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世間一般に言われる「長女のつらさ」に「妹からの加害」がありますか?
あるとしたら「長女のつらさ」に占める割合はどのくらい?
妹からの長女への加害はありますよ 幼少期から妹に殴られてた私より
— 夜行性 (@freewF____) 2020年5月30日
3歳差の妹に力で負け続けてた貧弱姉だから特殊なケースと言われればそれまでかもしれませんがね
— 夜行性 (@freewF____) 2020年5月30日
けっこう棘を感じるんだけども。
>世間一般に言われる「長女のつらさ」
とは、「妹/弟からの身体暴力そのもの」の話ではないです。【文脈が】違う。
「家族社会学」と自分が言うのは明確に理由があって、
「関係性のパワーバランス、それによる人間関係ないし病理」だからです。
「妹に殴られてた」そのものは、
「姉だから妹に殴られる構造問題」ではないです。
「妹/弟を兄が殴りやすい構造問題」はあります。
>3歳差の妹に力で負け続けてた貧弱姉だから特殊なケースと言われれば
どこまでが自分の認知で、どこからが他人への仮定なのか区切りがわかりませんが、
「3歳差の妹に力で負け続けてた貧弱姉」までが仮に自分の認知だとしましょう。
「貧弱姉だから特殊なケース」という問題でなく、
「姉妹関係の構造問題を個々の腕力問題で語るのが不適切」です。
「長女のつらさ」になるのは【その先】です。
たとえば
・本気を出せばやり返せるが、姉だからの主に道徳律での自制でやられっぱなし
・本気を出せばやり返せるが、妹を泣かせる姉として責められるからできない
・親に被害を訴えても、そんなはずがないと被害を否定され、放置される~非難される
「特殊なケース」とは
「構造が同じで、数が少ない」もありますが、
「構造が異なるから、数が少ない」が普通です。
「孫を(その両親に代わって)養育した祖父母が毒」なら前者です。
「妻から夫へのDV」は「従者のはずが主人のはずをDV」で後者です。
「夫が妻子にDV」は「夫という権力と腕力があるから妻子にDV」で構造と一体です。
「兄が弟妹にDV」は「兄という権力と腕力があるから弟妹にDV」で同上。
属性を生物レベルで言い直すと「上位オスが下位オスメスにDV」。
「弟が兄にDV」は「下位オスが上位オスにDV」でかなり考えにくい。
「妹が姉にDV」は「身体暴力の少ないメスが下位から上位にDV」でさらに考えにくい。
夜行性氏の表明は
「受動者の姉」がどうか以前に
「能動者の妹」が属性と構造に対して特殊。
「構造に反する特殊な加害による被害」は
「構造問題を起点とする姉妹関係の問題」ではないです。
自分達夫婦はちゃんと対等な関係を築けてるから!ではなく、社会の在り方が婦夫対等を認めないという事実にいい加減気付いてね
— 夜行性 (@freewF____) 2020年5月31日
当事者が婦夫対等を自認してればいいって話じゃないからね
自分が書いている姉妹の問題もこれなんだけどな。
「社会の在り方と認知が姉妹公平を認めない」。