手な解釈を頑なに持っている場合は少なくとも成長を妨げてしまう場合がある場合が多いことは確かです。はっきりと申し上げますとボイトレやパフォーマンスメソードに関して、この地球上で私に意見出来る者は今のところ一人も存在しません、聴いてきた量、見てきた量、あらゆるものが私は桁違いだという事を申し上げておきます。結えに生徒さんの勝手な解釈より、私の意見、アドバイスを優先する必要があります。また、そもそも自分の勝手な感覚、解釈で固執するならそもそも習う必要もないでしょう。そしてそれは9割方失敗します。一割成功する可能性はいわゆるジャンプという現象が世の中には存在するからです。ジャンプという現象は極めて気紛れではあるので、誤った解釈、感覚の者にも奇跡的なレベルで訪れら場合も世の中にはあるのです。



★基本的な態度、礼儀、ルールについて

昨今、オンライン化に伴いましてルールはやはり厳格に守って頂きたいと思っております。まずはお振り込みの遅れやご連絡の遅れについてです。こちらはそれぞれの生活やご事情もあるのは承知していますのが、原則としまして、ご連絡だけは徹底して頂ければと思っています。連絡の遅れだけは予定を狂わせますので、くれぐれもご注意頂きますことをあら改めてお願いいたします。
態度や礼儀といったことはこうしたパフォーマンス業界では、元来徹底されてきました。こちらについても基本的な態度や礼儀がなっていない方に関しては入会のお断り、会員様に関しても退会をして頂く場合もあるということをお伝えしておきます。基本的に私は態度の悪い者と馴れ馴れしい者、敬語が出来ない者がすこぶる嫌いでして、
まあ、常識的に教師に対する態度や礼儀が出来ていればさほど問題になることはないのですが、私はコロナ禍に入り、あまり妥協することが無くなりまして、こうした事に関しては今後ある程度、厳格な形をとってゆこうと考えております。常識的なことが出来ていれば特に問題はありませんが、敬語、礼儀、態度がややラフになってしまう方はご注意頂きますと幸いです。


★メールによる質問に関して

古い生徒さんの中にはメールによる質問を下さる場合があるのですが、こちらは申し訳ありませんが、昨今全面的に禁止させて頂いております。原則としてメールはもろもろの事務的なことのやり取りがメインになります。もちろん、事務的なことにやや実践やメソード、内容に関する質問が必要になる場合もあるかとも思い、完全に線引き出来るわけではありませんが、原則としていわゆる質問メールに関しては禁止とさせて頂きます。






武田梵声のSkypeフースラーメソード・オンラインレッスンコースの予約はbonjyou88@yahoo.co.jpまでメールをお送り下さい。基本的にはbonjyou88@yahoo.co.jpに
受講者様の可能な日時を複数時間帯に幅を持たせた形でお知らせ頂き、私の予定と照らした上で初回レッスン日を決めさせて頂きます。



コロナ禍のボイトレ


コロナ禍において、ボイトレやパフォーマンストレーニングの差はかなり出てくるように思います。

特に緊急事態宣言中は様々な工夫が必要でした。開いていた店もあるにはあったようですが、殆んどのカラオケやスタジオが閉まっており、これまでの練習場所が無くなってしまったわけです。私は全ての生徒さんに早急に自宅である程度声を出せる環境を作り出すことと、オンライン環境を整えることを指示しました。

ただ、我が校の生徒の多くは私が指示を出す前から自宅の防音を工夫していた人は比較的多くおり、中には極めてブリコラージュ的な工夫で安価ながら素晴らしい防音室を作り出していた生徒さんもいました。

私が言いたいのはこのあたりのところです。お金がないから出来ないというのは、大半は言い訳にすぎません、お金がないならないなりの工夫はあり、それは場合によってはお金をかけたものに匹敵する効果すらある場合もあるのです。生徒たちの防音の工夫は素晴らしいものがあり、今後また緊急事態宣言ないし、それに近い状況がくる可能性が極めて高い中、ある程度以上にスタジオやカラオケ以外で発声、歌唱、パフォーマンスの環境を整えておく必要はあるように思います。

中には海岸や河川敷、を練習場所にしている人もおり、我々は工夫次第でいくらでもボイトレ、パフォーマンストレーニングをすることが可能なのです。

また、小さな声で最大の効果を発揮するような訓練もあるので、どうしても防音環境が難しい人や家族や同居人との関係から難しい人、河川敷が恥ずかしい人(フースラーメソードは抹殺された声と身体と情動を解放する態ゆえに、普通に考えればかなり恥ずかしい態をやっている。緊急事態宣言中で殆んど人通りもない河川敷や海岸であっても、やはり外は恥ずかしい人もいるようです。)
は家で小さな声で練習するのも悪くはないでしょう。

これは基本的にはハミングがもっとも良いでしょう。しかもフースラーはハミングをもっとも愛したのです。

後はアンザッツ3Bで以下のような独り言を言ってみるのもいいでしょう。


私の前世は天草四郎よ!あなたの前世はミジンコよ!


