中京テレビ

でんじろう先生のはぴエネ!毎週土曜 午前11時35分~ 私たちの生活で様々な役割を果たしているエネルギー。身近だけど、意外と知らないエネルギーをでんじろう先生がおもしろ実験で徹底解明します!

2017年9月30日放送 第444回

「紙で切る!?切断の仕組み」

紙で木を切ることはできる?
不思議な切断のしくみ!

1 -img-

(1)
使うのはケント紙です。


2 -img-

(2)
ケント紙を円盤状に切ります。


3 -img-

(3)
切った紙をグラインダーに取り付けます。


4 -img-

(4)
スイッチを入れれば、高速回転します。では、こちらの木を切ってみましょう。


5 -img-

(5)
木が切れた!


6 -img-

(6)
なぜ、紙で木を切ることができるのでしょうか?
ほとんどの紙は木の繊維から作られています。一見柔らかそうに見えますが、同じ素材なので、硬さは同じです。


7 -img-

(7)
この紙を高速回転させて木に当てると、同じ硬さの木は削れます。
さらに、摩擦熱が発生し、木が焦げてもろくなるので、簡単に切断することができるのです。


8 -img-

(8)
塩化ビニールの管にも挑戦してみましょう。


9 -img-

(9)
簡単に切ることができました。


10 -img-

(10)
塩化ビニールは硬そうに見えますが、実は、木よりも柔らか素材で、摩擦熱によって柔らかくなるので、簡単に切れたのです。


11 -img-

(11)
今度は、缶に挑戦してみましょう。


12 -img-

(12)
缶は切れません。


13 -img-

(13)
缶は紙よりも硬い金属でできています。
そのため、切断することができないのです。


★番組からのお願い★

「はぴエネ!」は大人から子供までを対象に、身近なエネルギーを理解し、興味を持つきっかけとなれるような番組を目指しています。
その為、当HPでも皆さんの参考にしていただけるよう、番組で紹介した初歩的な科学実験の一部を掲載していますが、ご家庭で行う場合には各自の責任において十分にご注意下さい。
特にお子様が実験をする場合には、必ず大人の監督・指導の下、行って下さい。番組の趣旨をご理解の上、以上宜しくお願いします。