地域の暮らしや産業の発展を支える送電線は、社会にとって欠かせない設備。地図に記載され後世に残されることからも重要な仕事であることが分かる
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現代の暮らしに欠かせない電気。どこでも当たり前にあるものですが、どのように私たちの元に届けられるか知っていますか?
発電所でつくられた電気はまず変電所へ送られ、そこから工場や家庭に届けられます。発電所から変電所へ電気を送り出すことを「送電」、変電所から工場や家庭に電気を届けることを「配電」といい、私たち南電気工事は「送電」に必要な「送電設備」の施工を行っています。山に鉄塔が立ち、電線が張られている風景を見たことがあると思います。私たちがつくっているのはまさにそれです。
具体的にはクライアントである電力会社から計画や要望を受け、協力会社と力を合わせて工事を行います。主な業務は、予算や工期、安全、品質を管理しながら、工事を安全・正確に進められるよう監督すること。近年では、鉄塔の建替えや電線の張替え、修繕、交換といったメンテナンス業務も増えており、送電線をトラブルから守ることも重要な仕事となっています。「造る」「守る」「届ける」という業務の幅広さから、コロナ渦においても業績は安定しています。
電気はこれからも必要不可欠なエネルギーであり、その設備を担う仕事は多くの人々の便利な暮らしや産業を支えるとても社会貢献度の高いものです。時には高さ100mを超える鉄塔を自分の手でつくるというスケールの大きさや多くの人と共にゴールを迎える達成感、働きながら地質、土木、建築、電気といった幅広い一生ものの専門知識が身に付く環境などさまざまな魅力もあり、当社の社員は一人ひとりが誇りと目標を持っていきいきと働いています。互いに認め合っているからこそ、社内は社歴や年齢の壁のない和やかな雰囲気で、チームワークの良さは自慢のひとつです。
さらに当社では現場監督者としての経験を積みながら、国家資格に挑戦できるカリキュラムを設けており、電気工事士や土木施工管理技能士のほか、難関資格取得も夢ではありません。費用面のバックアップほか、頑張りに対しては給与や手当で正当に評価します。このように技術者として一歩ずつスキルアップできる環境を整えていますので、少しでも気になった方はぜひ一度、見学に来てください。現在、第一線で活躍している社員の後継者として、当社が培ってきた技術を受け継ぎ、送電設備と当社の未来を担ってくれる若い力と出会えることを楽しみにしています。 (助川伸弘/総務部)
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