上記はアンザッツ3Bがよく働いた名台詞ですので、メンタルコンセプトも含めて鍛えられます。




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★ボイトレ・オンラインレッスン狂時代

コロナはおそらくはこのまま永く続いてゆくと考えた方がいいフェーズに入った昨今ですが、それに伴い我々はどのようにボイトレやパフォーマンストレーニングをしてゆくべきなのかを、少し考えてみたいと思います。世の中を見ていますとどうにもコロナ前に戻りたがっている人が多いようですが、それはあまり利口な考えとは言えないでしょう。コロナ前の世界、もっというなら東日本大震災前の世界にはやはりそれなりに問題があり、我々はこうした災害や感染症のパンデミックにより変わろう、変わらねばと決意しながらも結局は三日坊主のように終わってしまい、いまだに近代の抱えた問題からパラダイムの転換を出来ずにいるようです。世の中は変わらねばならないというのが、この150年ほどの世を見てきて私が一貫して思ってきたことであり、また主張してきたことでした。昨今のボイトレやパフォーマンストレーニングは、対面とオンラインとが交錯した中にありますが、世の中はオンラインを代用品のように考えている場合が多いようですが、私はむしろこの4ヶ月ほどオンラインレッスンをかなりの本数をこなしてきましたが、オンラインレッスンは代用品どころか、むしろかなりの可能性があると思うようになりました。オンラインレッスンに対する世の中の偏見はかなり根強いと思っていいですが、これは殆んど間違っていると言っていいでしょう。確かに音や身体性、ボディランゲージなども含めて、オンラインは対面のように分子構造のすべてが顕れているわけではないのですが、心理的な効果等を総合的に考えるならば、オンラインレッスンにはオンラインレッスンなりの代用品ではない効能や効果があり、それは対面に匹敵するものであるどころか、対面よりも優れた点も多々あることが解ってきました。
例えば京都、四条烏丸の植村典生先生のブログ等にオンラインレッスンの良い点があげられていますので、是非見て頂ければと思いますが、

もちろん対面には対面で優れた効果、効能がありますが、これらはヒエラルキーではなく、むしろチャンネルの違いと考えた方がいいのではないかということです。生楽器と電子楽器、電子音楽の歴史は生楽器の方が何がなんでも良いとするフェーズは越えました。電子楽器、電子音楽はシュトックハウゼンやテルミン以降、生楽器に近付くという目標と生楽器には出せない音を出してゆくとするいわば超現実的な音響を目指す方向とを持っていましたが、どちらもそれなりに目標を達成しつつある、もしくはその方向への可能性を世の中が認めるに至ったと言えるように思うわけです。

基本的には発声訓練に必要な音の情報はオンラインレッスンでほぼ伝わると言え、むしろ分子構造のすべてが顕れない分、必要な情報に耳や意識を傾けることが出来る面もあるため、対面至上主義というのはもはや過去の産物にした方がいいように思います。
我々はもしかしたらコロナは前座であり、古代の感染症神の王が復活するような世界を生きねばならないフェーズにある可能性すらあるのは昨今の世の様子を見るならば容易に想像がつくことです。地球の底には我々がまだ見ぬ古代の感染症の神が多々眠っているのは、感染症の専門家にとっては常識です。近代人ほどに正常性バイアスに飼い慣らされた存在はないでしょう。危機にこれほど鈍感な生物というのもまたいないように思うわけです。

古代回帰をすすめる我々がオンラインをすすめることに意外性を感じるものがいるとしたらそれは浅はかな考えと言えるでしょう。古代人というのはむしろ相当にバーチャルな存在であり、昨今のバーチャルな現象はむしろ古代人が身体のみで行ってきたことを自然科学化したに過ぎないからです。シンセサイザーが出始めた頃も半端な近代人はむしろ近代化されたモダン楽器至上主義でしたが、むしろ民俗楽器の愛好者の方がシンセサイザーの可能性に関しては気付いていたのです。
我々はむしろ狂いに狂いまくったモダン楽器大好きな近代人の多くが対面好きなことに驚くわけです。味覚も嗅覚も毒薬のような食い物を愛好している近代人の多くが対面好きなことに驚くわけです。
毒薬や狂いに狂ったモダン楽器を愛好してきた多くの近代人にとっては、対面の中にある分子構造の全ての情報を処理するのは今のところ情報過多だとも言えるわけです。確かに対面はオンラインよりも南方熊楠の言う、萃点の領域が働きやすいことは確かなように思いますが、これもやはり生かしている人は少ないように思うわけです。
行動変容などについても近代人の中には人間らしさを捨てるのか!等と主張している者もいますが、人らしさはとうの昔に捨てたのが近代人なのだから今更な感じであるわけです。また、現在の近代人の『人間』の概念はサルトルが発想した概念あたりが基礎になっているわけですから、むしろその『人間』概念からはとっとと脱した方が良いわけです。人間概念はようするに近代人のことで、それは普遍的なもののどころか、地球にとっても宇宙にとっても殆んどガラクタ以下のラベルだったのですから、とっとと人間ラベルを剥がして 我々の本来のお猿さんの姿に回帰するか、もしくは未来的なお猿さんになった方がいいわけです。



世の中のパフォーマンストレーニングやボイトレの対面の現場はかなりの工夫をしており、フェイスシールド、ビニールカーテン、アクリルパーテーション、換気、飛沫の少なめなメソードの使用などなど、

ただこれだけの工夫をしなければ対面が出来ないのだということをまず押さえておくといいでしょう。

基本的には自由に出来るオンラインと対面であればなんでもかんでも対面の方が良いとする時代はもうコロナ前のことだということは良く肝に銘じるべきでしょう。これはむしろ習う側に無頓着な人が多いように思います。現場の中にはオンラインレッスンにより生徒数の減少からやむを得なく対面を行っている現場も多々あります。私のところの生徒は、ボイストレーナーやパフォーマンス教師が多いですから、業界全体の情報はちらほらと入ってきます。

私のTwitterのフォロワーのボイストレーナーの方や私のツイートにいいね等をくれるボイストレーナーの方の中にも対面レッスンを行うために頭の下がるような感染症対策をしている方、その努力をしている方もおり、こうした努力はコロナ禍はもちろん今後のパフォーマンストレーニング業界全体に対して大きな貢献になるように思います。
それはパフォーマンストレーニング業界、エンタメ、古典芸能、民俗芸能を含めて昨今の状況は大きな試練なのであり、それを乗り越えてゆく智慧は普遍的に芸能を良くしてゆく構造を持つからです。パフォーマンスを生業にするものは古来より真釣り合わせの態、すなわちバランスをとる態に長けていたということを思いだすといいでしょう。


要するにコロナに対して何の関心もないような無頓着な者は歌い手としてもトレーナーとしても、パフォーマーとしても失格であるということです。パフォーマンスとは、芸能とはそもそも真釣り合わせなのだということを深く肝に銘じるべきでしょう。

このコロナ禍において、オンラインが駄目で対面が良いと言い張る素人の大半ははっきり言って対面からでもなにも学ぶことは出来ないでしょう。なぜならばオンラインでパフォーマンスを少なくとも達人の領域あたりまでは殆んどすべてが解るからです。それくらいまでの情報はオンラインで届くからです。また、情報として足らない部分も殆んど経験やその他の媒体(例えば書籍やレコードなど)により補うことは可能であり、経験がないものであってもそれもオンラインによる講義内容によりまかなうことは十分可能であると言えるでしょう。

以前にある教師がなぜ人は大学に行くのか?ということの理由として学びたくないからだと言っていた方がいますが、要するに大学は学べてなくても学んだ気になれる場であり、大学で本当に学べている者は実は一握りなのだということです。

これは昨今の世の中の対面至上主義を見ていても思ったことであります。対面とはやはり学んだ気になれる要素が極めて強く、オンラインはその情報をしっかりと把握できないものにとって学んだ気になることができないものになりうるということです。


もちろんヒントは出会いのようなものですから、オンラインでは得られず対面では得られたということもあるでしょう、しかしながら逆もあり得ます。このチャンネルの違いをヒエラルキーと誤解する風潮はまさに過去のものにすべきです。

媒体により、チャンネルによる相性のようなものの存在は認めますが、基本的にはオンラインで学べないようならば、その者は対面でも学べていない場合が多く、対面はただ学んだ気になっているだけだと言えるように思います。


オンラインは通信環境によりかなり差がでることは確かであり、またオンライン特有の音や所作(私はボイトレのみならず全てのパフォーマンストレーニングの芸能教師である。)の癖もあるため、慣れるのに少し時間がかかる方もいますが、慣れるならばパフォーマンストレーニングやボイトレに必要なかなりの情報を得ることが出来ます。



私はこうしたコロナ禍において、私の生徒の多くがボイトレやパフォーマンストレーニングにおいて、真剣に向き合っていることが確認出来て良かったと思っている。私の生徒の中には芸能をチーズケーキのように捉えている者がいなかったことを嬉しく思うのだ。



コロナの第二波、第三波、もしくは新たな感染症の来訪は十分にありうることです。オンライン環境を整えるのは、もはや必須のフェーズであり、コロナが終わったら習い始めようといった考えではおそらくはボイトレやパフォーマンストレーニングを達成することは不可能でしょう。なぜならば感染症や世の中にあまりにも無頓着であり、また何よりも自らの身体にも無頓着だからです。

ボイトレもパフォーマンストレーニングも時間がかかるものです。今、始めなければ時はあっという間に時はなくなります。また、芸能の多くは感染症の神と深い関わりがあるのであり、特に演劇は殆んど感染症の学そのものであると言っていいくらいなのです。だから感染症に関して無頓着、無関心の時点で芸能、歌唱、演劇、舞踊の本質から見た際にかなり離れたところにいる者であると思った方がいいでしょう。

観念の枠組をいかにしてシフトするかは仏教エゾテリスムを中心にこれまでも行われてきたことであるが、殆んどの過ちはこのこれまでの観念の枠組に囚われてきたことにあります。
ちなみに無頓着を今回は否定的に用いていますが、本来無頓着はパフォーマンスにおいて、重要な身体感覚であり、精神状態をさすものです。本来の無頓着はむしろ絶妙なバランスと黄金体のような身体感覚をさすものです。

間やルバートを伴うパフォーマンスや歌唱は確かに遅れが出る可能性のあるオンラインは質の下がる可能性はありますが、これさへも新たな間の創造に繋がる可能性さへあるように思います。萬歳、万才、漫才はこれまでにもスピードと間を変化させてきたわけだが、新たな間やスピードの創造にも繋がりうるように思うわけです。歌は極論、伴奏がなくても教えることは可能だし、伴奏が欲しければあらかじめ送れば良いですし、教師の伴奏で歌いたいというのも解らんでもないのですが、基本的に諸氏は楽しむためでなく、芸能力をあげるためにきているわけであり、まあ伴奏の名手の中にはパフォーマンス力を向上させる名人もいるにはいますが、オンラインが駄目と思っている者の大半はかなり低レベルな次元から批判している場合が殆んどのように思います。


我が校には近世邦楽の達人も来ていますが、オンラインが苦手な高齢者が多い業界は、フェイスシールドとビニールシートやパーテーションである。声優業界もまた従来の方法では三密になりやすいため、個別レコーディングやパーテーションにより行われている。従来の価値から考えるならば様々な問題があるが、現場は試行錯誤している。この試行錯誤は必ずや新たな芸能を発生させるだろう、、、。





結論から言いまして、150年以上もの間、音響的にはかなり抑圧されたモダン楽器を愛好し、毒薬のような食品をむさぼり、お猿さんをやめた近代人が何を今更というのが私の率直な印象なのです。重要なことは150年の抑圧から変わることです。もっと言えば一万年前の農耕や感染症神が問題になり始めた古代からの抑圧からの解放です。パフォーマンス、芸能はそれらを率先してやらねばならない存在なのです。

古代的なバーチャル感覚と感染症対策した身体がバランスをとりながら生き、パフォーマンスする時代に入ってゆく必要があるのです。コロナ前に戻るならせいぜい2万年は戻らねば意味はない。


感染症の神の芸能は世界各地で行われてきた、感染症の神は全てを焼き付くす、、、だが世界各地の感染症の神の芸能は必ず復活の種を残してゆくのだ、、、。我々は今、もしくはポストコロナにおいて、感染症の神が残してゆく復活の種をどう生かすかを問われているのだ、、、。





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